夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
この学園に、人間はいますか? 「ごくペン!」

ごくペン! (MF文庫J)ごくペン! (MF文庫J)
(2009/10/23)
三原 みつき

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「ごくペン!」MF文庫J
三原みつき(イラスト・相音うしお)
作者ツイッター/三原みつき (3hara3tsuki) on Twitter
絵師サイト/すてうかの小屋

第5回MF文庫Jライトノベル新人賞 審査員特別賞



ストーリー 9/10点
キャラクター 8/10点
筆力 6/10点
世界観 3/10点
仁侠 9/10点
笑える 8/10点



幼なじみの少女を探すために、ヤンキーだらけでバカの代名詞とも言える毒マムシ学園に転入してきた、偏差値70オーバーの五十嵐真太郎。
ところが彼が探し求めていた幼なじみは、極道の親分になっていた。という話。

登場人物がバカばっかりだ、これ。

九九も満足に言えないようなヤンキーとヤクザたちに囲まれたラブコメで、テーマは“仁侠”。
主人公が転校してきた学校は、人に人として扱われないようなバカたちの最後の受け皿となるようなヤンキー学校。
ヤンキーだらけで無法と貸した学園において“仁侠”を貫こうとする凛子と、どうしても“仁侠”を理解することができない五十嵐の姿が描かれる。
いわゆるヤンキー漫画のかっこよさはほとんど感じられず(何せバカですもの)、また、極道作品の“仁侠”とは異なる解釈のライトノベルらしい“仁侠”であるが、その思想は胸を打つ。

まさかのパロディがあちこちに散りばめられ、バカすぎるボケがぶっ飛んでいておもしろい。
凛子とのすれ違い気味な関係や、クライマックスでの番長との戦いもよかった。

……ただ唯一の欠陥は、世界観がおかしすぎること。
ウンチングスタイルでの武術やイチローはまぁ、ギャグとして許容範囲だが……アンパンや巨大ロボットはダメだろ。
クライマックスで燃え上がった分、そこでのがっかり感は半端ではなかった。

ベストイラストは、77頁の菊枝。
http://towanosora.blog38.fc2.com/blog-entry-932.html
http://tsukikagerou777.blog10.fc2.com/blog-entry-60.html
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