夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
奇妙に交差した二人のボクサーが、今宵再び交わる…… 「マコトの王者 第4巻」

マコトの王者(赤)&(青) 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)マコトの王者(赤)&(青) 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2011/12/12)
福井 あしび

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「マコトの王者 (赤)&(青) 第4巻」ゲッサン少年サンデーコミックス

福井あしびツイッター

※シリーズ完結



ストーリー 8/10点
キャラクター 6/10点
画力 6/10点
熱い 9/10点
絆 10/10点
燃えたよ……燃え尽きた……真っ白にな…… 10/10点



中身入れ替わり系ボクシング漫画、堂々完結。
巻数的には4巻だけど、実際のボリューム的には7巻分。
1~3巻までは、中身が入れ替わってしまった二人のマコトのそれぞれの視点から描く物語の2冊同時出版体制(赤が大地真編、青が天堂誠編)だったのが、最終巻で一つに統合。

4巻の始まりが、全ての始まりとなった第1話を踏襲しており、胸が熱くなった。
この作品のボクシングシーンには、迫力はあるものの、ボクシングそのものにはそこまでの魅力は感じない。
と言いますか、単純にボクシング漫画で「あしたのジョー」を超えるのって、なかなか難しいよね。
そこでこの漫画では、ボクシングに加えて、人格の入れ替わりというスパイスがある。
それによって描かれる人間ドラマに、大きな魅力を感じた。

ほぼ1冊全てを使って描かれた最後の試合は、それまでのドラマの集大成という感じで、非常に楽しめた。
誠が一度は捨てた「絆」を真が回収し、再び繋ぎ止める。
「今年の漢字」は「絆」だそうだけれど、そんな今年にピッタリな、「絆」の大切さを感じさせてくれる作品。
どちらが勝つのかまったく分からない展開から、最後は見事に全員が笑っているハッピーエンドを描ききっている。
素晴らしい作品だった。
試合後の祝福のシーンは、感動したわあ。

そしてカバー裏……。
両ヒロインが怖すぎます。



(追記)

作者の福井あしびさんに読了報告と簡単な感想を送ったら、以下のような返信がありました。

☆☆☆

感想ありがとうございます。
殴り合いの競技でも最後は幸せになれるのがスポーツの醍醐味だと思ってます。
最後までありがとうございました!

☆☆☆

殴り合いでも厳格なルールの元でやっている以上、立派なスポーツ。
殴り合いでも、こんなに人を感動させる力があるんですねえ。
連載お疲れさまでした。
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