夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
秋期限定栗きんとん事件 上
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
(2009/02)
米澤 穂信

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「秋期限定栗きんとん事件 下」創元推理文庫
米澤穂信

表紙は、小鳩常悟朗。

第一章 おもいがけない秋
第二章 あたたかな冬
第三章 とまどう春



小市民を志す狐と狼は互恵関係にあった。
しかし夏、二人はその進むべき道を異にし、それぞれは別の道を歩み始めた。
それまでは何かと一緒にいた小鳩常悟朗と小佐内ゆきが、ある日を境に全くの接点を持たなくなったとき、世間の人々はそこに何を感じるのだろうか。
……まあ、まず最初の前提の段階で間違っているのだけれど。
何はともあれ、独りだった小鳩くんに、彼女さんができました。

新聞部の一年生・瓜野は、船戸高校の新聞はもっと学外の記事を盛り込むべきだと主張する。
しかし部長である堂島健吾に毎回反論され続けていた。
そんな敗戦の日々が続く中、不意に瓜野にチャンスが巡ってくる。
このチャンスを生かすことが出来れば、と勢い込む瓜野は、記事のネタに近日発生している放火事件に注目する。

小市民の、新聞部の、連続放火犯の、甘くもなさそうな事件が幕開けた。



待ちに待った小市民シリーズ最新巻。
前回の後味の悪い引きから、ずっと気になっていた続きが出ました。

内容としては、小市民を目指す割にはことある毎に謎解きに挑まんとする小鳩くんのお話と、新聞部一年生の瓜野くんが連続放火犯を追うお話の、二つが同時進行する構成。
現時点では放火事件の他には何も発生していない状況ですが、またきな臭い事件か?
そしてチラリチラリと見え隠れする小佐内さんの影。怖すぎます。

上巻、ということで、ミステリそのものはまだ小さな日常系が多いです。
バスの件は、なるほど上手いなと思いました。
まだ物語全体を包み込む本当の謎自体は、顔を見せることすらありません。

とりあえず瓜野くんは、事件が解決した瞬間に捨てられるだろうね。
そんで……まあ、チャンスが有れば、小鳩くんと小佐内さんのよりも戻るのかな?
……戻るといいな。このコンビ好きだし。 てか、小佐内さんほどの暴れ馬、小鳩くんくらいじゃないと綱を操りきれない気がします。

とりあえず下巻はもう出ているので、今から買いに走ります。も、もう出てたのか。
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