「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」を読了しました。
(葵せきな イラスト・狗神煌)富士見ファンタジア文庫
表紙は、桜野くりむ。
収録内容は、
存在しえないプロローグ
第一話〜駄弁る生徒会〜
第二話〜怪談する生徒会〜
第三話〜放送する生徒会〜
第四話〜更正する生徒会〜
第五話〜恋する生徒会〜
第六話〜遊ぶ生徒会〜
最終話〜振り返る生徒会〜
存在しえないエピローグ
えくすとら〜創作する生徒会〜
会長のあとがき
あとがき
作者曰く「四コマ小説」のギャグノベル。
今までに私が読んできたラノベのギャグといえば「バカとテスト」と「ドクロちゃん」。
ギャグノベルの3トップということで、それらを個人的に比べてみました。
総合的な面白さで言うと、
バカとテストと召喚獣 > 生徒会の一存 > 撲殺天使ドクロちゃん
個人的にはドクロちゃんは、ヒロインであるドクロちゃんが好きになれないという理由で、実はそこまで好きじゃなかったりします。そんな事情もありまして。
そしてギャグであってももちろん大なり小なりはあるであろうシリアスは、
生徒会の一存 > バカとテストと召喚獣 > 撲殺天使ドクロちゃん
生徒会の一存は一応ギャグなのですが、ちょっとだけシリアス展開も混みです。
振り切ったギャグの時はとことんバカだけど、シリアスな物語の時はしっかりと良いこと言います。
内容とは関係なく、イラストの部門では、
バカとテストと召喚中獣 > 撲殺天使ドクロちゃん > 生徒会の一存
生徒会の一存のイラストは一見して上手にも見えますが……女の子キャラクターの顔の書き分けが上手くありません。
みんな髪型一緒にしちゃったら、誰が誰だか分からなくなること請け合いです。
最期はギャグに最も大切な、コメディ的な面白さ。
バカとテストと召喚獣 > 生徒会の一存 ≧ 撲殺天使ドクロちゃん
結論。「バカとテストと召喚獣はやっぱりおもしろい」。
違った違った、生徒会の一存についてだった。
シリアス展開もちょっとあり、コメディとしても充分おもしろい。
パロディネタもちょっとありますが……一般人でも許容範囲。
総合的にはおもしろい作品でした。
追記。
私はこれを、ちょっと特殊な経緯で購入して読んだわけですが。
実はその前にも、友人が書店で気になってる本として自分に見せたことがありました。
「生徒会の一存」。
その時友人はこう言いました。
「おもしろそうだけど、ちょっと中二病っぽい」と。
それは口絵最後の頁の、こんな台詞を指さしての言葉。
「覚えておけ。杉崎鍵。我は『残響死滅(エコー・オブ・デス)』。お前の……兄だ」
まぁ、確かに中二病っぽいといいますか。
これ買った自分も、読み進めながら「この生徒会も、急にあんなバトル展開?になんのかなぁ。たまにシリアスもはいるから、そうなんかなぁ」とか思って読んでました。
ですが問題のその頁に入り、読んで「そういうことかいッ!!」とずっこけました。
口絵イラストのチョイス! とも叫びました。
ちなみにちょっとネタバレになっちゃうかもしれませんが、この後急にBL展開に持ち込みました。
そんな、生徒会の一存、でした。おわちっ!