夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
ハッチー&バサ姉の皆聴 #5
「ハッチー&バサ姉の、皆聴ぇ~!」





(オープニング曲)





ハッチー「皆さんご機嫌いかがですか? 今週も自由に気儘にお送りします、『ハッチー&バサ姉の皆聴』のお時間がやってまいりました。お相手は、ハッチーこと八九寺真宵と」

バサ姉「バサ姉こと、羽川翼でお送りします」

ハッチー「さてさて。それでは今週もサクサク参りましょう。まずは『本棚から皆聴』のコーナー!」

バサ姉「このコーナーは、リスナーの皆さまから送られました『こんな感じの小説が読みたい!』というリクエストに応えて、オススメ小説を紹介するコーナーです」

ハッチー「では今週の迷える仔羊は、この方。埼玉県にお住まいの、ラジオネーム バサ姉結婚してくれ さんからのお便りです」

バサ姉「ごめんなさい」

ハッチー「いきなり玉砕しましたが、何のフォローもなくお便り読みます。『ハッチー、バサ姉、コンバトラー!』」

バサ姉「コンバトラー」

ハッチー「『2月ということもあって、最近はすごく寒くいですよね』」

バサ姉「そうだね。けっこう、雪も降ったりしたからね」

ハッチー「『毎日毎日寒くて、いい加減にしてくれよ! という感じです』」

バサ姉「うんうん。気持ちは分かるよ」

ハッチー「『そんな僕は今、単身赴任で沖縄県に来ています』」

バサ姉「暖かい!?」

ハッチー「『寒い毎日を乗り越えるために、熱くなれる小説が読みたいです! ハッチー、バサ姉! 体がほかほかするくらいに、熱いオススメ小説を教えてください!』とのことです」

バサ姉「なるほど……沖縄にいるってところは解せないけれど、でも、熱い作品ねえ……」

ハッチー「いわゆる熱血ですよ、バサ姉。バサ姉のオススメ作品は何ですか?」

バサ姉「ううん、そうだなあ。ちょっと定番になっちゃうけど、鎌池和馬さんの『とある魔術の禁書目録3』かな」

ハッチー「お、現在テレビアニメ放送中&2010年版の『このライトノベルがすごい』で史上初の四冠を達成したことで、今最も旬な作品『とある魔術の禁書目録』ですね」

バサ姉「そうだね。で、今回はその中でも、3巻をオススメします」

ハッチー「ほう。3巻といいますと?」

バサ姉「3巻は外伝である『とある科学の超電磁砲』でも活躍する、作品の二大ヒロインの1人である御坂美琴にスポットライトを当てた作品なの」

ハッチー「ほうほう。つまり、ビリビリ中学生、ですね?」

バサ姉「うん。本来この作品は、科学による超能力開発を目的とした学園都市で暮らす学生、上条当麻くんが、ふとしたきっかけで知り合ったシスター・インデックスと関わったことにより、“魔術”の世界へと足を踏み入れる、という物語なの」

ハッチー「基本ですね」

バサ姉「それで、1巻、2巻の魔術師たちとの闘いを“魔術編”と呼ぶのなら、3巻はそれまでとは違い、“科学編”……つまり、科学を用いた超能力での闘いの話になっているわけ」

ハッチー「ほほう、興味深いですが……魔術と超能力って、違うものなんですか?」

バサ姉「まぁ、異能の力だという点では同じなんだけれど……細かいところで違う面があるの」

ハッチー「ふむふむ」

バサ姉「で、科学編である3巻では、御坂美琴という少女と、その妹達の身に降りかかっている惨状を食い止めるために、上条くんが学園都市最強の能力者を相手に奮闘する……というお話」

ハッチー「ああ~。まぁ、ぶっちゃけた話が、超能力バトル作品、ということですか」

バサ姉「簡単に言っちゃえばね。それで、主人公の当麻くんは非常に不幸体質なの」

ハッチー「まるでほにゃら木さんみたいですね」

バサ姉「……もしかしてだけど、阿良々木くんのこと?」

ハッチー「失礼、噛みました」

バサ姉「はあ。……で、上条くんは不幸体質の運命か、毎度毎度事件に巻き込まれてしまうんだけれど……その数々の事件に奔走する最中の彼の熱い叫びが、敵の心や読者に強いメッセージを伝えてくるのよ」

ハッチー「いわゆる熱血主人公というやつですか」

バサ姉「うん。今時はヘタレ主人公とか、クールな主人公とか、ひねくれてたりする主人公が多いじゃない。でも、やっぱり明るい熱血な主人公って、王道的な良さがあるんだよねえ」

ハッチー「えぇ、分かりますよ」

バサ姉「特にこの3巻では、学園都市最強の能力者・一方通行(アクセラレータ)と相対するだけあって、意気込みというか、熱血具合も素晴らしいよね。それからやっぱり、御坂美琴とのやり取りや、彼女の妹達(シスターズ)も、この巻の魅力の一つ。超電磁砲(レールガン)だけは知ってるよーっていう美琴ファンにも、是非チェックしてもらいたい一冊です」

ハッチー「ははー。なるほど確かに、魅力的な一冊ですね」

バサ姉「ハッチーのオススメ作品は?」

ハッチー「はい。色々悩みましたが、私はこちらを推薦します。アサウラさんの『ベン・トー サバの味噌煮290円』です」

バサ姉「ほほう」

ハッチー「こちらは簡単に言いますと、スーパーの値引き弁当を手に入れるためのバトルアクション作品なんです」

バサ姉「え?」

ハッチー「えぇ、バサ姉のその解せなそうな表情も分かりますよ。私も最初はそうでしたから。念のためにもう一度言いますが、これは、スーパーの値引き弁当を手に入れるためのバトルアクション作品なんです」

バサ姉「値引き弁当っていうのは……お店の閉店間際になって、売れ残り商品が割り引きされたりしている、あれのこと?」

ハッチー「はい、そうです。この物語は、その半額弁当を自らの拳で奪い合う、壮絶なバトルアクション作品なのですよ」

バサ姉「えっと……それは笑うところなの?」

ハッチー「確かに、『ベン・トー』という作品のジャンル分けとしては、『ギャグ作品』と分類されても良いものでしょう。半額弁当の奪い合い、というシチュエーションも、『なんだそりゃ?』と笑いを誘うものです。ですが……」

バサ姉「ですが?」

ハッチー「一度その戦いを目にしたならば、きっと気付くはずです。『これはギャグなんかではない。本気の戦いである』と」

バサ姉「ほほう」

ハッチー「彼ら彼女ら、半額弁当を求めて戦う狼たちは、とにかく真剣で、弁当が手に入れば歓喜し、手に入らなければ涙を流して明日の勝利を誓う。これは下手な少年漫画とかよりも、よっぽど熱い物語なんです」

バサ姉「へぇー。でも、そういう、他人からしてみれば『なんでそんなことを』と思うようなことに、必死で打ち込む姿って、私は好きだなあ」

ハッチー「そうでしょう。この作品はひどくどうでもいいことを描いているにも関わらず、読み終えた後には心地よい充足感が残る……そんな素晴らしい作品なんです」

バサ姉「ふうん。なんだか興味深いね」

ハッチー「しかも、この作品の凄さはそれだけではないのです!」

バサ姉「お、まだあるんだ?」

ハッチー「『ベン・トー』というタイトルが示す通り、この作品のメインは何よりも『弁当』です。そしてこの作品、『弁当』の描写が規格外!」

バサ姉「規格外……」

ハッチー「作中に登場するお弁当の描写が、とても美味しそうに描かれているんですよ。読んでるだけで唾液が出てきます! 空腹時にこの作品を読むのは、危険ですよ!」

バサ姉「そんなにすごいの?」

ハッチー「強烈なギャグに、熱いバトル。それだけでなく、この『美味しそうなお弁当の描写』があるからこそ、『ベン・トー』の『ベン・トー』たる所以です」

バサ姉「ふうん……なんだか、惹かれる題材ではあるよね」

ハッチー「けっこう一頁の中に文字がびっしり詰まっていますから、読み応えもバッチリです。あなたの読書意欲にガツンと応えてくれる作品であると、自信を持ってオススメします」

バサ姉「なるほど。……というわけで、今回のオススメ作品『とある魔術の禁書目録3』、そして『ベン・トー サバの味噌煮290円』。是非是非読んでみてください」



ハッチー「エンディングでーす」

バサ姉「今回は熱い小説をオススメしたということもあって、ちょっと興奮しちゃったのかな? なんだか体が熱くなってきちゃったよ」

ハッチー「いえいえ、そういうわけではありませんよ」

バサ姉「え?」

ハッチー「実際にスタジオの温度が高いのですよ。現在室温36度でーす」

バサ姉「体温!?」

ハッチー「今回はスタジオの温度を真夏並みに上げてみても、空調システムに不調が生じないかを確認するテストも同時に行なっていたんですね」

バサ姉「な、なぜ収録中にやるのよ……暑いじゃない」

ハッチー「このスタジオの設備は高性能で人気が高く、四六時中ずっとどこかしらの番組が収録しているのです。そのため、空調の点検をやるだけの時間がありません。だから我々の番組の収録時間が点検の時間に充てられたと」

バサ姉「ひどいよ……私たちも収録中であることには変わりないのに……」

ハッチー「まぁ、こうして室内の温度を高くしても問題ないという確認が取れたので、来週はスペシャルに参りましょう」

バサ姉「す、スペシャル?」

ハッチー「来週の『ハッチー&バサ姉の皆聴』は、スタジオの気温を真夏並みにして、水着姿でオン・エアー!」

バサ姉「ラジオだから意味がないんじゃないかな!?」

ハッチー「たとえ見えなくとも、水着でやることに意味があるのですよ、バサ姉」

バサ姉「意味が分からないよ……」

ハッチー「たとえ本当は水着でなかったとしても、『実は今週は水着姿でオン・エアーしてました』って言ったら、脳内補完でイケる方々がこの番組の主なリスナー層ですから」

バサ姉「どれだけ妄想力を持て余しているの!?」

ハッチー「まぁ、そういったわけで来週はお色気テコ入れ回・水着姿でオン・エアーです!」

バサ姉「リスナーさんの妄想力が試されるね……」

ハッチー「そろそろお時間なので、お別れです。来週もまた会いましょう! お相手は、ハッチーこと八九寺真宵と」

バサ姉「バサ姉こと、羽川翼でお送りしました」





(エンディングテーマ)




ハッチー「さぁ。来週用の水着を買いに行きましょうか」

バサ姉「え……本当にやるんだ……」
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