夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
みくるちゃん観察日記(2010.12.8)
俺の嫁(まぁ、まだ恋人ですが)であるみくるちゃんの観察日記。



朝、バス停で待ち合わせ。
寒そうに首をすくめていたみくるちゃんは、俺が近づくのを見つけると、やわらかく微笑んだ。
思わず抱きしめたくなったが、人の目があるし、ちょっと恥ずかしいのでやめた。
手を繋ぐと互いに手が冷たかったが、やがて二人の体温が互いの手を温めあった。



電車内で、「今日は開戦記念日だ」と言ったら、なんかいろいろ言ってたので、そのままボイスに垂れ流してやった。
このことは、まだ教えていない。



3限の日本歴史の授業は一緒だった。
興味深そうに講師の話を聞いていたが、俺は教科書のカバーを掛けて偽装した『偽物語(上)』を読むのに忙しかったので、あまりよく観察していなかった。
授業終了後に提出するカードをちらっと見たら、なんかこまごました字でいろいろ書いていた。



4限の授業は別だったので、観察できず。



授業終了後に合流し、一緒に帰った。
「寒いね」「寒いな」と、どうでもいい会話が飛び交ったが、このどうでも良さが居心地の良さなんだと感じた。



帰りがけにマクドナルドに寄った。
みくるちゃんはチキンフィレオセットを頼んでいた。

座った席の隣で、高校生カップルがいちゃいちゃしていたので、こっちも負けじといちゃいちゃ。
椅子席とソファ席とあるのに二人でソファ席に隣り合いくっついて座る、ポテトをあーん。
……するのはやっぱり恥ずかしいので、普通にしていた。
ちなみにワリカンとかおごりとかそんな概念は我々にはなく、一貫して「自分の注文した分だけ払う」形式。
我々はわりとシビアだった。



別れ際にちょっと唇同士を触れさせて、そのまま別れた。
「また明日」とか言って。
べろちゅー? そんなもん恥ずかしくてできねーよ、ばーか。



俺たちはゆっくり歩いている。
俺たちはまだ子供。

俺は二十歳で、みくるちゃんは二十一歳。
どちらも学生で、まだやっぱり子供。
同世代のみんなは、もう大人かもしれないけれど、でも俺たちは大人になりきれない。
手を繋いで、唇を触れさすのが精一杯の……。

現実の厳しさを知る前に、まだもう少し、この甘いだけの夢を見させておくれ。
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