夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
みくるちゃん観察日記(2010.12.25)
みくるちゃん観察日記(2010.12.24)の続きのようなものになるのか、要するにイヴの次の日、クリスマスの様子。





朝食は普通に用意された。
みくるちゃんは普段とは変わりなく、いつもと同じように、焼き魚とみそ汁の朝ごはんを、二人分用意していた。
俺はコーヒー牛乳を、みくるちゃんは牛乳を個別のカップに入れて飲む。

「……」

俺は多少の困惑と後ろめたさから、みくるちゃんの顔を見ることがなかなかできなかった。

俺とみくるちゃんは、昨日の夜、付き合い始めてからはじめて肌を合わせた。
細かいことを描写するのはあまりに恥ずかしいので割愛するが(一度は書いたのだが、全削除した。あれは公開できない)、まあ、スゲーな、って。

事を終えた気恥ずかしさとか、彼女を手にかけてしまった後ろめたさとかで俺の心中は複雑なのだが、対するみくるちゃんは一見かなり普通に見えた。
案外こういうのって、女の人の方が後になって感じるものもないもんなのかな、なんて思う一方で、もしかしたら昨日のことは全て夢だったのではないのかと不安にもなってくる。

時間帯的にはブランチみたいになってしまった朝食を、二人して胃に片付ける。
その食事の最中に、「ふふっ……」とみくるちゃんが笑った。
思わずみくるちゃんの方を見れば、彼女もまた俺の方を見ていて。

「恥ずかしくて……なんか、あんまり顔見れないな」

そうはにかみながら言ったみくるちゃんはこの上なく可愛く感じられて、それと同時に昨日のあの熱い夜も決して夢や幻なんかじゃなかったのだと裏付けされて、なんていうかもう……

「……幸せだなあ」

と、思わず加山雄三の『君といつまでも』ばりに本音が漏れてしまっていた。
そんな心からの呟きにみくるちゃんは顔を赤くして、でも平静なふりをしてみそ汁に口をつける。

こんな幸せが、明日も明後日も。来年も。来年のクリスマスも。それからずっとずっと先の未来まで、続くことを願わずにはいられなかった。

俺たちは確かに、愛を確かめて生きている。
愛に満ちた日々に、どっぷりと浸かって、生きている。
スポンサーサイト




コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)

■ コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

▼この記事へのトラックバック(あれば表示)