夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
熱くておもしろい、野球を観よう 「球場ラヴァーズ 3」

球場ラヴァーズ 3巻 (ヤングキングコミックス)球場ラヴァーズ 3巻 (ヤングキングコミックス)
(2011/05/30)
石田 敦子

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「球場ラヴァーズ ‐私が野球に行く理由‐ 第3巻」ヤングキングコミックス

著/石田敦子ツイッター



ストーリー 10/10点
キャラクター 7/10点
画力 6/10点
泣ける 10/10点
カープ愛 8/10点
メッセージ性 10/10点



いきなり世界観を超越した野球神の漫画が始まってしまって、やはりシーズンオフの間はネタが無いのか……?と心配になったりもしたが、蓋を開けてみれば今までで最高の出来だった。
今回のテーマは、ドラフト、日本シリーズ、そしてキャンプ。
試合や目立ったイベントもなかったこの時期、カープのエピソードは少なめ。
ドラフトのエピソードでは、福井くんにもっと注目したげてーって思ったり。
でも今年のドラフトは、明大野村を一本釣りでしたね! やりましたね、勝子姉さん!

日本シリーズのエピソードは、去年その試合をリアルタイムで観ていただけに、読んだ際の印象も強かった。
(ドラゴンズ対マリーンズ延長15回までもつれ込む大熱戦。そして2試合連続の延長戦。あのシリーズは最高に熱かった。野茂は眠そうだった)
それと同時に実央の境遇に一つの区切りがつくエピソードで、読んでたら自然に涙が出た。
「戦う相手、間違っちゃダメ」「まっすぐだから、みれる夢がある」「大切なのは敵がいることじゃなく、味方がいること」
次々にあふれてくるメッセージの数々が、胸に突き刺さる。
そうして感動した直後に、真っ白になった勝子姉さんが出てきて脱力した。

メッセージ性が強い作品で、キャラクターたちの独白がダイレクトに描かれているのが、良い。
リアルでごちゃごちゃした感情が、そのまま伝わってくる。
それはある意味では読みにくさにも繋がるのかもしれないが、少なくとも私にとっては、整理されないままの熱く煮えたぎった感情の吐露のように感じられて好きだ。

……そして現実のプロ野球を時系列通りに描いているからこそ、避けては通れないあの運命の日。
3月11日。
震災による開幕延期の件も明確に入っている。
どんなに大変でも、否、大変だからこそ、娯楽は絶対に必要なんじゃないかと……私は思います。



……個人的には、表紙のみなみさんはちょっと目が大きすぎてバランスが悪いんじゃないかなあ~、なんて……
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