夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
4年ぶりだぜ? やれやれ 「涼宮ハルヒの驚愕」

涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
(2011/05/25)
谷川 流

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「涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版」角川スニーカー文庫
谷川流(イラスト・いとうのいぢ)
絵師サイト/BENJA-MING
絵師ツイッター/いとーのいぢ (itoww) on Twitter

ストーリー 8/10点
キャラクター 8/10点
SF 10/10点
伏線回収 8/10点
驚愕 9/10点
待ちわびたぞ! 12/10点



まさに驚愕の物語であった。

驚愕(前)は分裂同様伏線の巻。
1巻まるごと伏線だけのためにあったと言ってもよく、ストーリーがなかなか前に進まない。
朝倉の再々登場、谷口の彼女の正体、意外とかわいい橘京子、渡橋泰水という存在、珍しく空気な長門と……おもしろ要素をいくつも抱えて、いよいよ物語は驚愕(後)へ。

驚愕(後)では分裂&驚愕(前)の伏線をしっかり回収。
いやあ、おもしろかった。
分裂した物語が一つに収束するところが、一番の見所。
伏線だらけで停滞していた物語が、あそこから一気に動き出した。
後半はジェットコースターの如くの怒濤の展開であった。
半分以上一読しただけでは何を言ってんだか理解に苦しむ内容だったが、その回りくどさや複雑さが谷川さんの持ち味なわけで。懐かしい。
キョンは過去どころか未来にまで行ってしまうし。
なかなかに心暖まる、SOS団のエピソードもあり。
果たしてキョンが贈り物に選んだものはなんだったのだろうかね。

(後)は伏線回収の巻ではあったが、この巻でも更に伏線が張られ、今後の展開にも期待がかかる。
とりあえず今一番気になるのは、12巻の発売の時期。
年内ないしは来年中に出ると読者としても安心といったところか。
それからこの複雑怪奇な物語を、ツガノガクさんはどう漫画化するのかということ。分裂……するの?

ベストイラストは、(前)109頁のハルヒ、(後)41頁のみくるちゃんとハルヒと長門、秘話29頁の佐々木。
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