夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
貴様こそサムライだ 「とある飛空士への夜想曲 下」

とある飛空士への夜想曲 下 (ガガガ文庫)とある飛空士への夜想曲 下 (ガガガ文庫)
(2011/09/17)
犬村 小六

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「とある飛空士への夜想曲 下」ガガガ文庫

著/犬村小六
イラスト/森沢晴行

※2011年10月1日より、映画「とある飛空士への追憶」公開。



ストーリー 10/10点
キャラクター 7/10点
筆力 9/10点
空戦 10/10点
戦争 10/10点
泣ける 10/10点



泣いた。
あまりに熱く激しい物語に、感動した。
人って、本を読んで泣くことがあるんだねえ。
男という生き物は、こういう物語が大好きなんだ。

というかこの表紙よ。
視線で相手を射殺さんばかりの千々石と、飛空機(ビーグル)。
かっこいいけど、ラノベとしては非常に珍しい(通常、ラノベの表紙は女の子が最低でも一人はいる)。
恋歌5でもそうだったが、そういう定石を崩してでもこの表紙にしてくれてよかったと思うね。

物語の後半、海猫との最終決戦に赴く千々石は最高にかっこよかった。
出撃前の波佐見とのあのやり取りも……素敵だわ。あの二人の関係性がよく出ていた。
「猿」と呼ばれる未来を拒否し、文字通り捨て身で未来の子孫たちのために戦い抜いた男たちの姿に涙。
自分たちは人間であるという誇りだけを胸に迫ってくる者たちを相手に、レヴァーム側は何を感じたか。

たった一機の空に愛された男が、戦況を覆してしまうという展開は、あまりに熱い。
戦争を通じて、人が生きるということの偉大さに触れることができた気がした。

ライトノベル界のタブーを犯しまくった(旧日本軍、男ハーレム等)異色の作品だったが、今までに味わったことのないレベルの感動を与えてくれた。

ベストイラストは、349頁のユキ。



オマケ。
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