夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
CoCリプレイ『旧池袋サンシャイン水族館へようこそ』(みかん)
※これは身内で行ったクトゥルフ神話TRPGのリプレイ作品です。
※シナリオ「旧池袋サンシャイン水族館へようこそ」は、KPのばらけつさんオリジナルシナリオとなっております。
※色んな作業の合間に更新するので、亀更新を覚悟してもらえると嬉しいです。



《TIPS 発話者早見表》
KP=ばらけつ
岡崎宙太郎=ネイノー
ルイス・ブルウム=スズキ
川谷ベッキー=羊狩り
MC結核=虎猫
化野一馬=ATP
鳶一白鷺=星野流人
※表記順は、探索者歴の長い順(経験シナリオ数を問わず、最初に作成してから長い期間生存しているもの)



《prologue》

プレイヤー/ネイノー(探索者は継続使用)
名前/岡崎 宙太郎(おかざき ちゅうたろう)
職業/冒険家教授
性別/男
年齢/26歳
STR15 CON10 SIZ16 DEX12 APP10 SAN55 INT14 POW11 EDU18
アイデア70 幸運55 知識90
最大正気度98 ダメージボーナス1d4
正気度55 マジックポイント11 耐久力13
応急手当40% 鍵開け64% クトゥルフ神話1% 考古学50% 忍び歩き35% 信用22% 精神分析60% ほかの言語(英語)40% 目星89% キック35% 組みつき75%
筆者補足/探索者として生き延びた期間自体は長いものの、単純にスケジュールが合わずセッションに参加できなかったり、KPにまわってもらったりしていたから探索者として活動できなかっただけで、実際のところはこのシナリオが2本目。前回のセッションも2年くらい前のことなので、本人もすっかり前回のロールプレイ時の探索者の性格を忘れていた。

プレイヤー/スズキ(探索者は継続使用)
名前/留伊守・武留宇無(ルイス・ブルウム)
職業/ビデオジャーナリスト
性別/男
年齢/35歳
STR7 CON15 SIZ15 DEX13 APP15 SAN45 INT11 POW9 EDU14
アイデア55 幸運45 知識70
最大正気度92 ダメージボーナス±0
正気度45 マジックポイント9 耐久力15
言いくるめ66% 運転(自動車)60% 応急手当39% 隠す40% 隠れる55% 機械修理60% 聞き耳74% クトゥルフ神話7% 経理20% 写真術48% 精神分析26% 電気修理35% 投擲35% 図書館34% ナビゲート40% 値切り18% 目星74%
筆者補足/短編長編含め過去5つのシナリオから生還しているベテラン探索者。外国人探索者でありながら普段のロールプレイはベラベラ日本語を使っているし、よく見ると名前も漢字表記。《母国語》でロールする際には何語でロールするつもりなのだろうか。

プレイヤー/羊狩り(探索者は継続使用)
名前/川谷 ベッキー(かわたに ベッキー)
職業/作家
性別/女
年齢/26歳
STR8 CON11 SIZ8 DEX16 APP10 SAN47 INT16 POW10 EDU17
アイデア80 幸運50 知識85
最大正気度83 ダメージボーナス-1D4
正気度47 マジックポイント19 耐久力15
言いくるめ10% オカルト78% 鍵開け8% 隠れる40% 聞き耳40% クトゥルフ神話16% 忍び歩き39% 心理学65% 精神分析50% 説得81% 追跡36% 登攀44% 図書館88% ほかの言語(ドイツ語)51% 目星76% 歴史60% ショットガン64%
筆者補足/過去3本のシナリオから生還。その名前と個性からして、最初に作成された時期がいつだったのかが窺える。他意は無いが、そろそろいっぺん死んで、作り直した方がいい気がする。

プレイヤー/虎猫(探索者は継続使用)
名前/MC結核(エムシーけっかく)
職業/ミュージシャン(ラッパー)
性別/男
年齢/19歳
STR6 CON14 SIZ11 DEX12 APP12 SAN65 INT15 POW13 EDU15
アイデア85 幸運65 知識85
最大正気度99 ダメージボーナス±0
正気度65 マジックポイント13 耐久力13
言いくるめ35% 聞き耳55% 芸術(ラップ)75% 乗馬25% 信用25% 心理学35% 製作(音源製作)55% 説得45% 図書館45% ほかの言語(英語)51% マーシャルアーツ51% 拳銃50% こぶし80%
筆者補足/今回は2度目のシナリオ挑戦となる探索者。プレイヤー自身も、前回初めてTRPGに参加した初心者。ラッパーを名乗ってはいるものの、基本的に用意してきたフレーズだけ言い終えたら、後は全部普通に喋る。ガヤが凄いうまい。

プレイヤー/ATP(探索者は新規作成)
名前/化野 一馬(あだしの かずま)
職業/数学者(大学教授)
性別/男
年齢/54歳
STR8 CON13 SIZ12 DEX15 APP11 SAN60 INT16 POW12 EDU12
アイデア80 幸運60 知識60
最大正気度99 ダメージボーナス±0
正気度60 マジックポイント12 耐久力13
運転(自動車)80% 隠れる70% 信用85% 図書館75% 物理学61% ほかの言語(英語)61% 目星65%
筆者補足/プレイヤー自身はクトゥルフ神話TRPG自体は2度目程度。今回初めて当グループのセッションに参加してもらったので、新規探索者を作ってもらいました。チームの中でダントツで年齢層が高い。

プレイヤー/星野流人(探索者は新規作成)
名前/鳶一 白鷺(とびいち しらさぎ)
職業/ゴーストハンター
性別/女
年齢/24歳
STR7 CON10 SIZ13 DEX12 APP13 SAN65 INT13 POW13 EDU14
アイデア65 幸運65 知識70
最大正気度99 ダメージボーナス±0
正気度65 マジックポイント13 耐久力11
オカルト85% 化学21% 機械修理80% 精神分析51% 説得65% 博物学60% 物理学51% 目星55%
筆者補足/過去に鳶一雲雀、鳶一鶯という女性探索者を扱い、そのいずれもが非業の死を遂げロストした(二人とも神話的世界に取り込まれてしまっただけであり、厳密に言えば死んではいないとも言える)。鳶一一族の仇を討てとばかりに、三人目の鳶一を作ってきたのだが、みんなからは出会い頭から「ブス」「ブス」と言われ何もしていないのに散々な言われようだった。



KP「……という愉快な6人で今回のシナリオをお送り致します.よろしくお願い致します」
白鷺「適当に会った人とか連絡先知ってる人とかに声かけまくってたら、めちゃくちゃ人が増えてしまったわ」
KP「あと、そういえばなんですが、始める前に各自の持ち物なんとなく教えてもらえると助かります」
化野「持ち物……酒が好きなんでブランデーを」
KP「ブランデーをいつも持ち歩いているんですね」
川谷「かさばるものを……。……でもブランデーは使い道ありそうね……」
ブルウム「スマホでしょ……。……あと、ジャーナリストなんでカメラ……」
川谷「あ、ジャーナリスト。敵だ。……ベッキーは、暴露本とかつての名声と週刊誌しか無いですね」
白鷺「かつての名声、持ち歩いてるんだ」
岡崎「虫眼鏡とリュックサック……ぐらいでいいかな。そんなに色々持ち歩いても仕方ないし」
KP「結核さんは?」
結核「持ち物……ってなんですか?(※MC結核さんのプレイヤーはTRPG初心者です)」
KP「要するに何を普段持ち歩いているかですね。感じ的にはちょっとその辺にお出かけするくらいで……」
結核「じゃあ、スマホと……財布とかくらいですかね」
白鷺「私は薬物を……」
KP「薬物」
白鷺「持病のものなので……禁止薬物ではないですよ」
KP「なるほど……。……それでは皆さんの所持品も教えてもらったところで、そろそろシナリオの方、始めて行きたいと思いますね」
全員『いあー! いあー!』



《1.導入》

KP「季節は春、時間はお昼過ぎ。探索者はそれぞれ偶然、東京は池袋、サンシャイン水族館に来ていました」
白鷺「やったわ」
川谷「水族館とか……白鷺さんのバフがかかるやつじゃない(※白鷺さんのプレイヤーは水族館が好きなのです)」
KP「サンシャイン水族館は、サンシャイン60の屋上にある水族館です」
結核「水族館ねえ。そんな、何も起こらないと思いますけど」
KP「休日と言うこともあり、家族連れやカップルで混雑しています。探索者達は、エレベーターで最上階まで上がり、ここまでやってきました。水族館は綺麗に整備されており、ヒーリング効果のある音楽が流れています。……ちょうどこんな感じですね(※当日は実際にサンシャイン水族館で流れているBGMが会場に流れていました)」
白鷺「雰囲気出るわねえ」
KP「さて、探索者の皆さんは、それぞれ友人や、家族や、恋人と来ているかもしれません。それぞれ、一人で来ているのか、または、他の探索者と来ているのか、といった辺りを教えて頂きたいと思うんですけれども……(※ごそごそと鞄の中を手繰り始める)」
川谷「ん?」
岡崎「なになに?」
KP「皆さんせっかくサンシャイン水族館に来たということで、パンフレットを用意しました」
(KP、ここで探索者全員に、サンシャイン水族館の地図・パンフレットを手渡す)
全員『おおーっ! すげえーっ!』
川谷「凝ってる!」
結核「虚構が現実に」
化野「地図がある!(※サンシャイン水族館のパンフレットには館内見取り図が載っているので、一気にムードが高まります)」
結核「あああ〜現実だ〜……現実だ……」
ブルウム「ココロ動かす、発見がある。」
白鷺「パンフに載ってるキャッチフレーズ読んだだけじゃないの」
岡崎「私はまああまり他の探索者とも面識が無いので、一人で来てますね。……2階の大河アマゾン川のコーナーで」
ブルウム「普通に遊んどるよ、この人!」
岡崎「私はSAN値も減ってないし普通に人間なので、気晴らしに遊んでる感じで」
KP「分かりました」
岡崎「普通にイグアナ見てます」
川谷「ベッキーは社会常識が無いので、リニューアル工事中のところに行って怒られています(※天空のオアシス第2章 2017年夏オープン予定)」
KP「なんでだよ」
岡崎「それは常識が無いとかじゃないんだよ」
結核「スタート位置間違えたんじゃない?」
岡崎「お前のこの探索者シートのEDU17はどこで手に入れたんだ!」
川谷「頭はいいのよ! 頭はいいけど社会常識が無いから……」
岡崎「リニューアル工事中のところに入るレベルのやつが、学校生活送れるわけがないだろ!」
KP「では、鳶一白鷺さんは、どこで何を」
白鷺「ふわりうむで、クラゲを見ながら……『フフフ……クラゲだわ……』って言ってるわ」
KP「あ、はい……そうですか……(※軽く引き気味)」
岡崎「また今回もブスを殺す作業が発生するのか……(※同グループでの前回セッションにて、白鷺のプレイヤーの女探索者が一人だけものの見事な末路を迎えロストしている)」
KP「ではブルウムさんは何を」
ブルウム「俺は情報とかを売る側なんで、何かニュースとか見つからないかなーと思って、アシカショーの辺りをパシャパシャ!と写真に撮っています」
KP「じゃあ、化野さん」
化野「金沢大学理学部数学科で教授をしている54歳です」
全員『おおーっ』
川谷「ちゃんとしている!」
化野「今日は妻と娘と一緒に……」
川谷「リア充だ!」
結核「リア充って表現もおかしいでしょ」
化野「プラネタリウムに入場する列に並んでいるところです」
KP「あ、そっち側なんですね。そっち側の列に並んでいる途中と……。はい、ではMC結核さんは」
白鷺「ラッパーだわ」
ブルウム「ラッパーなんで来てんの」
結核「ラッパーは……プラネタリウムで、イメージを膨らませています」
全員『プラネタリウムかよ!!』
結核「宇宙を……宇宙を見たいんで」
岡崎「音源を作ろうとしているじゃないですか」
ブルウム「ラッパーってもっとさ、ストリートでどうたらとかそういうのじゃないの!?」
KP「……はい、ではそのような探索者達が思い思いに水族館を楽しんでいることでしょう」
川谷「ベッキーは今、警備員に怒られています」
KP「さて皆さんがそのように水族館での時間を過ごしていると、不意に、謎の怖気がぞわっと脊髄を駆け抜ける感覚に襲われます」
結核「あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜」
岡崎「リアクションでかいよ!」
KP「では皆さんここで、アイデアを振ってください」
白鷺「コロコロ……成功です」
ブルウム「コロコロ……失敗」
化野「コロコロ……成功です」
結核「あ、成功です」
岡崎「おっ、70あるのに失敗した」
川谷「成功」
KP「成功したのは……4人ね。では……成功した人から、描写して行きましょうかね。鳶一白鷺さんは、ふわりうむでクラゲを見ながら『フフ、クラゲだわ……』と言っていますね?」
白鷺「そうですねえ」
KP「その水槽を見ていた白鷺さんですが、不意に驚き、立ちすくんでしまうでしょう」
白鷺「えっ?」
KP「水槽に写りこむあなたの後ろ、肩越しに巨大な虫めいた生き物が覗き込んでいるのです。ぐりぐりとした大きな目、二つの大きな触手。もしかするとあなたは、何かの図鑑の中でその姿を見たことがあったかもしれない。そんな事を思いながら、あなたの視界は歪んでいきます」
白鷺「やだああ……」
KP「じゃあ次。えーと、化野さんはプラネタリウムの列で、奥さんと話をしていたことでしょう。しかしあなたはそこでゾクッと背筋が凍ります。なぜならばその奥さんの肩越しの向こう側に、巨大なサメの姿があったためです。それも普通のサメではありません。まるで頭からキノコのような物が生えたサメです」
化野「それでサメだとは一応分かったんですね」
結核「そうだよね。サメでは、あるんだよね」
KP「そうですね。サメです。あなたはその奥さんに危ないよと声をかける間もなく、意識に白い靄がかかっていきます。……では次、MC結核さん」
結核「僕はプラネタリウムですね」
KP「MC結核さんはプラネタリウムの上映中にその星空を見上げていると、ふと大きな影がそのプラネタリウムの星々の間に現れたのに気がつきます。それはまるで尖塔のようです。そしてそれをじっと見ていると、あなたはそれが巨大な巻貝であることに気がつきます」
結核「巻貝!?」
KP「その巻貝の下には巨大なイカのような生き物がおり、そして他の人はそれに気がついていないようなのです」
結核「巻貝……」
KP「それはなんなんだろうと思っているうちに、意識が遠退いていきます」
結核「巻貝……」
KP「で、次、川谷さん。は、警備員さんやスタッフの人とかに怒られているところですね」
結核「なにやってんのよ」
KP「すると川谷さんは自分を取り囲む人混みの中に、五つの目を持った虫が浮いているのに気がつきます。あなたは、象のように長い口が特徴的なその虫に、あらゆる見覚えがないでしょう。一体あれは何なんだろう。頭の中では疑問が渦をまきますが、段々と気が遠くなっていきます……。……さて、そういうものに気がつかなかった人たちも、同じように気が遠くなっていくでしょう」
岡崎「クソ、助からなかった……」
ブルウム「そうだね。そういえば失敗してたね」



《2.薄暗い部屋にて》

KP「やがて探索者の皆さんは、冷たく、埃っぽい床で倒れている事に気がつくでしょう。目を開くと、ここが薄暗い、広々とした何もない長方形の部屋だということ、そして、自分と同じように、起き上がろうとする人が何人もいるということが分かるでしょう。一体、何が起きているのだろう? さっきまでの楽しげな水族館の風景とあまりにも違いすぎます。この恐るべき状況に放り出されてしまったと自覚してしまった探索者達はもちろん、正気度チェックです」
川谷「早っ」
ブルウム「よーし、頼むよ。頼むよお願いだよ。コロコロ……成功!」
岡崎「おーっし、成功」
川谷&化野&白鷺「失敗……」
MC結核「この正気度ポイントを……下回ればいいんですか?」
KP「そうです」
MC結核「よし……それっ、コロコロ……。……ん? 0?」
KP「100。それは100です」
MC結核「あああ〜〜〜」
岡崎「100!? ウソでしょ……いやまあ、正気度チェックの100はそんなに、別になんの意味も無いからね」
KP「それでは正気度に成功した人は、0。失敗した人は1d2の減少です」
川谷「ひぃ〜〜……」
白鷺「ダイスロールの結果、私と化野さんが2の減少、川谷ベッキーさんとMC結核さんが1の減少、ですね……。初手からいきなり削りスタートとは」
岡崎「すいません、もう意識あって周り見渡して大丈夫なんですよね?」
KP「大丈夫です。同じ部屋に6人の探索者が、全員居ます」
岡崎「6人だけ? 他の水族館のお客さんが来ているわけじゃないんですね?」
KP「そうですね。そのほこりっぽい部屋に、6人しかいないんですね」
化野『リョウコー! リョウコはどこだー!』
川谷「いや、一人妻と子供いなくなってますけど……」
KP「では、目が覚めてお互いを認識したこのタイミングで、自己紹介なんかをするといいでしょう」
岡崎「そうですね。では……『信州本能寺大学で助教授をしております、岡崎と申します』と名乗りをあげますよ」
川谷『愛知県セントレア市出身の川谷ベッキーです』
白鷺『鳶一白鷺と申します。ゴーストハンターをしております』
川谷「うわあああやばいやばいやばいやばい!」
結核「あー、終わった。終わった」
川谷「だって探索者シートの出身校、冥王星大学って書いてあるもの」
白鷺『わたくし、冥界の出身でございます』
川谷「あー、もうだめだもうだめだ」
白鷺「冥界というのは、愛知県名古屋市のことでございます」
結核「なんでだよ」
川谷「近所じゃん!」
白鷺「名古屋駅のことを、皆さん『めいえき』と言いますでしょう? なので、あそこの世界のことを……」
川谷「字が違うんだよ」
KP「何を言っているんだあの女は」
川谷「探索者シートに、精神的な障害、幻聴・不眠症って書いてある。もうアウトだよ!」
結核「壷買いませんよ?」
KP「もう既に精神疾患があるんだよな……」
白鷺『聞こえる……』
岡崎「えーと、《精神分析》を行います」
結核「行え行え。やってもらった方がいいよこの人」
KP「いいでしょう」
岡崎「コロコロ……02。おっ、クリティカルです」
ブルウム「ここで使うなよ!」
KP「クリティカルが出たら、正気度回復1d3……で、それ2回なんで、1d6でいいですよ」
白鷺「コロコロ……2が出て、現在正気度は67になったわ」
岡崎「で? 治るの? 幻聴とかは」
KP「や、治んないです」
岡崎「くそお……」
KP「次にいきましょうか。この人にかかずらっているといつまで経っても終わりませんよ」
ブルウム「俺はもうたくさん色んな経験をしてきたんで。もう、この時点で何が起こっているのかはだいたい分かっているよ」
川谷「おおっ」
ブルウム「なので今までの経験上、これから何か危ないことが起こって、変な生物とかが色々出てくるかもしれないよ……みたいな話を、みんなにします」
KP「なるほど」
化野『私は金沢大学で数学を教えている化野ですが、今日は妻のリョウコと、娘の櫻子と一緒に来ていたんですが、その妻と娘の姿が見えないので、ちょっと取り乱してしまいました……』
KP「妻は、娘は……と、薄暗い部屋で言っていると。では……結核さん」
結核『yeah yeah yeah……』
全員「おおーっラッパーだ!」
結核『やること明確、スキル別格、夢は描く、でっかく、MC結核。yeah!』
川谷「考えてきてんじゃないよ」
岡崎「MC結核ってどのくらいの地位の人なんでしたっけ? けっこう有名?」
結核「けっこう有名です。成功してます」
KP「さて、探索者の皆さんの自己紹介はそんな感じですかね?」
川谷「もう既に疲れてきた」
岡崎『それよりもどこだここは? というか今、何時なんだ? やべえ、ペリカンぺたぺたウォーキング見たかったのに』
KP「では時計か何か見ますか?」
岡崎「俺、腕時計してる」
KP「腕時計をしている。では岡崎さんが腕時計を見ると、時間はさっきあなたが意識を失った時間のままだということが分かるでしょう」
岡崎「意識を失った時間のまま、止まっている?」
KP「止まっています。秒針も動いていません」
岡崎「うーん、壊れているのかな? んー……」
KP「それは携帯電話とかで見ても一緒です」
化野「そういえば、スマホは……」
KP「スマホは、電波が届いておりません」
全員「ああー……(落胆)」
KP「持ち物はみんな、今まで持ってたものがあります」
ブルウム「無力……」
岡崎「『ねこあつめ』がエラーはいってる……」
川谷「『ねこあつめ』やってる場合じゃないでしょう」



《3.オトヒメ》

KP「さてそうしていると、女性の生気のない声が、その場に響きました『皆様、気がつかれようですね』」
岡崎「せいきのない? 子供産めないってこと?」
結核「そういうことじゃないでしょ」
KP「声の方を振り返ると、壁を覆う巨大なカーテンの前で、一人の少女がパイプ椅子に座っていることに気がつくでしょう。そして、少女は立ち上がり、ゆっくりと一礼します」
結核「え、なにこれ?」
KP「『ようこそ、旧池袋サンシャイン水族館へ。私はオトヒメと申します。この水族館の案内人、のようなものを仰せつかっております』。……温度の無い声。死んだ魚のような目。オトヒメと名乗る少女は、まるで表情筋が元から備わっていないかのように、にこりともしません。……というわけで、ですね。オトヒメさんの探索者シートも作ってきました(※NPC・オトヒメの探索者データを公開)」

***TIPS NPC「オトヒメ」データ***

プレイヤー/NPC
名前/オトヒメ
職業/水族館の案内人
性別/女
年齢/??歳
STR8 CON7 SIZ8 DEX7 APP11 SAN35 INT16 POW12 EDU15
正気度35 マジックポイント12 耐久力7
応急手当60 考古学90 精神分析60 博物学85

otohime.jpg

********************

KP「さてこのオトヒメという少女、アイデアを振るまでもなく分かることなんですけども、サンシャイン水族館のスタッフの衣装になりますね。そうしてオトヒメは自己紹介を終えると、そのままその場に突っ立っています。何か聞きたいことがあれば、聞いてみても大丈夫ですよ」
化野「では……『君。ここは“旧”池袋サンシャイン水族館と言いましたが、さっきまで我々がいた水族館ではないのですか、ここは?』と、オトヒメに声をかけてみます」
白鷺「正しい質問ね」
川谷「なにこいつ?」
KP「『ここは、かつて池袋と呼ばれていた土地でした。ですが、今は、もう名前は無くなってしまいました』と、返答がありました」
岡崎『今は西暦何年ですか?』
KP/オトヒメ『年? とは何でしょうか。申し訳ありません、私にはお答えしかねます』
川谷「ってことは……もう年とかいう概念が無いんだ……」
結核「年、が無い……?」
川谷『オトヒメさんは、下の名前ですか? 上の名前ですか?』
ブルウム「え、気にするとこそこ?」
KP/オトヒメ『すみません。上の名前下の名前、ということは私には分かりかねます』
岡崎『ここには他に誰かいます?』
KP/オトヒメ『ここには……館長と私だけです』
結核「館長……?」
白鷺「館長はいるのね」
川谷『どういった施設なんですか?』
KP/オトヒメ『ここは、かつて池袋サンシャイン水族館というところでしたが、その水族館が無くなって、今は旧池袋サンシャイン水族館として水族館をやっています』
ブルウム「水族館やってるんだ」
川谷「水族館ではあるんだ」
岡崎「でもここは、ただの殺風景な部屋なんでしょ?」
KP「そうですね。《目星》を使うとしたら、ここは薄暗い場所なんでマイナス20の補正がかかります。……で、暗い部屋なのでマイナスがつきますということなので……」
化野「あ、じゃあ何か明るくできればいいんじゃないかな」
岡崎「誰か、何か持ってますか?」
川谷「あ、スマホ」
KP「スマホを使うくらいだったら、マイナス10まで減りますね」
化野「ちょっとオトヒメさんに聞いてみますか。『オトヒメさん、ここは明るくはならないんですか?』」
KP/オトヒメ『ここは電気が通っていないので、明るくはなりません』
川谷「電気っていう概念はあるんだ」
結核「あるみたいですね」
岡崎「じゃあとりあえず……スマホで辺りを照らしながら《目星》いきます俺。コロコロ……おっ、成功です。部屋全体への《目星》です」
KP「じゃあまあ、とりあえず《目星》使わなくても分かることだけ先に言いますけども、この部屋は長い長方形の部屋です。で、普通に見ると自動販売機と、壁一面を覆うカーテンがあります。で、《目星》を使うと、この部屋の隅っこの方に大ぶりの懐中電灯が落ちているのが分かるでしょう」
結核「いいじゃん」
KP「この懐中電灯はですね、どうやら電池式とハンドル式のハイブリットのようですが、電池は液漏れしていて使えないようです。ハンドルを十分に回せば、一時間は使用できるでしょう。この懐中電灯を使うことで、建物内での《目星》のマイナスを軽減できます」
岡崎「それじゃあ白鷺さん、懐中電灯のハンドルまわしててくんない? しばらく」
白鷺「いいわよ」
KP(体よく一番扱いが面倒くさい人を会話に入らせないように仕向けたな……)
結核「壁際のカーテンは閉まってるんですか?」
KP「カーテンは閉まってます」
岡崎「出入り口は?」
KP「壁一面のカーテンの横に、扉が一つありますね。ちなみに窓はありません」
ブルウム「オトちゃんは?」
KP「オトちゃん……オトヒメさんは、カーテンの前に突っ立ってますね。ちょうど皆さんに相対するかたちです」
川谷「カーテンは開けられないの?」
岡崎「ちょ、ちょっと待って。怪異経験者として、そこちょっとストップかけます」
ブルウム「それ正気度高い人に開けてもらった方がいいんじゃない?」
岡崎「そうですね」
ブルウム「あ、それかまずオトちゃんに聞いといた方がいいかもね。『オトちゃん、その後ろのカーテンの中には何があるの?』と、オトちゃんに聞いてみます」
KP「カーテンですね? 『ここには何もありません』と答えます」
化野「自動販売機は普通の自動販売機ですか?」
KP「普通の自動販売機です。ただし、電気が死んでいます」
岡崎「自動販売機は、でも近寄って調べてみないと分かんないと思うな」
ブルウム「じゃあ俺が調べます」
KP「分かりました。ではブルウムさんが自動販売機を調べると、その取り出し口のところに小さな手投げ弾のようなものがあるのが分かりました」
川谷「手投げ弾!?」
KP「これは閃光弾……スタングレネード弾です。これが一つだけありました。このアイテムは《投擲》に成功することで、対象の相手を1d6+1ターン足止めすることができます」
川谷「きな臭くなるのが早いなあ」
結核「でもめちゃくちゃ大事っぽいよね。なんかね」
白鷺「……あ、懐中電灯のハンドル、まわりきったわ」
岡崎「ちょっと待って、1時間かかるって言ってたから、しばらく回してて。まだ全然1時間経ってない」
白鷺「……いや、充電に1時間かかるのではなくて、使えるのが1時間、でしょう?」
岡崎「あ、そうか。1時間、使える、か」
白鷺「人を喋らないようにさせる道具じゃないのよ」
岡崎「ちょっと、今いろいろ調べたいことがあるから、邪魔なんだよな……」
化野「そういえば、ドアは普通に開けられるんですかね?」
KP「ドアは特に鍵とかはかかってないですね」
ブルウム「んー、じゃあ《聞き耳》とかでやってみるか。コロコロ……お、クリティカルで成功」
KP「まあ、クリティカルが出ても……ここでは大した情報は無いですね。ブルウムさんが聞き耳をすると、部屋の外からゴロゴロと雷の音、そして雨のざーっという音がきこえます」
結核「天気悪いの?」
岡崎「これはもう聞きましょう。『オトちゃん、このドア開けたらもうすぐ外?』」
KP/オトヒメ『ここを出ますと、ロビーになっております。そして、ここはゲストルームです』
結核「……えっ、じゃあもしかしてこのサンシャイン水族館の間取りが残ってるの!?(序盤に配布されたサンシャイン水族館のパンフレットを手に取る)」
化野「じゃあそれも聞きましょうかオトヒメさんに。『ここの間取りは、これと同じなのか?』と持っているパンフレットの地図を見せてみます」
KP/オトヒメ『はい、間取りはまったく同じです』
結核「おなじ!」
ブルウム「すごぉーい!」
岡崎「パンフレットの地図にも自動販売機あるよ。でも……雨はまだ水音だとしても、雷が分からん……」
ブルウム「なんか……カーテン開けても何も無さそうじゃない?」
岡崎「開けます? どうします、カーテン? でも、何か危ないのが出てくる可能性もあるんだよなあ……」
ブルウム「やっぱりこういうときは、ゴーストハンターががんばるもんなんじゃない? だってプロでしょ」
川谷「冥王星大学出てたのはこの時のためだったんでしょ」
結核「懐中電灯持ってるしね」
ブルウム「俺たち普通の人間だからあー」
白鷺「開けます」
川谷「お、チョロいぞこいつ」
白鷺「開けてあげましょう。開けましょう」
KP「では白鷺さんがカーテンを開けてみると、そこには……何もありません」
全員「おおーっ……」
KP「ただ、その壁のところには、3メートルくらいの長方形の長い大きな穴が空いています」
結核「穴っていうのはその、貫通とかはしていない?」
KP「していないです。そこの辺りだけくぼんでいる、みたいなイメージでしょうか。そして、その穴のところに、紙が一枚置いてあるのが分かります」
白鷺「拾いましょう」
KP「では白鷺さんが紙を拾い上げると、それはこのような紙でした……(と、言いながら実際に紙切れを白鷺に手渡す)」
白鷺「他のみんなはまだ見ては駄目よ。まだ私が拾っただけなのだから……。どれ……」

***TIPS ゲストルームのメモ***

夢を終わらせるには、自分と出会うこと

******************

白鷺「…………(メモを読んだ後、その紙を黙って折り畳み、ポケットの中へと入れ始める)」
川谷「しまいだしたああああ! こいつ、情報を独占する気だ!」
岡崎「ちょっとお前、それ以上やると《キック》振りますよ」
白鷺「まあ、冗談はそれくらいにして」
KP「(本当に冗談だったのか……?)」
白鷺「『皆さん、見て下さい。こんな紙が落ちていましたよ』と言って、紙切れを皆さんに公開しますよ」
全員「(白鷺から渡された紙切れを見下ろして)夢を終わらせるには、自分と出会うこと……?」
ブルウム「J-POPの歌詞?」
岡崎「ドッペルゲンガー?」
川谷「ゲスの極み乙女。の名曲?」
結核「なんかでも、ヒントっぽいよね? これが今、夢的な……ということ? ではないの? つまりこの世界から脱出するためには……みたいな」
川谷「……鏡なんじゃないの……?」
白鷺「あー……鏡が本来ここの壁にハマってて、今はそれが無い……みたいな?」
ブルウム「あー、なるほどね? 天才」
白鷺「ふへ……」
岡崎「鏡があるっていったら……やっぱり……」
化野「トイレ?」
岡崎「トイレを目指したいですねえ」
結核「近くにトイレ……あー、地図を見る感じだとちょっと離れたところにあるのか」
岡崎「出口……出口のところだな。この水族館を一回出ないといけない」
結核「二階にもあるよね、トイレね」
川谷「……とりあえず出ましょう、部屋から」
ブルウム「そうだね。そろそろ出てもいいよね」
白鷺「誰が開けるのかしら……」
ブルウム「やっぱりここはゴーストハンターが!」
白鷺「開けましょう!」
川谷「こいつ便利!」
白鷺「開けるわよ。ガチャリ……」
KP「開けましたね。では鳶一白鷺さんが扉を開けた瞬間、探索者の皆さんは強い雨の音と雷の音に気がつくでしょう」
岡崎「あー、さっき聞いてたやつ」
KP「そこは、薄暗く真っ暗なロビーです……」



《4.悪夢への第一歩》

KP「そこは電気は消え、ヒーリング音楽など跡形も無い空間」
白鷺「あら、そういえばBGMも……(※セッションスタート時は流れていたBGMがいつの間にか消えていることに気がつく)」
KP「足元には埃が溜まっており、腐った木板やワイヤーなどが転がっています。真っ直ぐ進めば、水族館の入り口が見えるでしょう。二つの入り口があり、右はプラネタリウム『満天』、左は『サンシャイン水族館』と看板が掲げられています。ただし、『満天』の前の入り口は鉄格子が嵌められている上、瓦礫で固く閉ざされていて入れません。……まあ、この鉄格子は元々あったやつです。閉まってる時に、普通にあるやつ」
ブルウム「普通に入れないだけってことか」
KP「ロビー右側にはコインロッカー、ロビー左側は吹きさらしになっており、墨汁のように真っ黒な雨が少し吹き込んでいるのが分かります。……さあ、ここでオトヒメはここで聞くでしょう。『それでは、水族館のご案内をしようと思いますが、よろしいでしょうか?』」
結核「えっ!?」
岡崎「あ、ガイドさんだったのか」
化野「入場料はどうなるんだ?」
ブルウム「あー、大事だねー」
KP/オトヒメ『お金はこちらは頂いておりません』
結核「頂いていない!? え、利益どうなってんの!?」
白鷺「まあひとまずは、このオトヒメについていって水族館の中に這入ることで、シナリオが進んで行く……ってことになるのかしらね」
岡崎「んー、とりあえず気になるんで、先にコインロッカー調べていいですか?」
KP「いいですよ。では、《幸運》を振って下さい」
岡崎「くっ……まさか危ないとは思わなかった。コロコロ……おっ、成功しました」
KP「では成功した場合、さらに1d6を振ってもらえますか」
岡崎「はーい。コロコロ……1です」
KP「それでは岡崎さんは、開いたロッカーの中に、拳銃が落ちているのを見つけます」
全員「おおおーっ」
川谷「ていうか武器でてくるのが早いな……」
岡崎「でも俺拳銃は使えないからな……とりあえず、ここはみんなに報告をしておきます。『コインロッカーから拳銃が出てきて、俺も素人だからよく分からないけど弾は入っているっぽいし、使えるは使えるはずだと思うんだが』」
KP「弾は6発入っていますね」
岡崎『でも俺は素人で撃ったことが無いから誰かが……』
白鷺『では護身用でわたしが持つというのは?』
岡崎『白鷺さん、あなた拳銃を扱った経験はありますか?』
白鷺『無い、ですね……』
結核『あ、拳銃だったら俺昔アメリカ留学していた時に撃ったことがあるんで、使えますよ』
岡崎「おっ。じゃあ結核さんに拳銃を持ってもらって……そのかわり、ちょっと前の方に立ってもらう形で」
結核「お、おお……」
川谷「手ぇめっちゃ震えてるけど……」
KP「とりあえずコインロッカーの方は岡崎さんが調べただけですけど、終わりでいいですかね?」
ブルウム「もしかしたら他にも何かあるかもしれないし、もうちょっと調べてみるか?」
白鷺「全員総出で、片っ端からロッカーを開けて調べてみましょう」
KP「それでは先ほどと同様に、全員《幸運》でロールをしてください」
結核「コロコロ……うお、99で失敗した!?」
岡崎「凄いな。あいつに拳銃持たせたの間違いだったかもしれない」
白鷺「私と、ブルウムさんと、化野教授は成功しているわ」
川谷「ベッキーここでも不幸……」
KP「では成功した皆さんは、1d6をお願いします」
化野「コロコロ……5、です」
ブルウム「1です」
白鷺「3だわ」
KP「それでは化野さんは、縦長のコインロッカーの中から、長い傘を一つ見つけます」
化野「傘?」
KP「そしてブルウムさんと白鷺さんは、コインロッカーの中から懐中電灯を見つけるでしょう。……さっきとまったく同じやつです」
ブルウム「拳銃じゃなかった……」
KP「誰が懐中電灯を持っているか、誰がアイテムを持っているかは、各自把握しておいてくださいね」

 ここでは探索者同士の話し合いの結果、3つの懐中電灯は、元々所持していた白鷺に加え、今の探索で見つけたブルウムと、手隙の川谷が持つこととなった。傘もそのまま発見者の化野教授が持つこととなり、唯一の武器となる拳銃はMC結核が持つこととなった。

KP「さて、あらかた調べ尽くしたコインロッカーからはもう何も出てこないでしょう。この後は、どうしましょうか?」
ブルウム「入ろう。水族館に」
白鷺「そうね。入場しましょう」
KP「入場しますか?」
化野「入る前にまず、ひとまず外に出ても大丈夫そうかだけ、確認した方がいいかもしれないですね」
結核「施設の外に、ですね」
KP「そうですか。ではそちら屋外の方に出て行こうとすると、『雨には毒が混じっております』とオトヒメがぽつりと呟きます」
結核「あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜」
KP「『触れない方がいいでしょう』と、オトヒメはさらに忠告をしてきます」
岡崎「傘! 傘、大事だ!」
結核「めちゃめちゃ、大事」
白鷺「じゃあまあ外には出られないらしいということで……もう、入場するしかなさそうですね」
KP「すると探索者の皆さんに、オトヒメは『それでは改めてお伺いいたしますが、皆様はこの旧池袋サンシャイン水族館のお客様ということで、よろしいですか』と聞いて来きます」
岡崎『え? あ、はい』
白鷺『私は客よ』
化野「お金は払わないのに……」
KP「はい。では、『ようこそ、旧サンシャイン水族館へ』と、冷ややかに頭を下げ、歩き始めます。皆さんは、そのあとをついていくという形ですね」
岡崎「バイトなのかなあ」
川谷「冷ややかだからね」
結核「愛着が無いよ」
川谷「バイトだとしてもよ」
結核「教育がなってないよ」



《5.大海の旅》

KP「オトヒメの後をついて行くと、雨の音が更に強くなります。吹き抜けの通路になっていて、右側が壁、左側が広場になっているのが分かります。……なので、あんまり左側に寄ると、雨に当たるかもしれませんね」
白鷺「危ないわね」
KP「まっすぐ進んで行くと、右側は屋内ゾーン、左側は広場ゾーンになります。そしてオトヒメは『順路はこちらです』と言って右へ曲がって屋内ゾーンへと入っていくでしょう。……と、あなた方はオトヒメさんの後を突いていくことはもちろん、逆らって左側の広場ゾーンへと出て行くこともできますが……」
岡崎「まあでも……今んところ別に警戒する理由も無いしね」
川谷「着いていきましょう」
KP「では、一行は水族館の建物の中へと入って行きます」
結核「GOGO」
KP「電気は灯っておらず、視界は大変薄暗いところです。電気も無しに《目星》を使おうとすれば、マイナス20のペナルティが与えられるでしょう」
白鷺「持っててよかった、懐中電灯」
KP「床にはロビーと同じようにゴミが散乱しています。慌てて走ったら転んでしまうかもしれません。……というわけで、懐中電灯が無い場合、DEXに-2のペナルティがあります」
川谷「持ってない人はってこと?」
白鷺「そうみたいね」
KP「さて、探索者達は、真っ暗な通路をオトヒメに案内されながら歩いて行きます」
岡崎「Wi-Fiまだ生きてたりしないかな。パンフレットに全館使えますって書いてあるけど」
結核「もう絶対Wi-Fi飛んでないから」
KP「館内を歩いて行くと、オトヒメは静かに語り始めます。『サンシャイン水族館は、1978年……ですから、昭和53年。日本初の屋上水族館、サンシャイン国際水族館としてオープンしました。デンキウナギや、オオカミウオ、クリオネなど、大変珍しい展示で大人気でした』」
白鷺「ふむ……」
KP「『2010年に休業、2011年に、水族館プロデューサーの中村元さんの監修の元、“天空のオアシス”をコンセプトに、サンシャイン水族館としてリニューアルオープンしました』と、オトヒメは抑揚無く静かに語りながら、真っ暗な通路を進んでいきます」
岡崎「たぶんあれ、マニュアルを言ってるだけなんだよな」
KP/オトヒメ『そして、今は旧池袋サンシャイン水族館となり……新しい館長の下、全く新しい水族館として生まれ変わりました』
結核「ここからよね。まったく新しい……?」
KP「『それでは、こちらをご覧下さいませ』。そう言って、オトヒメが指さすのは、一番始めの大きな水槽。……探索者達のよく知るサンシャイン水族館では、サンゴ礁の水槽があった場所です。……ちょうど、こんな感じですね」

(ここでKP、自前で撮影してきた現場の写真を公開する。探索者達はその気合いの入りように、改めてこのシナリオの本気度を感じ取るのであった……)
通路A

KP「今はちょうど、オトヒメが『ご覧くださいませ』と手を水槽の方へと向けた感じですね。ライトが無い場合、薄暗くて良く分からないのですが、オブジェや砂の無い、無機質な水槽である事が分かります。そして、その中で、何か小さな生き物が蠢いています」
川谷「えっ。怖っ」
KP「ここで《目星》のマイナス20に成功するか、もしくは懐中電灯あるいは携帯電話のライトで照らすと、中に何があるのかが分かるようになりますが……」
岡崎「じゃあ俺冒険家教授なんで、好奇心で行くと思いますね真っ先に。なので、誰も止めなければ、懐中電灯貰ってないけど……まあ携帯電話はあるんで、照らしていきます」
KP「はい。それでは探索者は見るでしょう」
岡崎「なんだろう……」
KP「体長4センチメートルくらいの乳白色のナメクジのような生き物が、うねうねと毬の様に固まっています。それらには、目も、口も見当たりません」
結核「うわあ、いやだよぉ〜」
KP「また、水槽の底部には2センチメートル程度の小さな虫のような生き物がいます。この生き物は、背中に棘が生えており、また同じ数の足が生えていて、じっとして動きません」
結核「え、どゆこと? 怖っ」
KP「で、こちらも……画像があります」
川谷「えっ、ナメクジの画像あるの?」
結核「ナメクジの画像やだよ……」
KP「まず1匹目が、こちらですね……」
通路A1
岡崎「ピカイアみたいだ」
白鷺「なんか、深海魚っぽいというか……。いてもそんなおかしくはなさそうな」
KP「で、2匹目がこれですね」
通路A2
川谷「ええっ!? ……あーでもこういうのいる、実際に」
結核「キモッ……」
KP「では岡崎さんは、実際にこのような生き物が生きて動いている姿を見たことがありません」
岡崎「でしょうね」
KP「ここで《考古学》《生物学》《博物学》、もしくは《知識》の半分でロールして成功する……もしくは、PL本人がこの生物を知っていて名前が出てくれば、何の動物なのかが分かります」
岡崎「分からないなあ……」
化野「水槽に説明書きみたいなのは無いんですか?」
KP「ありません」
岡崎「《知識》の半分が一番マシですね……じゃあ《知識》の半分でロールします。ロールはそれぞれ?」
KP「それぞれです。2種類いるので、2回成功して下さい」
岡崎「じゃあまず最初のやつ……おっ、ぴったり成功です。2匹目の方……コロコロ……こっちは失敗。だから、ナメクジの方だけ分かりましたね」
KP「はい。ではナメクジの方に関してなんですが……これは、メタ知識で正解をしています」
岡崎「……ん? え、ピカイア?」
KP「そうです。この生き物は、ピカイアという生き物です」

*****TIPS ピカイア*****

・ピカイア
カンブリア紀の海棲生物、バージェス動物群の
代表的生物。最古の魚と言われる。

*****************

KP「で、もう一匹に関してなんですが、他の人が見てロールするか、知識で当ててもらえれば……」
化野「うーん、さすがに名前までは……」
結核「見たことない……」
白鷺「じゃあわたしが《博物学》があるから、見てみようかしら。コロコロ……あら、成功」
結核「おっ。じゃあこれも分かるってこと?」
KP「では白鷺さんは、この生き物を図鑑かなにかで見たことがあるかもしれません。この生物は、ハルキゲニアといいます」

****TIPS ハルキゲニア****

・ハルキゲニア
カンブリア紀の海生生物、バージェス動物群の代表的生物。
1991年チャールズ・ウォルコットによって発見されたが、
発見当時の復元図は上下前後ろ全部逆さまだった。

*****************

岡崎「これはもうかなり興奮してしまいますね。『いや、これらの生物は皆とっくに絶滅した生物ですよ! 私は生物学はかじった程度だけど、これは凄いですよ』と早口にまくしたてます」
川谷「この人めっちゃ興奮している……」
KP「……さて、あなたたちがこの情報を知ると、オトヒメはカンブリア紀のことについて教えてくれます」
白鷺「ふむ」
KP「『カンブリア紀とは、今から数えて5億4200万年から4億8830万年前、あらゆる生物の祖先が発生した時代です。また、バージェス動物群というのは、これらの動物が所属していて、カナダのバージェス頁岩(けつがん)という岩の中から発見された化石の総称です』と、教えてくれます」
結核「へえー」
KP「さて、この情報を皆さん聞きましたね。遙か昔に絶滅した生物が、今目の前で当たり前に生きて動いている……」
川谷「ひぃ……」
ブルウム「ゥワーオ!」
KP「この恐るべき事実を知ってしまった探索者は、全員正気度チェックです」
岡崎「マジでか……」
川谷「岡崎さんめっちゃ興奮していたのに……」
岡崎「興奮しか覚えてないんだけどな」
KP「なんで生きてんの!? みたいな恐怖が、ある感じですかね」
ブルウム「コロコロ……はーい、失敗ー」
岡崎「コロコロ……うーん、大失敗だなあ」
白鷺「コロコロ……成功です。その他の方々は、みんな成功しているようですね」
KP「では成功した場合は減少無し、失敗した場合は1d2の正気度を失います」
ブルウム「コロコロ……正気度が1減りました」
岡崎「コロコロ……こっちは2、減りますね」
結核「いやー、やっぱり削ってくるね」
KP「では、ここで《アイデア》を全員ロールして下さい。全員水槽を見たと思いますので」
岡崎&川谷&結核&化野「成功です」
白鷺「私とブルウムさんだけ、失敗しました」
KP「それでは《アイデア》に成功した方は、この水槽だと思っていた者が、ガラスに覆われておらず、水が四角く形を保ったままあることに気がつくでしょう」
川谷「はあ!?」
結核「へあ!?」
KP「もちろん、こんなことはあり得ません。この事実に気づいてしまった人は、さらに正気度チェックです」
川谷「ぐわあ……」
ブルウム「よかったあー分からなくて」
白鷺『この人たち何を驚いているのかしら』
ブルウム『馬鹿なのかなあ……』
川谷「コロコロ……成功」
岡崎「コロコロ……おっ、成功しました」
KP「成功で1、失敗で1d3の正気度を失います」
岡崎「マジかあ……」
化野「コロコロ……私も成功で、1減ります」
結核「僕も成功で1ですね」
岡崎「これはちょっとオトヒメさんに聞きたいですね。『オトヒメさん。これは、現在の技術でこういった生物が復元できるようになったということですか?』」
KP/オトヒメ『いいえ。これは館長のお力によるものです』
ブルウム「来たよ……来たよ“館長”。ラスボスかな」
岡崎「そうしたらどうしようかな……ちょっと小声で、これもオトヒメさんに聞いてみます。『このガラス無しで水が直接かたまりになっているのも、館長が?』」
KP/オトヒメ『ええ。もちろんそうです』
岡崎「なるほど……。じゃあ、そしたらこれも聞いてもいいのかな。『これらの生物は、触っても大丈夫?』」
KP「では岡崎さんが尋ねると、オトヒメさんは次のように言うでしょう。『この水族館……旧池袋サンシャイン水族館は、史上初、太古の生物を飼育し、展示、触れあう事の出来る水族館です。これから皆様を、誰も見たこともない世界へご案内します。それでは、次へ参りましょうか』」
岡崎「あ、時間とってくれないんだ! ちょっと触ってみたかったのに……」
KP「まあでも、触る分には……」
岡崎「ちょっと触っていいですか? ……ああ、でも俺が古代生物に触ってるの見たら、さっきの《アイデア》に失敗してガラスが無いことに気付いてない二人にも分かっちゃうのか」
KP「そうしたら、この二人も正気度チェックですよ」
白鷺『あなたたち、なにをそんなに驚いているの?』
ブルウム『バカばかりだなあ。早く先に進むぞ』
岡崎『そうしたら、みんな先に行ってくれないか? 俺は後から追いつくから……』
KP「ああ、ではオトヒメさんたちはこのまま先に進んでしまうと」
岡崎「あ、これヤバいかもしんないな」
ブルウム『早く行くぞ』
白鷺『まったくお魚好きはこれだから……』
岡崎「それじゃあみんなが先に進んだのを見てから、こっそりみんなにバレないようにピカイアを触ります」
KP「分かりました。では岡崎さんが水の中にこっそり手を突っ込むと、ピカイアは手の周りに寄ってきて……」
岡崎「おっ、人懐っこい」
ブルウム「かわいい」
KP「ガリッとその手を齧るでしょう」
全員「あああああああああ〜〜〜〜〜!」
化野「ヤバい。未知の病原菌が……」
KP「岡崎さんは、1のダメージです」
岡崎「いや、でもねえ……ピカイアに齧られたことのある人間は俺だけだよ」
川谷「こいつもけっこうやべえぞ。みんなアッパーなんだけどこれ」



《6.生命の躍動》

KP「オトヒメが前を進んで行き、その後を皆さんが歩いて着いていっている感じです」
結核「まだ何も、事件らしい事件は起こってないっちゃ起こってない感じですね」
KP「ではここで皆さん《聞き耳》を振って下さい」
化野「コロコロ……失敗です」
白鷺「コロコロ……わたしも失敗ですね。私と化野教授以外は皆さん成功しているようです」
KP「それでは《聞き耳》に成功した岡崎さん、ブルウムさん、川谷さん、結核さんの4人は、前方で小さくがさがさという音がするのに気がつきます。地面のところに、何かがいるみたいです」
結核「はわわああああ〜〜〜……」
ブルウム「懐中電灯で、照らします。『みんな、見ろ!』」
白鷺「全員を巻き添えにするんじゃないわよ」
岡崎「まあでも俺は好奇心で見ちゃうな」
KP「それではブルウムさんが懐中電灯で照らすと、地面のところに1匹の平べったいカブトガニのような生き物がいるのがわかります」
岡崎「えーと……三葉虫ですか?」
KP「まあ、そうですね。一応写真はこれなんですが……」

通路B

化野「三葉虫ですね」
岡崎「じゃあこれはメタ知識で、三葉虫だと分かったということで」
KP「はい、では岡崎さんは照らされたその生き物を見て、『あれは三葉虫じゃないか!』と言います」
岡崎「正気度チェックか?」
KP「するとオトヒメさんはそのまま近くに歩いて行くと、『三葉虫はカンブリア紀に発生した生物で、化石として多く出土する事から、その地層の年代を特定する示準化石とされています。また、三葉虫は8目、170の科、そして1万以上の種があったと言われています』と事も無げに解説をしながら、そのまま一顧だにせずにその横を通り過ぎていきます」
川谷「マニュアル外に弱いな」
岡崎「これあれだよね。ガイドっていうよりも博物学とか美術館とかで500円払うと借りれる、ヘッドホンで解説を聴くやつみたいな」
結核「あるあるある」
岡崎「これは、あれだよね? もう正気度チェックはいらないよね? さっき古代生物を復活させるみたいな話は聞いているわけだし……」
KP「そうですね。いらないですね」
川谷「へえ〜三葉虫もいるんだ〜くらいのリアクションなのね」
KP「では皆さんはオトヒメさんの後をついていきますね?」
岡崎「噛まれない?」
川谷「さっきピカイアに噛まれたときの恐怖がまだ残ってる……」
KP「皆さんがオトヒメの後についていこうとすると、オトヒメが通り過ぎる時には無視していた三葉虫が、探索者たちが通り過ぎようとすると、『ジャーッ!』と奇声をあげて牙を見せて威嚇してきます」
結核「ジャーッ!?」
岡崎「そんなふうに啼くの、三葉虫って? 発声器官無いでしょう海の中の生物なんだから」
KP「それでは、威嚇をしていますが……どうしますか?」
川谷「ベッキー《忍び歩き》あるから、横をこっそり通り抜けてもいいですか?」
KP「いいですよ」
川谷「コロコロ……失敗です」
KP「はい。では川谷さんは普通に三葉虫に敵意を向けられています」
川谷「ああああ〜〜……」
白鷺「ちょっと、オトヒメさんに声をかけてみますね。『オトちゃーん。オトちゃーん?』」
KP/オトヒメ『……はい?』
白鷺『なんか、凄い威嚇されてるみたいなんだけど、いいのかしら? 通ってしまって?』
KP「オトヒメさんの言うには、『どうぞどうぞ』とのことです」
白鷺「じゃあ、通ってしまおうかしら……」
KP「この横を普通に通るとするならば、DEX2との対抗ロールとなります」
岡崎「勝てるでしょ。DEX2でしょ? 三葉虫がむちゃくちゃ早く動いたら怖すぎるからな……」
KP「ちなみに皆さんDEXは……」
岡崎「俺はDEX12ですね」
KP「ではDEX2との対抗は自動成功ですね。ちなみに他の方達は?」
白鷺「大丈夫ですね」
川谷「DEX16あります」
ブルウム「大丈夫です」
結核「僕も大丈夫ですね」
化野「自動成功です」
KP「全員成功なの!? みんな足速えぇな!?」
岡崎「俺は普段冒険家教授として山登ったりとかしてるからな」
KP「では皆さんは三葉虫の横を通り抜けることになるのですが、ここで全員歩きながら《目星》を振って下さい」
岡崎「コロコロ……成功です」
結核「僕も成功ですね」
川谷「他の人たちは全員失敗したかな?」
白鷺「コロコロ……うわ、98で失敗。ファンブルしました」
KP「ではファンブルした白鷺さんは、三葉虫に一回噛み付かれます」
白鷺「そんな殺生な……」
岡崎「足下見ないで歩いてたから、思いっきり三葉虫に攻撃されてるよ」
KP「三葉虫の噛み付きが成功したらダメージ、失敗したら転んだだけで大丈夫です。コロコロ……あ、失敗したので転んで1のダメージを受けるです」
岡崎「転んでるのヤバくない? 三葉虫襲ってくるんだよ? ゾンビに飲まれて死ぬやつじゃん」
KP「まあ、DEX2だから」
白鷺『あなたたち! ゴミが落ちているから気をつけなさい!』
川谷「言い訳した」
KP「で、《目星》にロールの結果なのですが……成功した岡崎さんと結核さんは分かるのですが、曲がり角のところに『注意! ここから先、お静かに!』と書かれた張り紙が張ってあるのがわかります」
川谷「あー、やばいやばいやばい……」
結核「あいつ絶対黙らした方がいいぞ」
KP「そしてその脇に小さく『生き物と仲良く!』とも書かれているのが分かります」
ブルウム「戦わなくてよかったあー……」
岡崎「それじゃあこの張り紙を見たんで、全員にこの内容を伝えます」
白鷺『この先、静かに……ですか』
岡崎「じゃあここで自分の意見、みんなに伝えていいですか。『あのー、どう考えても三葉虫が襲ってくるというのはおかしいから、館長の力って言ってたけれど、ここの水族館の生物は全て凶暴化している可能性がある。だからこの張り紙の『静かに』っていうのも、それを警告してるんじゃないかな』」
川谷『なるほど』
岡崎『だからもしかすると、この先恐竜とかが出てくることがあるかもしれない』
結核『ありえるね』
化野『カンブリア紀から、白亜紀ジュラ紀にだんだん移行していくのかも』
全員『ああああ〜〜〜〜〜』
結核「ざわざわざわざわ」
化野『時代がね、だんだん新しくなっていくのかも』
岡崎『マンモスとかが出てくる可能性もあるわけだね』
白鷺『あなたたち! ここからは静かにしなさいよ!?』
川谷『あんただよ! 行動がうるせえの!』
結核『人間がうるせえよ』
ブルウム「思ったんだけど……戦闘したら、ペナルティあるよね」
川谷「生き物と仲良く、だからね」
岡崎「まあだって……水族館の展示物、傷つけることになるわけだから」
ブルウム「そうだよね。そうなるよね」
岡崎「このオトヒメさんのことだから、いきなり銃抜いて殺してくるかもしれない。無くは無いからな……。だから、ここから先は慎重に。気をつけて」
結核「静かにということでね」
岡崎「白鷺、お前だぞ」
結核「お前のことを言ってるんだぞ」
白鷺「しー! しー!」
川谷「それがうるさいんだよ、『しー!』がうるさいんだよ!」
結核「ブス」
白鷺「ブスじゃない! 撤回しなさい! ラッパーのくせに! ラッパーだったらdisってみなさいよ!」
KP「えー、ではみなさんはそのまま着いていきますね……」




(続きはがんばります……)
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