夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
そして誰もいなくなる? 「マリア様がみてる リトル ホラーズ」

マリア様がみてる リトル ホラーズ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)マリア様がみてる リトル ホラーズ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
(2009/07/01)
今野 緒雪

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「マリア様がみてる リトルホラーズ」コバルト文庫

著/今野緒雪
イラスト/ひびき玲音



ストーリー(短編) 5/10点
ストーリー(のりしろ) 8/10点
キャラクター 7/10点
筆力 8/10点
ホラー 4/10点
短編集 5/10点



祥子さま卒業後初のマリみては、短編集。
これ以降のマリみて(「私の巣」「ステップ」)がどちらも番外編のため、事実上の本編最新刊。
(つまりマリみて本編は2年間凍結中か……。ちなみに「ステップ」発売からは9ヶ月経過)

サブタイトルにあるように、リトルなホラー作品が集まっていた印象。
でも「ハンカチ拾い」以外はそんなに……。
どの短編もつかみどころのない話ばかりで、ちょっと拍子抜けだった。
オチがはっきりしていないのは苦手なんだよなあ。
ホラーとしても楽しめるのは途中の乃梨子の挿絵くらいか。
「チナミさんと私」は話としてはおもしろいんだけど、どうしても「チナミさんてなんだったんだ……!?」とモヤモヤしてしまう。
「ハンカチ拾い」は唯一ホラー要素少なめの、しっかりとした内容の短編だった。
「ホントの嘘」は……個人的にこういうお話、あんまり好きじゃなくて。ていうか、オチがよくわからなかったわ。
「ワンペア」は……解決してなくない?
「胡蝶の夢」も……解決してなくない? いい話だったけど。

のりしろ部分もホラーなテイストがあったけれど、オチや真相はほのぼの。
短編部分が個人的にちょっと……な出来だったため、のりしろが楽しめたのは良かった。
菜々は早くも薔薇の館に溶け込んできたようで何より。
最後の菜々の言葉は印象的。
そして「リトルパニック」で語られる事の顛末も、なんか微笑ましい。

なんていうか、先代薔薇さまたちがいなくなっても、しっかり薔薇さまやってる祐巳たちなのであった。

ベストイラストは、81頁の乃梨子。



オマケ。
リトルホラーズ時点でのキャラクター好感度ランキング。
蔦子>乃梨子(白薔薇のつぼみ)≧志摩子(白薔薇さま)≧祐巳(紅薔薇さま)>真美>ちさと>(平均値)>菜々(黄薔薇のつぼみ)>瞳子(紅薔薇のつぼみ)>由乃(黄薔薇さま)
卒業生は抜いてみました。
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