夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
2013年2月の読んだ本まとめ
2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:6719ページ
ナイス数:1543ナイス

それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)感想
今回は主に怖いエピソードを収録した「恐怖それ町」巻。 個人的お気に入りは「非行少年飛行少女群像劇」「ミラクルスーパーラッキー指輪」。特に指輪のエピソードでは、久しぶりに歩鳥とモリアーキーのがっつりした絡みが見られて良かった。いやあ、このエピソードを読むと、歩鳥の人のよさがよく伝わってくる。歩鳥は少々学生としての出来は悪いかもしれないけれど、でも人として優れているんだよ、やっぱり。怖い系・不思議系という点では「夕闇の町」が印象的だった。 趣味オタク寄り告白のタッツンが可愛かった。 こらしゃー! 8/10点
読了日:2月28日 著者:石黒 正数
傾物語 (講談社BOX)傾物語 (講談社BOX)感想
八九寺真宵を巡る、阿良々木暦のひと夏の大冒険。今までの〈物語〉シリーズの中でも、かなり好きな部類のエピソードだったように感じた。 八九寺真宵を巡ると言いながらも、真宵にはほとんど出番はなく、八割方は阿良々木くんと忍がひたすらキャッキャキャッキャしているだけという、なんとも不思議な作品であった。いやぁ、忍は可愛いなあ。老獪さと幼さとを同居させたような性質が、非常に良いと思う。
読了日:2月28日 著者:西尾 維新
とある飛空士への誓約 2 (ガガガ文庫)とある飛空士への誓約 2 (ガガガ文庫)感想
エアハント士官学校のメンバーたちによる模擬空戦がメイン。生徒同士の模擬空戦であるため、他シリーズの息詰まる命懸けの駆け引きには一歩及ばないものの、しかし清顕とイリアの対決は、やはり熱くておもしろかった。 そして今巻では、1巻でもキーパーソンとして描かれていたシルヴァニア王家王位継承者と、ハチドリ、あとついでにメルヘンドーナツの製作者の正体が明かされる。この謎の人物たちは一体誰なんだと、少ない情報の中からミスリードの可能性も考慮しつつ推測してみた。
読了日:2月21日 著者:犬村 小六
たゆたゆ (TENMAコミックス)たゆたゆ (TENMAコミックス)感想
タイトルの意味は揺蕩う(たゆたう)、ということで、ゆらゆらと揺れ動く主人公を巡る、5人のヒロインたちを描いた物語。絵柄は綺麗で、読みやすい。ヒロインズの中では翠鳥が好きです。嫉妬可愛い。正ヒロインがいながらも流されるまま複数の女性と関係を持つことになり、最終的に気だるい雰囲気を醸しながらなし崩し的にみんなで情事に励む感じが……個人的に好み。こういう感じの作品、もっといっぱい読みたいなあ。とりあえずは、大和川さんの別作品も読みたくなった。 8/10点
読了日:2月21日 著者:大和川
フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)感想
表紙を見て思ったこと。「このズボン、ストライクウィッチーズじゃねぇか……」 大人気ミリタリーラノベ「フルメタル・パニック!」のスピンオフ作品。主人公や登場するロボットは変更となっているが、フルメタらしさは失われていない。執筆者も新人の大黒尚人さんに変わっているが、不思議と違和感は感じなかった。 血生臭さの目立つ本編とは違い、どちらかというとスポ根的なノリが期待できそうなスピンオフ作品。暴走したASの謎は解けないままだが、しばらくは達哉の各国の猛者たちを相手にする活躍ぶりに期待したいところ。
読了日:2月20日 著者:大黒 尚人
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)感想
妹モノの日常系……かと思ったら、物語の舞台を整えるための登場人物紹介その他のみに終始してしまった感じ。主人公秋人を取り巻くヒロインズは皆魅力的であるため、2巻以降でどのように話を転がしていくのかに期待したい。 日常系というか、ゆるゆるした感じで会話主体の作品って苦手なものが多いのだけれど、この作品はたとえ雑談でもしっかりとおもしろさを含んだ雑談になっており、存外楽しんで読むことができた。
読了日:2月19日 著者:鈴木 大輔
クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門 (ファミ通文庫)クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門 (ファミ通文庫)感想
クズが未来からやって来た「カマタリさん」の協力の元、3姉妹の攻略に挑む話。 序盤はストーリーがなかなか前に進まないが、終盤は一気にラブコメストーリーを突き進んでおり、ラブコメパートは非常に良かった。しかし太一の心境の変化が妙に急激に訪れている感は否めない。 この1冊で綺麗にストーリーがまとまっているため、最後に続編を匂わせるような引きにしてしまったのはどうなのかなって。 フォント変更を多用したりパロディ満点の文章は小気味良いが、同時にクセの強さも感じた。
読了日:2月18日 著者:石川 博品
はぢがーる (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)はぢがーる (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
恥ずかしがり屋の女の子に恋愛ミッションを強要し、ひたすら赤面させるお話。可愛い! ただひたすら、可愛い! 今回はゆびきり、髪型変更、見つめあい、ツーショット、お姫様抱っこ……と端から見たら「お前ら付き合っちゃえよ」な領域を突っ走り続けた紗江。特にお姫様抱っこのエピソードでは水着姿まで披露。……眼福です! 水着姿での準備体操の破壊力は高すぎです! 特にあの、胸を反らすやつ! 課題も残すところあと2つのようだが、どのようにして話を繋げていくのやら……? 7/10点
読了日:2月16日 著者:みやび あきの
文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)感想
長門有希の100冊、5番。読了11冊目。百鬼夜行シリーズ第2巻(1巻は未読)。 1000頁オーバーという超ボリュームで描かれるミステリーは、非常に読み応えがあった。作中で発生するいくつかの事件がそれぞれ複雑に絡み合うことにより、非常に大きな謎を形作ることに成功していた。ミステリーのおもしろさの要ともいえる謎解き部分も、読み手を引き込ませる。1000頁ある中ですべてのページが何らかの意味を持っており、読み手を最後まで惹き付け続けているのはすごい。よく計算されたミステリーであると感じた。
読了日:2月16日 著者:京極 夏彦
生徒会役員共(8) (講談社コミックス)生徒会役員共(8) (講談社コミックス)感想
下ネタ満載生徒会4コマ。 キャラクター陣が皆非常に可愛らしく、読んでて楽しい作品ですね。お姉ちゃん属性を手に入れたウオミーの株が自分の中で急上昇です。そして中二病真っ最中のコトミも、安定しておバカ可愛いなあ。 表紙の新キャラは学園OGの古谷さん。オールドキャラという若干扱いにくそうな属性に加え、OGという立場となると……今後この作品の中でどう扱われることになるのか、気になるところ。 夏エピソードが多めで、水着が見れたのが嬉しい。 8/10点
読了日:2月16日 著者:氏家 卜全
うさぎドロップ (3) (Feelコミックス)うさぎドロップ (3) (Feelコミックス)感想
キンモクセイの記念樹のお話がいい感じ。コウキくんはやんちゃなガキンチョだけれど、ピンチになったらりんちゃんを引っ張って逃げられるし、りんちゃんに叱られたらちゃんと言うこと聞くし、悪い子ではないよねえ。 大吉のモノローグでハッとさせられる場面が多いなあ。「働かないと養えない」「子育てしようとすると働く時間は限られる…んで収入減る」って、確かにそうだろうなあ……。出産・子育てに対して厳しすぎるぞ、今の日本。 7/10点
読了日:2月14日 著者:宇仁田 ゆみ
信長協奏曲 8 (ゲッサン少年サンデーコミックス)信長協奏曲 8 (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
信長の黒人の家臣・弥助の合流から、家康軍と武田軍の決戦までを描く。 また新たなタイムトラベラー(ホームラン王ヤング)が登場。戦力になりそうには見えないものの、いい人そうだしなかなか愉快なメンバーが加わったように思う。家康くんが信長のために燃え上がるシーンは、シリーズ屈指の名場面であろう。自らを買ってくれている人がいるっていうのは、やっぱり嬉しいことだろうからね。おそらく信長自身軽い気持ちで口にした言葉が、長きにわたり家康の心に刻まれていた……。案外人と人との関係って、こういう面があるのかもしれない。
読了日:2月13日 著者:石井 あゆみ
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 (富士見ファンタジア文庫)勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 (富士見ファンタジア文庫)感想
RPGの勇者と魔王の世界観をショップでの労働に落とし込んだ、小売業ファンタジー。RPGによくある設定をうまく活かして“はたらく”という行為とのギャップを作り出し、おもしろおかしいストーリーになっていたのが良かった。また、一見バラバラに見えたストーリーも、クライマックスで見事に前半から中盤にかけての要素を(多少粗削りだったとはいえ)回収していたのも良かった。フィノの言葉から、「はたらく」ということの意味を知ることができたのも、個人的には大きな収穫。
読了日:2月11日 著者:左京 潤
灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)感想
若者……ないしは日本人の多くを縛り付けている“空気”をぶったぎる。そんな感じの作品だった。空気に流されて堕落するクラスの中で、唯一空気を読まずに正義をかざし続ける小早川千尋さんと、彼女を観察する飯嶋直幸の物語。“空気”で安易に行動する大衆の恐ろしさを説いた作品で、非常におもしろい。田中ロミオさんの観察眼が優れているのか、出来事の一つ一つがリアルに感じられた。最終的にはハッピーエンドで終わるものの、一歩間違えればバッドエンドルートまっしぐらで、非常に危ういバランスの上でどうにか上手くいった、という印象の物語
読了日:2月10日 著者:田中 ロミオ
ゴールデンスランバー (新潮文庫)ゴールデンスランバー (新潮文庫)感想
首相の暗殺事件の犯人に仕立てられた主人公が、ひたすら逃げ回る話。おもしろすぎる。伊坂作品の集大成だという話も聞くが、まさに。マスコミや国家というものを敵に回した時の恐ろしさが実に上手く表現されていた。要所要所で伏線が綺麗に回収されていくのが、読んでいて実に心地よい。さらにシーンの一つ一つ、台詞の一つ一つがいちいち格好よくて印象的だ。『だと思った。』とか『行け、青柳屋』とか『たいへんよくできました』とか。全部樋口晴子の台詞じゃねえか。
読了日:2月9日 著者:伊坂 幸太郎
じょしらく(5) (ワイドKC)じょしらく(5) (ワイドKC)感想
ついに表紙はメンバー5人勢ぞろい。この表紙のマリーさん、可愛すぎると思うんだ……。 「キャラつぶし」……新キャラウザンヌ登場。久米田作品のウザキャラということで、CVは隠す気皆無のあのお方。 「担当ほしい」……この作品は、どんな状況でもネタとして昇華してしまうね……。 「芝居プロ」……42頁の水着キグちゃんが下半身裸のように見えなくもない。棒が浸かってる、でひたすら卑猥な発想をし続けるマリーさん可愛い。 「イ田祭」……これで丸京の乳輪の色が分かったね! 素晴らしい収穫だね!
読了日:2月9日 著者:久米田 康治
ZOO (ヤングジャンプ愛蔵版)ZOO (ヤングジャンプ愛蔵版)感想
乙一さんの短編集「ZOO」から、「カザリとヨーコ」「神の言葉」「陽だまりの詩」「ZOO」の漫画版を収録。原作は読了済み。 「神の言葉」は独白のシーンが多く、漫画で表現するにはちょっと難しかったかな……? 「カザリとヨーコ」は……改めて読むと、すごくエグい話だな。 「陽だまりの詩」は原作の良さを上手く活かした作品だったと思う。温かくて切ないエピソードで、胸が熱くなる。 「ZOO」はクライマックスのどんでん返しのシーンが印象的に描かれており、原作よりも楽しめたかな。
読了日:2月7日 著者:乙一
人生 (ガガガ文庫)人生 (ガガガ文庫)感想
人生相談系ライトノベル……だけれど、人生相談を放り出して別のことをし始めてしまうこともしばしば。ストーリーなんてものはあって無きが如しの形式なもんで(なにしろ、人生相談にひたすら頭を悩ませるだけだからね……)、ハナから笑わせることのみに特化した作りになっている点は潔くて好感が持てる。要所要所で小ボケが的確に威力を発揮し、爆笑を誘うタイプではないがずっと高水準で楽しませてくれる作品だった。個人的には、相談に答えを出した後の後日談も読みたかったかなって。粗さが無く、“巧さ”を感じるギャグノベルだった。
読了日:2月6日 著者:川岸 殴魚
めだかボックス 19 (ジャンプコミックス)めだかボックス 19 (ジャンプコミックス)感想
めだかちゃんの婚約者騒動は終わったが、息つく間もなく今度は第4部『不知火不知』編へ。今まで名脇役という立ち位置をキープし続けていた不知火に、ようやくスポットライトが当てられる。“不知火半袖”という存在が、ようやくパズルの重要なピースの一つとしてカチッとハマった印象。カバー裏の写真が切ない……。 言彦とかまたまた凄まじいキャラクターが出てきたが……果たしてめだかちゃんは無事に不知火を奪還することができるのか? というか贄波……思った通り、ちゃっかり『漆黒の花嫁』編以降も居座っちゃうのね。
読了日:2月5日 著者:西尾 維新
最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 8 (少年サンデーコミックス)最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 8 (少年サンデーコミックス)感想
エロい愛の表紙が目印の最上の明医第8巻は、前巻に引き続きケニア編。劣悪な状況の中で目の前の命を救うべく知恵をしぼる義明の姿には感動を覚える。それにしても……苦労して命を救ったり産み出したりしても、1日後すらまだ生きているか分からない状況なんて……この上もなく過酷だな。アフリカの出産とかの様子を見ていると、日本がどれだけ丁寧で恵まれたところなのかが分かるね……。大統領の息子はどうなるのだろうか。続きがきにね。
読了日:2月5日 著者:橋口 たかし
戦う司書と恋する爆弾 BOOK1(集英社スーパーダッシュ文庫)戦う司書と恋する爆弾 BOOK1(集英社スーパーダッシュ文庫)感想
今の時代を生きるコリオと、かつてこの世界に生きた姫君とが、時代を超えて交わる、よく出来た作品だったと感じた。特にコリオがシロンからのメッセージを受け取り、敵に立ち向かう場面は素晴らしかった。どちらが先に恋したのかも分からない、円環の理に導かれた、非常に良い恋物語だったと思う。ただ、作品としては世界観がやや分かりにくく、特に作中における魔法の取り扱われ方がよくわからなかった。『本』についても、もっと詳しい解説が欲しかったかなー、とも。
読了日:2月4日 著者:山形 石雄
ひまわりさん (MFコミックス アライブシリーズ)ひまわりさん (MFコミックス アライブシリーズ)感想
古くて小さな本屋さん「ひまわり書房」を舞台にした日常ストーリー。一つ一つのエピソードが優しげで暖かく、印象深い。「本」を通していろんな大切なことを教えてくれる。 ひまわり書房店長のひまわりさんは、黒髪ロングに眼鏡娘と、まさに“文学少女”を地で行くルックス。見た目のみならず、皆から慕われる彼女の姿は非常に可愛らしい。「ひまわりさんが好きだ!」と公言して憚らないまつりちゃんと、クールだけでけっこう優しいところもあるひまわりさんのコンビは、いつまででも見ていられる。 7/10点
読了日:2月3日 著者:菅野 マナミ
“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)感想
“文学少女”シリーズの短編集。本編のような重たさはなく、気軽に読むことができた。とはいえただ単にコミカルなエピソードばかりなのかというとそんなことはなく、ちょっと切ないサイドストーリーばかりで、十分満足のいく出来だった。「〜革命する労働者」は蟹工船をうまく文学少女の世界観に落とし込めており(ちょっと世界観的にはやり過ぎた感はありつつも)、良いエピソードだった。美羽と芥川くんのことを描いた「〜歩き下手の人魚」も、2人の少年少女のキャラクターをうまく掘り下げられており、非常に印象的だった。
読了日:2月2日 著者:野村 美月

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