夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
すべての本好きに贈る物語 「図書館内乱」

図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
(2011/04/23)
有川 浩

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「図書館内乱 図書館戦争シリーズ2」
有川浩(角川文庫)

ストーリー 7/10点
キャラクター 7/10点
恋愛 9/10点
元気になる 6/10点
しみじみ 7/10点
本を守る! 10/10点



前回よりもラブコメ成分を大幅に増してお届けする図書館内乱。
もちろん恋愛だけでなく、本を守るための図書隊の戦いも良い。
敵対する相手から不条理なことで攻撃されるシーンなどは、読んでいるこちらも腹が立つ。
それだけに、その後にだいたい挟まれる郁&堂上コンビのやり取りには、ニヤニヤ&癒されるな~。
いやいや、恋愛とか抜きにしても、本が好きな人には是非一度は読んでもらいたいなと。

「戦争」でも郁の懸念していた両親襲来問題の件では、父親の姿が印象的。
こういうパターンでは、大概父親がカッコよく描かれるよね。
(「バクマン。」を思い出しながら)
母親の、かよわい我が子(郁はかよわくないけど)を大切に思う気持ちは、残念ながらただの重荷でしかない。

「笑う正論」こと小牧と、その幼なじみの毬江ちゃんのエピソードもいいね。
書き下ろし短編「ロマンシング・エイジ」なんかもう……ヤバい。郁&堂上コンビとはまた違ったヤバさ。
この二人には敵わないわ~。
この二人のエピソードに関しては、男よりも女の方が好むタイプの話だと思う。

作者が女性なだけあって、女性ならではの目線で描かれている部分も多くあり、勉強になるなあ。

そして「内乱」のラストでは、郁と堂上の関係が変わってきそうな展開も。
え、もうそれ教えちゃうんだ!? っていう。

シリーズ物として2冊目なので、郁や堂上以外でも、全体的にキャラクターに厚みがでてきた。
小牧、柴崎、手塚ら脇を固めるメンバーも一通りその背景を語られたし。
ますます図書館戦争の世界が好きになる。
次回も楽しみだ。



「レインツリーの国」も読みたいね。
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コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)
TBありがとうございました。
ぜひ、レインツリーも読んでくださいな。
有川さんの本は、女性にとってのツボと地雷がわかりやすく書いてあると思います。
男性の方には参考になると思います♪
2011/05/16(月) 01:06:31 | URL | by香桑 (#cLv.su1A) [ 編集]
コメントありがとうございます。
レインツリーも近いうちに読んでみたいと思います。

有川さんの作品は、女性目線だからこそ描かれる部分も多く、男性としてはとても勉強になる思いです。
2011/05/17(火) 12:41:34 | URL | byほしの (#zxJvsWF.) [ 編集]

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図書館内乱のおまけは図書館戦争シリーズ最後の書き下ろし。 ニヤニヤが止まらなかったねぇw 本編の方は出だしとラストが笑えますw ラストは本当に郁が可愛いです。 小牧と毬江ちゃんの話。 玄田と...
2011/05/14(土) 20:06:05) | ぐ~たらにっき
 有川 浩 2011 角川文庫 図書館戦争と同時発売された図書館内乱。もちろん、合わせて買ったし、続けて読んだ。というか、読みなおした。 単行本の内容につけくわえて、書き下ろしのスピンアウト「ロマンシング・エイジ」と、著者と児玉清さんの対談の続きが収録されて...
2011/05/16(月) 01:02:56) | 香桑の読書室