夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
ぼくが先輩で先輩がぼくで 「先輩とぼく」

先輩とぼく (電撃文庫)先輩とぼく (電撃文庫)
(2004/02/10)
沖田 雅

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「先輩とぼく」沖田雅(イラスト・日柳こより)電撃文庫

ストーリー 3/5点
キャラクター 4/5点
世界観 4/5点
恋愛 5/5点
ドタバタコメディ 5/5点
はじめかわいい! 7/5点



宇宙人のちょっとした手違いにより、身体と中身の入れ替わってしまった先輩とぼくの日常を描くコメディ。

こんなん……おもしろいに決まってるじゃねえか!
男女入れ替わりものというのは、記憶喪失と並んで使い古された手法と言えるであろう。
しかしこの作品では、男女入れ替わりの利点を120%引き出している。
主にはじめ君の功績で。
はじめ君の功績で、とは、つまりどういうことか?
女体化したはじめ君が、あまりにもかわいすぎるということだ!
見た目は美人なのに中身が変人という“残念美人”なつばさ先輩。
そんなつばさ先輩の身体の中に、彼女に恋するはじめ君が入った結果……花も恥じらう純情乙女が降臨!
もうこれは……なんだ……宇宙人グッジョブ。

物語は全体的にまとまりがなく、やりたいことをやりたい放題やっている印象があった。
家族やクラスメートたちに入れ替わりを告白したり、デートをしたり……そこまではいいのだが。
途中からいきなり外国から転校生がやってくるわ、戦隊ヒーローを作ってしまうわと、展開があまりにも唐突であり、翻弄される。
一編一編の完成度は高いため(戦隊ヒーローのお話では笑い、バレンタインのお話では泣き、非常にエンターテイメント性が高い)、そこまでマイナス要素になるほどではなかったにしろ、しかしやはり多少気になるな~、とは思っていた。
しかし最後にそれまでの出来事が一つにまとまっていくことで、見事に物語が引き締まった感覚。

一冊の物語としてなかなかおもしろいものだっただけに、この後の先輩とぼくにどのような受難が待ち受けているのか、続刊も楽しんで読んでいきたいと思う。
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