夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
ピーターパンとアリスは惑わし合う 「バッカーノ! 1934 完結編」

バッカーノ!1934 完結編―Peter Pan In Chains (電撃文庫)バッカーノ!1934 完結編―Peter Pan In Chains (電撃文庫)
(2007/04)
成田 良悟

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「バッカーノ! 1934 完結編 Peter Pan In Chains」電撃文庫
成田良悟(イラスト・エナミカツミ)

作者サイト/『怪奇ザックバラン侯爵現る現る』
作者ツイッター/成田良悟 (ryohgo_narita) on Twitter
絵師サイト/エナミカツミ ウェブサイト

このライトノベルがすごい! 2010 第33位
このライトノベルがすごい! 2011 第33位



ストーリー 8/10点
キャラクター 10/10点
筆力 7/10点
燃える 9/10点
ドタバタ 9/10点
バカ騒ぎ 12/10点



総頁数1217頁の超大作三部作1934もついに完結。

裟婆編・獄中編にて活躍した人も活躍しなかった人もまとめて大活躍。
よくぞここまでの大人数を、どのキャラクターにもしっかりと見せ場を作りながら最後まで動かせたな!

どのキャラクターも単純なようでいて複雑な性格をしており、一癖も二癖もある連中ばかり。
なのに、パズルのピースとしてしっかり機能している。
しかしなんといっても特にかっこよかったのは、アイザック、そしてフィーロ。ついでにジャグジーも。
三人とも実に主人公的な行動理念で突っ走っていて、見ていて楽しいなあ。
ネブラ本社ビルでの攻防戦では、アイザックが全てを持っていってしまったような気すらする。
やはり1930年代のバッカーノは、アイザックとミリアの存在が大きな鍵か。

裟婆組のそれぞれのメンバーがネブラ本社ビルに続々集結していく様は、読んでいてとても爽快。
獄中組も、フィーロとラッドの奇妙な関係は見ていておもしろいし、リーザとの決戦もよかった。
そして……物語の最初から最後までずっと蚊帳の外なヴィクター。不憫……。

ベストイラストは、415頁のジャグジーたち。
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