夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
第1回喜利の王決定戦に関する雑記
星町名人とかではないです。

朝10時頃に起床し、地元のシャレオッティなイタリアンレストランでフェットチーネをいただき、一服した後に『第1回喜利の王決定戦』の会場である板橋に向かいます。
が、しかしこんな日に限って、板橋へ向かうためのルートの一つである埼京線が、埼京線内の人身事故及び山手線の車両点検、さらには花火大会の影響もあって大幅な遅れとなっておりました。
池袋まで行ったところで埼京線のそのような状況を把握したため、一瞬、『これどうやって行くんだよ? 歩くのか?』とも思ったのですが、幸い自分が駅についてから十分程度で45分遅れの電車が入って来て、するりと板橋駅へ。
なにもこんな日に人身事故らなくてもいいのに……と思いながら、車中でばらけつさんから借りていた漫画『ドリフターズ』を読んでいました。めちゃくちゃおもしろいのでこれは買うなと思いました。

板橋駅に到着すると、駅の出たすぐのところに知り合いである秦小池さんと六升さんを発見しました。
特に何か待ち合わせていたわけではないのですが、なんとなーく知り合いというか身内なもんで、行動を共にする。
すぐにオフィユカスさんも合流して来たが、マスク着用でフラフラしている体調不良バージョン。
『大丈夫ですか?』と問うても『大丈夫じゃないです』と言っているので、本当に駄目なんだと思いました。
俺『ところでユカスさん。前に貸したお金、返してもらえませんか?』
ユカス『給料日前なんで無理です』
俺『…………』
ユカス『年内にはなんとか返しますから!』
ちなみに喜利の王のエントリー代で十分返済できるはずなんですが、それは。

……知り合いの一人であるスラガラさんが、前述の埼京線の遅れの煽りを思いっきりくらってしまったため、暑い駅前で屯って待つ。
やがて電車の時刻表時は、1時間以上遅れを示し始める。どうなってんだ埼京線。全然最強(埼京)じゃねえじゃねえか。

暑さから逃げるために、ユカスさんと一緒にコンビニへ。
私はそこでホチキスを買いました。
仕事で使うのに買わなきゃな、とずっと思っていたのを、毎日忘れていたのですが、たまたま入ったコンビニでホチキス売ってるのを見つけて『ここ逃したらもうしばらく忘れたままだ!』と想い、購入。
ウエストポーチの中に放り込みました。邪魔です。

ユカスさんはアイスを買って食べていました。
風邪をひいているんじゃねえのかよ。
六さんは3DSを始める。待つのに飽きてんじゃねえよ。

結局、スーツを着込んで完全に営業中のサラリーマン状態だったブティックあゆみさんやら、まるおさんやら、当日エントリーしたらしい椙田政高さんらが通り過ぎた後でも、スラガラさんは……というか、埼京線が来ず。
というかツイッターを見ていると、かとじゅうさんとか羊狩りさんとかがなんとなく遅れてるっぽいことが分かる。すごいことになったなあ。特にかとじゅうさんとかは同じブロックだったし、間に合うかどうか心配であった(開始前になんとか間に合ってたけど)。

仕方がないので、六さんと、たまたま『ゴミを捨てられる場所を探していたら駅まで戻って来てしまった』という権藤さんとともに先に会場に向かうことに。
(そう、板橋にはゴミを捨てられる場所がほとんどないのである。なぜならコンビニがほとんど無いからだ! ほんとに東京か!?)

会場に到着し、スタッフの毛玉のぬしさんらにエントリー料金を支払い、入場。
キャパシティの広い会場で、否が応でも高まる緊張感……そして会場内に流れる凄い単調なリズム。10秒くらいの感覚でまったく同じリズムが流れる不思議空間……。

始まる前には、徐々に集まっていく出場者たちとのんべんだらりと談笑。
私はムック船長さんを発見したのでご挨拶に窺い、真剣勝負の直前なのになぜかコミケの話とかをしていました。
緊張感? なにそれ?



Aブロックには、オフィユカスさん、六升さん、FANさんと知り合い3人がトップバッターでいきなり出てくるという仕様。
そんな中FANさんはのっけからエンジン全開。一目見て『あ、これは通りますわ』と思うレベルで、大事なAブロックを盛り上げていました。

で、肝心の予選の中身についてなんですけれど、自分自身出番がJブロックで後の方だったためずっと緊張しっぱなしで、正直あんまりよく覚えていなかったりします。
面白かった人はちゃんと覚えてますけど、ねー。
Hブロックの魔王ガルヴァスさんが登場した際の会場内のざわつきはよく覚えていますが。
どう見てもイロモノ系だったのに凄い正統派なしっかりとした回答をしてて、普通におもしろかったのがなんか悔しい。
出番が終わった後に『魔王、審査してかないですか?』とMCに言われて(審査は有志)『じゃあ、やる』と参加する辺り、大会を楽しんでる魔王さまだったなあと思いました。
あと印象的なのは、スラガラさんを含めた、俺ランさん虎猫さんら擁する激戦ブロック。両津勘吉は……まあ、ちょっと笑ってしまうのは、しゃーない。

そして私の出番であるJブロックは、かとじゅうさん、コットン3世さん、罠箱さん、メカウロコさんと同じブロック。
お題は『サザエさんの格闘ゲームにありそうなこと』と『北朝鮮に一言付け足して平和にしてください』。
サザエさんの方は、開始一発目でホームランをきちんと打てたのだけれど、後半伸び悩み、北の方は完全に苦手なタイプのお題だったため、うまく打ち返せず……(ラブマシーンはウケてたー)。
一発ホームランを打てただけに、『ボーダーラインで受かってればいいけどなあ』という期待がちょっと持てる程度の出来ではありました。
そんな程度じゃ困るんだけどなあ。
で、後日、平均点が高かったらしくこの出ていたJブロックが動画になって公開されました。自分の出ていたブロックが動画になると、客観的に反省ができるのと、何より自分が出ていて見ることができなかった他の出演者の回答がちゃんと見られるのが嬉しいですね。
これで俺は喜利の王の回答を全部楽しんだことになるんです。うれしい。



さて、予選の激闘を終えた後は、集計のため会場を追い出されて30分間の放浪。
FANさんユカスさん秦さんスラガラさんと連れ立って、板橋をぶらぶら。
途中、和菓子屋さんらしきお店を発見し、みんなでソフトクリームを食べながら小休憩。
店内のテレビで巨人対広島の野球中継をしていて、『内海今季2勝目なるか』とかテロップが入っていて、『内海どうなってんねん……』と思いました。
ユカスさん、風邪をひいているのに今日2回目のアイス。お店の前で、『いえ〜い!』と奇声を発する等、体調不良故の奇行なのかただのいつものユカスさんなのかが分からない。

ちなみにこのお店、後で聞いた話で、いいさんや羊狩りさんたちも休憩中に行ったお店だったらしい。
俺『アイスクリーム食べに行ったんですよ』
いいさん『僕らも食べましたよー』
俺『おんなじ店ですかねえ?』
いいさん『あの、あんみつとかがあるお店で』
俺『あ、そこ、そこです!』
いい『一緒だ〜〜』
この時のいいさんのリアクションが凄い乙女だったことは特筆すべきだろうなと思いました。
そしてこのとき、FANさんがこのお店で食べていたやつが、後々羊狩りさんが食べようとしたら売り切れになっていた商品だったことが発覚しました。繋がった。ミステリーか。

その後コンビニまで行って(あった)、Uターン。
会場で談笑しつつ結果待ち。
……を、している間に、携帯会社から電話が来る。空気を読め。先々週はばらけつさん・無名人形師さんとのカラオケの間に電話かけてくるし、なんなんだお前は。

……結果的には、予選落ちとなりました。同じブロックから3名が勝ち上がったのでお題のせいにもできず、まあまあ普通に実力不足で負けました。
で、後で星野(俺じゃない方)さんに結果の詳細を問い合わせましたところ、34位58点(あと2点で本戦に行けてたくらい)だったそう。
あと1本ホームラン打ってたら行けてたな、と思うと非常に悔しい想いです。
ただ、結果見る前からぼろ負けが分かっていた天下一予選よりかは善戦した感があったので、段位戦とかで修行をした甲斐はあったのかなって。足りなかったけど。

そのあと1時間ほど本戦が始まるまでの間に時間があったため、先ほどのメンバーに六升さんとネイノーさんを加えての7人でサイゼリヤへ。
しかし……『ただいま、30名のお客様のご予約が入っており、いつご案内できるか……』と言われ、あえなくサイゼリヤを断念。
『サイゼリヤのくせに入れないとか、どういうことだよ!』とユカスさん憤慨。そもそもあの30名の団体はなんだったのだろうか。
で。結局ガストへ行き(別の喜利の王参加者グループもいた)、本戦は7時からであるため早めの夕飯タイムへ。
ユカスさん、ここで夕飯のデザートとしてかき氷を注文。今日3度目の氷菓。なんだこいつ。
しかもメニューの写真で見るよりもずっと大きいものが出て来てしまって、あーあー唸りながら食べてました。
本戦進出者3名を擁しているはずなのに、そんな空気のまったく感じられない、良い意味で気の抜けた夕食会でした。
あとなんか、会場に居た人なら分かると思うんですけど、食べたくなってグラタン食べました。

そういえば夕食のとき、ネイノーさんにTRPGのシナリオ集を見せてもらって、『TRPGやりてーなー』欲が凄い強くなって来ました。
Skypeではちょくちょくやってるけど、やっぱり生で……と、多少。Skypeではクトゥルフばっかりだし。いや、クトゥルフ好きだけど。
関東での生大喜利勢(に限るわけではないけれど)でTRPGに興味がある人で、TRPG部作れないかしら? 誰か、一緒にやらない? 5人くらいいれば、どこかで会場借りてやりたいなあ……。

閑話休題。
サイゼリヤを出て会場に戻ると、星野(俺じゃない方)さんが、『本戦審査員は固定にしたいので、やりたい方はいませんか?』と募集をかけていたので、俺とユカスさん揃って審査員席へ。
本戦を審査するのが俺でいいのか? と多少思わなくもないが、まあ、有志だし別にいいだろう。




本戦第1ブロック。
本戦進出ラインながら会社からの呼び出しがありお粥さんが辞退した為、繰り上がり進出となったブルペンさんら6名が登場。
カメラを抱えた女性スタッフ(まめこさん)やら魔王ガルヴァスさんやら席が分からずワタワタしている人たちにキレて怒鳴りつけるサツマカワRPGさんやら、イロモノ感がすごい。

本戦第2ブロック。
トイレのかっぽんのお題で、『Loverカップ』と答えてたの、誰だか忘れてしまったけれど、私は好きです。

本戦第3ブロック。
なんとまさかのラノベお題が登場。
ライトノベル読み的にちょっと審査に影響が……!?(いや、普通におもしろかったら点数つけるのは変わらないけど)
ネイノーさんかとじゅうさん和壱郎さんが詳しさが吉凶それぞれ。和壱郎さんのは詳しさが裏目に出てしまったのか、やっぱり同じくよく知っている身としては、『「はたらく魔王さま」より「勇しぶ。」の方がそれっぽいんだよなあ……!』とか変な着眼点で見てしまったりしてしまいました。
そんな中で山本妄想社さんの『正論くん』はラノベの枠からうまく外して来て、しかもめちゃくちゃおもしろい回答で感動してしまいました。

本戦第4ブロック。
もうこの辺になってくると、出場者のオーラで舞台がよく見えないよね。
シャラップさんの、『(てやんでい、的な)この動きを毎回するから、毎回手を洗っている』という回答、好きでした。

本戦第5ブロック。
全員おもしろすぎて、5点いっぱいつけざるを得なくなってくるよね。

本戦終了後の集計時間は、同じく審査員を担当していた羊狩りさん、権藤さん、いいさん、コットン3世さんらと談笑。
(当然話の内容は本戦の方にも及んでしまうのですが、なんとなく審査員間の結果が読めてしまっても嫌だったので、全体的にぼかした感じの協議にとどめておきました)



決勝戦。
決勝進出者は、FANさん俺ランさん山本(妄)さん田んぼさんメカウロコさんブルペンさんの6名。
巨人広島戦の試合を観に行くかどうか迷ったけどこっちに来て、辞退者が出たから本戦に上がれて、で来たブルペンさん、優勝したらシンデレラストーリーですね。
予選で同じブロックだったメカウロコさんが残ってくれたのも嬉しいし、『哲学くん』の山本さんが残ってくれたのも嬉しかった。
そして優秀な成績を維持し続けて来たFANさん俺ランさん田んぼさん、と……凄まじい緊張感の中始まった決勝戦。気軽に審査員を請け負ったけど……凄い緊張感に飲まれそう!

で。
決勝戦で気になった回答といえば、やっぱりこれですね。
『この会場に妊婦が駆け込んできました。助けてください!』というお題に、俺のランボルギーニさんの出した回答『山本妄想社さんが駆け寄って迅速に助ける』という回答。
もうこの回答、最高だったと思います。
だって、もう会場でもツイッターでも大絶賛してるけれど、絶対に山本妄想社さんは助ける、という『気がする』以上の確信にも似たようなところを突いて来ていて、本当に素晴らしかった。その後の山本さんの返しも併せて、今年一番の流れだったなあと八月にして早くも思っています。
ただやっぱり大会での身内いじりということで、審査員的にどうしたもんかなーという感じではあったんですけどね。
で、その俺ランさんの回答を上回る衝撃をぶつけて来たのが、田んぼマンさんでした。
『(子供が生まれた後に、)喜利の王の誕生だー!』というのは、あの大会を締めくくるにふさわしい素晴らしすぎる回答だったと思います。もう、あの回答が出た瞬間に、おそらく全ては決まっていた……



第1回喜利の王に見事輝いたのは、田んぼマンさんとなりました。
栃木より毎週のように大喜利イベントに脚を運び、多くの大会で2位コレクターとして名を馳せた男が、ついにてっぺんを取りました。
田んぼマンさん、本当に優勝おめでとうございます!
誰も文句を言わない、圧倒的で決定的な優勝でした。みんな田んぼさん大好きすぎやろ、ってくらい、優勝が決まってから田んぼさんを祝福する声が止みませんでした。

1日がものすごい長く感じられた、とてもすばらしい1日でした。本当にありがとうございました。
……大喜利って、すばらっ、ですね!













ちなみに帰り道、暇だったからずっとばらけつさんとLINEをしていました。
私とばらけつさんは、下手な恋人同士よりも頻繁にLINEをしています。

おわり。
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2012年9月の読んだ本まとめ
2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:8786ページ
ナイス数:787ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/27839/matome?invite_id=27839

■貧乏神が! 5 (ジャンプコミックス)
アニメのオマケタイム「撫子が!」に登場していた撫子が本格的にストーリーに関わってくる巻。アニメ同様、原作でも撫子さんは幾度も出てたのね……(2、3ヶ所しか気付かなかった……)。健気で一途だけど、なんかどとかずれてて報われない。そんな撫子の今後の活躍に期待。告白シーン、すごいかっこよかったよ撫子! 黒百合初登場エピソードもすげえおもしろかった。「角度変えて見ると人の顔に見えるんだけど……」て。なんだかんだ、裏紅葉編を乗り越えたことで、市子と紅葉の距離が少し縮まったような感じが、行動の端々から見えたりする。
読了日:9月30日 著者:助野 嘉昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22556915

■バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)
ラストエピソード突入前の短編集。表紙は美春と……まさかの玉野さんです。密かに注目していたとはいえ、まさか表紙を飾るまでになるとは。可愛いぞ玉野さん! ……まぁ、10巻の優子の敵わないがな! さすがに本編のような“燃え”展開は無かったものの、ギャグに振り切った短編集はおもしろかった。オカマさん人気投票は素晴らしいね。俺がオカマでも(オカマじゃないけど)あいつを1位にするわ。「僕と兄さんと〜」は久保くんの弟の文月学園潜入エピソード。こうして第三者の視点で見ると、ホントにひどいなFクラスは。
読了日:9月30日 著者:井上 堅二
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■BAMBOO BLADE B(5) (ガンガンコミックス)
サリマユのコンビが可愛すぎる件。キャラクターが多いためか、一部のメイン格を除いてキャラクター個々の掘り下げが少なくて残念。しかしBBAよりも熱いストーリーはなかなかおもしろい。 7/10点
読了日:9月29日 著者:土塚 理弘
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■とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)
大覇星祭編後編。結局、上条さんたちがしていたことって……な感じなラストではあったものの、“みんなで大覇星祭を守った”という構図になる決着は好き。それにこの戦いによってオリアナの考え方に少しでも変化が生じさせることができたなら、上条さんの奮闘も決して無意味なんかじゃないはず。身を粉にして戦う上条たちの姿はとても熱く、非常に盛り上がった。はてさて、リドヴィアの方は果たしてどうなったのかしらね……? とりあえず、ステイルはロリコン。ようやく姫神もヒロインの1人として不憫キャラから脱却できた様子。よかったじゃない
読了日:9月29日 著者:鎌池 和馬
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■みそララ 2 (まんがタイムコミックス)
デザイン事務所で働く人たちの姿を描いた4コマ漫画。時には辛くて挫けそうになろうとも、日々楽しく仕事をしている彼女たちの姿が眩しい。やっぱり、一所懸命に頑張っている人は素敵だ。いいなあ、こういう雰囲気の会社なら、自分も成長できるし、楽しんで仕事に邁進できそうだな……。笑えるだけじゃなく、ちゃんとシリアスな部分もあるのが魅力的。父親がデザイナーなのだが、この作品はその職場の雰囲気によく似ている、らしい。 あとなんか今巻は、「恋愛ラボ」ともストーリーがクロスしてたり。 7/10点
読了日:9月27日 著者:宮原 るり
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■電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)
リュウシさん、前川さん、エリオ、丹羽くんのそれぞれの過去エピソード短編集。どれもキャラクターたちの成長や前進、意識の変化、区切りなどを描いたものでうまく“青春”を描けたエピソードが多かったと思う。個人的にエリオのエピソードが好き。小学生らしい文章になりつつも、入間さんらしさの失われていない文体に好印象。この頃のエリオはまだ“全うな”地球人だったんだろうな。シリーズの宇宙人観が揺らがされそうな短編集だったなあ。
読了日:9月27日 著者:入間 人間
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■とある飛空士への誓約 1 (ガガガ文庫)
追憶、恋歌、夜想曲に続く、とある飛空士たちの“誓約”をテーマにした、恋と空戦の物語が幕を開けた。 まだまだプロローグに過ぎないといった印象で、様々な人間関係やそれらの拝見を描くのに徹した、お膳立て段階の1冊だった。しかし飛空士シリーズの醍醐味である凄惨且つ迫力のある空戦シーンは満足させられるレベルのものだった。非常に続きが気になるし、7人の飛空士たちがどのような道を歩んでいくことになるのか非常に楽しみだし、また先がまったく読めないため様々な想像が膨らむ。プロローグとしては上出来な部類だろうと思う。
読了日:9月24日 著者:犬村 小六
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22407415

■レンタル・フルムーン〈3〉第三訓 星に願ってはいけません (電撃文庫)
今回のテーマは七夕、そして教訓は「星に願ってはいけません」というもの。主題が自信喪失してしまったクルンを巡るエピソードだっただけに、『観測者』としてのエピソードは少なめで、やや前巻までとは趣が変わったか。しかし登場人物たちの残念さや、彼らの生み出す笑いの数々は健在。なおかつシリアスのストーリーもしっかりしており、教訓等を通してメッセージがきちんと伝わって来るのも良い。今回はフジエル様の活躍が少なかったのが残念。
読了日:9月23日 著者:瀬那 和章
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■男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)
独特の空気感で描かれる男子高校生たちの日常。あぁ、あの頃俺たち(これほどまでではなかったかもだが)阿呆だった……。第1話の扉絵からしてもう、ね……。放課後、文学少女、旅立ちの朝、温泉卓球がおもしろかったかな。序盤はキャラクターがなんだかふわふわしているが(特にモトハル。ヤンキー?)、中盤以降はキャラが固まりうまく動いていた。現実にいたら文学少女は超可愛いと思うんだけど。 8/10点
読了日:9月22日 著者:山内 泰延
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■MiX! お姉様と呼ばないで (角川スニーカー文庫)
女装した男の娘が新体操をする話(合宿編)。新キャラの一年生コンビの扱いが雑すぎ&三枝さんの存在感薄くなりすぎ。一年生コンビが、部で団体戦に出場するための人数合わせ程度の役割しかないのが見え見えだったのが残念。次巻以降でもうちょい掘り下げてほしいのだが、なあ……。蘭が新たな“新体操を続けるための理由”を作る重要なエピソードであるとはいえ、そのあたり以外には取り立てて魅力は無かったかなあ。無くちゃ話が始まらないとはいえ、『勃起ダメ、絶対!』クンの存在が苦手なんだよなあ、このご都合主義っぽいグッズ……。
読了日:9月20日 著者:岩佐 まもる
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22300191

■とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉 (電撃文庫)
学園都市全体で催される体育祭、「大覇星祭」を舞台に、上条たちが魔術師相手に奔走する。アニメで一度観たエピソードだったが、自分のペースで読めるこちらの方が、状況はわかりやすい。序盤の平和な大覇星祭と、中盤以降の魔術師絡みの緊迫した雰囲気の対比が良かった。大覇星祭は大覇星祭のお話で、もっと楽しみたかったかなあ、なんて。今回の物語の鍵となる『刺突杭剣』の持つ真の意味が明かされたシーンでは、想像以上のスケールの大きさに驚いた。活躍がやや少なめだったステイルも、数少ない見せ場でかっこよさを見せてくれた。
読了日:9月19日 著者:鎌池 和馬
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■名探偵の掟 (講談社文庫)
読み始めてすぐに虜になった。“天下一探偵シリーズ”なるミステリーシリーズの登場人物である大河原警部や、探偵役の天下一が、ミステリーに対するメタ発言を連発しながら様々な謎に挑んでいくというもの。ミステリーの王道である密室殺人やダイイングメッセージ、果ては二時間ドラマやアンフェアな真相を相手取って、ミステリーをおちょくりまくる。ミステリーの登場人物が作品から一歩引いた立ち位置の顔を覗かせるという発想がまずおもしろいし、ミステリーをおちょくりながらも謎はしっかりとしているし、各エピソードのオチもうまい。
読了日:9月17日 著者:東野 圭吾
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■百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)
長門有希の100冊96番。読了7冊目。視点が様々な人物や時間帯へと次々と移り変わる様は目まぐるしかったが、そうすることで事件の全体像が徐々に浮かび上がってくるという構成は見事。無駄の無い造りになっており、非常に読んでいて楽しい作品だった。百舌の正体が明かされたり、爆発事件の真相が明かされる場面では、あっと驚かされる。まぁ、それにしても……看護婦はとんだとばっちりを受けてしまってるような……。百舌シリーズ、とあるが……この完成された作品のどこを引き継いだシリーズになっているのだろうか? 8/10点
読了日:9月16日 著者:逢坂 剛
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■O/A (2) (角川コミックス・エース 216-5)
おもしろい。キャラクターも魅力的だし、白黒なのにイラストが映えている。若干お下劣ネタの頻度が高いような気はするが……まぁ、定評のあるわたらいさんだしね。続きにも期待。 7/10点
読了日:9月16日 著者:渡会 けいじ
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■学校の階段6 (ファミ通文庫)
幸宏はある日突然階段レースに対して魅力を感じられなくなり、それと同時期に学園に編入してきた生徒に心を乱される日々が続くことになる。 幸宏が階段レースに対して魅力を感じなくなった理由と、その理由に対して“気付く”のが、どうしても一人相撲だったようにしか見えなかった。しかし部屋で1人自覚したシーンはなかなか良かった。新キャラクターの御神楽は……なんかちょっと、苦手なタイプだな。 さて、ついに物語が大きく動き出した感があるが……果たしてどうなる階段部、そして缶バッチ? ベストイラストは81頁の美冬。 6/10点
読了日:9月15日 著者:櫂末 高彰
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22156857

■シャイニング娘。 1 改訂版 FirstShining (セラフィンコミックス)
最近、モバマス同人誌で師走の翁さんファンになったので。ストーリーは悪くはない。元ネタとなっている方々についてはほぼ無知のため、キャラクターが元ネタの人を思い出させるようなことはなかった。ただ、矢内だけは元ネタの人を知っている上に結構好きだったため……結構投影しちゃったかも? そんな思い入れもあってか、矢内が一番好きです。肝心のアレに関しては、まぁ、エロいことにはエロいけれど……といった印象。個人的にね。着衣のままは苦手なんですのよ。ネタの方向性の割に暗い展開じゃなくて良かった。 5/10点
読了日:9月14日 著者:師走の翁
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22122862

■ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏 (電撃文庫)
うわー、キツいキツい。全員が全員何かしら背負っていて、しかもその背負ったものを降ろさないままに人と交流してさらに重いものを背負って……と、次から次へと負の連鎖状態。もう一人の万里はもう一人の万里で立派なONRYO化しているし、ちっともプラスに近付く気配がないままドロドロとした空間の中をぐるぐると周り続ける様をじっくりと見せつけられるのは、精神的に来る。明るく振る舞っているギャグパートのシーンですら、なんかみんな心の中に抱えたものを隠して無理をしている風に見えてしまって辛い。
読了日:9月14日 著者:竹宮 ゆゆこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22119849

■アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)
アニソン好きのアニソン好きによるアニソン好きのためのラノベ。日本のアニソンが大好きな外国人の少女が、日本に来てアニソンバンドを結成するお話。ライブシーンまでに大きな波乱があまり無いなど(小さなトラブルはあるのだが)ストーリー面では爆発力は無いものの、登場人物たちの心境の変化や葛藤などは上手く描かれていた。随所随所に実在するアニソンが登場するためそれらが脳内再生されるのが楽しい。特にライブシーンでの脳内の盛り上がりは最高。
読了日:9月13日 著者:大泉 貴
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■俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)
今回は桐乃と麻奈実、そして京介の“話し合い”エピソード。そして過去編、明かされる桐乃と京介の不仲の真相。1巻の大半を過去エピソードに費やしたことにより、大半の濃いヒロイン連中が登場しなかったため(BLに目覚めるきっかけを与えられたらしき中学生のアイツはいたが)、他の巻よりかはおとなしい感じの印象を受けた。しかし京介が今の性格を手に入れて、桐乃に軽蔑されるまでの道程を描いてくれたのは良かった。そしてその過去のモヤモヤとも、駆け足ではあったがしっかりと決着をつけてくれた。
読了日:9月11日 著者:伏見 つかさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22057231

■チルドレン (講談社文庫)
我が道を突き進むちょっと変わった男・陣内の周辺人物たちに振りかかるちょっとした騒動の数々を描いたオムニバス作品。どの短編にも小さなミステリーが潜んでおり、楽しく読めた。雰囲気的にはコミカルな感じで、ちょっと噴き出すような場面もいくつか。そしてこの作品の肝といえる部分は、収録作品の全てに登場する陣内という男に集約されるだろう。常にゴーイングマイウェイで自分本位、名言らしき言葉を吐いたかと思えばその舌の根も渇かぬ内に真逆のことをしだす……という破天荒男。
読了日:9月11日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22043655

■デート・ア・ライブ 十香デッドエンド (富士見ファンタジア文庫)
異世界から来た、世界に災厄をもたらす少女を、交流を通して“デレさせる”ことを目的とした作品。ひとまずは最初のヒロインと対抗馬の登場、そして伏線をばらまきまくったといった感じで、ストーリー的にはまだまだ序章といったところか。カルマで見せたあの伏線回収力があれば、今後の展開にも期待が持てる。とはいったものの、伏線が回収されてない現状では、あのクライマックスのシーンも「ご都合主義」な感じがしてしまうため、どうか今後の巻き返しをお願いします。
読了日:9月10日 著者:橘 公司
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■ラッシュライフ (新潮文庫)
立場の違う4人の人間が仙台を舞台にそれぞれの人生を生き、それぞれの特別な日を経験するのだが、それらは互いに影響を与えあっている。最初はバラバラだった物語たちが、読み進めていくにつれて登場人物同士の小さな繋がりが次々に見えてきて、実におもしろい。あちらこちらで登場人物たちが交錯している緻密な構成は、実に見事だ。人は生きていく上で、自分以外の誰かのドラマにこっそり関わっていることもあるんだなあ、と感慨深く感じた。まだまだこれらの人物(主に黒澤と豊田)の人生を見ていきたいと思わされた。
読了日:9月9日 著者:伊坂 幸太郎
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■貧乏神が! 4 (ジャンプコミックス)
主に裏紅葉編。貧乏神の能力が消え去りとってもピュアでいい子になった紅葉がこの上ない可愛さだった件。嵐丸もいつも通りカッコよ可愛かったよ。裏紅葉を巡る物語では市子と紅葉の距離がより一層縮まった気がする。いがみ合っているのに、仲良いなあ、あの2人。市子に対して幸せのなんたるかを説いていた裏紅葉が実は……という話の構成がうまい。「いつか名前で呼んで」に関連するあのシーンは名シーンだと思う。めっちゃ泣ける。やっぱりストーリー的には表の紅葉の方がおもしろくなるだろうけど、キャラクター的には裏紅葉の方が可愛くて好き。
読了日:9月8日 著者:助野 嘉昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21957331

■5656(ゴロゴロ)!―Knights’ Strange Night (電撃文庫)
越佐大橋シリーズ番外編(実質5巻目)。短編集と銘打ちながらもしっかりとエピソード同士がパズルのピースのようにハマって、あたかも長編のような造りになっているのは成田さんらしく実に見事。『眠=死(スヤスヤ)』はなんとも哀しいエピソードだったが、「5656!」というストーリーの中でしっかりと意味を持つ、良いエピソードだったと思った。いつも以上にカップルがカップルっぽく描かれていたり、2匹の犬が実にカッコよかったりと、番外編だからこそなのかいつもとは違った様相も見られたのは良かった。
読了日:9月8日 著者:成田 良悟
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■オオカミさんとスピンオフ―地蔵さんとちょっと変わった日本恋話 (電撃文庫)
オオカミさんシリーズにおいて主人公&ヒロインカップル(なに、カップルじゃないって? 九割方カップルみたいなもんだろ)と双璧を成すニヤニヤを提供してくださるラブカップル・地蔵さんと花咲さんにスポットライトを当てたスピンオフ短編集。地蔵さんの可愛らしさはもちろんのこと、朴念仁ながらも行動は男前な花咲さんとのやりとり、更には2人を囲む友達想いなメンバーが、最高のラブコメを提供してくれた。宇佐見さん株急上昇ですね! 特に最終話は、2人の熱い愛情がぶつかり合う、素晴らしいエピソードだった。
読了日:9月6日 著者:沖田 雅
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■オオカミさんととっても乙女な分福茶釜 (電撃文庫)
今回のオオカミさんは「おおかみさんかわいい!」「宇佐見さんいい人!」「田貫さんいつかいい人見つかるよ!」「乳酸菌!」に尽きるのではないだろうか。 1冊まるまる使った文化祭編は、ラブコメディに大きく振り切ったエピソードが盛りだくさん。特におおかみさんは毛皮がボロボロすぎて可愛い地の部分が見えまくりすぎでたまりませんね。なんていうか、「プレゼント……にゃ」の破壊力……パないの!
読了日:9月5日 著者:沖田 雅
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■めだかボックス 17 (ジャンプコミックス)
生徒会長を辞めためだかちゃんと、生徒会長に就任した善吉くんに、新たな物語が襲いかかる。新たな物語・漆黒宴編は、舞台を学園の外へと移し、めだかちゃんの婚約者たちと相対する。 新章らしく登場する顔ぶれもちょっぴり変わっているが、鰐塚ちゃんだけがなんで中学校戻らずに箱庭学園に残っているのだろうか。名瀬先輩と叶野さんの対戦はツッコミどころ満載でおもしろかったなあ。というか、負かされた婚約者たちが、ノコノコ一緒についてくるのがなんかおもしろい。
読了日:9月4日 著者:西尾 維新
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■楽園島からの脱出II (電撃文庫)
電撃文庫の土橋作品では、ツァラトゥストラ以来、久しぶりに楽しめた作品だった。土橋さんらしい、極限状態で見えてくる人間の薄汚い部分と、それでも浮かび上がる純粋な真実と想いがうまく描かれていた。島から脱出する鍵の正体や、クライマックスの流れるような展開はとてもおもしろかった。非常にブラックなストーリーではあったが、ラストはなんだかコミカルな感じになっていて、明るい読後感だったのは良かった。まぁ、個人的にはああいう形の性行為云々にまで話は及んでは欲しくはなかったかなって。ラノベだし。
読了日:9月4日 著者:土橋 真二郎
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■R-15 裏切り者のさようなら (角川スニーカー文庫)
うーん、この、ラストの台無し感。というか……キャラクターの心情の変化があっさりとしすぎているし、大事なシーンも描写が不足していて、正直何がしたいのかまるでわからなかったのだが。逆境からの打開策も、なんか筋は通っている(のか?)とはいえ、なんだかなあ……。ていうか、あたる先輩に予報してもらったらすぐに終わるじゃん、とか。創も、わざわざ新キャラとして出すほどのキャラクターでもなかったような気がするし。……キャラクターの個性を、活かしきれていないなあ。 ベストイラストは、105頁の来夏。 4/10点
読了日:9月3日 著者:伏見 ひろゆき
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■子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)
4巻に続いて2度目の長編は、冬休みの雪山での物語(夏休みから冬休みの間に1冊しかないのか……)。といったわけでいつもは賑やかな子ひつじも、今回は主要メンバーのみでのお届け。前回の長編はちょっとお話が抽象的な感があってあまり好きではなかったが、今回は具体的な過去の“事件”を取り扱っているため、なかなかおもしろかった。メッセージ性もあり、しっかりとした作品だったと思う。 次回の玩具堂さんの作品は新シリーズのようだけれど……このままフェードアウトしないで、子ひつじの続刊もちゃんと出してもらいたいところです……。
読了日:9月2日 著者:玩具堂
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■貧乏神が! 3 (ジャンプコミックス)
幸福エナジーを巡る、市子と貧乏神の熱きギャグ&シリアスストーリー第3巻。今回もおもしろいシーン、そして泣けるエピソードが盛りだくさん。お気に入りのシーンは、紅葉の代わりに試験を受ける山吹、原哲夫風の変装&伝染、桜市子邸でのお上りさん風熊谷、「葉っぱをくわえるな」、泣く嵐丸と純情派、略して「こ」!!!!! 新キャラの嵐丸くんがとても可愛くて(普段の嵐丸くんも、女の子っぽくなった嵐丸くんも)、ますます作品内が華やかになったなあ。父親とのエピソードは感動的だった。
読了日:9月2日 著者:助野 嘉昭
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■“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)
ホラーテイストで贈る、ちょっと時系列が夏に戻っての特別編。題材は泉鏡花の『夜叉ヶ池』。授業で『高野聖』を読んだことがあり親近感があったため、興味深く読むことができた。特別編ながらもストーリーの質や雰囲気は本編と大きく変わりはない。本編よりかは救いの部分の大きかったエピソードだった。 ラスト近辺では、まさかの……ちょっとエロ……もとい、色っぽいエピソードもあったり。さて、7〜8巻への布石らしきものもあったし、次巻でどういったエピソードが描かれるのか気になる。 ベストイラストは、135頁の心葉、麻貴。
読了日:9月1日 著者:野村 美月
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▼読書メーター
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2012年5月の読書まとめ
2012年5月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:7057ページ
ナイス数:307ナイス

■R-15 こんにちは、ぼくの初恋 (角川スニーカー文庫)
タイトルとあらすじから単なる微エロ系学園物かと侮るなかれ。なかなかにストーリーがしっかりしていて、引き込ませる。今回は生徒たちの大切なモノを人質にとっての才能テストの物語。自分の得意分野とは異なる才能テストを受けさせられることで、生徒たちは四苦八苦。慣れない状況に心身ともに疲れはてた丈途が、吹音とすれ違い、けれど努力を続ける吹音の姿を見ることで再びやる気を取り戻す流れは非常に読んでいて好ましかった。序盤から中盤はギャグがなかなか印象的であったが、終盤にはしっかりとシリアスで魅せてくれた。
読了日:05月30日 著者:伏見 ひろゆき
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■はぢがーる (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
赤面する女の子は素晴らしく可愛い! 愛の神様との契約により、恋愛関係の数々の課題に挑むことになった少女が主人公の、恥ずかしがり系ラブコメ。ツンデレ、黒髪ロング、眼鏡、巨乳、純粋、黒タイツ……と萌え要素の塊のようなヒロインが、異性とのハグや間接キスといった数々の課題に大いに恥ずかしがりながらも挑んでいく姿は……グッと来る! もちろんラブコメとしての完成度も非常に高く、「もうお前ら付き合っちゃえよ」な空気を四方八方に撒き散らしまくりな2人には、とにかくニヤニヤさせられっぱなし。
読了日:05月29日 著者:みやび あきの
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■クロノ×セクス×コンプレックス〈2〉 (電撃文庫)
魔法学校を舞台に巻き起こる、TSネタ&時間ネタのドキドキワクワクファンタジー第二弾。女子だらけだった1巻とは違い、今回は男子側の主人公も登場しての、2人主人公体制。新キャラバーニーの視点から見ることで、改めて三村の魅力を再発見することになるなど。 ストーリーは1巻とはまた違った時間ネタを扱ったもので、なかなかおもしろかった。けれど三村とオリンピアの確執が解消されてなかったり、バーニーの兄の謎も未だ解けぬままと……この巻単体でみると消化不良な感もある。
読了日:05月28日 著者:壁井 ユカコ
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■不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫)
メイドカフェで会った美人のメイドさんが、後日自分の会社の上司になっちゃう系社会人ラブコメ。別にコメディじゃないけど。 ストーリーとしてはうまく一冊の中で起承転結があって、まとまりがあっておもしろいと思う。けれど、そこから得られるもの(感動であるとか)があまり無かったのがやや残念。あと実質1週間休暇無しで働き詰めとか、気持ちは分かるが倒れるだろそれ。社会人の描写がどこまでリアルなのかはよく分からないけれど、SEも大変なんだな。とりあえずメイドさんは可愛い。 6/10点
読了日:05月27日 著者:水沢 あきと

■ヴぁんぷ!〈2〉 (電撃文庫)
ちょ、上下巻かよっっっ! 超良いところで、これから盛り上がるってとこで終わっちゃったよ! 超続きが気になるよ! 様々な観光客が集う祭りを控えた吸血鬼の住む島に、様々な思惑の吸血鬼や食鬼人たちが集う。本格的な激突を前にしてさっそくいくつかの小競り合いがあり、下巻でどのような展開になるのかすごく楽しみ。特にヴァルとセリムの2人に関しては、物語の鍵になりそう……期待。フェレット大好きなミヒャエルは凄くカッコよかった。そして……巻末付近で明かされる衝撃の事実は……本当に成田さんは読者を引き込むのが上手いな!
読了日:05月26日 著者:成田 良悟

■涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (角川コミックス・エース)
日本で最も有名なラノベの初漫画化作品にして黒歴史(公式的には無かったことにされてます)。画力的には連載初期のツガノガクさんとどっこいどっこいなレベルではあるものの、キャラクターの可愛らしさの面は評価できる。ちびキャラが可愛い。あとみくるちゃん可愛いけど……ハルヒが胸を揉むシーン、軟らかさが全然感じられない……。しかしキャラクター以外……特に背景が残念すぎやしないか。 ストーリーが「憂鬱」のみくる(大)登場までをやった後、笹の葉、退屈を経由するという謎構成。
読了日:05月24日 著者:谷川 流

■よめせんっ! (電撃文庫 ま 7-11)
嫁が1000人出てくる系ラノベ……? けれど1000人出てくるような気配はほとんど感じられなかった。よめひゃくにしとけ。 神様が氏子である主人公に嫁を1000人授けようとする話。良くも悪くもラノベ丸出し。軽い文体に、可愛らしいキャラクターたちがたくさん出てくるのが魅力。……しかしストーリー面がやや物足りない。中盤まではほとんど動きがないし、やっと描かれるストーリーも完全に予定調和の範囲内。キャラクターに関しても個性豊かなメンバーが登場するのはいいが、不必要にキャラクターが多いような印象も。
読了日:05月24日 著者:マサト 真希

■お釈迦様もみてる スクール フェスティバルズ (コバルト文庫)
スピンオフ作品である釈迦みて、ついに原作マリみての第1巻の時間軸にまで追いつく。こうして読んでいくと、祐麒は祐巳よりよっぽど濃密な1年生の半年を送っていたのだなと(まぁ、文化祭以後の祐巳はもっと濃密な1年半を送るわけだが)。 リリアンの薔薇様を迎えての花寺文化祭と、柏木が単身乗り込むリリアン文化祭のエピソードを収録。花寺では初代薔薇様トリオが久々登場。そしてリリアンでのエピソードはところどころマリみて1巻に登場したシーンも多かった。柏木の騒動は、視点を変えて改めて読んでみると新鮮でいい。
読了日:05月23日 著者:今野 緒雪

■せまるニック・オブ・タイム—フルメタル・パニック! 10(富士見ファンタジア文庫)
最終巻へ向けて、いよいよ物語もクライマックスへ。テッサたち『ささやかれた者(ウィスパード)』が生まれた背景、ASが生まれた背景、など、ストーリーの根幹に関わるような謎が次々に明かされていき、パズルのピースがハマっていくようなイメージを受けた。更にはかなめの特異な存在意義までもが……! そしてこの巻に関しては、クルツにも触れねばならない。軍事物としてはある種最大級のフラグを立てていたクルツ……。かっこよかったよ。いくらクライマックスとはいえ、今まで読んできたからこそ、これはちょっとキツいなあ。
読了日:05月20日 著者:賀東 招二

■パパムパ 1 (ステンシルコミックス)
動物保安隊関東支部に所属するパパムパ(全長12センチ)と、彼に協力させられている直子さん、友人の桜さんなどによるギャグ漫画。なかなか強烈なギャグが目白押しでおもしろかった。破壊力はすごいけど、超常だったり(まぁ、パパムパの存在からして、ね……)不条理なネタも多かったりしたけどね。基本的にがさつ&暴力的な直子さんが、たまに女性っぽさを見せたりするところが良い。ていうか直子さん表紙では満面の笑みだけど、本編ではここまでの笑顔は無かった!
読了日:05月19日 著者:もち

■ギロチンマシン中村奈々子—学級崩壊編 (徳間デュアル文庫)
人間病、妊娠、子育て、学級崩壊と……やたら騒がしい1冊だったなあ。人間とロボットの間で揺れる自らのアイデンティティー……という一見我々には理解しにくいようなものの悩みであってもしっかりと読者に伝えてくれるのは見事。ストーリー展開的にはワクワクしたし、いい感じで伏線張りつつな「次に続く」だったんだけど……これ、次巻どうなるんだろうかね? ベストイラストは、77頁の赤ずきん、ロリエ、山田。 7/10点
読了日:05月19日 著者:日日日

■ハヤテのごとく! 第0巻 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
表紙の破壊力が凄まじすぎて、この1枚のためだけでも買って良かったなって思います。中身は単行本未収録のWEBサンデー掲載の4コマや、幻のプロトタイプ「ハヤテの如く」などを収録。WEBサンデー分は本にまとまって地味に嬉しかったり。千桜さんの出番やや多めでありがたい。ケバブ×グーグルアースがお気に入り。今度やってダメージ受けてみます。「ハヤテのごとく!りみてっど」はやたらサービスカット満載だ。「ハヤテの如く」は連載版と読み比べてみてもおもしろい。マリアさんの性格が若干違うね。
読了日:05月19日 著者:畑 健二郎
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■ハヤテのごとく! 32 (少年サンデーコミックス)
タイトルロゴ、裏表紙デザイン、もくじデザイン、カバー裏等様々な部分でマイナーチェンジを果たした、シリーズ32巻。前回ナギとルカの漫画対決第1ラウンドで大いに盛り上げてくれたが、今回はその反動か1話完結のギャグエピソードが多めか。また映画化関連で初登場したカユラも本格的に本編に突入。ヒナさんとはまた違った視点からの“クリエーターに大切なことを”教えてくれました。
読了日:05月19日 著者:畑 健二郎
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■共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 (2) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
どろ高ついに実写化!(帯だけ! ……蝶子かな?) そして「共鳴せよ!」ってそういう意味だったんだ、と今さらのように。 個性豊かな轟高校の図書委員会メンバーの日常系コメディ。けっこう細部まで書き込みがあり、読み応えがある。勢いがあっておもしろい。そしてインドア派女子たちは素晴らしいと改めて実感させてくれる。基本的には4コマ漫画なのだが、時折番外編として挿入されるストーリーパートも良いアクセント。部長がしっかりするエピソードとクイズ大会のエピソードが好き。 新キャラでいうと猪熊校務員が良いキャラしてる。
読了日:05月19日 著者:D.キッサン

■恋愛ラボ 1 (まんがタイムコミックス)
お嬢様中学の生徒会長とその友人が、こっそり恋愛関係の研究を行うというストーリー……が、なんと実は1巻まるまる使っての序章に過ぎなかったという驚きの構成。エノとサヨが出てきたあたりからやや失速した感があったのだが、最後には納得してしまった。次巻以降に本格的な“恋愛ラボ”に突入することに期待したい。ギャグの精度が素晴らしく、おもしろかった。またストーリー面でも終盤にしっかりと魅せてくれた。そしてキャラクター陣が女性ばかり(女子校だからね)というのも、目の保養的に良かった。
読了日:05月17日 著者:宮原 るり
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■さよなら絶望先生(29) (講談社コミックス)
バイロケーション、グダグダにして勝つ、風呂敷をたたむ、のエピソードがおもしろかったかな。最終巻間近にして急速に高まってるおしまいムード。ちょいちょい挟み込まれるシリアス要素、なんだこれ? この強引にちりばめられた伏線もどきたちは、回収する気があるのか無いのか……。 第二ボタンのエピソードでのメルメルが可愛かったのとカエレの出番が若干増えてたのは良かったが、加賀ちゃんの出番やや減りが残念かなって。 6/10点
読了日:05月17日 著者:久米田 康治

■真剣で私に恋しなさい! (1) (角川コミックス・エース 302-1)
原作未プレイ。アニメがよくわからなかったため、漫画版で追いかけることに。とりあえず作画担当の犬江さんは同人誌も持っているほど好きな作家さんのため、その点は非常に楽しく読めた。絵がうまいだけでなく、パロディギャグなども上手いこと扱えている。この作品で特筆すべき点と言えばキャラクターのすさまじい多さなのだろうが、一人一人の個性を上手く描けている&見せ場等もしっかり振り分けられており、非常に好印象。うん、まゆっちかわいいよまゆっち。俺が友達になってあげよう!
読了日:05月17日 著者:みなとそふと
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■くつしたをかくせ!
角川スニーカー文庫でタッグを組んでいた、乙一さんと羽住都さんによる絵本。サンタクロースが来るから靴下を隠せ、という、ちょっぴり変わった物語。切なさというよりかは、優しい物語でした。白乙一をよりシンプルにして子供向けにした感じ。 ……とりあえずあとがきと作者プロフィールは完全に大人向けですよね。大人の立場からすると楽しいけど(あとがき楽しく読んだし)……ちょっぴりアンバランスな気がしないでもない? 6/10点
読了日:05月17日 著者:乙一

■蒼穹のカルマ6 (富士見ファンタジア文庫)
序盤から中盤にかけては、もう楽しすぎてニヤニヤが止まらなかった。いや、たぶん本人ら的にはかなり大真面目にやっているのだろう(特に在紗は)けれど……なんていうか、すべてを駆真がぶち壊しまくり(いい意味で!)! 駆真が死んでしまう、という前回の衝撃的な引きから、見事に物語を繋いでいる。ストーリー展開上、似たようなやり取りをなぞりつつも徐々にストーリーは変わっていき、その都度様々なパターンの在紗が楽しめるのも、良い。
読了日:05月15日 著者:橘 公司
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■電波女と青春男 (電撃文庫)
蒲団にくるまって電波的な発言をしまくる少女・エリオと、青春ポイントのことを考えながら日々を生きる少年・真の物語。 入間さん独特の情報量の多い文章には、慣れていないと難儀するかも。ストーリーはなんだかんだひねくれつつも、ガッツリ青春してんじゃねえか、といった印象。やはりクライマックスの「アイ・キャン・ト・フライ」のシーンは爽快。その後のエリオとのやり取りや、リュウシさんとのやり取りはなかなか印象深かった。
読了日:05月15日 著者:入間 人間
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■神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)
2億円という大金を持って、失踪した父親を探してほしいとニート探偵に依頼をするタイ生まれの少女、メオの物語。1巻に続き、またしてもラノベらしからぬテーマを絡めてきましたね……。今回は鳴海がいろいろと自己嫌悪したりしながらも、最後には詐欺師として覚醒。1巻ではエンジェル・フィックスを飲むやら、2巻では盃交わしたり詐欺師にジョブチェンジしたりするやら……主人公らしく無茶をしまくるなあ。そして最後には、唐突とも思えるタイミングで彼女の復活の報せが。……果たして次巻、どうなるやら?
読了日:05月13日 著者:杉井 光
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■ぷちます! 3 (電撃コミックス EX 135-3)
ううむ……アイドルたちやぷちたちは可愛い! そりゃあもう……言葉にできないレベルで可愛い! ……のだけれど、ストーリー面があまり、なあ……。ちょっとマンネリ化してきた部分もあるかなあ……かわいいんだけれどね。 こあみこまみ対ぴよぴよ、みうらさん捜索やよ、千早亜美真美ゲーム対決、響事務員、CD販促、のお話はおもしろかったかな。 あと、くまぐるみを着せられると動けなくなるあふぅがおもしろい。 5/10点
読了日:05月13日 著者:明音

■藤村くんメイツ 2 (ガンガンコミックス)
なぜかヒロインが続々増えてきて、えりの言うようなハーレムエンドも見えてきた? 正妻はえりじゃないのか、藤村くん? とりあえず新キャラのすばるが可愛いけど……不良時代の方もかなり可愛いとか思ってしまった不思議な感性……。 ギャグ漫画としてはなかなかクオリティが高いものの、ストーリー面や演出でちょいと遅れを取ってる感じかなあ(余計なこと挟み込みすぎで話がなかなか前に進まない&大コマ使いすぎで全体的に大味な感じ)。とはいってもギャグの破壊力はなかなかのものなので、おもしろい作品だとは思います。 6/10点
読了日:05月13日 著者:敷 誠一

■つどうメイク・マイ・デイ—フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫)
一度は崩壊し、散り散りになってしまったミスリルの面々。しかし宗介が、テッサが、そしてアルがこの巻でついに集結する。ついにミスリル側の反撃開始とばかりに、戦闘に突入してからはかっこいいシーンが続く。まずはマオ&クルツとの合流、そしてアルとの再会……! さらに、なんといっても宗介とかなめのクライマックスのやり取りは素晴らしかった。果たして2人は、これからどうなるのか!? 今回はあとがきにも書かれていたけれど、コートニー氏がなかなか良かった。 ベストイラストは、57頁のテッサ。 7/10点
読了日:05月13日 著者:賀東 招二
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■オブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)
ノーパンで性格ブスないずなたん可愛いよいずなたん。ゾンビ物映画等の知識が盛りだくさんで作られた1冊。離れ小島に突如現れたゾンビたちと、たまたま島に来ていた学生たちの生き残りを賭けた物語。ゾンビ物とはいってもメインはゾンビというよりかは、教室内カーストを描き出したもの。シーンとシーンとの繋ぎが粗かったりと細かい点で目につく部分も多いが、クライマックスにはしっかりと盛り上げてくれるし、おもしろい作品。
読了日:05月11日 著者:大樹 連司

■お釈迦様もみてる 自分応援団 (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
今回の釈迦みては、体育祭のエピソード。なんというかまあ、女子校のリリアンに比べて、男子高の花寺は結構息苦しそうな感じだなあ。縦社会って点はリリアンも一緒なのに? 前回の合宿編では祐麒と高田の友情を描いた感があったが、今回は表紙からも分かる通りに祐麒と小林がメイン。 体育祭なのになぜだか妙な居心地の悪さを感じる祐麒が、なんとか気分を盛り上げようと頑張ったり。 まぁ、とりあえずこの巻を総括する言葉はこれに尽きるだろう。……アンドレ先輩、マジツンデレ! ベストイラストは、23頁の祐麒とアンドレ先輩。 7/10点
読了日:05月09日 著者:今野 緒雪

■GOSICKs(2) —ゴシックエス・夏から遠ざかる列車— (富士見ミステリー文庫)
ゴシック短編集2冊目は、学園が夏休みの間、2人きりで過ごすこととなる一弥とヴィクトリカを中心としつつ、様々なサブキャラクターたちの物語を描く。アニメでは飛ばされていた(ミステリー部分を削ぎ落とされてアニメ化された)エピソードだったため、アニメ視聴者でも楽しんで読むことができた。お気に入りはセシル先生と寮母さんの友情物語かな。抜け目無いセシル先生がかわいかったけど……肝心のメイドの制服はどこで手に入れたのかしらん? それから書き下ろしのグレヴィールの物語も味わい深い。
読了日:05月08日 著者:桜庭 一樹

■C3‐シーキューブ〈5〉 (電撃文庫)
今回のシーキューブは文化祭編。フィアやこのは、錐霞といった面々のナースコスチュームが見られます。ていうか裏表紙、まんまメン○ームじゃねえか……! 文化祭の喧騒に紛れて、春亮勢、研究室長国勢、そして家族会残党勢の三つ巴の戦いが描かれる。三つの集団が一度に動くだけあって、中盤は群像劇のようなおもしろさがあった。ラストには迫力と驚きのあるバトルシーン、そしてしっかりとした決着を描いてくれており、楽しめた。今回のメインヒロインは、やはりいんちょーさんだろうか。
読了日:05月07日 著者:水瀬 葉月

■“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)
心葉くんの同級生である芥川くんにスポットライトを当てた物語。テーマは武者小路実篤の「友情」。“文学少女”を読んだあとには、テーマになった作家さんの作品を実際に読んでみたくなる。 物語の中盤では、非常に重たいエピソードが続く。心葉や芥川くんの過去のトラウマが絡み、流血沙汰にまで発展。しかしクライマックスには我らが遠子先輩の見事な機転により、素晴らしいハッピーエンドを迎えることとなった。そして気になるのは……芥川くんの手紙の宛先の人物。まだまだ“文学少女”、この先に波乱が待ち受けていそうだ。
読了日:05月05日 著者:野村 美月
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■小説版めだかボックス(上)久々原滅私の腑抜けた君臨または啝ノ浦さなぎの足蹴による投票 (JUMP j BOOKS)
漫画「めだかボックス」の前日譚である、めだかちゃんが生徒会長に立候補するまでのお話。本編とは異なり教師陣がメインの話となっており(いたのか、教師)、凡人とも言うべき教師としての立場から、めだかちゃんや十三組連中の異常性を描き出す。上巻だからということなのかどうなのか、おとなしめな印象を受けた。ほとんど会話が主体であり、ストーリー云々というよりかは、弁論に重きが置かれていたように感じられる。本編のようなどんでん返しの連続、というような作りでは無いものの、コレはコレで西尾さんの持ち味を活かした作品なのだよね。
読了日:05月04日 著者:西尾 維新

■問題児たちが異世界から来るそうですよ?YES! ウサギが呼びました! (角川スニーカー文庫)
異世界に呼び出された問題児たちの物語。まずはギフトと呼ばれるものを賭けて争うというこの世界観や設定を思いついた時点で、半分くらい勝利と言っていいだろう。しかし問題児たち……特に十六夜の俺TUEEEE感がハンパじゃない。完全にチートというか……結局その規格外なまでの十六夜の強さのせいで、ドキドキワクワクがあまり得られなかったのが残念。また十六夜本人の、鼻持ちならない態度がやや気になる。設定がうまく作られている分、今後の展開に期待したいところ。 ベストイラストは、177頁の飛鳥と耀。 7/10点
読了日:05月04日 著者:竜ノ湖 太郎

■長門有希ちゃんの消失 (4) (カドカワコミックスAエース)
ラブコメ成分多めとなった、長門ちゃん第4巻。登場人物が長門ちゃん、キョンくん、朝倉のみに限定され、切ない恋物語を描き出す。事故により長門ちゃんの人格が原作寄りとなった点は、「なるほどそう来たか」と。まぁ、ぷよさんテイストで、こちらも見事な萌えキャラになりましたが。たった1巻分の恋物語だったが、最後の最後でまたしても爆弾投下。いやぁ、もう、ぷよさんはよくもまあコレだけニヤニヤできるようなキャラクター&ストーリーに仕立てあげたものである。 8/10点
読了日:05月04日 著者:ぷよ
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▼2012年5月の読書メーターまとめ詳細
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おもしろかった順に並べてみる。

蒼穹のカルマ6 (富士見ファンタジア文庫)
長門有希ちゃんの消失 (4) (カドカワコミックスAエース)
神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)
R-15 こんにちは、ぼくの初恋 (角川スニーカー文庫)
電波女と青春男 (電撃文庫)
恋愛ラボ 1 (まんがタイムコミックス)
クロノ×セクス×コンプレックス〈2〉 (電撃文庫)
“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)
はぢがーる (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
つどうメイク・マイ・デイ—フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫)
真剣で私に恋しなさい! (1) (角川コミックス・エース 302-1)
ハヤテのごとく! 第0巻 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
ハヤテのごとく! 32 (少年サンデーコミックス)
共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 (2) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
オブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)
お釈迦様もみてる 自分応援団 (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
さよなら絶望先生(29) (講談社コミックス)
パパムパ 1 (ステンシルコミックス)
ヴぁんぷ!〈2〉 (電撃文庫)
お釈迦様もみてる スクール フェスティバルズ (コバルト文庫)
小説版めだかボックス(上)久々原滅私の腑抜けた君臨または啝ノ浦さなぎの足蹴による投票 (JUMP j BOOKS)
せまるニック・オブ・タイム—フルメタル・パニック! 10(富士見ファンタジア文庫)
GOSICKs(2) —ゴシックエス・夏から遠ざかる列車— (富士見ミステリー文庫)
ギロチンマシン中村奈々子—学級崩壊編 (徳間デュアル文庫)
C3‐シーキューブ〈5〉 (電撃文庫)
藤村くんメイツ 2 (ガンガンコミックス)
問題児たちが異世界から来るそうですよ?YES! ウサギが呼びました! (角川スニーカー文庫)
不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (角川コミックス・エース)
くつしたをかくせ!
よめせんっ! (電撃文庫 ま 7-11)
ぷちます! 3 (電撃コミックス EX 135-3)
2012年3月の読書まとめ
2012年3月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:6978ページ
ナイス数:393ナイス

■BAMBOO BLADE B 4 (ガンガンコミックス)
4巻目にしてようやく本格的な稽古に突入か……。しかし先生のキャラの変わりようが凄い。それでいて表情はほとんど変わっていないのが……! 剣道日本一の姉弟も登場したが、こちらは顔見せ程度であり、本格的に話に関わってくるのはまだまだ先、か? そして川上先輩のプライベートのエピソードが、なかなかおもしろかった。 ラストにはレンジとジンの因縁の相手が登場し、ますますおもしろくなっていく印象。いやぁ、熱い物語で、非常に良い! 7/10点
読了日:03月30日 著者:土塚 理弘,スタジオねこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17835106

■マンガで分かる心療内科 5 (ヤングキングコミックス)
心理学とギャグのどっちがメインなのか時々分からなくなりそうですが、少なくともおもしろい作品ではあります。新キャラがかわいいですね。 8/10点
読了日:03月29日 著者:ゆうき ゆう
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17810642

■豚は飛んでもただの豚?2 (MF文庫J)
2巻目にして、早くもタイトルが内容と関係なくなる。なんというか……青春小説としてはなかなか良い雰囲気を醸し出している部類に入るのだが、話にほとんど進展がない&大した盛り上がりがないまま問題解決、と、ストーリー面での内容の薄さが気になった。特に前半、一章120頁を費やしながら、遂に何も起こらず、ただただ主人公たちがテスト勉強をするだけだったのが辛い。“頑張る”という主人公の決意は素晴らしいし、メッセージ性もあり、青春というものを綺麗に描き出せているだけに、ストーリー面に魅力が無いのが非常に惜しい。
読了日:03月29日 著者:涼木行
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17807772

■15×24 link four Riders of the Mark City (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-4)
今回は伊澄と歩乃果が共犯となり、ノブたちが遭難し、陶子さんの暗黒面が露出し、マーチがどんどん株を下げ、笹浦たちは野球をし……いや、もう徳永の自殺どころの騒ぎじゃない。大量の伏線がばらまかれ、いくつかの伏線は回収されても、しかし話がまとまる気配はまったく無い。もう折り返しだというのに、こんなにもバラバラなことになっていて、ホントに6巻で終わるのか……!? しかしバラバラな展開なりに、意外なところで繋がっていたりする部分も多くあり、全貌の把握はなかなか困難ではあるが、良質な群像劇。
読了日:03月28日 著者:新城 カズマ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17774100

■殺し屋さん(1) (アクションコミックス)
おお、くだらない……くだらなくておもしろい。日本一の殺し屋である男を中心としたギャグ漫画なのだが、この殺し屋さんが仕事の腕前は素晴らしいのだが、変に律儀だったり妙なことを気にしたりと、とにかく間抜けすぎる。ネタの傾向的にはダジャレのネタが豊富であり、そのあまりにもくだらないダジャレのオチには病み付きになる。また、少々お色気方面のネタの印象も強い(ほぼ父の仇女さんのせいだが)。 絵柄も安定しており、キャラクターの再登場率が高いため(使い回しじゃないよ?)、好きなあのキャラが何度も出てきてくれるのが嬉しい。
読了日:03月25日 著者:タマちく.
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17696318

■オオカミさんとおつう先輩の恩返し (電撃文庫)
「〜七人の仲間たち」から2年半ぶりに続きを読んだのだけれど、なんかおもしろかった。キャラクターたちがいちいち魅力的で、彼ら彼女らの繰り広げる軽妙なやり取りがクセになる。恩返しマニアおつう先輩、きび団子桃ちゃん先輩、予想外の出来事に弱いアリスさん等、脇を固めるサブキャラ女子の可愛らしさよ。だがそんな個性的女性陣に囲まれようとも、正ヒロインとしての抜群の存在感を見せるおおかみさん。粗野な性格ながら実は……という、言ってしまえばありがちな人物像は、ありがちではあれどいちいち胸をくすぐってくる。
読了日:03月25日 著者:沖田 雅
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■蒼穹のカルマ5 (富士見ファンタジア文庫)
うわあ、こりゃあおもしれえわ。蒼穹のカルマ5巻は和解編。前半は、駆真と在紗の中身が入れ替わってしまうという、超常現象なんだけどカルマ的には許されちゃうような展開で巻き起こるコメディ。特に駆真の外見をした在紗と、槙奈たちのやり取りはニヤニヤしながら読んでしまった。中盤も、魔法少女になって敵と戦う幼女駆真(表紙)という、シリアスなのに笑っちゃうような展開になる。そして驚くべきは後半である。駆真の熱いバトルや、在紗への想いはもちろんのこと、ここまでのカルマシリーズの全てを伏線にしてしまう展開に見事に持っていった
読了日:03月24日 著者:橘 公司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17666874

■BAMBOO BLADE B 3 (ガンガンコミックス)
剣道部の練習場所である体育館の使用権を巡り、政文中学との戦いを迎える飛鈴中学の面々。そして明かされる持田先生の過去と、倒れるジン……。ここまで散々おもしろくなりそうな雰囲気をバンバン発しながらもスローペースで進んできたBBB。あまりの展開の遅さに辟易しつつあったわけだが、ようやく本格的に物語が動き出す。そうなってくれば、さすがにおもしろい。持田先生の過去のトラウマ、そしてジンの家庭事情は、非常に胸に迫るものがあった。 8/10点
読了日:03月23日 著者:土塚 理弘,スタジオねこ
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■死想図書館のリヴル・ブランシェ (電撃文庫)
図書擬人化系ライトノベル……というと、ちょっと語弊が生じるかな? 死想図書館から逃げ出した“死書”を追いかける、主人公とその下僕の物語。 自らをイツキの下僕と自称するリヴルを始め、キャラクター陣は魅力的。しかし、イツキによる一人称視点の描写がやや読みにくさを感じさせる。ちょっと、イツキの思考が地の文に侵食しすぎていて、雑多な感じなんだよなあ。それからノイズ等の表現も、凝っているつもりなのかは分からないが、余計に読みにくさを助長してしまっている。 ストーリーに関しては、なかなかよくできており、好印象。
読了日:03月23日 著者:折口 良乃
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■のうりん 2 (GA文庫)
農業高校ラブコメ第2巻。はがない並の残念さは未だ健在。ポイントごとにはおもしろいのだが、1冊にまとまっちゃうと、あまりにも方向性がバラバラすぎてなあ。今回初登場の四天農など、キャラクターのインパクトこそ凄まじいものの、正直半分くらいは「出す意味ありますか?」と思ってしまった。これは、冷静になってしまったら楽しめない作品だと思いました。ノリと勢いが大切みたいです。 しかしシリアスに農業を語るシーンは、なかなか印象深いんだよなあ。
読了日:03月21日 著者:白鳥 士郎
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■ふたつのスピカ 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
おもしろいところで「次巻へ続く……」。うわあ、この先の展開が気になるわあ〜。生徒だけでなく先生陣にもいいキャラクターがいるので、今後の展開にも深みが出そう。読み切りという形で過去のエピソードが入ってくるのがいいね。 7/10点
読了日:03月21日 著者:柳沼 行
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■学校の階段4 (ファミ通文庫)
中村が表紙だけど中村はほとんど出てこない第4巻は、天才ラインメーカー・三枝の過去エピソードを交えた内乱編。若者らしき悩みを抱えた三枝の物語ではあったが、なんとかうまいこと元の鞘に収まった様子。三枝と見城とのやり取りが青春しすぎてて、読むのが非常に辛いといいますか。 ……というかこの作品、校長の存在感がでかすぎる。この校長がいるからこそ、作品として成り立っているのでは、というくらいの……。そして暗躍しまくりの遊佐の真意や如何に? ベストイラストは、245頁の見城。 7/10点
読了日:03月20日 著者:櫂末 高彰
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■JSが俺を取り合って大変なことになっています (一迅社文庫)
一つ言い訳させてほしいのは、俺は断じてロリコンではないということだ。こんな本に手を出しておいて何を、と言われるかもしれないが、しかし私は断固ロリコンではない。なぜなら、どたぷーん派だからだ(ならばどたぷーんなロリは可なのかとか込み入ったお話は割愛)。では何に惹かれて手を出したのかというと……シチュエーション、である。私は、女の子を様々な場面でほとんど羞恥心も感じさせないレベルで脱がせるというシチュエーションに関して興味を持っているのである。というか「五年二組の吸血鬼」のそーゆーとこに惹かれた。
読了日:03月18日 著者:糸緒 思惟
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■僕は友達が少ない 4 (MFコミックス アライブシリーズ)
原作の良いところは忠実に再現し、且ついたちさんのオリジナルな演出も光る、素晴らしいコミカライズ作品。ロマンシング佐賀、リレー小説など、原作でも異彩を放っていたあのエピソードたちは、ビジュアル化してさらに破壊力を増した。 7/10点
読了日:03月18日 著者:平坂 読,いたち
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■最上の明医〜ザ・キング・ オブ・ニート〜 1 (少年サンデーコミックス)
最上の命医シリーズ第2部。2部に入ってからなんとなく疎遠になっていたのだけれど、ちょっと後悔。2部もおもしろかった。医療漫画としては1部よりも正統派っぽくなくなり、むしろ方向性としてはかなり異端。不良高校生(ニート気味)が、底辺から医者になることを目指す物語。一人前とは言えないような主人公ではあるものの、彼の言葉はとても熱く、読む者に強い印象を残した。 序盤はともかく、中盤からは医療関係のネタがほとんど出てこない……(まぁ、2巻からまた医療ネタが復活するみたいだけれど)。 8/10点
読了日:03月18日 著者:入江 謙三,橋口 たかし
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■15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫)
15人の大晦日の24時間を描く、大群像劇もいよいよ折り返し地点へ。3巻目になっても未だ物語はとどまるところを知らず、自由気ままに拡大を続けている。 3巻目は初っぱなからグンと引き込まれた印象。えぇ、もうこの時点でみんながみんなハッピーエンドっていうラストは失われてしまったじゃないですか……。この出来事を境に、亜希穂がどう変わるのかに注目したい。一方でファブリの関わっている問題もどんどん広がりを見せ……もう大半の連中が、徳永の自殺を追うどころじゃ無くなってやしませんかね!?
読了日:03月18日 著者:新城 カズマ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17495572

■共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
私立高校の図書委員メンバーを中心にした日常系ギャグ漫画。図書委員会やらオタクにまつわるネタが非常に多く、そういうのが好きな人ならば思いっきりハマるであろう作品。 ヒロインズがかわいすぎて辛い。眼鏡に、ゲーマーに、腐女子て。うああみんなかわいいなあああ。けれどこのヒロインズにここまで惹かれまくる俺は少数派なんじゃねえのかなあ、とも思う。キャラクター造型の面としては、見てすぐに伝わるような個性は少ないのだが(教職員除く)、じっくりと読んでいくと、しっかりと中身のあるキャラクターに仕上がっていることがわかる。
読了日:03月16日 著者:D.キッサン
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■ゴールデンタイム〈4〉裏腹なるdon’t look back (電撃文庫)
流血沙汰だよ。血だらけだよ。キャラクターたちも、読者も。もしかしたら書いている竹宮さん自身も。 今回は万里香子リンダの関係に、一つの区切りがついた。少なくとも、形の上では。関係者それぞれが抱え込んでいるものがどれも重たすぎて、200頁ちょっとやや薄めな巻であったが、読み応えはすごかった。特に万里が時折見せる、記憶喪失絡みの寂しさの描写にはすさまじいものがある。 この後どのような展開を辿ろうとも、少なくとも誰かしらは泣くことになってしまいそうで非常に辛い。 ベストイラストは、167頁のリンダとNANA先輩。
読了日:03月16日 著者:竹宮 ゆゆこ
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■藤村くんメイツ 1 (ガンガンコミックスONLINE)
これはおもしろい。藤村くんという不良と、その周辺人物たる委員長やら生徒会長によるギャグ漫画。最初っから最後まで徹底的にギャグ漫画なのだが、そのクオリティが非常に高い。ボケの破壊力はもちろんのこと、ツッコミにも気を使ってあり、とてもおもしろかった。出オチすぎる委員長(鎧)やら、ケチョスやら、落とし穴やら、世界観どーなってんのとツッコミたくなるような粗い面もありはするものの、総じてクオリティの高い作品だった。まぁ、アレよね。えりかわいいよね。藤村くんに惚れている理由がいまいち分かんないけど。
読了日:03月15日 著者:敷 誠一
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■ふうらい姉妹 第1巻 (ビームコミックス)
くだらなさもここまで極めてしまえば、まさに芸術。おかしな姉妹を主人公とした、独特の空気感が魅力のギャグ漫画。このおもしろさは言葉で表現するのがとても難しく……「いいから、読め! 読めば分かる!」というタイプの作品。表紙のようなやり取りが1巻まるまる続く。とにかくまともな登場人物がほとんどおらず、皆が皆、どこかしらがずれている。言葉選びのセンスも良く、笑わされた。 いちばん好きなツッコミは、「がいじんがーみーんなボブだとおもうなよー」。 9/10点
読了日:03月14日 著者:長崎 ライチ
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■Drc2 1 (BLADE COMICS)
危険な妄想(俗に言う中二病)が現実に具現化してしまうという物語。日本国内の若人の多くが罹患する中二病をテーマに扱っているわけだが、その末路はことごとく悲劇的。中二病が現実に、というギャグみたいな設定で、見事にシリアスを描いている。 特に「愛される男」は胸に来るものがあった。気軽に「○○は俺の嫁」と言うのを躊躇わせるくらいのインパクトはあった。……しかしそれでも俺は愛故に言うぞ! 朝比奈みくるは俺の嫁! 主人公の出番が少ないため、どういう立ち位置が未だによく分からず、その点で物語に入り込みにくい感はあった。
読了日:03月13日 著者:伊藤 仁,楓月 誠
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■らじかるエレメンツ 2 (GA文庫)
化学実験部がメインメンバーなのに、化学実験をしないどころかスポーツチャンバラしかしなかった1巻。それに続く2巻もまた、化学実験などすることなく、生徒会長選挙がメイン。1巻にて不遇の立場にあったアルミにスポットライトが当てられており、非常に可愛らしい幼なじみ分を大量摂取することができた。ただその分、正ヒロイン羽卵の出番が極端に減ってしまい脇役クラスの立ち位置にまで下がってしまっていたのが……ちょっとバランスが悪いというか。さりげなく、しかしコアなパロディが随所に散りばめられており、非常におもしろい。
読了日:03月13日 著者:白鳥 士郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17364583

■がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night (電撃文庫)
越佐大橋シリーズ完結編(完結編とか言いながら、巻末で番外編「5656!」の宣伝してまんがな)。越佐大橋シリーズのオールスター総出演による、圧巻のクライマックスだった。あれだけの人数が一ヶ所に集まってそれぞれ好き勝手動いていても、しっかりとついていけるあたり、キャラクターの書き分けがめちゃくちゃ上手いってことなんだろうなあ。それだけでなく、キャラクターごとに目的であるとか行動がはっきりしていて、それらを一つのストーリーとしてまとめる構成力にも長けている。 金島銀河の登場シーンがあまりにも予想外すぎた。
読了日:03月10日 著者:成田 良悟
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■がるぐる!〈上〉 (電撃文庫)
越佐大橋シリーズ完結編は上下巻構成。上巻は下巻のための準備期間といった感じで、徐々に雰囲気が張りつめていく感じ。殺人鬼と探偵姉弟の恋愛模様に、犬と猫と都市伝説と島が複雑に絡み合う。果たして下巻でどのような展開を辿り、どのような完結を見るのか? とりあえず、間を置かずに下巻へ突入。 ベストイラストは、51頁のシャルとシャーロック。 7/10点
読了日:03月08日 著者:成田 良悟
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■デュラララ!!×5 (電撃文庫)
シリーズ初上下巻。「これからおもしろくなるぜ〜」ってところで終わった。 新キャラクターや、前巻から登場していたキャラクターたちが本格的に動き出した。ここからダラーズが、そして帝人やセルティがどのように動き、どのような事態へと進んでいくのか。非常に楽しみだ。 そしてすべては一人鍋こと臨也の元に収束する、と。……サイモン、静雄、どっちでもいいからコイツ殴れ。 ベストイラストは、270頁のシズちゃん。いや、165頁のヴァローナも、211頁の胸チラ杏里も、263頁の割り箸くわえた波江さんも素敵なんだけど……
読了日:03月07日 著者:成田 良悟
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■ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫)
今まで一枚岩となって〈ふうせんかずら〉の巻き起こす現象に対抗してきた文研部2年生が、遂に決裂してしまう。 今までは青春よりな作風であったココロコだが、今巻では今まで以上に「現実」というものを意識させられるエピソードだった。中盤あたりの不安定な心情は相変わらず読むのが辛くなるが、それらをすべて乗り越えることのできるほど、心に直接訴えかけるようなメッセージは健在。前巻……ニセランダムにおける1年生ズとの対比も良かった。そして恋愛面においても、大きな大きな進展が……。 とりあえず、藤島完全復活は喜ばしいことだ。
読了日:03月05日 著者:庵田 定夏
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■めだかボックス 14 (ジャンプコミックス)
楽しいお話から一気にどん底に突き落とされた前巻ラスト。そしてそこから始まる新展開は、またしても素晴らしい物語。善吉vsめだか……vs裸エプロン先輩! 今までいちばん主人公っぽかった人(めだかちゃん)がいちばん主人公っぽくなくなり、今までいちばん主人公っぽくなかった人(球磨川。ただし敵対してた時期な)がいちばん主人公っぽくなってきた。裸エプロン先輩、マジ主人公。俺だって裸エプロン勢力につくわ。……そして、そんな中で未だに主人公っぽさの感じられない善吉くん。たぶん、バトル漫画化する前までは主人公だったと思う。
読了日:03月03日 著者:西尾 維新,暁月 あきら
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■GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)
突如学園からいなくなってしまったヴィクトリカ。そんな彼女を探し求め、久城が〈ベルゼブブの頭蓋〉と呼ばれる修道院まで迎えに行く話。なぜヴィクトリカが〈ベルゼブブの頭蓋〉に連れていかれたのかが分からず、序盤はちょっとモヤモヤ。更に、どうしてそこから簡単に連れ帰ってきていいのかも分からず、更にモヤモヤ。つまりベルゼブブでの役割を果たさない(あるいは果たすべき時期が終わった)から、もう帰っていいよってことなのか? 小さな謎はいくつも転がっていたが、今までの長編らしい大きな謎が無かったのがやや残念。
読了日:03月03日 著者:桜庭 一樹
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■MiX! オトコの娘はじめました (角川スニーカー文庫)
初恋の女の子に「男らしくない」という理由でフラれた主人公が、男らしくなるために空手部に入部しようとしたら、手違いで女子新体操部に入部しちゃうお話。男の娘モノはそんなに好きでもないけど、これはなかなか良作。主人公の視点で描かれる文章は、軽い文体で読みやすい。軽いノリでサクサク進んでいくため、あまり浮き沈みの無い序盤のストーリーも楽しく読めた。そして中盤以降は主人公の初恋の女の子が新体操部に入部してくるなどおもしろい展開に突入し、そこから最後までは見事に引き込まれた。
読了日:03月01日 著者:岩佐 まもる
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■容疑者Xの献身 (文春文庫)
映画版を2回観た上での、原作ポロロッカ。やはりおもしろい。映像だけでは表現することのできなかった細かい部分や心理描写などがしっかりと伝わってきて、ようやく容疑者Xの世界を全て理解できたかなといった感じ。「探偵ガリレオ」での事件の真相は、湯川によって暴かれる物理学ミステリーといった感じで、驚きというよりも「そうなのかあ」という感嘆の気持ちが強い。しかし同じガリレオシリーズでもこの作品はしっかりとミステリーをしていて、その真相には驚かされるばかり。
読了日:03月01日 著者:東野 圭吾
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▼2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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▼読書メーター
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2012年2月の読書まとめ
だいぶ遅れたけど、一応ね。

2012年2月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5736ページ
ナイス数:302ナイス

■GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)
GOSICKシリーズ初の短編集。しかし短編集と言いながらも話は繋がっているため、話が分割されてるだけな長編と言えなくもない。まぁ、短編らしくライトな雰囲気であり、こういうものも悪くないと思える。時系列的には長編1巻のエピソードより以前の、一弥がヴィクトリカと出会うお話と、それよりさらに前の一弥と出会う前のヴィクトリカのお話。 ミステリーとしての出来は、長編のそれに比べると、ややいまいちな感もあった。しかし細かい部分に伏線があったりと、作り込まれた作品であることは確か。
読了日:02月27日 著者:桜庭 一樹
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■狂乱家族日記 参さつめ (ファミ通文庫)
乱崎家の大黒柱・凰火と、その妻・凶華と凰火の元恋人・死神三番とが形成する、三角関係の物語。凶華様とはいったいどういう存在であるのかということが、遂に明らかに。凶華様と死神三番のエピソードであるが故に、他の狂乱家族の出番は少なめ(特に雹霞)。しかし三角関係の三人だけでも、物語の勢いはまったく衰えず。凶華様の正体も気にはなるが、今回特に注目したいのは、やはり死神三番であろう。般若の面をかぶって素顔を隠し続ける、暗い過去を背負った彼女であるが、最後は報われたようでよかった。
読了日:02月26日 著者:日日日
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■さよなら絶望先生(28) (講談社コミックス)
「唯ぼんやりとしてるから不安」「善いサマリア人ね。善いサマリア人は善いね。」「一割の労苦」「悲しき絶対」「似勢物語」「曽根崎心中未遂」が好き。「何にでも、理由があると思うな!!」「日本には無いからな、『善きサマリア人の法が』」「ネタバレにも時効を作ってほしいものですね」など、思わず共感を示してしまうようなテーマも多数あり、今回も楽しめた。絶対芸術というか絶対漫画は……不思議と笑えるなあ。なんだか全体的に終わりをにおわすネタが増えてきたねえ。果たして、どうなることやら。
読了日:02月24日 著者:久米田 康治
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■15×24 link two 大人はわかっちゃくれない (15×24 シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
1人の自殺志願者の少年を止めるため、大晦日の東京を様々な人間が走り回る群像劇第2巻。12:51~16:42まで。お昼を過ぎて、事態は更に混沌とした状況になってきた。徳永を筆頭に15人がメインキャラクター(=語り手)なわけだが、関係者がガンガン増えていって、すごいことになってきた。公園のシーンなんて、視点がぐるぐる&メンバー入り乱れまくりですごいことに。しかしキャラクターごとに特徴がハッキリしているためか、世の中いろんなことを考えている連中がいるんだなあ……と思考パターンの多様性に思いを馳せる。
読了日:02月23日 著者:新城 カズマ
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■お釈迦様もみてる ウェット or ドライ (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
祐麒ら花寺学院の生徒会助っ人1年生4人組の、夏合宿を描く。夏合宿といったら、マリみてにて祐巳が祥子さまとの避暑に向かった先で遭遇したエピソード(子羊たちの休暇)を思い出したのだが、よく考えたらあれは2年生だった。1年生の今年は、花寺学院生徒会室に泊まり込み、各部のお手伝いに駆り出されることに。祐麒と鉄の、互いが互いの持っているモノを羨んでいた姿は、なかなかに印象深い。けっこううまく男同士の青春というやつをやっていて楽しめた。また合宿特有の楽しそうな描写もあり、おもしろかった。
読了日:02月22日 著者:今野 緒雪
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■鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈2〉 (電撃文庫)
よく考えたら表紙に女の子がいない鳥籠荘第2巻は、相変わらずな少女漫画空間。今回は、キズナを慕う後輩のエピソード、有生&由起の過去エピソード、キズナ有生由起の三角関係エピソードの三本立て。ユウとユキのエピソードがお気に入り。まさかのショタBLネタになってしまいましたが、これはこれで嫌いじゃない。むしろもっと読ませろ。しかしそういう有生と由起をそういう関係にするならば、幼少有生をもう少し可愛らしいルックスに描いてほしかったなと。そして双子のお母さんの不気味さよ……。
読了日:02月20日 著者:壁井 ユカコ
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■GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)
アニメではこのあたりから、世界観の把握が困難になってくる。しかし一度アニメで観たためか文章での説明が分かりやすいためか、今回はしっかりと理解しながら読み進められた。 学院の時計塔の中で発生した謎の殺人事件に、錬金術師リヴァイアサンからの挑戦を受けたヴィクトリカが挑む。かなり壮大な真相には、なかなか驚かされる。ミステリーとしても十分楽しめたが、今回はアブリルとヴィクトリカのやりとりがあったり、髪型がとんがっていないグレヴィールが見られたりと、本筋とはちょっと離れた点で良かった部分も。アブリルはホント乙女。
読了日:02月18日 著者:桜庭 一樹
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■フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)
かなめと離ればなれとなり、ミスリルも壊滅状態。1人だけになってもかなめの奪還を目論む宗介は、東南アジアへ向かい、孤独な戦場に身を置く。 なんとかなめがほとんど出てこず、新キャラを除けばメインキャラクターは宗介しか登場しません。おお……なんとも辛い……前回も相当なものではあったが、今回は状況そのものがすべて辛い。今まで以上に不利な状況な立たされながらも、驚異的な技術と精神力で困難な状況を打破していく宗介はやはりカッコいい。
読了日:02月15日 著者:賀東 招二
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■EIGHTH 1 (ガンガンコミックスJOKER)
絵がきれいな人の漫画っていうのは、それだけで楽しくなれると思います。女の子がかわいいのなら、なおさら。そして圧倒的なまでの胸の存在感(セキレイ程ではないが。まぁ、ナチュラルなんでこっちのが好み)。もちろん絵柄のみならず、ストーリーも良かった。研究所の保安警備隊員が研究情報やら女の子やらを守って戦う話なのだが、一つ一つのエピソードの背景がしっかりしており、楽しめた。特に、ヒカルの話とかねー。バトルシーンにも迫力があり良かった。というか一冊読んだだけなのだが、けっこう読みごたえがあったなあ。 7/10点
読了日:02月14日 著者:河内 和泉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/16593340

■私立!三十三間堂学院 (電撃文庫)
まさか群像劇とは思わんかった……。三十三間堂学院という元女子高に、まさかの学院唯一の男子として入学することとなった法行(イケメン)を巡る学院中を巻き込んだ大騒動を描く。初っぱなから登場人物が多すぎ&インパクトの薄いキャラクターもそこそこいるせいで、キャラクターの把握にはとにかく苦労した。同じ群像劇を扱った成田良悟さんの「バッカーノ!」や「デュラララ!!」に比べれば見劣りするという点は否めない。ただ、女の子がめっちゃ多いという点に関しては評価したい。
読了日:02月14日 著者:佐藤 ケイ
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■信長協奏曲 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
信長の天下取りを描く作品。金ヶ崎の退却戦後の、岐阜への帰還、そして浅井との全面対決となる姉川の戦いを収録。なんと浅井との対立関係が解決しないままで7巻へ続く。わりかし進むのが早いこの作品にしては、じっくりと描いている印象があった。それだけ重要なエピソードであるということか。新しい織田家家臣がいつも唐突に登場する印象はぬぐえないものの、皆それなりに特徴的に描き分けられている。上杉の忍であるおゆきも、物語上で重要な役割が与えられている様子。ここから物語がどう転んでいくのか? それから森ブラザーズも気になる。
読了日:02月13日 著者:石井 あゆみ
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■武士道エイティーン (文春文庫)
まったく違うタイプの2人の剣道少女による青春ストーリー、ついに高校3年生! 高校最後のインターハイ、香織と早苗の最終決戦、そしてそれぞれの進路と……今回も心行くまで武士道と青春を楽しませてもらいました。なんですかあの香織と早苗の対戦は。まさに武士道、そしてカッコよすぎる友情。更に更に香織とレナの決勝戦も最高だった。熱すぎる展開に、完全に引き込まれた。やっぱり剣道って素晴らしいね、と思わざるを得ない。互いが互いを支えあっている、素晴らしい関係。そんな2人を繋ぎ止めているものこそが、『武士道』なわけですね。
読了日:02月12日 著者:誉田 哲也
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■薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)
地下空間に隠されたお宝を入手するために、マリアローズら6人が秘境を探検する話。リアルSAOみたいな。異世界ファンタジー苦手なのに、なんで読んじゃったかな……。あぁ、十文字さんの第九シリーズが好きだったからなんですけれど。 広大すぎる世界観の説明が不十分なままに物語が進んでいき、つまりどういうことなのかがよく分からなかった。長編シリーズの4巻目くらいをいきなり読まされた感じ。もっといろいろな背景を描いてからのエピソードでしょ、これ?
読了日:02月11日 著者:十文字 青
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■友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)
宇宙人に地球上での愛の存在を確かめさせるため、ただの小学校教師が小学生時代に戻って、友達を100人作る物語。1巻では1話1人形式で6人目まで(1人は元々友人)。友情モノが大好きな人間にとっては、ハマらないはずがないわけで。いろんな友情の成立の仕方や形があって、非常におもしろい。そして「あぁ、小学生ってこんなんだよね……」という微妙なむず痒さも味わえる。世代と違うので80年代ネタは分かんないけど。 導入部分での宇宙人の登場シーンがシュールで笑った。まったく驚かない主人公。
読了日:02月11日 著者:とよ田 みのる
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■GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫)
ヴィクトリカが風邪でダウンしてしまったため、今回の冒険は一弥のみ。いつものような2人の小気味良いやり取りは無かったが、代わりにグレヴィールとの名(迷)コンビが誕生したので良しとする。電話越しでなら強気で出られる一弥くん。なんてヘタレ。 毎度だがアブリルの語るオカルト話を、うまくミステリーとして繋げ、成立させていると思う。今回はグレヴィールの過去が語られており、ブロワ兄妹の因縁が印象的だった。「わたしを絶望させたいなら~」というやり取りは特に印象深かった。
読了日:02月09日 著者:桜庭 一樹
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■キーリ―死者たちは荒野に眠る (電撃文庫)
荒廃した世界観で描かれる、少女と青年とラジオの旅の物語。キノの旅に似ているという噂を聞いて読んでみたが、確かに似た要素は多い。けれど物語の軸となる部分が異なるからか、似てはいてもキノとは受ける印象は違った。前半はハーヴェイの雰囲気のせいか気だるい印象を受けたが、物語の後半になってくると話が動き出してなかなかおもしろい。最後はやや呆気なかったが、キーリたちの絆を見ることができて良かったと思う。 ベストイラストは、267頁のキーリ、ハーヴェイ。 7/10点
読了日:02月06日 著者:壁井 ユカコ
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■アイドライジング! (電撃文庫)
これは個人的には、けっこう好き。アイドルが特殊な技術を用いて開発されたバトルドレスを身に纏って戦う、アクションストーリー。 主人公がアイドルになる経緯も動機もちょっとお粗末かなあ……とは思ったけれど、努力が正統に評価されて結果が伴ってくるという展開は、読んでいてとても清々しく、楽しかった。シャトルトレインの中でのモモとサイの会話には、ちょっと涙ぐんでしまった。バトルのアクションシーンにそこまでの迫力は無いのだが、どちらかというと発想での勝利が多かったため、そこはあまり気にならなかったかな。
読了日:02月03日 著者:広沢 サカキ
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■のうりん (GA文庫)
白鳥士郎さんが遂にリミッターを外してしまったようだ。デビュー作「らじかるエレメンツ」からその取り扱うネタのマニアックさには定評のあった白鳥さんだが、今回のテーマは農業高校。もやしもん的なテーマを、はがないのテンションで突っ走ったような感じ。あまりにも多すぎるパロディ、3ページに1回の頻度でフォント変更、イラストも本文に組み込まれる、下ネタ多い……など好きな人は大好きだが、嫌いな人は大嫌いそうな作品ではあった。私は好きです。是非はともかく何度も笑わされたのは事実だし。
読了日:02月02日 著者:白鳥 士郎
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■バッカーノ!1931 臨時急行編―Another Junk Railroad (電撃文庫)
1930年代のほぼオールスターが登場するという内容のためか、どこかシリーズ内のボーナストラック染みた感じ。けれどここまでバッカーノを楽しく読んできたからこそ、おもしろく読める一冊だった。いつものようなクライマックスでの物語が収束していく強烈な疾走感は感じられなかったが、元々バッカーノの中でも特に1931が好きだったため、その後の面々の動向が知れたのはよかった。特にレイチェルとかね。シャーネが素敵な仲間や恋人に巡り会えたことが、自分のことのように嬉しく感じられる。
読了日:02月01日 著者:成田 良悟
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■彼女日和 (バンブーコミックス DOKI SELECT)
キャラクターがかわいくてよかったと思います。短編集だからある程度は仕方ないとはいえ、もう少しストーリーに厚みがほしい。
読了日:02月01日 著者:ぽんこつわーくす
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▼2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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▼読書メーター
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おもしろかった順にならべてみた。

■武士道エイティーン (文春文庫)
■信長協奏曲 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
■アイドライジング! (電撃文庫)
■のうりん (GA文庫)
■GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)
■鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈2〉 (電撃文庫)
■私立!三十三間堂学院 (電撃文庫)
■狂乱家族日記 参さつめ (ファミ通文庫)
■GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)
■お釈迦様もみてる ウェット or ドライ (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
■15×24 link two 大人はわかっちゃくれない (15×24 シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
■EIGHTH 1 (ガンガンコミックスJOKER)
■友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)
■さよなら絶望先生(28) (講談社コミックス)
■GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫)
■フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)
■バッカーノ!1931 臨時急行編―Another Junk Railroad (電撃文庫)
■キーリ―死者たちは荒野に眠る (電撃文庫)
■彼女日和 (バンブーコミックス DOKI SELECT)
■薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)