夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
“友達とは、素晴らしいものである” 「パーフェクトフレンド」

パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)
(2011/08/25)
野崎 まど

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「パーフェクトフレンド」メディアワークス文庫

野崎まど



ストーリー 8/10点
キャラクター 10/10点
筆力 8/10点
笑える 10/10点
ミステリ 9/10点(他作品を読む必要アリ)
友達とは? 9/10点



野崎まどさんの作品はここまで全て読んできているわけだが、まぁどの話も結構好きなんだけれど、その中でもこの作品はアムリタ以来の当たりであるといえよう。

随所に笑いどころが仕込まれており、何度も噴いてしまった。
そんじょそこらのギャグ作品よりも、よっぽどおもしろい。
タイプとしては化物語のようなタイプに似ている(ギャグ小説という分類にはならないが、そこらへんのギャグ小説よりも笑える、という意味で)。

正直、野崎まどさんのような異色の作風で“友達”という普遍的テーマを扱うというのはどうなのかと不安にも思ったが……杞憂に終わったようだ。
実におもしろかった。

私は小学生という存在が非常に苦手なのだが、この作品の小学生は、メインとなる二人が大人びているため、あまり気にせず読むことができた。



これは他の方の感想を読むまで気づかなかったのだが……このオチは「〔映〕アムリタ」(野崎まどさんのデビュー作)と繋がっていたようだ。
まったく気づかんかった。というか忘れていたわ。
野崎さんの今までの作品では、事件の現実的解決の後にオカルト的オチがつくという形式だったわけだが、今回は逆にオカルト(魔法)的解決の後に現実的解釈が持ち出され、そこで終わるのかと思いきやオカルト的オチが待っているというわけである。
うむ、確かに○○なら……○を思い通りに○○○こともできるだろうね(ネタバレ防止)。
複雑な構成だなあ……。しかも大オチ、俺みたいに適当に読んでる人間だと見落とす可能性が大いにある。

「パーフェクトフレンド」はとてもおもしろい作品なわけだが……この作品を読む前に、「〔映〕アムリタ」も読んでおくことを勧めます。
大丈夫、アムリタもかなりおもしろいから。
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