夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
駆真、新魔王に就任 「蒼穹のカルマ4」

蒼穹のカルマ4 (富士見ファンタジア文庫)蒼穹のカルマ4 (富士見ファンタジア文庫)
(2010/02/20)
橘 公司

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「蒼穹のカルマ4」富士見ファンタジア文庫

著/橘公司(ツイッター
イラスト/森沢晴行

※第20回ファンタジア長編小説大賞 準入選シリーズ
※このライトノベルがすごい! 2010 第10位(新作)
※このライトノベルがすごい! 2011 第34位



ストーリー 7/10点
キャラクター 8/10点
筆力 7/10点
笑える 7/10点
ファンタジー 8/10点
ハチャメチャ 9/10点



「蒼穹のカルマ 就活編」は主人公の魔王化エピソード。
駆真が魔王として異世界に君臨し、それをアステナが勇者として仕立てあげた在紗らが討伐に向かう。
単巻の説明だけ見るとかなりのぶっ飛び具合だが、1巻から続けて読んでいると実に整合性の取れたシリーズなのだということが分かる。
異世界で魔王になるなんてトンデモ展開なのに整合性が取れてるってどういうことなの、と思うかもしれないが、事実なので仕方ない。カルマを読めばわかる。
また、こういうぶっ飛んだ展開も許せるのがカルマシリーズなのだ。
駆真の露出高めな魔王コスチュームにしろ、槙奈のバニーガールにしろ、ちょっとしたサービスもあったり。

RPGの要素をうまくネタにしつつ、王道は外してくるところはカルマらしかった。
守護の腕輪のシーンのアステナはほんとひどいな……。RPGによくあるシチュエーションなのに。
カルマが騎士団を退団しているためにバトルシーンはなく、RPGエピソードなのだがアクションシーンは少なめだった。

順調に伏線を回収し、そして新たな伏線もばらまかれている。
あちらこちらに寄り道をしまくり、学園編とか異世界編とかに力を注いできているため、実は本編はほとんど進んでいないのであった。
ナンバリングタイトルなので、本編には違いないのだろうが。
盛大に横道に逸れるエピソードながらも、在紗という存在に言及するようなシーンもあり、ますます今後の展開が楽しみになる一冊。

そして意外にも駆真の騎士団復帰はなく、それは次巻以降に持ち越しとなった。
そのため鷹崎小隊三人娘の出番もなかったのが残念。
松永はどうでもいい。

ベストイラストは、149頁の槙奈。



カルマは最近別の感想を書いたので、オマケはなし。
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