夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
2011年の読書メーター
2011年の読書メーター
読んだ本の数:358冊
読んだページ数:78230ページ
ナイス:3415ナイス
感想・レビュー:358件
月間平均冊数:29.8冊
月間平均ページ:6519ページ

■バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
誰がなんと言おうと、俺は優子派だ! そんな俺にとって、今回の表紙は最高すぎるぜ! 今回は半年ぶり、Fクラス悲願のAクラス戦。2巻続けての試召戦争ということで、勢い衰えず、熱い一冊だった。一筋縄にはいかないAクラスが相手というだけあって、裏の読みあいが激しい。そして戦争のラストには見事な作戦の展開もあって、とてもおもしろかった。ただ、ラストがちょっと消化不良だったなあ。まぁ、この後の展開次第で、いくらでも巻き返すことはできると思うけど。
読了日:12月28日 著者:井上 堅二
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■涼宮ハルヒの憂鬱 (15) (角川コミックス・エース 115-17)
「涼宮ハルヒの陰謀」後半戦。いろいろと動き回って、長い目で見れば非常に大きな出来事のキッカケがたくさん詰まった一冊。 みくるちゃんが、とても愛らしくてよかったと思います。ただ、二度目の宝探しのときのハルヒも、尋常じゃないレベルの可愛さだったけれどね。……でもみくるちゃんのが好きだけどね! そして森さんすごくかっこいい。 7/10点
読了日:12月27日 著者:ツガノ ガク
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■豚は飛んでもただの豚? (MF文庫J)
これは良い青春ラブコメ。恋愛ごとにとにかく疎い主人公が、ひょんなきっかけで知り合った三つ子の長女に恋をするお話。 良いのだけれど……なんというか、この先長くエピソードがある中での、プロローグだけを切り取って読まされたような感じ。ラブコメなのに、恋愛事に決着ついてないし。大した山もなく終わっちゃったし。三つ子設定なのに、次女の出番が恐ろしく少ないし、ぶっちゃけ現時点でいる意味ないし。一冊での物語の完結を期待していると、とんでもないくらいの肩透かしを食らうし。
読了日:12月26日 著者:涼木行
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■死者のための音楽 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
「山白朝子」と言いつつも、その正体は「中田永一」と同じく「乙一」。内容は、白乙一方向に特化した切なさ全開の中田永一とは対照的に、デビューの頃の面影を感じさせるような、黒乙一方向に特化した暗く哀しいホラーテイスト。 個人的には「鳥とファフロッキーズ現象について」と「死者のための音楽」が好きだ。前者は、人の意思が分かっているかのように行動する1羽の鳥と、その飼い主の物語。ミステリ的には真相が読めてしまったのが残念だったが、ホラーな作品が多い中でややコミカルな雰囲気が感じられたのがよかった。
読了日:12月25日 著者:山白朝子
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■ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編 (ガンガンコミックスJOKER)
ひぐらしのなく頃にシリーズのオマケにして、真の最終巻。最も読むのが辛い一冊でもあるが、シリーズの中でも屈指のメッセージ性を持ったエピソード。 昭和58年6月、幾度もの惨劇を乗り越えてきた梨花の前に立ちはだかる最後の世界は、罪のない世界。いつの間にか切り捨てていた自らの両親と、罪のない友人たちとの交流を経て、梨花は綺麗な世界の魅力を知る。そして梨花の選択は……。沙都子との喧嘩と、カレーのシーンが印象的。今度こそ梨花は、自らの力で幸せな未来を切り開いていけるといいね。 「大きくなる気配を見せやがらないのです」
読了日:12月24日 著者:竜騎士07
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■学校の階段3 (ファミ通文庫)
3巻は合同合宿を通じて描かれる泉編。泉が階段部に入部することになる経緯や、中学時代の回想などが描かれる。物語終盤で必ず階段レースを持ってくる流れにするのは、なかなか大変なんじゃないかしら? 泉がテニスから離れてしまった理由は、まぁ、ありがちと言えばありがちかもしれない。けれどこの禍根についてもしっかりと解消されていたのが、綺麗なラストで良かったなと思う。 それにしても、神庭姉妹の春秋と夏冬の扱いの違いよ。
読了日:12月23日 著者:櫂末 高彰
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■泳ぎません。 2 (MF文庫J)
なんとも言えない……。 ギャルゴやろーどぐらすのような、シリーズ後半での超展開に期待していたのだが、まさかの日常系に終始したまま、しかもわずかに2巻で完結。打ち切りにしたって早すぎでは? 何かあったの? と勘繰ってしまう。 1巻では女子視点の地の文章が読みにくく難儀していたのだが、2巻では神卵太郎視点になっており、そこだけは良かった。お色気ネタも豊富であり、イラストもかわいい。キャラクターたちと卵太郎の交流もおもしろくはあったが……物足りない感は拭えない。山が無いまま終わっちゃったなあ……。
読了日:12月23日 著者:比嘉智康
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■答えが運ばれてくるまでに―A Book without Answers (メディアワークス文庫)
毎年冬のお楽しみ。時雨沢さんと黒星さんの素敵な絵本第三作。書き下ろしの心動く20の掌編。ハッと考えさせられたりほっこりしたりする時雨沢さんの文章に、あたたかみのある黒星さんのイラストが合わさって、心の奥にスッと染み入る感覚。啓発や説教染みたテーマのものもあり、ふとしたときに読み返していきたい作品。近頃の規制ブーム(?)を彷彿とさせるネタや、震災で被害に逢った方々に伝えたいメッセージも。 個人的には「おとなになるために」「かちぐみとまけぐみ」「なまえ」「ともだち」「たんじょうび」が好き。
読了日:12月23日 著者:時雨沢 恵一
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■らき☆すた (9) (角川コミックス)
アニメイトで買ったら、限定版カバーでした。 大学生組と高校生組のバランスがよく、良くも悪くも変わることなく安定している。まぁ、ほのぼの日常系を地で行く作品なのだから、いいのだけれど。最近はあるある系のネタが減り、代わりにメタ的なネタも臆さずに放り込んでくるようになってきた。そりゃあ、5年も6年もやってりゃあね……。それから時事ネタも多めね。 キャラクターの数がとても多いわりには、一冊の中でそれぞれバランスよく出番が割り振られていたかな。しかし……ゆい姉さんだけは……。
読了日:12月21日 著者:美水 かがみ
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■GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)
アニメも観ていたけど、ぼんやり観ていたからか詳細が分からない部分があったため、原作ポロロッカを決意。富士見ミステリー文庫版、角川文庫版、角川ビーンズ文庫版。どれを読もうかなと思ってたら、たまたま富士見ミステリー版だけがあったので、富士見ミステリー文庫版で。真相を知りつつだったというのもあっただろうけど、読みやすく分かりやすい話だった。他の桜庭作品に比べると暗さや痛々しさはやや控えめで、安心して読める作品だった。ヴィクトリカと久城のやりとりが微笑ましい。
読了日:12月21日 著者:桜庭 一樹
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■零崎双識の人間試験 (講談社文庫)
さあ、零崎を始めよう。ようやく人間シリーズも文庫化したので、さっそく読んでみた。戯言シリーズに登場したあの人物たちや登場しなかったこの人物たちが、相も変わらず殺しあう殺しあう。特に殺人集団の零崎一賊なんてもんが主人公なものだから、戯言シリーズの非じゃないくらい、あまりにも簡単にあっけなく人が死ぬ。 ラスト近くになって物語の前提が覆され、かと思えば再び覆されるという急展開の連続には惚れ惚れするばかり。ストーリー展開の美しさには、とにかく魅了された。
読了日:12月19日 著者:西尾 維新
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■とある科学の超電磁砲 7―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
もうこっちが本編でいいよってくらいおもしろいのだが。 妹達(シスターズ)編のラストから、婚后光子のエピソードを含む日常パートを挟んで、大覇星祭編に突入。妹達編のラストは、原作では描かれなかった一方通行の心理描写や、美琴と妹の会話もあり、かなり感動的なラストに仕上がっていた。 そして婚后光子初登場。アニメとは異なり、高飛車なだけではなく努力家な面も加えられた。美琴との交流や、過去のエピソードなどが描かれたことでキャラクターに深みが増した、のだが……おいなんだこの娘、俺が知ってる婚后の20倍くらい可愛いぞ?
読了日:12月18日 著者:鎌池 和馬
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■ハヤテのごとく! 31 (少年サンデーコミックス)
ワタルの片想いに終止符が打たれ、ナギの漫画道も大きな転換点を迎えることとなった。ワタルの告白シーンはハヤテ史に残る名シーンだなあ。 そしてナギ&ルカの漫画道。持ち前の金儲けの才能を発揮して千部の同人誌を売り切る算段を立てるナギに対し、真摯に漫画に向き合ったルカ。二人の対照的な姿勢が、対照的な結果を生んでしまった。この漫画道編におけるナギは、今までの天上人のようなお嬢様ではない。自らの実力不足に苦悩し、現実という大きすぎる壁を前にして進むことのできない、平凡な少女だ。
読了日:12月16日 著者:畑 健二郎
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■R-15 ようこそ天才学園へ! (角川スニーカー文庫)
悪くはなかったな。天才ばかりが集められた学園で巻き起こる、どたばたラブコメ。主人公が天才ポルノ作家という設定からしてお色気ネタ多めなんかと不安に思いはしたが、蓋を開けてみれば、合間合間に挟まれるポルノ小説の描写を除けば、露骨な性描写(例えばラッキースケベ的な)はなく、ちゃんと青春ラブコメを謳歌していたのは好印象。序盤はクラスメートたちの意思もバラバラで、周囲に敵が多かった主人公だが、物語が進むにつれて徐々にクラスメートたちと団結していける様子はおもしろかった。あと蘭のツンデレ具合がかわいかった。
読了日:12月15日 著者:伏見 ひろゆき
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■B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)
「ココロコネクト」「空色パンデミック」らと同期のえんため大賞優秀賞受賞作品。 狂気に満ちたホラーファンタジーといった具合だろうか。登場人物たちが皆どこか狂っている……というのはまぁいいのだけれど、そのせいでか感情移入がしにくかった。また、それを補えるほどにストーリーが優れているとも思えなかった。ホラーでも狂気でもグロさでも、全てにおいて他を圧倒するようなレベルの魅力は感じられず、ただただ暗いだけの作品のように感じた。
読了日:12月14日 著者:綾里 けいし
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■マコトの王者(赤)&(青) 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
中身入れ替わり系ボクシング漫画、堂々完結。巻数的には4巻だけど、実際のボリューム的には7巻分。 4巻の始まりが、全ての始まりとなった第1話を踏襲しており、胸が熱くなった。この作品のボクシングシーンには、迫力はあるものの、ボクシングそのものにはそこまでの魅力は感じない。入れ替わりによって描かれる人間ドラマの方が魅力を感じた。だが、最後の試合はそれまでのドラマの集大成という感じで、非常に楽しめた。どちらが勝つかまったく分からない展開から、最後は見事に全員が笑っているハッピーエンドを描ききった。
読了日:12月12日 著者:福井 あしび
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■鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈1〉 (電撃文庫)
ホテル・ウィリアムズチャイルドバード、通称〈鳥籠荘〉に住む社会不適応者たちの物語。とある画家のヌードモデルを引き受ける少女を主軸とした短編集の形式で、4編。どの物語も切なさに溢れていて、非常によかった。全体を通して、どことなく桜庭一樹さんぽかったなあ、と思ったり。ただ、浅井さんが他作品でもよく見かけるタイプの「以前の恋人を今でも引きずってる、未練がましい男」だったりと、ところどころで若干テンプレ気味なところもありつつ。
読了日:12月11日 著者:壁井 ユカコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15114611

■蒼海ガールズ!2 (GA文庫)
男と女の立場が逆転した文化を持つ国からやって来た女の子ばかりの船の中で、男の娘のシューフェンが奮闘する話。今回は日常の描写が多めであり、前回のような海戦シーンは短めだった。バトルというよりかは、知恵比べといった趣きの海戦だったけど。しかし……シューフェンが男だと分かってからの船員たちの自重のしなさは凄い。皆平気でセクハラしまくり、シューフェンを甘やかしまくり。まぁ、舞台が艦内であるという点を除いてしまえば男の娘が主人公のハーレムラブコメ……という枠の中に収まってしまっている作品だとは思う。
読了日:12月10日 著者:白鳥 士郎
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■デュラララ!!×4 (電撃文庫)
セルティをはじめとして、様々な者たちを巻き込んだ池袋の休日のお話。大きな話の合間の『日常』編だということだけれど、ただの日常系に終わらないのが成田作品らしかった。時系列がやや特殊で、最初は全体を把握するのに苦労していたが、話が一つに収束してからは一気に引き込まれた。ハリウッドがセルティ同様に吹っ切れてるシーンもなかなか好き。あと何故か恋愛成分やや多め? 休日だから? 臨也の妹や静雄の弟などの新キャラも登場し、ますます賑やかになってきて、今後が楽しみ。
読了日:12月09日 著者:成田 良悟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15077746

■GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)
これはひどい……。萌え四コマ的小説という触れ込み通り、四ページで一話が完結するという内容なのだが……それにしたって中身が無さすぎる。これはむしろ萌え四コマをバカにしているとしか思えない。萌え四コマはもっと起承転結がはっきりとあって、おもしろいもんなんだ。や、作品にもよるけど。ヤマも無ければオチもない、何ら感情を動かされない淡々とした物語を読まされるのは、毎回たったの四ページだけとはいえ地獄。
読了日:12月07日 著者:新木 伸
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■サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐ (角川スニーカー文庫)
おもしれ~! シリーズ物として、ここまでのストーリーの隙の無さに脱帽。最終章ということで今までに登場してきたオールキャストが総出演。それだけでもワクワクするというのに、ストーリーの完成度も半端じゃない。ここまでにあった出来事……相麻の死やそれぞれの能力者たちの能力、すべてがちゃんと意味を持ってこの物語を構成している。咲良田から全ての能力を消し去ろうという計画に、果たしてケイは抗えるのか!? いよいよ次で完結ということですが……寂しさよりまず先に「早く完結編が読みたい!」という気持ちが来ている。
読了日:12月05日 著者:河野 裕
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■ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc (ファミ通文庫)
完結した本編補完エピソードを含めた短編集。これにてギャルゲヱシリーズは完結です。寂しくなりますね。理恵、春姉、愛子、ゆうき、と好きなキャラクターがたくさんいたため、もう彼女たちの活躍が見られないのだと思うと……。 内容としては、本編補完に、本編とまったく異なるエピソードや、本編のその後を描くものもあったりと、十分楽しめるものだった。まぁ、幕間の適当さ加減には……呆れたけど。こんなん、口絵に水着を入れたかっただけだとしか。
読了日:12月03日 著者:田尾典丈
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■ロザリオとバンパイア season2 10 (ジャンプコミックス)
御伽の国(フェアリーテイル)により連れ去られたモカさん奪還作戦が遂にスタート。今回はバトル盛りだくさん。修行を経て着実に強くなった月音たちのバトルには見応えがある。ドMの瑠妃さん……エロい。そしてここまで出番がやや少なめで扱いの悪かった芳芳も、バトル展開に入ればかっこいい。北都が何を考えて月音たちを招き入れたのかが気になる。少なくとも罠ではなかったようだが……果たして最終的には敵か味方か。 本編はシリアスだけれど、蛇足的巻末劇場ではほのぼのとした光景も見られてよかった。 7/10点
読了日:12月03日 著者:池田 晃久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14965053

■めだかボックス 13 (ジャンプコミックス)
宝探し編後編。与次郎次葉……もとい、ワンダーツギハはやっぱりすごかった。完全に空色パンデミックです(自己完結型)。ああいうキャラは好きなはずなんだけど、確かにお友達にはしたくないかも……。コスプレとか好きなうずめさんかわいいようずめさん。いや、小林さんだっけ? うずめさんと赤さんには、ぜひとも次以降のエピソードでの再登場に期待したい。 本編・宝探し編はもちろんおもしろかったのだけれど、その楽しさをラスト数ページで一気にひっくり返された。ただ単に物語のオチなだけなのかと思っていたら……
読了日:12月03日 著者:暁月 あきら
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14960519

■学校の階段2 (ファミ通文庫)
……いや、やっぱり階段は走っちゃダメだろう常識的に考えて、とか思っちゃうのは、もう夢を見れないお年頃になってしまったということなのかしらん。 今回は階段部設立の経緯を描いた三年生二人の物語。及び、理事会と戦う教師たちの物語。いやいや、教師連中かっこよすぎるがな。こなっちゃん先生はもちろん、大津先生も教師の鏡みたいな人じゃないですか。校長に至っては……柔軟性ありすぎじゃね? しかしまぁ、おもしろかったけど……ストーリーに一貫性がなかったかなあ。結局、女子部員入らなかったし。
読了日:12月03日 著者:櫂末 高彰
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14956285

■球場ラヴァーズ 4巻 (ヤングキングコミックス)
野球の応援から見られるヒューマンドラマ。何かを『好きだ』という気持ちの大切さを教えてくれる、素敵な作品。時期的には11年開幕~オールスターを描く。首位争いに食い込むという最高のスタートダッシュ後、交流戦で10連敗した悪夢がよみがえりましたわ。 どんなに仕事に追われて疲れはてていても、野球を観ていたら元気になってしまう勝子さん素敵です。やっぱり人間には、『好きなものがある』『打ち込めるものがある』っていうのは大切なことなんだよね。
読了日:12月02日 著者:石田 敦子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14953321

■狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)
数年前に放送していたアニメは観ていた。なので、大まかなストーリーは知りながらの(ちょいちょい忘れてたけど)初読作品。個性豊か(豊かすぎる!?)なキャラクターたちの織り成す家族物語で、なかなかおもしろかった。アニメで観た時よりもおもしろく、感動的に感じられたかも。人種どころか種族すら違う寄せ集めの家族ながらも、徐々に絆を築いていく様子がいい。そして天上天下唯我独尊、我が道まっしぐらな凶華様のスタンスは、昔は腹立たしく感じていたような気がするが、今こうして読んでいると、むしろストレートで気持ちいいと感じた。
読了日:11月29日 著者:日日日
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14900596

■フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり? (富士見ファンタジア文庫)
フルメタ短編集第8巻。あの超シリアス展開の次がこれかい、と、ズッコケたくなる内容。オンラインゲームに文化祭など、今回もおもしろい内容が盛りだくさん。オンラインゲームの話では、「TOILET PAPER」がおもしろかったかな。つか、陣高の生徒たち大活躍じゃないか。極貧プレイの二人と、意外とハマっていた林水も好きだ。文化祭のお話では、他クラスの喫茶店を宗介専用の同窓会場にしてしまうなど、悪気はないのに周囲に迷惑をかけまくる宗介らしくてよかった。そしてミスコンでは、宗介が実に良いことを言いました。
読了日:11月28日 著者:賀東 招二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14883522

■つづくオン・マイ・オウン―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
ついに物語が本格的に動き出した印象。平和な日常は終わり、シリアスなストーリーが始まる。アマルガムの総攻撃を受け、ミスリルは壊滅状態となり、宗介とかなめも引き離されてしまう。圧倒的戦力差になすすべもないミスリル側だが、そんな不利な状況でも必死に食らい付く姿に燃える。宗介側とテッサ側とでそれぞれが窮地から脱しようと動き回る様子は、疾走感があってよかった。果たして宗介たちは、この状態からどのような巻き返しを図るのか? かなめは日常に回帰することができるのか? 続きが大いに気になる巻であった。
読了日:11月27日 著者:賀東 招二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14861000

■七花、時跳び!―Time‐Travel at the After School (電撃文庫)
ある日タイムトラベルの能力を身につけた少女と、彼女の能力でいろんな時間に行きたがる先輩のお話。タイムトラベルネタとしては、そんなにはおもしろくなかったかな~(直前に本格的な時間ネタ小説の「タイム・リープ」とか読んでいるからそう思うのかもしれませんが)。ただ、タイムトラベルとか度外視で、主人公と七花のラブコメとしてはおもしろかった。おもしろかったっていうか……七花がかわいかった? 鈴ヶ森とか先生たちのような個性的なキャラクターを用意しておきながらも、彼女らが全然活かせてなかったのが残念。
読了日:11月26日 著者:久住 四季
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■球場ラヴァーズ 3巻 (ヤングキングコミックス)
いきなり世界観を超越した野球神の漫画が始まってしまって、やはりシーズンオフの間はネタが無いのか……?と心配になったりもしたが、蓋を開けてみれば今までで最高の出来だった。ドラフト、日本シリーズ、そしてキャンプ。日本シリーズのエピソードは、去年その試合をリアルタイムで観ていただけに、読んだ際の印象も強かった。それと同時に実央の境遇に一つの区切りがつくエピソードで、読んでたら自然に涙が出た。そうして感動した直後に、真っ白になった勝子姉さんが出てきて脱力した。
読了日:11月25日 著者:石田 敦子
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■球場ラヴァーズ 2巻 (ヤングキングコミックス)
広島東洋カープ愛、引いては野球愛に満ち溢れた漫画。けれど野球をやる漫画ではなく、野球を応援する漫画。一話完結でしっかりと話をまとめてくれて、尚且つ一話一話のインパクトが強く、どの話も印象に残る。日常生活での悩みに押し潰されそうだった人々がカープの応援を通じて立ち直る姿を見ると、やはり野球というものには素晴らしいパワーがあるのだなと感じざるを得ない。もちろんこういうのって野球とかスポーツに限らず、芸術だって、それに漫画だってそうなんだけど……頑張っている人や、魅力的な技は何よりも人を元気にすると思う。
読了日:11月24日 著者:石田 敦子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14809846

■レインツリーの国 (新潮文庫)
「図書館戦争シリーズ」から。「図書館革命」に比べると話のおもしろさはなく、「別冊図書館戦争」に比べるとそこまでの甘さもなく。まぁ、図書館戦争のような甘ったるい感じとは違って、甘酸っぱさとか苦み走った甘味みたいな表現の方が近い恋愛小説だった。聴覚障害者をテーマにしているだけあり、障害者の心理に言及するような文章もあり、考えさせられる感じ。とはいえ、一つのストーリーとして、大きな山場が感じられず平坦な印象を受けたのが残念。メールの文章が多かったのが、個人的には読みにくさを感じたかなあ。 7/10点
読了日:11月24日 著者:有川 浩
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■タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))
一人の少女が一週間をあちらこちらにタイム・リープしまくるお話。非常に複雑で濃密なストーリーながら、破綻することなくまとまっているのがすごい。伏線もしっかりしており、とてもおもしろい作品だった。もう一度最初から読み直して、いろいろと整理してみると、また新しい発見があるのかも。しかし上手にうまくまとまっているだけに、割合あっさりしすぎているような印象も受けた。なんというか……非常によくできたプロットを読まされたような感じ。しっかりとした構成に加えて、後もう一つ何らかの要素が欲しかったと思う。
読了日:11月23日 著者:高畑 京一郎
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■となりの関くん 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
授業中、隣の席でひたすら一人遊びに没頭する関くんに対して心の中でツッコミまくる横井さんを、読者が愛でまくる漫画。少なくとも私にとっては、横井さんを愛でる漫画です。まったく、横井さんは可愛すぎるな。基本的に心の底から良い人だし。ナチュラルに胸が大きいし。 もちろん横井さんが可愛いだけではなくて、バリエーション豊かな関くんの一人遊びにも注目したい。今回は福笑いに手品、サイコロトークなど、ますます横井さんの気を散らす内容となっている。更には以前遊んだ将棋やロボットたちも再登場を果たした。
読了日:11月22日 著者:森繁拓真
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■蒼穹のカルマ4 (富士見ファンタジア文庫)
「蒼穹のカルマ 就活編は主人公の魔王化エピソード。駆真が魔王として異世界に君臨し、それをアステナが勇者として仕立てあげた在紗らが討伐に向かう。単巻の説明だけ見るとかなりのぶっ飛び具合だが、1巻から続けて読んでいると実に整合性の取れたシリーズなのだと分かる。RPGの要素をうまくネタにしつつ、王道は外してくるところはカルマらしかった。順調に伏線を回収し、そして新たな伏線もばらまかれた。あちらこちらに寄り道をしまくり、学園編とか異世界編とかに力を注いできているため、実は本編はほとんど進んでいないのであった。
読了日:11月21日 著者:橘 公司
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■10歳の保健体育 (一迅社文庫 た 1-2)
美少女のようなルックスを持つ男子高校生が主人公の、下ネタ多めな年の差ラブコメ。ある日幼女が自宅に訪ねてきて、自らを父親の隠し子だと名乗る……という、よくあるようなそうでもないようなな導入の作品。ヒロインはタイトルや表紙を見ても内容的にもはみる(幼女)なのだろうが……終盤までやや影が薄い。はみる以外の女性キャラクターは、ほとんど巨乳&強烈な個性の持ち主たちで、はみるがその影に埋もれてしまった感じ。勢いのあるギャグは素晴らしかったし、ストーリーも終盤は素敵なラブコメで良かったのだが……中盤までがどうも、なあ。
読了日:11月20日 著者:竹井 10日
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■このライトノベルがすごい! 2012
作品部門「子ひつじは迷わない」、及びイラストレーター部門「かんざきひろ」にコメントが掲載されました。ランキングに関しては、ポイント集計方法が明示されていないのが問題を感じはしたが、人気作が妥当に高順位をキープする例年までのそれよりは、隠れた名作や新作も顔を見せており好感の持てるランキング。ちなみに作品部門に投票した作品は、5位、13位、18位、22位、23位。……まぁ、ランキングは看板に過ぎないし、この本は作品紹介ページこそが重要なわけで。読みたい本がめちゃめちゃ増えた。名台詞特集がなくなったのは残念。
読了日:11月19日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14698285

■五年二組の吸血鬼 (一迅社文庫)
こんなもの、ただひたすらロリとエロの塊である。吸血鬼に支配されてしまった小学校で、吸血鬼に操られた女子生徒たちが“裸で”いろいろなことをする、実にけしからん作品。しかし……そのエロさたるや、他の追随を許さない。挿し絵の大半は小学生女子の裸。吸血シーンが無意味に官能的。失禁シーンもアリ。特に口絵が素晴らしい。口絵のためだけでも、買う価値はあるんじゃないか。裸というものは、ただそれだけでは“体に何もまとっていない”状況に過ぎないのだが、この作品では、そんな“裸”をより魅力的に引き立てているように感じた。
読了日:11月18日 著者:糸緒 思惟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14689563

■萌神 (一迅社文庫)
「萌神」というタイトルに、萌え系イラストの表紙。しかし中身はいつもの第九シリーズらしい、やや暗めなストーリー。無気力に日々を浪費する主人公・吉次が、それぞれクセのあるヒロインたちの間で揺れ動く。更には萌神などという人外の存在が、吉次が“萌える”手助けをする……と、書き手が書き手ならばそれなりに萌える作品になりそうだが……第九らしい暗い雰囲気が、うまく作品のアクセントになっていた。三人のヒロインとの関係をどうまとめるつもりなのかと思っていたら、ラスト付近で物語は斜め上方へと一気に加速。
読了日:11月18日 著者:十文字 青
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■生徒会役員共(6) (講談社コミックス)
下ネタ成分かなり多めの生徒会4コマ第6巻。津田のツッコミは、今回もキレがよかった。言葉のバリエーションが広いのも、この作品の大きな魅力か。なんだか今回はいつにもまして、下ネタ以外のネタも多かった気がした。個人的にはどちらでもいいけれど、バランス的にはしつこくなくて良かったのかも。スズの身長ネタ、コトミの厨二ネタ、ドジッ子トッキーに男性恐怖症のカエデと、キャラクターごとの鉄板ネタにも衰えがない。 8/10点
読了日:11月17日 著者:氏家 卜全
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■学校の階段 (ファミ通文庫)
ビバ青春のムダ足! 学校の中を走り回ってレースをするという、はた迷惑な競技に熱中する高校生たちの物語。こういった特異な設定の作品にありがちな、半ば無理矢理な入部。よくある生徒会や教師との確執。そしてやや腹立たしい態度の従姉妹。これは自分には合わないな~、と序盤から中盤にかけては投げやりな気持ちで読んでいた。しかし終盤、ライバルとの対決が近づいてくるにつれ、徐々に気分が盛り上がってくる。あれあれ? おもしろいじゃないの?
読了日:11月15日 著者:櫂末 高彰
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■ぷちます!(1) (電撃コミックス EX)
「アイドルマスター」の漫画化作品で、最もメディア展開が幅広い作品。765プロのアイドルたちと、彼女らによく似た“ぷちどる”たちとの交流を描く。今でこそ公認作品ながら、元々が明音さんによる自サイトでの二次創作作品だったため、同人誌感は強烈。特にプロデューサーのPヘッドや、ぷちどるの鳴き声(とかー、ちー等)、アイドルたちの擬音(どたぷーん、デチョーン等)が更に拍車をかけている感じ。 「ぷちます!」の魅力を一言で語るなら、それはやはり「可愛い!」の一言。
読了日:11月15日 著者:明音,バンダイナムコゲームス 原作
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■15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-1)
大晦日、一通の自殺志願者の少年の遺書メールが誤送信される。それを発端として、様々な人間が動き出し、交錯する。 15×24というタイトルの通り、15人の人間の大晦日の24時間を描いていく。……15人、ほぼ同時進行で。しかも全6巻(1巻では7:49~12:50)。……こりゃあ、本腰入れて挑まないといかんよなあ。とりあえず続刊を早く読まないと、細かいことを忘れてしまいそう。しかしそれだけの人数がそれぞれ意図的にしろ偶然にしろ、接触したりすれ違ったりを繰り返して進んでいく群像劇は、賞賛に値する出来だと思う。
読了日:11月15日 著者:新城 カズマ
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■アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)
おもしろいわ~。しっかりしてるわ~。主人公たちが罠に嵌められ、そこから抜け出してクライマックスを迎えたかと思いきや、そこから更にもう一つ展開が。物語的にはお腹一杯、堪能させていただきました。今回からは赤の王や黄の王やらが現れ始め、徐々に世界観が広がり始めた感じ。あからさまな熱血モノというわけではないのだけれど、物語の根底に熱さを感じる作品だった。バトルの描写にしても、けっこう複雑に描かれているのにこんがらがったりしない。 赤の王が今後、ハルユキたちとどのような関係になっていくのかが気になるな。
読了日:11月13日 著者:川原 礫
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■猫物語 (黒) (講談社BOX)
シリーズ六冊目にしてようやく語られる、ゴールデンウィークの“猫に魅せられた少女”のエピソード。導入……というか全体の四分の一程度は、いつもの通り阿良々木くんと前エピソードのヒロイン(今回は月火ちゃん!)のギャグパート。相変わらず変態的で、和が道をまっしぐら。笑わされた。アニメから多大な影響を受けた様子で、いろいろとメタなネタが豊富であったり、過去作(つまり未来)と多少ズレが生じているといったところも見られるが、作者の趣味全開であるこのシリーズに限ってはご愛敬、か。
読了日:11月11日 著者:西尾 維新
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■音程は哀しく、射程は遠く―フルメタル・パニック!サイドアームズ (富士見ファンタジア文庫)
フルメタ短編の、特にミスリル側の人々に対して焦点を当てた作品が収められている。かなめら陣代高校のメンバーの出番は少なくドタバタ感もあまりなかったのだが、その分いつもとは違った味わいの短編集に仕上がっている。ミリタリーネタに関するマニアックさや、お色気面での暴走など、アクの強い一冊でもあった。表題作「音程は哀しく、射程は遠く」は、クルツの過去に触れる哀しい一編。短編としては、林水会長のエピソードと同等のおもしろさだった。ブルーザーのエピソードもマニアックな内容ながら、ちょっと感動的なラストがお気に入り。
読了日:11月08日 著者:賀東 招二
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■蒼穹のカルマ3 (富士見ファンタジア文庫)
蒼穹のカルマ、3巻は表紙の制服駆真から解るように、学園編。まるでギャグのような設定で突き進む今巻であるが、物語の根幹に関わりそうな重要な真相が明かされたりとシリアス面でも大きく物語が動いた。せっかくの学園編であるのに、学園らしい展開が水泳と文化祭以外になかったのが、多少残念。1冊単位としての完成度こそ1巻には及ばないものの、シリーズ物としては続きが大いに気になる展開になってきた。 しかしこの作品、何がすごいって、使い捨てキャラがほとんどおらずに、且つ印象的なキャラばかりなことである。
読了日:11月07日 著者:橘 公司
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■隙間女(幅広) (電撃文庫)
ほのぼのホラー短編集。表題作「隙間女(幅広)」を筆頭に、可愛いヒロインと主人公による、ホラーを交えた(まったく怖くない)ラブコメ短編が4本+1本収録されている。 短編の個々は良い。隙間女かわいいし、魔女かわいいし、そーちゃんかわいいし、テケテケかわいい。特に魔女のエピソードは、説明がやや不足気味な感じではあったものの、ニヤニヤできるラストはお気に入り。
読了日:11月06日 著者:丸山 英人
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■そんな未来はウソである(2) (KCデラックス)
独特な空気感によるおもしろさは、みなみけや5の2同様。この作品にはそれら日常系作品にはなかった、ストーリー系要素が加えられている。すなわち主人公2人の持つ能力によって動き出し、目下物語の指針となっている、高山くんを中心とした恋愛展開。特に今巻ミツキの見た未来は、今後の展開にも大きく影響しそう。果たして高山くんは誰さんエンドになるのか。おもしろいことになってきた。 とりあえず今回はパーティーやったり海に行こうとしたり温泉行ったりとイベント盛りだくさんで楽しい一冊だった。
読了日:11月05日 著者:桜場 コハル
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■神様のメモ帳 (電撃文庫)
アニメからポロロッカ。アニメ版結構好きだったんだけど原作読者からは不評みたいだったんで原作読めばその理由がわかるかと思ったのだが、やっぱりよく分からなかった。ただ、おもしろかった。杉井作品の中でも、いちばん好きかもしれない。 薬物や飛び降りを描くなど重い要素を多く盛り込んだ作品ではあったが、読了後の感覚はスッキリとしていた。登場人物たちが個性的で読んでいて楽しかったし、ストーリーも深みがあり良かった。まさかニート探偵なんて設定で、こんなにも胸に来る話になるとは思わんよな。
読了日:11月04日 著者:杉井 光
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■アイドルマスターSplash Red for ディアリースターズ (1) (IDコミックス REXコミックス)
アイドルマスターDSの愛ちゃん編。原作未プレイの読者でも十分楽しめるような作りでよかった。絵柄も暖かみがあって、キャラクターが表情豊かで生き生きしている(特に愛ちゃん)。綺麗だとは言い難いかもしれないけれと、見ていて楽しい絵柄だと思います。愛ちゃんの猪突猛進っぷりがいいね。笑って、しんみりする展開もあって、良かった。 お母さんの存在や、最後にチョロッと出てきた美希など、今後の展開にも期待したい。あと別作者の絵理編涼編にも。 7/10点
読了日:11月03日 著者:バンダイナムコゲームス
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■みなみけ(9) (ヤンマガKCスペシャル)
【祝☆『みなみけ』アニメ化決定!】4度目のアニメ化(吉野の発言から、テレビアニメか?)が決定したみなみけは、まだまだ勢い衰えず。買ったのは初回限定版だけど、感想は通常版に書いときます。 「実験してみる」「レッツ お野菜」「ここだけの話」「おいしかったよ」「蹴りグセ」がおもしろかった。渋い色になったふじおかがいいな。本物なのに「誰だ!?」と言われる哀しさよ。「実験してみる」の天然たちが愛らしい。「ここだけの話」はオチが素敵だった。
読了日:11月02日 著者:桜場 コハル
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■ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)
アニメ化決定で波に乗るココロコ第6巻は、偽物騒動。二人の新入生が加わることでどう物語を転がしていくのかと思っていたら……なるほど、そう来たか。キラキラと眩しく輝く文研部に憧れていた紫乃と千尋も、精神的な成長を見せ、やっと部の一員として迎え入れられた感じ。いやぁ、ココロコらしい熱い展開も見られたし、二人とも根っこの部分から二年生たちと似ているよ。 正直、紫乃も千尋も自分に似ているようなところがあって、今回のエピソードはおもしろかっただけでなく、教訓的な意味合いでも非常に感銘を受けた。
読了日:11月01日 著者:庵田定夏
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■子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき (角川スニーカー文庫)
学園モノの夏休み中に行われるイベントの定番の一つとして、“合宿”というものがある。今回の子ひつじは、まさに合宿回。いつものメンバーが山奥の不思議な山荘にて、泊まり込みでのアルバイトに勤しむというお話。いつもは学園の細々とした謎を解いている(解かされている)仙波は、山荘“万鏡館”の謎を解き明かす羽目に。山奥の山荘が舞台というだけあって、登場人物はやや限定されてしまった感。と言いますか、宮野さんと鹿野さんにもっと出番を!(そういえば、315頁、宮野さん初イラストじゃ?)
読了日:10月31日 著者:玩具堂
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■蒼穹のカルマ2 (富士見ファンタジア文庫)
ううん、1巻がおもしろすぎたために期待しすぎたかな。これ単巻でおもしろいかどうかと問われると微妙なライン。ただ、定石を無視したストーリー展開や、駆真の在紗愛なんかのような、1巻の良さを引き継いだ部分もあった。重要そうな伏線をいくつか張っていたりするので、次巻以降の展開に期待といった感じかな。 この巻に対してあまり良い印象を抱いていない最大の要因は、まず間違いなく新キャラの松永だろうね。悪い意味で周囲の見えていない、猪突猛進キャラ。
読了日:10月30日 著者:橘 公司
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■さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)
まだあと1冊残っているけれど、とりあえずシリーズ本編最終巻。最後を飾るにふさわしい、素敵な物語だった。まず切なさがあって、その後に駆け抜ける熱さがあり、最後には素晴らしいハッピーエンドが待っている。 音楽的知識が皆無なので、それ関連のネタはなんとなくで読んできたのだけれど、それらが理解できたら、また違った味わいがあるのだろうか? とりあえず、哲朗がかっこよかったのが意外すぎた。フェケテリコに幸あれ。 ベストイラストは、99頁の神楽坂先輩。 9/10点
読了日:10月29日 著者:杉井 光
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■森田さんは無口 1 (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
無口な森田さんが、とにかく可愛いという話。無口ネタ及び両親ネタがメイン。おもしろいけれど、ネタのバリエーションがやや狭いかも。地味にかぶってるネタがいくつかあったり。あとまあ、森田さんの友達が、全員髪型以外顔ほとんど一緒っていう……。まぁ、見分け不可能なレベルではないので、まだまし。無口ネタよりも、両親ネタの方が好みだったかも。あの両親みたいな、喧嘩したりすることもあるけれど最後はやっぱり仲が良い、みたいな関係性が一番良いね。 5/10点
読了日:10月28日 著者:佐野 妙
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■GA -芸術科アートデザインクラス- (4) (まんがタイムKRコミックス)
物語を読んで楽しい、絵柄を見て楽しい、キャラクターを愛でて楽しい、漫画に重要な要素が三拍子揃った素敵すぎる作品。 仮装の話、野菜の話、調理実習の話、浴衣の話、ぶちさんの話がおもしろかった。調理実習のあと、忘れないうちに復習に挑む如月ちゃんかわいい。それから如月ちゃんが眼鏡を無くすエピソード、オチがなかなかよかった。才能抑制装置になっていたとしても、眼鏡をかけてる如月ちゃんのが好きよ。あと教師陣では、宇佐美先生がかわいいねえ。外間先生との一方的で微妙な距離感がいい。
読了日:10月27日 著者:きゆづき さとこ
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■デュラララ!!×3 (電撃文庫)
いやあ、おもしれえわ。つーか、こういう話大好きです。池袋に蔓延る、ダラーズ、黄巾賊、罪歌の三竦みがいよいよ相対する。正臣の物語にして、1巻2巻で描かれてきた仲良し高校生トリオの集大成といった感じ。互いが互いの正体を知らず、バラバラで敵対関係にあったのが、クライマックスで一気に物語が進んでいく爽快感。個々のキャラクターがそれぞれ様々なシーンで実にいい役割を演じてくれて、まったく退屈することなく読みきれた。……まぁ、人数が増えてきて、若干チャットルームが読みにくくなってきた感はあるかもだけど。
読了日:10月26日 著者:成田 良悟
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■きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)
圧倒的な文字量にちょっとびっくり。気がつくと事件が発生していて、限られた数少ない情報の中から真相を導き出すミステリ作品。ただ、ミステリとしての側面だけでなく、青春小説的な面や、西尾作品特有の軽妙なキャラクター同士のやり取りも数多く織り混ぜられている。何も解決していないような、どうにも後味の悪いラストではあったものの、おもしろい作品だった。ミステリのトリックとしては、単純なものではあったものの、随所にヒントが散りばめられており、謎解きは読んでて非常に楽しかった。 7/10点
読了日:10月26日 著者:西尾 維新
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■昭和歌謡大全集 (幻冬舎文庫)
長門有希の100冊、通し番号68番。 若者たちのグループとおばさんグループが対立することとなり、互いを殺しあう話。全体的な雰囲気に品がなく、単純に自分には合わなかったなあ、と。事件を通して変化をしていくそれぞれのグループの様子はよかったのだが。女子短大生の描写が気に食わない。というか……ああいうキャラ造形にする必然性を感じないし、心霊キャラにする理由もわからない……。結局無関係なものなども全部含めて、まるごと一気に吹き飛ばしてしまうラストが好きでない。 5/10点
読了日:10月25日 著者:村上 龍
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■日常 (7) (角川コミックス・エース 181-9)
表紙の囲碁サッカー部の面々が素敵。パラシュート花火の話、バッティングセンターの話、顧問就任の話、スズメバチの話、カボチャの話がおもしろかった。安中は、すっかり「今日はすっごく楽しみだ」キャラとして定着したなあ。お馴染みの「ええー」はなかったけど。スズメバチの話の中村先生は……かーわいいなあー。日常キャラは赤面すると非常にかわいくなる。なんだか高崎先生は、桜井先生よりも中村先生との方が似合うんじゃないかと思えてきたよ。 そしてアンケイト葉書でも楽しませてくれる。アンケイト葉書で拡張版とか、フリーダムすぎる。
読了日:10月24日 著者:あらゐ けいいち
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■聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)
日本の立川にてバカンスを楽しむ、ブッダとイエスの日常を描くコメディ。今巻は聖人コンビのエピソードと、その周辺の人々のエピソードがバランスよく割り振られており、久しぶりにちゃんと楽しめた感じ。帰省の話、PVの話、お中元の話が好き。PVは……なんていうか、あれでノリノリでやれちゃうブッダの心理がわからない。 しかしこの作品、世界観がよく分からんな……。あの世系の人はあの世にいるってことなんだけど……輪廻転生中らしいアーラーマ先生たちの立ち位置がわからん。あと、キューピッドがいるのは、空港のどこなんだろうか?
読了日:10月23日 著者:中村 光
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■鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫)
……ん、つまり死体の首はどこに行ったんですか? 作品的には、西尾維新(というか「クビキリサイクル」?)っぽい設定の物語。キャラクターたちも個性的かつおもしろい人物たちばかりで、読んでいておもしろかった。しかし、謎解き(論証)部分で若干の不満は残る。ミステリなのに明かされない部分があるって、どういうことなの。それとも、推論すれば分かるようになっている? 事件の真相だけでなく、主人公とうぐいすや玲の間であったことも明かされておらず、その辺りはちゃんとシリーズとして描いていくんでしょうね?
読了日:10月23日 著者:久住 四季
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■偽物語(下) (講談社BOX)
月火のエピソードのはずなのに、全然月火が登場しねえ……! あいかわらずシリアスパート(バトルなどストーリー進行)に対してギャグパート(雑談)の多すぎる構成であった。確かに読んでておもしろいけど、物語を楽しみたい人間にとっては、そこはちょっと合わない部分でもあったり。まぁ、例外的に、八九寺とのギャグパートの安心感だけは絶大だけどね。他のギャグパートだとちょっとキツいけど、阿良々木くんと八九寺が延々雑談してるだけの内容だったとしても、一冊分は余裕で飽きずに楽しめるんじゃないかな。
読了日:10月21日 著者:西尾 維新
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■ハヤテのごとく! 30 (少年サンデーコミックス)
前に進んでいるようで、実はそんなに進んでないナギ&ルカの漫画道。今回はどちらかというとルカ寄りに描かれたところが多かったかな。いろいろとルカという人物が詳しく描かれてきたことにより、親しみが湧いてきた。一方のナギは……遊んでいるだけか、もはや。そしてハヤテのラッキースケベは今巻も健在。今回のターゲットは、ルカと泉だ! それにしても、睡眠二時間のみで二十二時間を元気に走り回るハヤテくんの体力には恐れ入る。 7/10点
読了日:10月19日 著者:畑 健二郎
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■さよなら絶望先生(27) (少年マガジンコミックス)
「春は曙。やうやう難くなりゆくやめ際。」「どーせ書生気質」「笹の上のメモ」「節電中の日本より」「蒲田未更新曲」がおもしろかった。今回も千里・晴美コンビの友情物語は素晴らしかった。 268話がどんな話だったのか気になるなあ。というか……やっぱりあるんだねえ、そういうことも。しかしドラえもんルームの返答のなんと大人なこと。だというのに999の松本某ときたら……。 7/10点
読了日:10月18日 著者:久米田 康治
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■タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))
いや、まぁ……下巻を読まんことには、何とも言えないけども。“タイムトラベル”とは異なる“タイムリープ”を描いた作品。とりあえず翔香の陥っている現状の説明と確認だけに終始した感のある上巻ではあったが、少なくとも話には引き込まれた。時をかける的な作品は世の中には数多く存在するわけだが、そんな中でも構成力の高さが窺える作品。これからどのような経過を経て序章のシーンに繋がるのか。早く下巻も読んで楽しみたい。 7/10点
読了日:10月16日 著者:高畑 京一郎
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■安心できない七つ道具?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
フルメタ短編集第7巻。「穴だらけのコンシール」と「義理人情のアンダーカバー」がおもしろかった。今回は他の巻の短編集に比べると、やや物足りない部分もあった。というか収録してある六編のうち、三編で誰かしらが酒飲んで泥酔してるってどういうことなの……。そんな飲酒率の高い今巻、宗介たちが酒を飲むだけの「ミイラとりのドランカー」はいちばん内容が薄かった気がする。そしてこのシリーズ最狂にして最強の男は、やはり大貫さんだった。 ベストイラストは、13頁の宗介とかなめ。 5/10点
読了日:10月16日 著者:賀東 招二
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■Bクラスラバー 2 (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)
節操のない主人公というかなんというか……ほとんど行き過ぎに近い人とまで関係を持ってるし。ストーリーは微妙だ。
読了日:10月16日 著者:月岡 麗太朗
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■キノの旅〈15〉 (電撃文庫)
「見つけてしまった国」「戦って死ぬということ」「フォトの日々」が好き。「フォトの日々」は、いつかの奴隷の少女の後日談。「これはいつか続きが描かれるはず」と思っていたために嬉しくもあり、「これでもうこの子はキノシリーズには出てこないんだろうな」と寂しくもあり。幸せになったようで、よかった。「戦って死ぬということ」は、なんというか一発目のイラストがすげえな。 あとがきは「おしながき」。おもしろいわけではないのだが、キノシリーズをここまで読んできた人ならニヤリとしてしまう内容。
読了日:10月15日 著者:時雨沢 恵一
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■らじかるエレメンツ (GA文庫)
これはおもしろい。しかしこのおもしろさを言葉にして伝えるのは、やや難しいかもしれない。だからこそ、「とにかく読め。読めばわかる」と言いたい。 全体にちりばめられた様々なパロディやテンション高すぎて悪ノリも過ぎる化学実験部の連中の暴走にとにかく笑わされる。最初は部の存続のために何かしらの部としての功績を残そうという話だったのに、中盤からスポーツチャンバラ(らしき別物)を始めてしまうなど、一筋縄にはいかないおもしろさがあった。ギャグには勢いや破壊力があり、後半にはスポ根の熱い展開、そしてシリアスや恋愛もアリ…
読了日:10月15日 著者:白鳥 士郎
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■球場ラヴァーズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
カープファンにはたまらない内容。もちろんカープファンでなくとも、なんなら野球なんか知らなくても楽しめるんじゃないかな。名も知らぬ“赤い帽子の人”を探すために、唯一の手がかりであるカープの応援を始めた少女の物語。野球(広島東洋カープ)がテーマながら、その内容はカープの応援を通して描かれる精神的成長物語。前田智に黒田、キムタクに廣瀬と、グッと来る面子が続々登場(といっても、応援している側が主人公なわけだから、野球選手たちは当たり前のように野球をするだけ。それだけでも伝わってくるものがあるのさ)。
読了日:10月13日 著者:石田 敦子
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■テルミー きみがやろうとしている事は (集英社スーパーダッシュ文庫)
修学旅行での事故により、一クラスの生徒二十六人中二十四人が死んでしまう。そんな印象的な導入から始まるこの物語は、事故に巻き込まれながらも奇跡的に生き残った少女の物語。生き残った少女……輝美は、死んでしまった二十四人の心残りを解消するために動き始める。綺麗な物語ではあったけれど、こなすべき人数が多いためか、個々のエピソードの印象は薄い(蘭編は例外的に長かったために、物語に深く入り込めて良かったが)。人の死はそう簡単に乗り越えられないだろうと思うのだが、あっさりと個々のエピソードが終わってしまうのが多少残念。
読了日:10月11日 著者:滝川 廉治
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■バッカーノ!2002「B side」―Blood Sabbath (電撃文庫)
Aサイドで描かれた「エントランス」と対になる存在「イグジット」から始まり、二つの豪華客船が交錯する。多様な面子が動き回り、事態が盛り上がり、集束していく様はバッカーノらしくてよかった。けれど、本来あったはずのCサイドを大人の事情で削ったためか、クライマックスに多少味気なさを感じた。せっかくのクライマックスなのに、淡々と事象だけが流れていくだけで盛り上がりを感じられなかったのが残念。しかし一つの物語が終わることで、また新たな展開が始まろうとしており、まだまだ目が離せない。
読了日:10月10日 著者:成田 良悟
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■バッカーノ!2002「A side」―Bullet Garden (電撃文庫)
1931のフライング・プッシーフット号事件の再来? 今度のバカ騒ぎの舞台は、海上に浮かぶ超豪華客船。ガンマン、密航者の少年達、『仮面職人』、映画スターとスタントマン、不死者の家族……様々な人々を乗せた船の上で、いくつもの思惑が交錯する。 まぁ、詳しい感想はBサイドで述べることにしまして。1930年代のキャラクターたち(関係者含む)が出てきて、時代が進んだことを感じさせる。……クレア、まだ生きてんねや……。フィーロ一家……というか、フィーロとエニスが初々しくてよかったです。
読了日:10月09日 著者:成田 良悟
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■じょしらく(3) (ワイドKC)
女子落語(楽屋)コメディ漫画。今回もキャラクターの可愛さと、毒のあるネタを、見事に両立させていました。今回は全体的に、丸京が活躍? エピソードとしては「四枚起承」「お開票」「虫歯浜」がお気に入り。虫歯浜のマリーさん、めっちゃかわいいじゃないですか。そしてヘルメット着用したらめっちゃおもしろいじゃないですか。本編だけでなく、幕間の色物ページもいいねえ。覆面さんの素顔が気になる……。てか覆面さん、すっかり市民権を得てきた感じで。今ではすっかり「じょしらく」に欠かせないメンバーになりましたねえ。
読了日:10月08日 著者:ヤス
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■空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫)
空色パンデミック短編集。自己完結型として様々な空想病を発病してしまう結衣さんを、無事に“完結”へと導こうとする人々の奮闘を描く。短編の物語の基盤は「耳をすませば」「新世紀エヴァンゲリオン」「メタルギア」などのパロディ要素が含まれており、そこもお楽しみ要素のひとつ。壮大な展開を見せる本編とは違って小さな物語ばかりではあったが、結衣さんに振り回されてしまう景や、悪のりする青井、無関係なはずなのにエース級の活躍をしてくれる森崎など、魅力的なキャラクターたちの奮闘ぶりを見ているのは、とても楽しかった。
読了日:10月08日 著者:本田 誠
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■マンガで分かる心療内科 4巻 (ヤングキングコミックス)
笑いながら楽しくメンタルについて学べる。今回のテーマは、ストーカーの心理や、拒食症など。質問の技術と絶望の話は、なかなかためになったかな。どちらも心の隅に置いておくといざというときに役に立ちそう。この作品は笑いの比重が非常に大きいため、一般人の方に少しでも興味を持ってもらいたい的な狙いの作品だと思うので深刻なメンタルの悩みがある人は、この本を読むよりメンタルクリニックへ。 7/10点
読了日:10月08日 著者:ゆうき ゆう
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■侵略!イカ娘 10 (少年チャンピオン・コミックス)
毎回こればっかり言ってる気がするが、やはり言わずにはいられない。イカ娘かわいい。「催眠術じゃなイカ?」「組まなイカ?」「やる気出さなイカ?」「解散しなイカ?」が好き。特に催眠術のエピソードは、千鶴が猫のモノマネをしたり、渚ちゃんがかわいかったりと見所満載。つーかこの漫画、三バカ登場時のおもしろさは、ちょっと他のエピソードとは比較にならないレベル。こいつらめっちゃ頭いいはずなのに、めっちゃアホだ。そして南風のおっちゃんも鉄板。 たくさんの魅力的なキャラクターたちが、あまり偏りなく登場してくれる、いい漫画だ。
読了日:10月08日 著者:安部 真弘
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■退出ゲーム (角川文庫)
日常系ミステリということで、どうしても米澤さんの古典部シリーズと比較してしまう。ミステリの内容は悪くはないのだけれど、ストーリーがちょっと微妙。いや、悪くはないのだが、あまり自分の好みでない。青春を描いているわけだけど、あの年頃の過剰な自意識の描写がリアル。主人公のハルチカに感情移入がしにくかったのが敗因? 徐々に吹奏楽部員が増えていく展開はよかった。表題作「退出ゲーム」と最後の「エレファンツ・ブレス」は他に比べ、よかった。 6/10点
読了日:10月06日 著者:初野 晴
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■踊るベリー・メリー・クリスマス―フルメタル・パニック!
クリスマスに豪華客船を舞台にミスリル、アマルガム、陣代高校生入り乱れてのどたばた劇。長編にしてはコメディ成分がわりと多めだったかな。様々なキャラクターにいろいろな見せ場があり、なかなかおもしろかった。特に……マデューカスがすごい。何このかっこよさ? 今までふわふわしていた宗介とテッサの関係に、しっかりと区切りがついた。そういう意味でも、この巻はシリーズの中でも折り返しになりそう? ベストイラストは、167頁のテッサとセイラー。 7/10点
読了日:10月05日 著者:賀東 招二
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■僕は友達が少ない+ 1 (ジャンプコミックス)
どの辺が“プラス”になったのかとかはさておいて、大人気ラノベ「僕は友達が少ない」の星奈ルートパラレル漫画。ていうかこんな話作っちゃった時点で、原作は夜空ルートに進みますって言っちゃってるようなもんじゃね? 原作に比べると残念度が少なく、恋愛漫画としての要素の方が強いのかな。+でも夜空はちゃんとかわいい。序盤からケイトが出てきたり、幼なじみ設定の活かし方などの違いなども見受けられるが、隣人部を作ったり友達作りの活動をしたりといった基本は原作と一緒。
読了日:10月05日 著者:田口 囁一
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■めだかボックス 12 (ジャンプコミックス)
いやぁ、おもしろいわ。裸エプロン先輩マジかっこいいわ。今回は中学生ズと現生徒会役員共入り乱れての宝探し。ここのところ不穏なバトル展開が長かったので、そこそこ明るい展開でよかった。バトルがなくても、思わぬ展開のあるゲームでしっかり楽しませてくれる。新しく登場した委員長では、十二町と赤さんが好き。赤さんの裸エプロンはどうせないんだろうなと思っていたら、ちゃんとあったので嬉しかった。球磨川さんに提案する赤さんかわいかった。食育委員会との対戦も、短いながらおもしろかった。 そして序盤以降姿を見せなくなった善吉は…
読了日:10月04日 著者:暁月 あきら
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■吐息雪色 (メディアワークス文庫)
花鳥風月シリーズ第4作。とある男性と“運命の出会い”を果たした女性の恋愛小説。 “ミステリ”だということを知らずに読みたかったなあ。純粋な恋愛小説だと思って読んでいたら、かなりの衝撃だったんじゃなかろうか。まぁ、叙述トリックにはしっかり引っかかったし、十分おもしろい内容だった。ミステリだけでなく、大切な人を失うという哀しみや、それでも未来に希望を持とうとする様子がうまく描かれていた。とりあえず序盤から中盤の真奈が自己中心的でうざったくて読むのに苦労した。 8/10点
読了日:10月04日 著者:綾崎 隼
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■ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (上) (星海社文庫)
アニメ漫画原作をこなしてきての4周目。原作のテキストデータがほぼそのまま入っているので、原作やってない人間には嬉しい作りだと思われ。他媒体では飛ばされることも多いTIPSがちゃんと入っているのが良い。あとなんかTIPSによっては演出が細かい。改めて序盤を読み返してみると、今後の展開への伏線があちらこちらに張り巡らされていたことがわかる。そしてこの時点での圭一が、どれだけ部活メンバーの事情について知らないでいるのかも。 序盤は日常のパートが強いなあ。
読了日:10月02日 著者:竜騎士07,ともひ
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■絶望同盟 (一迅社文庫)
第九シリーズ第3巻。ロリコンである自分に、女である自分に、世界すべてに、なんとなく、といった様々な理由により絶望している四人の少年少女の物語。章ごとに語られる彼らの絶望は、決して希望には変わらない。最後まで絶望のまま。しかし最終話、それは希望ではないのかもしれないけれど、絶望を抜け出す足掛かりのようなものが描かれていたのがよかった。というか最後のイラストが素敵すぎた。素敵な未来を感じる。 そして、巻数を重ねるにつれ、小野塚先輩の出番がどんどん少なくなっていく……。
読了日:10月01日 著者:十文字 青
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■探偵ガリレオ (文春文庫)
ドラマは未見。湯川は「実におもしろい」って言わないし、柴咲コウっぽい人は出てこなかった。理系ミステリといった感じの作品で、一見摩訶不思議な殺人事件や現象を科学的に解決していく様子は、読んでいておもしろかった。理系で科学的知識のある人はどうだか分からないが、文系で科学的知識をほとんど持たない私にとっては推理不可能な領域。とはいえ種明かしではしっかりと楽しませてくれる。湯川と草薙のコンビネーションが、見ていて微笑ましい。個人的には「燃える」が好き。 8/10点
読了日:09月29日 著者:東野 圭吾
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■蟲と眼球とテディベア (MF文庫J)
初日日日。ギャグのような設定ながら、中身はわりとシリアス。聖書に登場する林檎の存在をうまく利用している。視点があちらこちらに飛び飛びになるため感情移入はしにくいのだが、ストーリーはなかなかおもしろい。オチに物足りなさを感じはしたが、まぁ、ハッピーエンドなのでいいかという気になる。グロいという感想が多かったのだが、個人的にはあまりグロさは感じなかった。眼球抉子という名前が全てを物語っているような感じもするので、そういうのは想像するのすら嫌な人は避けた方がいいのかも。 ベストイラストは、37頁の賢木と鈴音。
読了日:09月28日 著者:日日日
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■あてにならない六法全書?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
「間違いだらけのセンテンス」と「五時間目のホット・スポット」がおもしろかった。「間違いだらけの~」では様々な文体で笑いを誘う。しかしいちばんのお気に入りは、謝礼に興味を持つ宗介だな。『ちょっと配給所に行ってくる』と自信満々に言ってるとこを想像しただけで、なんか笑える。「五時間目の~」は、短編集だからギャグだろうとは予想していたが、あまりにくだらなすぎるオチに脱力。好きだけどね。ただ、ラストの方にイラストがなかったのが解せない。あの展開なら……あのオチなら……イラスト必須だろう、なあ!?
読了日:09月26日 著者:賀東 招二
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■マリア様がみてる 私の巣 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
祐巳たち薔薇の館の住人のほとんど登場しない、マリみて番外編。母親の再婚に悩む少女の物語から、新しい家族の中で生活する様子を描いていく。祐巳出ないんだよなあ、と大して期待せずに読んでいたのだが、これはこれで結構楽しめた。糠漬けの話と聖夜の話が好き。この家族、いい人ばっかりすぎやろ。素敵すぎやろ。家族の温かさが詰まっていて、ほっこりしました。複雑な家庭環境ではあるものの、家族の面々にそれぞれ強い個性があるというわけでもないので、コレのシリーズ化は難しいかもね。 ベストイラストは、19頁の百と環。 8/10点
読了日:09月26日 著者:今野 緒雪
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■とある飛空士への夜想曲 下 (ガガガ文庫)
泣いた。あまりに熱く激しい物語に、感動した。男という生き物は、こういう物語が大好きなんだ。物語の後半、海猫との最終決戦に赴く千々石は最高にかっこよかった。そして「猿」と呼ばれる未来を拒否し、文字通り捨て身で未来の子孫たちのために戦い抜いた男たちの姿に涙。たった一機の空に愛された男が、戦況を覆してしまうという展開は、あまりに熱い。戦争を通じて、人が生きるということの偉大さに触れることができた気がした。
読了日:09月25日 著者:犬村 小六
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■泳ぎません。 (MF文庫J)
比嘉さんなので、本領発揮はもっと後になってからなんだろうなあ。とりあえず1巻の時点では水泳部女子部員がプールで駄弁っているだけ(泳ぎません。)だったので、なんとも言えない読後感。しかしこの設定からギャルゴ・ろーどぐらす級の展開に膨らませることってできるのか? その辺にも期待しておこう。比嘉さんの女の子視点の文章って苦手だから、今まででいちばん読むのに苦労した。 イラストレーターで外れを引くことに定評のある比嘉さんは、今回も「使い回しイラストレーター」を引いてしまいました(必ずしも悪いわけではないけど)。
読了日:09月24日 著者:比嘉智康
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■僕は友達が少ない3 (MFコミックス アライブシリーズ)
キャラクターたちが表情豊かで、実に生き生きとしている。マリア、理科が初登場し、小鳩も隣人部に入部し、3巻目にしてやっとメインメンバーが揃う。この頃の理科はかわいかった。眼鏡してるし。……眼鏡してるし(大事なことなので二回言いました)! ZZガムダンとオヴァ弐号機の同人誌をビジュアル化したことに関しては、高く評価したいと思う。ユニバ~ス! あと、『最強ツッパリ伝説』(幸村が買ってくる漫画)が地味に気になる。 漫画版では幼女(マリアと小鳩)が二割増しくらいでかわいい。
読了日:09月24日 著者:いたち
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■涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (6) (角川コミックス・エース 203-9)
とりあえず言っておかないといけないことは、「これは『涼宮ハルヒの憂鬱』のギャグ漫画ではなく、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』というオリジナル漫画の領域に入っている」ということ。ハルヒちゃんオリジナル要素やぷよさんカラーがめっちゃ増えてきたしね。とりあえずぷよさんは、そんなにお色気を描かなくてもいいと思うのよ(ぷよさんの愛情がこもりまくっている森さんは別。森さんコスプレは破壊力が凄まじすぎやがな)。でもお色気回(水着回)の男子キャラ(キョンと谷口)の顔を出さない演出は笑った。国木田の可能性の高さを感じた。
読了日:09月22日 著者:ぷよ
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■付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)
不思議な能力を持った“アンティーク”と呼ばれる道具たち。そんなアンティークを取り扱う骨董店を舞台にした、ダークな雰囲気の短編集。前3編でダークな気分を存分に味わい、ラストの1編でラブコメじみたお話が楽しめる感じの構成。ラストの「プレゼント」は素敵すぎるね。クール系ヒロインはこういうときに反則級にかわいい。いろいろと過去が気になるキャラクターたちだったのだが、とりあえず今回はそのあたりには触れずにアンティークネタに終始。次巻以降の展開も、気になります。「記憶と記録」の後味の悪さがいい。
読了日:09月22日 著者:御堂 彰彦
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■僕は友達が少ない7 (MF文庫J)
ものすごく読みやすいけど、読みごたえはない。さすがにギャグの面では最初期ほどのインパクトは得られなかった(勢いだけは、今も昔も変わらずにぶっ飛ばしてはいるのだが)。今回はメインが文化祭用の映画撮影になるわけだけれど、いつものようなキャラクター同士の激しいやりとりが少なめだった。(「駄目っ子どうぶつ」ってワードが、なんか気に入った)今回は夜空がダメダメだったねえ……。残念さに磨きがかかってきたよ。 新キャラは出てくるには出てきたが……活躍は次巻以降に持ち越しのようだ。
読了日:09月21日 著者:平坂読
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■震災7日間
3.11東日本大震災での実体験を描きつづった漫画。pixiv掲載のラフ版も読んだけれど、この作品に深く感銘を受けていたため購入を決意。ちょっと高かったけど、買ったことは後悔しない程度の作品。 表題作「震災7日間」は当時の状況がリアルに語られており、万一の場合には参考にできそうな豆知識も豊富。震災系の作品を出すということはデリケートな問題かもしれないけど、これは槻月さんにしかできないことだし、少なくとも私はこの作品が出て良かったと思っている。 ラフ版でも思ってたけど、ペン入れ版を見てやっぱり好きな絵柄だなあ
読了日:09月21日 著者:槻月 沙江
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■いちご同盟 (集英社文庫)
生きる、ということをテーマにした青春小説。最初は自殺とかを考えながらふらふら生きている主人公になんとなく馴染めずにいたのだが、後半はグッと引き込まれた。十五番のソナタのシーンが好き。重症の腫瘍で入院している少女との交流で、主人公は生きるということに触れていくわけなのだけれど……肝心のその交流の内容が薄いように感じた。自殺が主人公の思考からいつの間にかフェードアウトしてしまっていたのが、不満といえば不満。もう少しいろいろとハッキリと描いてほしい部分はあった。 8/10点
読了日:09月20日 著者:三田 誠広
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■どうにもならない五里霧中?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
安定しておもしろいギャグ短編集。特に「迷子のオールド・ドッグ」と「わりとヒマな戦隊長の一日」がおもしろかった。 「善意のトレスパス」は……用務員のおじさん最強説。迫力満点のかっこいい悲鳴をあげて吹き飛ぶシーンは笑った。巻末の「わりとヒマな~」は、テッサのわりとヒマな一日を描いた短編。ミスリルメンバーの意外な一面が見られたり(クルーゾーとかカリーニンとか)して楽しかった。テッサは可愛い。 ベストイラストは、211頁のかなめと小村。 7/10点
読了日:09月20日 著者:賀東 招二
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■お釈迦様もみてる 学院のおもちゃ (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
表紙の祐巳がかわいいってことくらいしか語ることないな……。いや、そんなことないか。 今回は祐麒と柏木先輩がやっと打ち解けてくるお話。1巻でもそうだったけど、祐麒がアクティブすぎるぜ。前半は1巻のアンドレの短編をなぞっているだけの感じがあり退屈だったが、後半はそれなりに楽しめた。 ……まぁ、マリみてを男の子版にしてみました、以上の印象は受けんわな。 アリスがどんどん女の子っぽくなってきたというか、台詞だけなら完全に女の子というか? ベストイラストは、51頁の祐麒と柏木先輩。 6/10点
読了日:09月19日 著者:今野 緒雪
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■蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)
内容を要約すると、姪の在紗のことが大好きな鷹崎駆真が授業参観に参加しようとする話。しかし駆真の前には次から次へと厄介事が持ち込まれてしまうのである。元来のクールで容赦のない性格と、授業参観に参加したいという一心が合わさり、とんでもないやり方で問題解決に挑む様は読んでいて楽しい。最初はファンタジー設定を生かした空戦の物語であったのが、何故か途中からどんどん物語が肥大化していく。シリアスとギャグがうまく融合した作品。最後の戦闘シーンも非常にかっこよかったし、言うことないね。
読了日:09月18日 著者:橘 公司
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■マリア様がみてる リトル ホラーズ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
祥子さま卒業後初のマリみては、短編集。サブタイトルにあるように、リトルなホラー作品が集まっていた印象。でも「ハンカチ拾い」以外はそんなに……。どの短編もつかみどころのない話ばかりで、ちょっと拍子抜けだった。オチがはっきりしていないのは苦手なんだよなあ。ホラーとしても楽しめるのは途中の乃梨子の挿絵くらいか。 のりしろ部分もホラーなテイストがあったけれど、オチや真相はほのぼの。菜々は早くも薔薇の館に溶け込んできたようで何より。最後の菜々の言葉は印象的。 ベストイラストは、81頁の乃梨子。 6/10点
読了日:09月17日 著者:今野 緒雪
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■ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
新たなVRMMO(仮想大規模オンライン)『アルヴヘイム・オンライン』を舞台とした物語。『ソードアート・オンライン』として見事に完結していた物語を、うまく新たな物語に引き込んだな、という印象。新たなゲームが舞台ではあるものの、キリトの圧倒的な実力は健在。こういうヒーローらしいヒーローは読んでいて楽しいし、日頃の鬱憤を晴らしてくれる爽快な物語になっている。キリトには早いところ須郷の鼻をへし折ってもらって、アスナと再開してもらいたいなあ。そして今回も様々な女性相手にフラグを立てまくるキリト。
読了日:09月17日 著者:川原 礫
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■聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)〈4〉 (MF文庫J)
相変わらず脇目もふらずに熱く突っ走った第4巻。ヴァンバニルの討伐あるいは再封印という明確な物語の到着地点があるにも関わらず、情報を小出しにしながら長く惹き付けて読ませる技術は見事。……まぁ、要するにちょっとずつしか話は進まないんだけど。しかし時間のないルークの状況や、帝政列集国の成立など、話は確実に進んでいる。そして1巻に1度は敗北を喫してボロボロになるセシリー。強いのか強くないのかよく分からない主人公だ。とりあえず現時点で気になるのは、ヒルダの行方とキャンベル家の役割か。
読了日:09月15日 著者:三浦 勇雄
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■俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫 ふ 8-14)
ページを開く前に、まず表紙で悶えます。そして口絵のイラストに改めて悶えます。本編入る前から悶えまくり。そして問題の表紙イラストに関連するシーンでやっぱり悶えまくり。京介、そして桐乃! あんたら兄妹、マジ最高だぜ! 今回は俺妹シリーズ初の、京介以外のキャラクターたちの視点で描かれた短編集。一つ一つのエピソードは短めながら、俺妹らしく濃厚な内容となっている。短編ばかりなので修羅場が少ないか、いつもより楽しんで読めた。お気に入りは「カメレオンドーター」と「過ちのダークエンジェル」。
読了日:09月15日 著者:伏見 つかさ
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■見かけの二重星 (KCデラックス)
天才の発明品の実験に付き合わされた女子高生が、何故か二人に分裂してしまう事態に陥る物語。序盤は七女のような、少し不思議な事態に巻き込まれつつものらりくらりとやり過ごしていく少女(達)の物語。しかし後半に入るとシリアスな展開もあって、とてもおもしろかった。メッセージ性も強くて、結構感動した。ただ、お姉ちゃん死んじゃった時は昼だったのに、どうして綾子らは朝ご飯食べてたの? とか、過去の人達には見えないはずなのに「たぬき」の猫が天才には見えたのか? とか、物語的にちょっと気になる部分はいくつかあったけど。
読了日:09月14日 著者:つばな
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■第七女子会彷徨 4(リュウコミックス)
「自己像幻視」「共有リング」がおもしろかった。今回はちょっと怪しげなエピソードが多かったかも(いつものこと?)。主人公の高木さんと金やんだけでなく、光子や清水くん、天国関係の人間がメインの話があったり、未来や過去まで描かれたりと……なかなか世界観に奥行きがあって良い。 でも今回はふわふわしたエピソードが多かったというか……個人的なツボにハマる作品が少なかったのがちょっと残念。 リュウ休刊につき、次回コミックスは来夏かあ……。それまで七女が読めないのは残念。 6/10点
読了日:09月14日 著者:つばな
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■ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)
変態漫画。ちょっとした事情から裸族の男性と同居することになった女子高生の苦労物語。完全に出オチなんだけれど、中身もしっかりおもしろい。台詞選びがうまく、笑わされた。永遠にbon voyage! しかも笑えるだけじゃなくて、ちょっとシリアスな場面もあったりして、そのさりげないシリアスが好き。ただ、全6話と短かったのが残念。主人公の背景とかがあまり描かれていないので(まぁ、話のメインが裸族だからなんだろうけど)、物語にあまり厚みがないかなあ。
読了日:09月14日 著者:ヤマシタ トモコ
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■女帝・龍凰院麟音の初恋 (一迅社文庫)
一冊丸々使ってプロローグをやったわりには(本編7頁)、物語にまったく引き込まれなかった。残されてしまった謎(記憶喪失の間の出来事とか、記憶喪失の原因とか)は次巻以降で追々明かされるんだろうが、その肝心の次巻以降に手を出そうと思えず。クライマックスでの盛り上がりは良かったんだが……せっかくの見せ場なんだから、もう少しじっくり描いてもよかったんじゃなかろうか? 軽快な文章はラノベらしく読みやすかったが、個人的にはちょっと軽すぎた印章かな。
読了日:09月12日 著者:風見 周
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■レンタル・フルムーン〈2〉第二訓 良い関係は良い距離感から (電撃文庫)
はがないとはまた違った“残念”なキャラクターたちの織りなす“残念”な物語。 とりあえず話はおもしろいけれど、自分本意な行動ばかりをする登場人物たち(主にツクモ)に、ひたすらイライラさせられた。一人称視点による、様々なボケに対するツッコミがきれいに成されている文章は魅力的。ストーリーもシリアスな部分からギャグな部分までおもしろいしうまくまとまっているし(オチがギャグなんで消化不良気味ではあるが)、完成度は高い。それだけに……登場人物たちの度を超した残念さがもったいない。
読了日:09月12日 著者:瀬那 和章
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■犬はどこだ (創元推理文庫)
米澤さんらしい、冷めた主人公による探偵モノ。「犬を探したい」と始めた調査事務所が、何故か最初に請け負った仕事は人探しと古文書の解読。しかしこの二つの依頼が、奇妙な結び付きを見せる展開はおもしろかった。読者はとっくに気付いているのに、すれ違ってなかなかその結び付きに気づけない登場人物たちにもどかしさを感じたり。ラストになってまさかの真相が明かされたりと、驚きもある作品だった。後味の悪いラストではあったが、作品としては十分おもしろかった。 8/10点
読了日:09月11日 著者:米澤 穂信
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■バッカーノ!1705―The Ironic Light Orchestra (電撃文庫)
ヒューイが振り回されている……だと!? バッカーノの1700年代のスタートとなるこの巻は、様々な物語の始まりを予感させるおもしろい一冊だった。今までに登場していた錬金術師たちの若かりし姿を見ることができたり、某人物の驚きの過去が垣間見れたりと、楽しく読めた。そしてこの巻は、ヒューイとエルマーの出会いの物語である。ていうかモニカかわいすぎてヤバい。でもそれ以上に、冷めた目で世界を見ながら、でもエルマーやらモニカやらのドタバタに巻き込まれて精神を乱すヒューイがかわいいなって。
読了日:09月10日 著者:成田 良悟
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■メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)
合宿回ということで楽しく読めた。ストーリーのタイプとしては、アリソンやリリトレよりかはスケールの小さな話ではあるが、今までのメグセロから考えるとちょっと血なまぐさいエピソード。 事件そのものは印象的なラストであったとはいえ、大した盛り上がりもなく終わってしまった感じ。とはいえ合宿回ならではの楽しげなシーンも満載。各キャラのちょっと気になる背景も明かされ、今後の展開が気になる。 メグとセロンのなんともいえない雰囲気とか、結構息のあってるラリーとナータとか、キャラクターの面では相変わらずよかった。
読了日:09月07日 著者:時雨沢 恵一
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■奇想、天を動かす (光文社文庫)
長門有希の100冊、通し番号73番。読了5冊目。 社会派ミステリ小説。浅草で発生した消費税絡みの殺人事件が、調べていくうちに30年前の未解決事件へと繋がっていく……という話。列車内で発生した、一見して魔法にしか思えないような事件が、徐々に輪郭を帯びていき解決に向かっていく様はとてもおもしろかった。少しずつ少しずつ進んでいく話だが、その進行の遅さが、徐々に真相に近づいていってる感じがしてよかったな。やや強引な感じもなくはないけれど……。
読了日:09月06日 著者:島田 荘司
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■ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8 (ファミ通文庫)
大団円の本編完結編。第1巻の頃には予想もしなかったような大風呂敷を広げまくったこのシリーズなわけだけれど、最後はうまくまとめたなあ。まぁ……あり得ないくらいの人数のハーレムエンドだけどな! 結局こういう話の主人公は、“主人公属性”を持ってんだな! 複数人のヒロインを幸せにするラストはいいけど、だとしたらちょっと咲がメインヒロインっぽい扱いになっちゃっているのが残念な感じ。ストーリーとしては誰もが幸せを享受し、武紀自身にとっても一番良い形でのラストを迎えられたわけで……
読了日:09月04日 著者:田尾 典丈
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■ガラスの女神(2) (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)
主人公のいとこ・純ちゃんやら、悪女やらが新キャラとして登場。どう考えてもほのかが本命で両想いっぽいのに……強引な彩ちゃんに流される形でどうにもうまくいかない主人公。そろそろ新しい展開がほしいところだけれど……、急に現れた眼鏡の悪女が気になるところ? 話もおもしろいし、絵柄も丁寧。 7/10点
読了日:09月04日 著者:朝森 瑞季
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■長門有希ちゃんの消失 (3) (角川コミックス・エース 203-8)
おいいぃぃ、なんだその引きぃぃぃ!?な、一冊。ハルヒキャラクターをうまく自分の世界観に引き込んだこの作品は、読んでいてとてもなごむ。ハルヒのキャラクターたちが好きだからこそ(原作長門が好きな人にとってどうだかは知らんが)、おもしろいと思えるパラレルワールド。朝倉がいて、ハルヒたちも普通の人間で……という、原作ではあり得ない“if”の世界の日常が楽しめる。
読了日:09月03日 著者:ぷよ
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■二年四組 交換日記 腐ったリンゴはくさらない (集英社スーパーダッシュ文庫)
この作品の魅力は、なんといってもパズル要素であろう。二年四組に在籍する、問題児ばかりの生徒35名を、その異名と交換日記内に出てくる手がかりを頼りにして本名を探るのである。といっても普通に読んでいればなんとなくは分かる程度の難易度のため、気を張る必要もない。 パズル的要素も良いが、やはり重要なのはストーリーであろう。こちらも申し分ない。個性的かつ背景もしっかりしている35人の生徒が勝手気ままに動きまくった結果、とんでもない事態へと発展してしまう。
読了日:09月03日 著者:朝田 雅康
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■それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)
抜群の安定感を誇るそれ町、『想い』や『思惑』がテーマの第9巻。 1巻の不審火のエピソードを、今になって絡ませてくる辺りがうまい。猛&エビちゃんのエピソードは鉄板だな。それ町のカップル候補でもブッチギリでニヤニヤする。小学生のくせに。恋愛エピソードでいうと、森秋と西先生のコンビも結構好きなんだがな。髪を下ろした西先生、かなり可愛いぞ! それでちょっと頬なんか染められようものなら! 歩鳥と紺先輩のお話が、結構よかった。スケートのとこで素直に接してくる歩鳥がよかった。
読了日:08月31日 著者:石黒 正数
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■小説 劇場版ハヤテのごとく! (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
「劇場版 ハヤテのごとく!」を完全ノベライズ。素直にガガガ文庫で出せよ、と思わなくもない。映画は観ていないのだが、観たいと思わせられる程度にはおもしろく感じた。ノベライズは微妙な完成度になる場合も少なくないが、この作品はよかった。風景描写などが分かりやすく、読みやすかった。ストーリーも笑いあり感動ありで、様々なキャラにもそれぞれ見せ場があって、一つの物語として十分楽しめた。怒濤のパロディは劇場版(ノベライズ)でも健在のようで、何よりである。いきなりカユラという新キャラが出てきてビックリした。
読了日:08月31日 著者:加納 新太,畑 健二郎,小林 靖子
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■別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)
図書館戦争完結! 別冊2冊目は、郁&篤夫妻ではなく、その周囲の人々の物語がメイン。緒方の話が個人的にはかなり好みだった。いつものようにただの甘い作品ではなく切なさが感じられて、且つしっかりと最後は甘く締めてくれた。 柴崎と手塚の物語も、かなり好きな感じ。美人だからこそ苦労している部分もある。別冊であるにも関わらず、「革命」並の盛り上がりを見せてくれた。自分本位で自分の考え方に一片の疑いも持たない人間は恐ろしい、という話。 最後は図書館戦争には欠かせない二人の物語で終わって、非常に読後感がよかった。
読了日:08月30日 著者:有川 浩
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■パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)
アムリタ以来の当たり。 随所に笑いどころが仕込まれており、何度も噴いてしまった。そんじょそこらのギャグ作品よりも、よっぽどおもしろい。 正直、野崎まどさんのような異色の作風で“友達”という普遍的テーマを扱うというのはどうなのかと不安にも思ったが……杞憂に終わったようだ。実におもしろかった。 私は小学生という存在が非常に苦手なのだが、この作品の小学生はメインとなる二人が大人びているため、あまり気にせず読むことができた。 9/10点
読了日:08月28日 著者:野崎 まど
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■花×華 (電撃文庫)
一枚のラブレターを貰ったはずが、二人の女の子から同時に告白されてしまう……というラブコメ。この内容でどうして表紙を花にした。 名前が同じ“はな”(東雲華と成宮花)という設定は良いんだが……でも、まぁ、読んでいて一瞬どっちの“はな”だか迷う。設定やキャラクター、イラストはかなり好みだったんだが……残念ながら、肌に合わない作品。話の解決のさせ方も微妙だった。青春の描き方はうまかったが……まぁ、これから、という感じ。とりあえずシリーズものではあるのだが、ちゃんと主人公は、どちらの“はな”か決めるんだろうな?
読了日:08月27日 著者:岩田 洋季
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■つかえて!コハル (まんがタイムKRコミックス)
一冊完結かあ。もっと読みたかった。 小田原菜月を主君としてお仕えする初芝小春のゆるコメディ。ねことうふさんの画風はかわいらしくて、とても好きです。お話もなかなかよかった。コハルの武士ボケだけでなく普通に女学生的なボケもあり、変に縛られず、のびのびやれてるとこが好印象。しつこくつきまとうコハルを疎ましく思いながらも、実は結構気になってたりするなつきがかわいい。 7/10点
読了日:08月27日 著者:ねことうふ
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■BAMBOO BLADE B 2 (ガンガンコミックス)
このシリーズは……なかなか主人公が剣道をやろうとしないな! 燃える展開は随所に仕込まれており、先が気になる作品ではあるのだが……いかんせん、話の進行具合が遅いのがなあ。もどかしいわ。せっかく魅力的なキャラクターが男女併せて十人以上もいるというのに、スズリ、レンジ、ジン、タツミあたりにしかスポットライトが当てられていないのも、やや気になる点。持ち回りで全キャラに焦点を当てていくのか? とりあえず菊川、谷崎の出番希望。勝ち抜き戦のスコアブックの書き方がわからない谷崎かわいい。
読了日:08月27日 著者:土塚 理弘,スタジオねこ
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■名探偵コナン (Volume3) (少年サンデーコミックス)
コナン初の“出先で殺人事件”。腕時計型麻酔銃も初登場で、コナンの推理の披露がスムーズになった。 旗本一族のお爺さんが嫌なやつすぎて、殺されて当然感がハンパない。祥ニおじ様がダンディで素敵だった。 コナンが蘭に正体がバレそうになるエピソードも。蘭がコナンに対して「新一が好き」と告白していたことを思い出して赤面するシーンが、最強に萌えポイント。
読了日:08月27日 著者:青山 剛昌
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■C3―シーキューブ〈4〉 (電撃文庫)
新キャラ・藍子が初登場、体育祭、ビブオーリオ家族会との戦いの決着。そんな感じの一冊。フィアとこのはの、二つのバトルが同時に繰り広げられるというスタイルは、読んでいておもしろかった。最後に行方をくらませたクルリの今後の動向も気になる。 藍子は今までのようなハッピーエンドにはならなかったが、救いのあるラストでよかった。 このはの怖い面がいつもよりも多く見られて、ゾクゾクしました。もちろんかわいいシーンもいっぱいあってよかった。 あー、いんちょーさんの出番が、ちょっと少なかったかな。責任取ってくれ、は良かったが
読了日:08月25日 著者:水瀬 葉月
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■アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
すごくおもしろかった。「まさかSAOほどではあるまいよ……」と思って読み始めたが、完全に侮っていた。SAOに匹敵するおもしろさ。SAOと同じく仮想空間で行われるバトルゲームのお話なのだが、主人公のタイプが百八十度異なるためか、まったく毛色の違う作品に見えた。何の取り柄もないただのいじめられっ子が、精神的な強さを得ることで実力を身に付けるという王道的なストーリーは、単純に感動するし、何よりとても熱かった! 車の前でのやり取りのシーンは特に好きだ。 今後も少年漫画のような困難な試練と成長の物語を期待したい。
読了日:08月24日 著者:川原 礫
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■名探偵コナン (Volume2) (少年サンデーコミックス)
再読。阿笠博士の道具が続々登場。麻酔銃が出てこないと、推理シーンがちょっとまどろっこしいかも。そして少年探偵団初登場の巻。歩美ちゃん、最初からちゃんとかわいかった。最初はただ適当に集まったメンバーで恐怖の館に行っただけだったんだが、この後からすっかり仲良しグループとして活動していくことになるんだねえ。宮野明美もこの頃に既に登場していたのか。灰原の登場はもっと先の話だったような気がしたが、伏線だけはこの頃から既に張られていたのか。 7/10点
読了日:08月23日 著者:青山 剛昌
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■終わるデイ・バイ・デイ〈下〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
宗介よりもかなめの方が活躍していたような気がする「終わるデイ・バイ・デイ」下巻。けれど物語の主題は、宗介の成長の物語。やはり宗介を前に進ませるためにはかなめの存在が必要不可欠。二人の絆と、宗介の弱さと強さを再確認。ここまで幾度も宗介を苦しめてきた宿敵・ガウルンとはやっと決着をつけたものの、今度はまた別方面の敵が出てきたようで? とりあえず、宗介の友人としての言葉に喝采するテッサかわいいよ。その光景を想像するだけで、めっさ萌えるよ。 ベストイラストは、113頁のかなめ。 6/10点
読了日:08月23日 著者:賀東 招二
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■名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス)
再読。蘭にまだガッツリ角が生えていなかった。初登場のジンの小物っぷり(警察を目の前にしてオロオロする。やたら喚く)にびっくりした。記憶の中ではあんなにかっこよかったのに……。でもウォッカのマヌケっぷりは変わってなくて安心した。あと、コナンくんでお馴染みの黒い人もこの頃はいないんだなあ。阿笠博士の道具もまだあまりないから、コナンくんの奮闘っぷりが泣けてくる。沖野ヨーコ初登場回は、あまりに哀しい結末。 7/10点
読了日:08月22日 著者:青山 剛昌
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■ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編(8)(完) (ガンガンコミックスJOKER)
ひぐらしのなく頃に、祝☆本編完結! 誰もが笑っていられる世界を手にするために、最後の最後まで奇跡を追い求めた一冊。話を知ってても泣ける展開は、終わってしまうのが惜しく感じるくらい感動した。何度も何度も惨劇を繰り返してきた雛見沢で、梨花はやっとみんな笑っている世界を手にすることができたのだ。夏の予定を立てる梨花ちゃんが微笑ましい。 隠しエピソード「お子様ランチの旗」もちゃんと収録されてて嬉しかった。
読了日:08月22日 著者:竜騎士07
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■終わるデイ・バイ・デイ〈上〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
特に大きな事件があったわけではないが、登場人物たちの関係性が大きく変化していく一冊。下巻でどのように話が落ち着くのか、非常に気になる。というか……この1冊だけでは特に事件らしい事件もないため、あまりコメントすることないな。とにかく、下巻を読まねば。 宗介とかなめの関係はもうとっくに特別なものになっているというのに……まったく前に進まない二人だなあ。方や命がけのカーチェイスをしている宗介と、そんなことになってるとは知らずに暢気に電話をしているかなめがおもしろかった。 ベストイラストは、147頁の宗介とかなめ
読了日:08月21日 著者:賀東 招二
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■正常小説。
ちょっと曲者なラノベ作家五名の短編集。大樹連司さんの「劇画・セカイ系」がすごくおもしろかった。同人誌にしておくにはもったいないくらい引き込まれた。この作品の良さが分かるようになっちゃあ、俺も年をくった証拠かなあ~。大樹連司さんの作品は、近いうちに読んでみようと思う。「オブザデッド・マニアックス」だな。 藍上陸さんの「皿屋敷ノイヌの子猫の青」もよかった。二重三重に仕掛けられたミステリは、すっかり騙された。キャラクターも好きだし、これはシリーズとして読みたい感じの作品だなあ~。
読了日:08月20日 著者:日日日 大樹 連司 十文字 青 森田 季節 藍上 陸
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■マリア様がみてる ハロー グッバイ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
祥子さま、令さま。ご卒業おめでとうございます。 あぁ、ついに卒業しちゃった。そしてアニメ関連本やイラスト集も併せて、35冊にも及んだ“祐巳・祥子編”も完結。卒業前小景に比べれば、なんてことないラストだったのだけれど、その最終巻なのにいつもと変わらない雰囲気が、やけに印象深かった。今回は先代から次代まで、五代に及ぶ薔薇様(未来の薔薇様含む)揃い踏みで、すごい豪華。由乃と菜々ちゃんのロザリオ授受は、名場面。 ベストイラストは、107頁の蓉子さま、江利子さま、聖さま。 8/10点
読了日:08月19日 著者:今野 緒雪
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■NR
奈良に縁のある作家が集まり、「奈良」をテーマに書いた短編集5作品を収録。 「然らば、万葉」と「NRRR」がお気に入り。奈良の情景が味わい深く描かれた作品から、鹿の存在を完全にギャグとして扱っている作品まで様々。「NRRR」はもうちょっとたくさん読みたいと思わせられるほどに気に入った。ミステリとしての話の質も高かったしね。
読了日:08月18日 著者:仁木 英之,秋月 耕太,箕崎 准,円居 挽,寒河 狷介
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■さやかってほんとバカ
ねことうふさんのまどか本。全編のほほんとした雰囲気であり、読んでいると気分がなごむ。本編があれだったのだから、同人誌はこれくらいゆるくてもいいじゃない!
読了日:08月18日 著者:ねことうふ
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■ゴールデンタイム〈3〉仮面舞踏会 (電撃文庫)
香子と付き合い始めたことで、万里の新しい日常がスタートする。このバカップルっぷり、いいなあ。ちょっと抜けてる、馬鹿馬鹿しいやりとりが良い。中でも激ラブTシャツがお気に入り。あと、パリで!だな。 そしてもちろんそんな二人のバカップルだけに注目してる場合ではなく、物語はもう一組の主人公たち、“過去の万里”と“リンダ”をも本格的に巻き込んでいく。え、何これ? リンダエンド? 香子、ttの乃絵みたいになっちゃうの? ゆゆこさん、早く続きをお願いいたします! とりあえず今回は、サブタイトルは「顔麺舞踏会」にすべきだ
読了日:08月17日 著者:竹宮 ゆゆこ
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■僕はどう見てもリア充。3
溝口ケージさんのはがない本第3弾。会場限定版には、肉うちわとクリップボード付き。
読了日:08月17日 著者:溝口ケージ
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■なれる!狼 2週間でわかる? 狼入門
アニメ化決定でブレイク間近のライトノベル「ベン・トー」のファンブック。狼(キャラクター)紹介から、筋肉刑事(小説)まで、お楽しみ要素盛りだくさん。
読了日:08月17日 著者:まいじゃー推進委員会!
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■絶対場外リターンズ!
ひつじ号さんの、ハルヒ性転換「涼宮ハルヒコ」シリーズ再録本。いやあ、やっぱり俺はキョン子系作品が大好きなんだなあと。キョン子と一姫の絡みをずっと見ていたいよ。性転換だけでなく猫化までしてしまった「にゃんだか憂鬱」もおもしろかった。
読了日:08月17日 著者:ひつじ号
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■放課後ジューシータイム
ゆ~のすさんのけいおん同人誌の総集編。コミケ会場配布の限定版は、豪華箱入りでした。いやあ、キャラクターがみんな可愛くて活き活きしていて良かったです。
読了日:08月17日 著者:ゆ~のす
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■吉永さん家のガーゴイル〈2〉 (ファミ通文庫)
おもしろかった。今回は吉永家とガーゴイルのお話というよりも、怪盗百式と梨々の物語。なかなか感動できるストーリーで、前巻よりも楽しめた。どこか変わった怪盗である百式の性格が、なかなか好ましい。テンポ良くスマートにボケるスタイルは良いね。百式とガーゴイルの、敵対しているのだけれど実は仲が良い感じの関係性が好き。悪役に関しても、前回もそうだったように、どこかで間違えてしまっただけで、根っこまで悪人でないところがよかった。 ベストイラストは、183頁の百式と梨々。 8/10点
読了日:08月16日 著者:田口 仙年堂
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■日菜子さん
なんだこのラブコメ! ヒロインの日菜子さんが超かわいいぞ! 日菜子さんは全国模試で一番の点数を取れるくらい頭脳明晰、運動の成績もずば抜け、100年に一人の天才とまで呼ばれている。ところが学校では誰とも話さないため、孤立している。そんな彼女と唯一会話ができるのが……野々原である。一組の男女の、スローテンポなラブコメディ。日菜子さんのかわいさに悶え苦しむといいよ。
読了日:08月16日 著者:ミハル
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■隣の家の魔法少女
毎回物議を醸す蛸壺屋さんの最新刊。今回のテーマは、「魔法少女まどか☆マギカ」×「隣の家の少女」。「隣の家の少女」という、実際に行われた虐待事件をテーマに描かれた作品を基軸にしているということで、ある程度覚悟はしていたが……。これは今まで以上に読み手を選ぶ。私は正直、今回の作品はあまり好かない。直視するのもはばかられるような残酷な虐待描写が、胸をえぐる。褒めるわけでも貶すわけでもなく、ただ、事実として“酷い”作品だった。だが、受け取れたものは、確かにあった。
読了日:08月16日 著者:tk
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■LOVE ACROSS JAPAN
東日本大震災で被災された方々への義援活動を目的としたチャリティー同人誌。売り上げは必要最低限経費以外は全て義援金として被災地に送られる。畑健二郎、椎名高志、井上和日郎、とよ田みのる、岡本倫、福地翼、原秀則、高田康太郎、福井あしび、とみさわ千夏、モリタイシ、安西信行ら、参加者60名以上に及ぶ超豪華イラスト集。
読了日:08月16日 著者:チャリティー同人誌製作部
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■混沌レディースタジオ 総集編・虎
混沌レディースタジオさんの、アイマス関連の同人誌の総集編。普段のように作画担当のてぃーさんを通していない、DITさんが作話から作画までやったものを収録。ずっと読みたかった「絶対に突っ込んではいけない律子」が入っていたのが嬉しかった。ギャグ漫画がメインで、やっぱり読んでて楽しい。表紙メンバーは、「龍」のてぃーさんと花いちもんめで好きなキャラを取り合ったのだそう。春香、雪歩、伊織、真、律子、響、貴音、愛。
読了日:08月15日 著者:混沌レディースタジオ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12805618

■混沌レディースタジオ 総集編・龍
混沌レディースタジオさんの、アイマス関連の同人誌の総集編。「スーパーKOTORIタイム」などの大きなシリーズではない、内輪向けに作られたものが主。内輪向けとはいえ、なかなかおもしろかった。注意漫画も、読んでて楽しい。量は少ないが、亜美真美や千早のエロ描写があるため、R-18表示。 表紙メンバーは、「虎」のDITさんと花いちもんめで好きなキャラを取り合ったのだそう。美希、千早、やよい、亜美、真美、あずさ、絵理、涼。
読了日:08月15日 著者:混沌レディースタジオ
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■櫻花球宴
アニメ「大正野球娘。」が大好きな者たちが集まり、総勢24名の協力の元で作成された合同誌。漫画やイラスト、小説はもちろんのこと、模型や考証記事など、各々の視点からたいやきの世界を描いていく。また、一般公募の大喜利や、“最後の大物”のインタビュー記事なども要注目。分厚くて内容の濃い、読み応え抜群の一冊。……実は私の書いた小説も掲載されてたりして。でもそんな贔屓目なしで、普通に素晴らしい本であると保証します。
読了日:08月15日 著者:大正野球娘。同人誌プロジェクト
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■信長協奏曲 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
金ヶ崎の退き口編。ここまでトントン拍子に進んでいた信長(サブロー)の天下取りに、初めて暗雲が立ち込める。撤退の様子は非常に緊迫感があり、おもしろかった。既に筋書きが決まっている歴史物の作品ながら、なかなか先が読みづらい展開になっているのが上手いよなあ。伏線もしっかり張ってるし。いやぁ、こういう負け戦もあったりと、信長の波乱万丈な人生は、物語としておもしろいものだったのだなあ。130頁のチンピラは笑ってしまった。 それにしても将軍さんの小物っぷりはすごいなあ。 次巻の展開も楽しみ。 8/10点
読了日:08月12日 著者:石井 あゆみ
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■マリア様がみてる 卒業前小景 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
祥子ら三年生の卒業式前日。送る側と送られる側、最後の猶予の一日を、様々な人物の視点から描いていく。一つ一つは短編として成り立っているのだけれど、短編ごとに繋がっている箇所が多くあり、楽しんで読めた。 三奈子さまは最後の最後でいいことあったし、蔦子さんも最後の最後で先輩方にやられてしまい、卒業生にとっても在校生にとっても、印象深い一日になったのではなかろうか。ここまでマリみてシリーズを支えてきた祐巳と祥子のラストシーンは、やっぱり感動するなあ。まだ卒業式が残っているというのに。
読了日:08月11日 著者:今野 緒雪
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■ラ・のべつまくなし (ガガガ文庫)
近年ライトノベルでは珍しい、純愛小説。ライトノベル……というか腐女子という存在と関わらせながら、うまく純愛を描けていた。主人公もヒロインも恋愛というものに関して奥手であり、ゆっくりじっくり描かれるストーリー展開は好印象。ラスト近辺は少々先の読める展開ではあったものの、物語そのものは綺麗にまとまっており、よかった。主人公の二次元アレルギーという体質が、そんなに作中で重要な意味を持っていなかったのが残念。あと、明日葉のトラウマに関しても、もう少し詳しく書いてくれても……。 ベストイラストは、283頁の明日葉。
読了日:08月10日 著者:壱月 龍一
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■ハヤテのごとく! 29 (少年サンデーコミックス)
「他人の画集」付き限定版を購入。表紙に水着の千桜がいるってだけで個人的には大満足です。 様々な物語が同時進行している(漫画道とかルカとかちびアテネとかワタルの商売とか単発ネタとか)が、どのエピソードもおもしろいなあ。話があっちこっちに飛んでしまって慌ただしくはあるが、そこまで悪い印象はない。そして今回もやっぱり女装ハヤテ無双。もうハヤテは執事服着なくていいよ。ハヤテとルカの関係が今後どのように続いていくのかが気になるところ。
読了日:08月10日 著者:畑 健二郎
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■魔法少女まどか☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
キュゥべえに表情が……
読了日:08月07日 著者:ハノカゲ
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■できるかなリターンズ (角川文庫)
長門有希の100冊、98番。 「毎日かあさん」などで有名な漫画家、西原理恵子が様々な企画や諸外国のリポートに体当たりで挑む。具体的な内容としては、ロボット相撲に参加したり、インドネシア暴動やカンボジア選挙を取材したり。セリフまで全てが手書きで、しかもものすごく細かく書き込まれているため、読むのにすごく疲れる。インドネシアやカンボジアの不安定な情勢を楽しく伝えているのは、まあ、いいんだけど。全体的にすごく下品。人間としての性格の悪さが出すぎていて、ちょっと肌に合わなかった。 5/10点
読了日:08月06日 著者:西原 理恵子
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■デュラララ!!×2 (電撃文庫)
杏里と静雄がメインとなって描かれる罪歌編。アニメ観てたけど、1巻より楽しんで読めた。インパクトの強いキャラクターたちが勝手に動き回って、しかししっかり統制は取れている。その理由の全ては臨也、かなあ。 開き直って池袋生活を楽しみ始めているセルティがかわいいというか。あのチャットルームでセルティたちが普段なんてことないこと話し合ってンのかと思うと微笑ましいというか。 ダラーズ、黄巾賊、そして妖刀軍団。池袋に生まれた三つ巴。これらがぶつかり合う3巻にも、期待が高まる。いや、アニメ観たから話は知ってるけど。
読了日:08月06日 著者:成田 良悟
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■ヴァンパイアノイズム (一迅社文庫 し 1-7)
第九シリーズ2作目。高い完成度を誇る「ぷりるん。」に比べれば、作品の質はやや劣る。しかしメッセージ性の強い作品で、読むことで「死」という存在と向き合うキッカケとなる良作。ストーリー自体は盛り上がりがなく少なく平易であり、ちょっと拍子抜けしたかな。軽快な文章は読みやすく、キャラクター同士のやり取りもおもしろいので、少なくとも読んでる間は楽しかった。一応主人公の中ではまとまったラストになっているのだけれど、読者の立場からすると……ちょっと印象の薄いラストだったかも。 ベストイラストは、141頁の荻生。 7/1
読了日:08月05日 著者:十文字 青
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■めだかボックス 11 (ジャンプコミックス)
生徒会戦挙会長戦、そしてまたまた新章突入。やはりというか当然というか、会長戦ではめだかちゃんと球磨川さんが対戦。しかし……なんだろうなあ、予想を裏切らない、わりとそのままの決着に少々拍子抜け。いや、まぁ、普通におもしろいんだけど。普通のバトル漫画なら十分おもしろかったと言える出来なんだけど。西尾さんだと「何か仕掛けてくるに違いない!」と、超展開に期待しすぎたこっちが悪いのか。しかし生徒会戦挙の結末としては、うまくまとまった感じ。
読了日:08月04日 著者:暁月 あきら
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■塩の街―wish on my precious (電撃文庫)
有川浩のデビュー作。甘い恋愛観はデビュー作から健在。しかしこの作品ではただ甘いだけでなく、切なさも感じられる。 “塩害”という特殊な状況設定を上手く活かしており、一つの物語として十分楽しめた。クライマックスは盛り上がったねえ。 ……ただ、なんとなく、イラストでちょっと損をしてるかな、と。 ベストイラストは、296-297頁の真奈。 7/10点
読了日:08月03日 著者:有川 浩
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■別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)
甘ーーーいッ!! 甘すぎるよ有川さん! 凍らせたスポーツドリンクの最初の溶けかけくらい甘いよ! 図書館戦争本編のストーリーから、ダダ甘恋愛成分だけを凝縮して取り出したような感じの作品。本編のような、良化法絡みで考えさせられる要素はやや少な目。日常のゴタゴタと、郁&堂上のラブラブストーリーに終始した。いやいや、なんだよこの幸せすぎるバカップルは。甘すぎるよ。身悶えするよ。有川さん本気出しすぎだよ。
読了日:08月02日 著者:有川 浩
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■ショートストーリーズ 3分間のボーイ・ミーツ・ガール (ファミ通文庫)
“青春”“出会い”“3分間”をテーマにした、ファミ通文庫でおなじみの作家さん+α勢ぞろいの豪華なアンソロジー。全19編のため様々な物語がこの一冊で楽しめて、非常にお徳。いくつかは「この設定で長編が読みたい!」と思わされた。日日日さん、庵田定夏さん、榊一郎さん、本田誠さん、綾里けいしさん、庄司卓さんの作品がお気に入り。特に榊さんの作品は全体の流れがよく、オチもしっかりまとまっていて、非常におもしろかった。pixivコンテスト入賞の二作に関しては、前書きさんは趣向を凝らした文章がかえって読みにくく、残念。
読了日:08月01日 著者:井上 堅二,ほか
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■とある飛空士への夜想曲 上 (ガガガ文庫)
「追憶」の主人公にして、「恋歌」の重要人物・海猫。彼の最大のライバルであった千々石を主人公に据えて始まる、新たな空戦の物語。 やはりおもしろいなあ。両親を亡くし、日々を身を削るように働くだけに浪費していく千々石が、ユキとの出会いによって変わっていき、飛空士への狭き門をくぐり抜けようとする姿は印象的だった。そしてやはり空戦のシーンの描写は圧巻。下巻にて、ユキとの関係はどうなるのか? 海猫との決着は? 発売が待ち遠しい。 ベストイラストは、101頁の千々石とユキ。 9/10点
読了日:07月30日 著者:犬村 小六
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■ガラスの女神 1 (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)
三角関係キャンパスラブコメディ。三角関係ではあるけれど、ドロドロした感じは薄く、気軽に楽しめた。1話に1回お色気シーン。非常に魅力的に描かれており、よかった。彩ちゃんが主人公に対して好意を抱く理由が薄い感じがするのが、多少気になった。物語そのものは、なかなか引き込まれる内容でおもしろかった。 7/10点
読了日:07月29日 著者:朝森 瑞季
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■Helvetica Standard (角川コミックス・エース 181-8)
あらゐワールド全開の「ヘルベチカスタンダード」、書店用ペーパーに掲載されている「『日常』販売促進漫画」、昔話を語る「文とコマ絵」、そしてイラストを収録。驚くことに、オールカラー。「ヘルベチカスタンダード」は、「日常」以上にわけがわからん作品群。ただ、それだけにツボにハマった時の破壊力は抜群。一級天使・ピノとあらまさんのシリーズが好き。 「日常」の販促漫画は、販促半分、いつもの「日常」が半分、といった塩梅。「らき☆すた」にも販促漫画が掲載されていることが多いが、あれよりもずっとやりたいことをやっている印象。
読了日:07月25日 著者:あらゐ けいいち
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■押入れのちよ (新潮文庫)
ホラーがそんなに好きではないので個人的には楽しめなかったが、おもしろい短編集だと思う。表題作の他、「コール」「しんちゃんの自転車」のような、ほのぼのしていたり感動的なストーリーの作品は楽しめたけど。ホラーとしての質は高いと思うので、ホラーが好きなら楽しめると思う。表題作「押入れのちよ」はいつまでも見ていたいくらいに、読んでいて楽しかった。この設定で、短編でなく長編でしっかり描いてほしかったなあ。ちよの成仏まで、とか。
読了日:07月21日 著者:荻原 浩
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■百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)
久しぶりに乙一ワールドを堪能した。事前に乙一であると知ってたけど、知らずに読んでても、「なんか乙一っぽいな、雰囲気が」くらいには思ってたんじゃなかろうか。白乙一。恋愛をテーマにした作品が四つ掲載されているわけだが、ちょっとしたミステリ要素や、切なさも随所に散りばめられていて、とても楽しめた。お気に入りは「小梅が通る」。やたらと小梅に執着を見せる山本寛太に最初は馴染めずにいたのだが、最後に一気に印象が逆転。主人公の友人二人もとても良い子だし、今度は柚木は良い友人たちに廻り合えたんだなあ。 8/10点
読了日:07月19日 著者:中田 永一
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■さよなら絶望先生(26) (少年マガジンコミックス)
今回はなかなか、全体のクオリティが高かったように思う。召喚獣の話、大らかな子の話がお気に入り。本編もいいけれど、本編と本編の間のオマケ的ページもかなり良い。というか震災ネタ多いな。「イトシキノゾム」という言葉が、マリアの国ではなんという意味になるのか、わたし、気になります。今回は加賀ちゃんとカエレちゃんの出番がやや少なめだったのが残念だったけれど、32頁の「嘘つき。」千里ちゃんはよかった。 7/10点
読了日:07月18日 著者:久米田 康治
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■かめ探偵K (メディアワークス文庫)
世界観が独特すぎて、まったく伝わってこなかった。かめの必要あるのか? 全体的にふわふわしっぱなしで、本質をつかめる前にふわふわ終わってしまった。“探偵”であるからにはミステリ要素を期待してしまうのも無理からぬ話だろうが、蓋を開ければどちらかというとSFのような真相だったり。結局かめ探偵Kやフユの正体もよく分からないままだし……中途半端だなあ。若い女性による軽い一人称小説という形式は嫌いじゃないけど……ちょっと軽すぎ。 3/10点
読了日:07月17日 著者:北野 勇作
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■けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)
普通におもしろいじゃないか。遂にあずにゃんが初登場。唯が夢中になるのがよくわかるかわいらしさだな! どのキャラクターもずば抜けて特徴があるというわけではないのだけれど、メンバーが集まればしっかりとおもしろいやり取りを見せてくれる。あ、でもムギはかなり特徴があるなあ。作中で澪と梓の見分けがつかないとネタにされてるけど、髪をおろしたりっちゃんと唯の違いの方が見分けがつかない。 なんだか時々はるみねーしょんの小ネタが出てくるな。巻末には大沖さんがゲストで載ってるし。 7/10点
読了日:07月17日 著者:かきふらい
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■けいおん! (1) (まんがタイムKRコミックス)
アニメよりももっとゆったりしてる感じ。アニメとかそんなの関係なく、原作だけでも十分おもしろい。そしてキャラクターがかわいい。まんがタイムきらら系列の4コマは最初期だけキャラがふわふわしてて、その時期だけちょっと他の時期と雰囲気が違う……ということがよくあるんだけど、この作品はそんなことはなく、最初からしっかりしていた。「ふわふわ時間」が原作の歌詞を使ってることは知ってたけど、予想以上にガッツリ使っていたんだな。そしてカバー裏のムギが。\うまい/ 6/10点
読了日:07月16日 著者:かきふらい
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■魔乳秘剣帖(2) (TECHGIAN STYLE)
楓を引き連れての二人旅となった千房の旅。楓が加わっただけで、やけにやかましい旅路になったなあ。扱っているテーマはお色気ながら、その中身は熱く燃えたぎるような情熱にあふれている。まぁ……基本的におバカだけど、な。千房の胸が……いろいろな人のを吸ってきたからか、もう尋常ではないサイズに……。これどうすんのよ人間の胸の大きさじゃないよ、と思っていたら……。 6/10点
読了日:07月16日 著者:山田 秀樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12265288

■マコトの王者(青) 3 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
中身入れ替わりボクシング漫画・天堂誠サイド。誠は真の故郷である大阪へと向かい、彼の友たちに出会う。そして後援会設立。「それは本人に頼め!」は素晴らしいな。誠は真の身体に入ることで、周囲から様々なものを教えてもらってきたはず。それでも彼はたった一人で強さのみを求めるというのか。真は誠を変えることが、本当にできるのか? 次回、いよいよ真との勝負に決着。周囲をすべて切り捨てているためか、闘志は上でも士気的にはこちらの方が劣っているような感じ。果たして、勝つのは――? 7/10点
読了日:07月16日 著者:福井 あしび
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12256156

■マコトの王者(赤) 3 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
中身入れ替わりボクシング漫画・大地真サイド。行動力抜群で義理人情にも厚い真は、誠の周囲の人間たちにも必ず良い影響を与えている、はず。誠に挑戦するために、ボロボロの身体を鍛え直して、強敵へと挑み続ける。とても熱い展開であり、読み応えがあった。真、すっかり町村と仲良くなってるな。カーコとの一件の後のやり取りが、なんかお気に入り。次回、いよいよ誠との勝負に決着。周囲の士気は圧倒的にこちらの方が上のような気がする。果たして、勝つのは――? 8/10点
読了日:07月16日 著者:福井 あしび
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12255943

■晴晴劇場(はればれげきじょう) (リュウコミックス)
田舎っぺ天然少女、真面目な貧弱娘、ツンデレお嬢様、根暗娘、武闘派少女……といった個性豊かな面々でお送りする4コマ劇場。キャラクターの個性がしっかりしており、それぞれの持ち味が遺憾なく発揮されていて好印象。お話としては少々物足りなさを感じさせるが、このくらいのゆるい雰囲気が持ち味なのかもしれない。ボケに対する返しにセンスの良さが見られるものがいくつかあり、なかなか侮れない。 キャラクターでは円と舞子が好き。小倉さんは……絡みにくい人。 7/10点
読了日:07月15日 著者:山坂 健
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■先輩とぼく〈3〉 (電撃文庫)
今回のはじめのコスプレは、表紙の通り魔法少女。つばさ先輩の性格が悪すぎて(根っこは良い人なんだけどね)、ちょっと肌に合わないところもあったけれど、悪くはない。とんでも設定ありきで進んでいくためかわりとぶっ飛んだところもある作品だけれど、シリアスな面はしっかりしていてよかった。ただ、ストーリー的には桜さんと真太郎の物語だったんだけれど、肝心の真太郎の出番があまり無かったのが……。要所要所でいいとこだけ持ってく感じが、なんか……。 ベストイラストは、54頁のはじめとつばさ先輩。 6/10点
読了日:07月15日 著者:沖田 雅
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12250601

■もやしもん(5) (イブニングKC)
収穫祭、そして長谷川さん奪還のため沢木たちは一路フランスへ。収穫祭ではバニーにゴスロリ、浦安方面で見るアレなどコスプレが満載。とりあえず皆が皆、いなくなってしまった長谷川さんのことを考えて行動しており、彼らの仲間を想う気持ちが伝わってきた。そして発酵蔵において長谷川さんがどれだけ重要な位置にいたのかということも。野菜を前にしての主婦のパワーが強烈すぎる。そして三上vs立花の一戦は、ツッコミどころが多すぎる。 なぜか表紙はアイドルの田中恭子。 6/10点
読了日:07月14日 著者:石川 雅之
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■魔乳秘剣帖 (1) (TECHGIAN STYLE)
乳の大きさが理の世、というぶっ飛んだ設定ながら、物語は熱くおもしろい。女侍の主人公のバトルシーンは非常にかっこよく、乳絡みながらもしっかりと感情移入させられるストーリーも素晴らしい。真面目な話があったかと思いきや、「わざと見せるおっぱいなど~」と大真面目にバカなかとを言い出したりと、好みの作風。気がつくと過去話、気がつくと後日談……という感じで時間軸が変わる場面がうまく描けていないという点は不満ながら、それ以外は特に気になることもなく、なかなかおもしろい漫画だった。楓が合流し、これからの旅路にも期待。 7
読了日:07月13日 著者:山田 秀樹
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■もやしもん(4) (イブニングKC (171))
菌たちがまるまる1話語ったり、ゴスロリ女の正体が明かされたり、沢木が菌を見ることができなくなったりと今回も内容てんこ盛りな農大漫画。沢木が長谷川さんに「そのまま見えなくなっちゃったら~~」と言われたときの美里と川浜、かっこよかったなあ。全体的に、やはり相変わらずハチャメチャ。のっけからいきなりのだめだしね。そういえばすっぴん長谷川さんはかわいかった。それにしても及川……ヒロインかと思いきや……まさかのオヤジ好きか! 6/10点
読了日:07月11日 著者:石川 雅之
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■ヴぁんぷ! (電撃文庫)
成田良悟の描く吸血鬼の物語。今までの概念を覆すような吸血鬼が登場するなど、かなり異端的な内容。しかし成田さんの他の作品に比べると、物語の入り組み具合が少し物足りないかなと感じた。クライマックスからの展開はなかなか楽しめたので、及第点。キャラクターは皆魅力的で、そこは成田さんらしくてよかった。2巻以降はどんな物語が描かれるのかは、ちょっと気になるかも。 ベストイラストは、220頁のフェレットとミヒャエル。 5/10点
読了日:07月10日 著者:成田 良悟
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■となりの関くん① (MFコミックス フラッパーシリーズ)
授業も聞かずに遊んでいる関くんと、彼のハチャメチャな遊びについつい目が行ってしまう横井さん。そんな二人の授業風景をひたすら描く漫画。 関くんの遊びのレパートリーがあまりにも多彩で、無視しようとしてもなかなか気を反らすことができない横井さんの気持ちもよくわかる。というかこれ、関くんの遊びの内容もさることながら……注目すべきは、横井さんが可愛すぎることだ。授業に集中したくて不真面目な関くんを迷惑に思っているんだけれど、なんだかんだで自分も楽しんじゃってる感じがかわいい。
読了日:07月08日 著者:森繁拓真
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■マンガで分かる心療内科 3巻 (ヤングキングコミックス)
爆笑ギャグとお色気ネタ超満載の心療内科漫画第3巻。今回のテーマは、ED、強迫性障害、過食症、社会不安障害など。真面目な話では引き込まれ、強烈なギャグはひたすらおもしろい。絵も上手くて女の子が可愛く、とてもクオリティの高い漫画。 今回も官越家のメンバーが続々登場。次女のひめるさんがとてもかわいかった。やはりこのあまりにも開けっ広げすぎな漫画には、恥じらいが必要だったのだ。ひめるも根本はあすな、いやしとほとんど変わらないけど。 9/10点
読了日:07月06日 著者:ゆうき ゆう
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12098829

■お釈迦様もみてる 紅か白か (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
「マリア様がみてる」の男版。マリみてとは違った雰囲気で、マリみてにはない熱さがあった。アンドレ先輩との対決に赴くシーンはかなり盛り上がったし、カッコよかった。祐麒はマリみてでは祐巳同様ののほほんとした面ばかり見ていたので、学校ではとんがっていて驚き。……釈迦みてがマリみてに追い付くまで、まだまだ当分楽しめそうである。とりあえず、アリスのイラストがなかったのが少々残念。ベストイラストは、173頁の祐麒。 7/10点
読了日:07月06日 著者:今野 緒雪
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■マリア様がみてる マーガレットにリボン (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
全編書き下ろしの短編集。「フィレンツェ煎餅を買いに」「僕の兄妹」「青い傘の思い出」がお気に入り。一つ一つのお話は短くて、おもしろかったりそうでもなかったり、雰囲気もバラバラ。しかし間に「マーガレットにリボン」を挟むことでうまくまとまっている感じがする。先代薔薇さまが揃い踏みしていてうれしかった。その代わりに、当代薔薇さまの出番はなかったが。佐藤さん加藤さんのコンビはいいね。 「青い傘の思い出」は……ドラマが凝縮されまくっているなあ。 ベストイラストは、79頁の佐藤さんと加藤さん。 6/10点
読了日:07月05日 著者:今野 緒雪
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■バッカーノ!1934 完結編―Peter Pan In Chains (電撃文庫)
総頁数1217頁の超大作三部作1934もついに完結。 裟婆編・獄中編にて活躍した人も活躍しなかった人もまとめて大活躍。よくぞここまでの大人数を、どのキャラクターにもしっかりと見せ場を作りながら最後まで動かせたな! どのキャラクターも単純なようでいて複雑な性格をしており、一癖も二癖もある連中ばかりなのに、パズルのピースとしてしっかり機能している。しかしなんといってもかっこよかったのは、アイザック、そしてフィーロ。ついでにジャグジーも。三人とも実に主人公的な行動理念で突っ走っていて、見ていて楽しいなあ。
読了日:07月04日 著者:成田 良悟
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■バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)
短編集は長編よりも笑いに特化されたお話が載っているのが良い。それだけでなく、最後にはシリアスな物語で締めてくれるため、全体のバランスも良い。口絵の髪型変更漫画は目でも楽しめるし、幕間のオマケも笑える。もちろんあとがきもおもしろい。死角がまるでないぞ! 「僕と子供と召喚獣」は、二人の人間の子供を予測した召喚獣を生み出すお話で、様々なバカテスキャラの特徴を受け継いだ子供たちが登場。そして召喚獣だけでなく、自らの子供を前にすることで普段は見られない姿を見せてくれたキャラも若干名。微笑ましいストーリーでした。
読了日:07月02日 著者:井上 堅二
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■石黒正数短編集 2 (リュウコミックス)
石黒イズム満載の短編集第2弾。おもしろい作品ばかりで、楽しんで読めた。「ジャスティス・ジャスト」は様々なジャンルのヒーローが一同に介する作品で、ヒーロー物というジャンルの多様性を感じた。サイズそのままかい~!が、やけに気に入ってしまった。「夜は赤い目の世界」はそれ町の歩鳥が誕生した作品で、話としてすっきりまとまっており、楽しかった。「ポジティブ先生」は表題作なのに四ページしかないという。テンポよく進むストーリーと、ポジティブ先生の独特すぎる雰囲気は存在感抜群。「デーモンナイツ」はミルダ様がかわいいっていう
読了日:07月02日 著者:石黒 正数
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■儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)
「ラスト一行の衝撃」に徹底的にこだわった、連作ホラーミステリー短編集。ゾッとするようなオチの、ブラックな短編が多かったが、読後感はさほど悪くはない。ミステリとしての構成が非常に上手く、読み終わった時に「やられた!」と楽しめる良作。「ラスト一行」という触れ込みではあったが、「玉野五十鈴の誉れ」以外はラスト十行くらいでオチに気づける感じではあった。 「身内に不幸がありまして」は、思いもよらぬ事件の真相と犯行の動機に驚愕。「北の館の罪人」では話の最後に驚きが二つ用意されており、楽しめた。
読了日:07月01日 著者:米澤 穂信
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■同情できない四面楚歌?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
フルメタ短編集第四弾。いつものバカなギャグ話だけでなく、林水のちょっといい話も収録。いつもの短編とは違うシリアスな話だったため、ちょっとだけ得した気分になったな。もちろんいつもの通りのバカ話も健在。「磯の香りの~」は、いつもは宗介がやらかしてしまうのだが、今回は逆にかなめがやらかしてしまう逆パターン。「おとなの~」は、ああいう店があってもいいかなって。宗介も何気に楽しんでるし。「エンゲージ~」は、宗介・クルツ・マオの出会いを描いた書き下ろし短編。 ベストイラストは、119頁の林水、宗介、かなめ。 7/10
読了日:06月28日 著者:賀東 招二
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■武士道セブンティーン (文春文庫)
名作青春剣道小説・武士道シックスティーンの続編。うわもうこのシリーズ好き過ぎる。互いに別々の道を歩き始めた香織と早苗は、しかし心の中では二人はずっと繋がっていた。香織も早苗も事あるごとに互いの存在を思い出し、互いの存在に支えられて歩んでいた。素敵すぎるぞこの作品。前回とは違って互いが歩んでいる道がまるで違うため、一度に二種類の物語が楽しめるのがお徳。とりあえず香織パートがカッコよすぎて惚れた。なつかれた後輩ともなんだかんだ楽しそうにしている香織が微笑ましい。
読了日:06月28日 著者:誉田 哲也
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■ハニカム(5) (電撃コミックス)
作者産休に伴い連載終了したため、最終巻。新キャラの浦方が初登場し、またまたハニカムの人間関係が複雑に。かわいい女の子にキュンとしたり、かと思えば妙子さんの謎すぎる過去が描かれたりと……相変わらずフリーダム。やはりりっちゃんとトッキーの二大ヒロインは素晴らしい。かおちゃんも……個人的には萌さんと同じ意見だけど、まぁ、アレはアレでかわいい。最後の方はちょっと駆け足でまとまりがないまま終わってしまったのが、残念といえば残念。ま、一応育児休暇が終わり次第、第二部連載開始という話らしいし。
読了日:06月27日 著者:桂 明日香
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■図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)
すげえおもしろかった。今までは小さなエピソードが重なって一冊の物語になっていたけれど、今回は最初から最後まで図書隊と良化委員会の、一人の作家を巡る戦いを描く。笑いあり涙ありの、本編最終巻にふさわしい、最高の一冊だった。まるで映画を見ているかのような疾走感が素晴らしかった。郁のナイスアイデアや、終盤の嵐の中の逃避行、書店での郁の言葉と……名シーンが多すぎて、大変なことに。たった一人になっても立派に任務をこなす郁には、「成長したなあ」と。
読了日:06月25日 著者:有川 浩
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■先輩とぼく〈2〉 (電撃文庫)
入れ替わりから○○○変わりにテーマを変更して送る、シリーズ第2巻。もはや誰も入り込めないであろうというくらいに強固な関係を築いているはじめとつばさの間に入り込む新キャラが登場、三角関係展開に突入。こんなにハラハラしない三角関係も珍しいな。 今回は前回と違って、ちょっと無駄が多い感じがしたなあ。クライマックスもあまり盛り上がらず。はじめくんのかわいらしさも、1巻ほどではないし。アレは男が女になってしまったという、「男なのに」的なスパイスがあってこそのかわいさであったのだろう。
読了日:06月23日 著者:沖田 雅
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■とある魔術の禁書目録(8) (ガンガンコミックス)
風斬編(原作6巻)完結。 風斬大活躍。風斬大好きなので、これだけで大満足です。インデックスとの友情は、やはり良い。オマケページの「暇を持て余した~」の風斬さんはお茶目かわいかった。敵役のシェリーがただの悪役に終わらず、それ相応の行動の理由を持ち、自己の中に矛盾を抱えているあたりはよかったな。 出番は少ない上にストーリーにはまったく関わらない御坂さんは、しかし存在感だけは抜群。何この恋する乙女みたいなの。あ、恋する乙女なのか。 7/10点
読了日:06月22日 著者:鎌池 和馬
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■赤鬼はもう泣かない (ガガガ文庫)
白身魚さんのイラストに惹かれて。 女子の二の腕を嘗めてしまった中学生が田舎の学校へ転校させられる、というスタートは非常によかった。小気味良いギャグを交えつつテンポよく進んでいく文章は好印象。しかし中盤からシリアス要素が入ってくるにつれ、徐々に失速したような感じ。設定、ギャグのセンス、キャラクター、文章、クライマックスの盛り上がり。要素ごとに見てみれば光るものを持っているのだが、まとめて全体像を見てみるとくすんで見える。んー、いい物を持っているだけに詰めが甘くて残念だったかな。
読了日:06月21日 著者:明坂 つづり
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■揺れるイントゥ・ザ・ブルー―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
夏休みも終わる頃、かなめは宗介に誘われて南の島へ行くこととなる。ところが道中、急遽行き先はミスリル強襲揚陸潜水艦《トゥアハー・デ・ダナン》へと変更となる。 宗介の仇敵、ガウルンが復活し、またもやミスリルを窮地に追い込む。なぜ生きていたのか、ということは説明されないのか……。そうなると今回も宗介は彼の死をはっきりと確認してはいないため、まだまだ宗介の前に立ちふさがる可能性もありそう?
読了日:06月19日 著者:賀東 招二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11800465

■ごくペン! (MF文庫J)
幼なじみの少女を探すために、ヤンキーだらけでバカの代名詞とも言える毒マムシ学園に転入してきた、偏差値70オーバーの五十嵐真太郎。ところが彼が探し求めていた幼なじみは、極道の親分になっていた。 バカばっかりだ、これ。九九も満足に言えないようなヤンキーとヤクザたちに囲まれたラブコメで、テーマは“仁侠”。バカたちと真太郎のボケとツッコミは見ていて楽しい。まさかのパロディがあちこちに散りばめられ、バカすぎるボケがぶっ飛んでいておもしろい。凛子とのすれ違い気味な関係や、クライマックスでの番長との戦いもよかった。
読了日:06月17日 著者:三原 みつき
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■OFFICIAL FANBOOK 涼宮ハルヒの観測 (角川スニーカー文庫 168-51)
公式ファンブックってそういうもんだろうけど、ファンのための一冊。内容はキャラクターや各巻の紹介と、インタビューなど。特別おもしろい記事はなかったが、ハルヒファンならば手元に置いておきたい。インタビュー以外では裏情報はほとんど載っていないので、購入必須という程ではない。谷川さんによる時間ループについての考察文はなかなか興味深くおもしろかったが。 初期デザインのポニーテール朝倉がすさまじくかわいかった。 そして「涼宮ハルヒ」シリーズの展開から、完全に抹消されていたみずのまこと版ハルヒ……。 6/10点
読了日:06月15日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11729921

■図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)
今回も恋あり笑いあり戦闘あり涙ありの、内容の濃い一冊だった。郁と堂上の関係がすごい。二人のやりとりには、ひたすらニヤニヤするばかり。「ねじれたコトバ」で扱われたテーマは、言葉を学んでいる日本文学科の人間としても思うところがある。結局は、ああいうものは言葉には罪はなく、使う人間の側にしか問題はない。 茨城県展警備では、厳しい戦いに初めて挑む郁が自らを護るために発砲するシーンが印象深かった。そして稲嶺の勇退には、非常に引き込まれた。勧善懲悪といった感じで必ず悪者が排除されてくれるため、胸がスッとする。
読了日:06月14日 著者:有川 浩
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■パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)
パラレルワールド系ミステリー作品。ある時綾の携帯電話に、死んでしまったはずの一哉と電話が繋がる。その一哉のいる世界では彼は生きていて、代わりに綾が死んだのだと言う。二人は二つの世界でそれぞれ事件の真相を暴くために動き始める……というお話。 一分の隙もない構成で、実におもしろかった。自然に伏線が張られており、事件の真相に近づくにつれ、一気におもしろくなっていった。登場人物の多さにはやや混乱したものの、まったく訳が分からなくなるほどではない。 ベストイラストは、17頁の綾。 8/10点
読了日:06月12日 著者:静月 遠火
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■聖剣の刀鍛治(ブラックスミス)〈3〉 (MF文庫J)
覚悟の上に覚悟を重ねるシリーズ第三巻。 毎回着実に歩みを進めているとはいえ……ちょっと展開が遅いように感じてならない。持ち味である泥臭い熱血さは健在であり、物語自体もおもしろいので、余計に物語の進行の遅さが気になった。セシリーとルークの交流は、やはり微笑ましくてよかった。 今回はリサに関する重大な真相が明かされた。そして『“共に”失っていきましょう』と意味深な言葉の意味は、ルークも……というわけか。 ベストイラストは、245頁のセシリーとルーク。 5/10点
読了日:06月11日 著者:三浦 勇雄
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■青春ラリアット!! (電撃文庫)
これはおもしろかった。ギャグ混じりで進む軽妙な文章と、最初から最後まで勢いのあるストーリーが、読んでいてとても楽しかった。すさまじい毒舌家な瑞希と、姑息亭チキンこと宮本のやり取りがおもしろい。もちろん瑞希が想いを寄せる月島を前にして、舞い上がってしまう様子もかわいくておもしろい。恋愛と友情という青春の代名詞とも言えるそれらを、十全に描けていた。クライマックスには、月島の熱く激しい想いに胸が打たれた。 しかしこれ、一冊でしっかり完成されていて……2巻以降どう続けていくつもりなのだろう?
読了日:06月07日 著者:蝉川 タカマル
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■マリア様がみてる キラキラまわる (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
遊園地デートのリベンジに挑む祐巳と祥子さま、オマケの祐麒と柏木さん、便乗組も合わせて12人が遊園地に集結。最初はどこか暗雲立ち込めるピリピリした状況だったが、そんなムードも徐々に収まって、最後には皆で笑っているのがよかった。マリみてはキャラクターの楽しい感情が読者にそのまま伝わってくるのが好き。遊園地に集結した12人が、それぞれくっついたり離れたりしながら、時には「どういう組み合わせ?」というような感じになりながら過ごしていく様子が楽しげだった。
読了日:06月07日 著者:今野 緒雪
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■吉永さん家のガーゴイル (ファミ通文庫)
軽快なテンポでギャグ混じりに進むストーリーに、要所要所でシリアスが光る。とてもライトノベルらしい作品で、楽しく読むことができた。ガーゴイルが吉永家の一員として彼らに関わっていく中で、少しずつ考え方などが変わっていく様子がよかった。個人的には、「佐々尾さん家の~」のラスト、ガーゴイルと狛犬のやり取りが印象に残った。 ……ところで兎轉舎のお姉さんの名前が口絵に書いてあったのは……どうかと思う。 ベストイラストは、85頁のガーゴイル。 7/10点
読了日:06月06日 著者:田口 仙年堂
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■子ひつじは迷わない   泳ぐひつじが3びき   (角川スニーカー文庫)
玩具堂、という作者の名に恥じぬ、まるで玩具箱のような作品である。基本構成は、迷わない子ひつじの会に持ち込まれた相談をツンダラ娘こと仙波が、不本意ながら解決していくというもの。ミステリーというよりかは、パズルのような感覚の作品。どんな深刻そうな相談でも、真相は案外ほのぼのしていたことが多かったりするのもこの作品の魅力。 プールのお話では、純粋にキャラクターたちのかわいさを感じられてよかった。宮野先輩の、イラストはないくせに存在感だけはある感じが好き。個人的に、三毛状態の桃子さんにグッと来た。
読了日:06月05日 著者:玩具堂
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■ロザリオとバンパイア season2 9 (ジャンプコミックス)
season2も9巻目にして、やっっっっっっっっと胡夢ちゃんが表紙だ! しかも超かわいい! 中身も胡夢ちゃんが大活躍! 恋するサキュバスかわいい! ストーリーは萌香の姉である亞愛が現れたことで、急展開。御伽の国編も佳境へと突入し、シリアスな展開へと移っていく。しかし合間合間には小気味良い掛け合いやギャグが入るあたり、疲れずに楽しく読めるのがいい。色々喪失した(かと思った)胡夢ちゃん、かわいかった。あと、名前に色が入っているだけあり、やはりあのロリコ……もとい、宮本灰次もメインキャラ扱いの様子。
読了日:06月04日 著者:池田晃久
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■ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)
〈ふうせんかずら〉の介入のない、平和な文研部の日常を描いた短編集。番外編らしい力の抜けた感じと、しかしこの作品らしい青春の一ページを感じさせてくれる一冊。 1巻で話題に出た教員同士の恋愛をスクープした話や唯の初デートの話の他、春を迎えた文研部に新入部員がやってくるお話(書き下ろし)も収録。太一と稲葉んはもうすっかりラブラブなカップルに。春になり皆が少しずつ変わった文研部+α。再び忍びよる不吉な影に、今度はどう立ち向かうのか。そして恋愛マスター・藤島の完全復活はいつになるのか。
読了日:06月02日 著者:庵田 定夏
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■ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc7 (ファミ通文庫)
超ばかでかい大風呂敷を広げて、しかもちゃんと話としてまとまっているのが凄い。複雑な物語の理解と、主人公の武紀の思考にはやや苦しいものもあるのだが、総じてやはりおもしろい。特に今回は、裏のヒロインともいえる高橋さんが無双状態。武紀が何故かやって来てしまった世界では恋人同士で、今までの高橋さんとは違う高橋さんとはいえ、遂にデレ期到来! 更に2巻以降はちょっと影が薄かった佐崎も、再び話に絡みだす。ゲームヒロインに負けるな、現実(リアル)ヒロイン!
読了日:05月31日 著者:田尾 典丈
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■自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
戦争バカな高校生の巻き起こす、波乱万丈なドタバタ学園ラブコメディ。 今回も楽しい短編集だった。「すれ違いの~」は教師の暴走がおもしろい一話。とことん悪役らしい悪役が一人で自滅する姿はどこまでもマヌケでおもしろい。「大迷惑の~」は普通に青春の一コマっぽくもあり、やはりフルメタらしくもあり。球技大会の宗介は、平和そうで何よりである。「雄弁な~」はまさかの教師の恋愛話。これは甘い。「猫と仔猫の~」はテッサとマオの関係を描いた短編。短編なので駆け足な印象はあったが、いい話だった。
読了日:05月30日 著者:賀東 招二
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■涼宮ハルヒの驚愕(後) (角川スニーカー文庫 168-11)
まさに驚愕の物語であった。分裂&驚愕(前)の伏線をしっかり回収。いやあ、おもしろかった。分裂した物語が一つに収束するところが、一番の見所。伏線だらけで停滞していた物語が、あそこから一気に動き出した印象。後半はジェットコースターの如くの怒濤の展開であった。キョンは過去どころか未来にまで行ってしまうし。心暖まるSOS団のエピソードもあり。果たしてキョンが選んだものはなんだったのだろうかね。 伏線回収の巻ではあったがこの巻でも更に伏線が張られ、今後の展開にも期待がかかる。
読了日:05月29日 著者:谷川 流
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■涼宮ハルヒの驚愕(前) (角川スニーカー文庫 168-10)
四年間の沈黙を破り、遂に登場した「驚愕」。すべては後編のためというわけか、伏線まみれで物語はほとんど動かず。 αは新入団員一年生をめぐる物語であり、空気も柔らかく読みやすい。新キャラであるヤスミはSOS団にどう関わっていくのか……。 対するβはシリアスな雰囲気であり、ストーリー展開的にはこちらの方がおもしろい。やや回りくどさや理屈っぽさは感じるものの、次々波乱の巻起こる展開は、読んでいて楽しい。 二つの分裂した物語はそれぞれ空気がまったく違い、飽きずに読めるのがいい。
読了日:05月28日 著者:谷川 流
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■涼宮ハルヒの憂鬱 (14) (角川コミックス・エース 115-16)
原作でいう「涼宮ハルヒの陰謀」の前半部分にあたる。八日後からやって来た何も知らないみくるちゃんと、同じく何も知らないキョンの奮闘記。 いやぁ、みくるちゃん&長門がかわいいんで他のことはどうでもよくなってくるね。いや、どうでもよくないか。とりあえずかわいかったのは、27頁のふくれたみくるちゃん、36頁のエプロン長門。みくるちゃんと長門の関係性がいいなあ。絡みが少ないだけに、印象的。 7/10点
読了日:05月25日 著者:ツガノ ガク
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■僕は友達が少ない 6 (MF文庫 J)
TVアニメ化決定でますます調子に乗る残念ワールド。今回は学園祭の出し物や、小鳩の誕生日パーティーのお話がメイン。相変わらず前回の引きは何も波乱を起こさず。 「一回目」のエピソードでの星奈と夜空が印象的だった。誕生日パーティーの小鳩は、かわいいなあ~。幸せそうでよかったねえ。 とにかくキャラクターがみんなかわいいのに、とにかくみんな残念。その残念さがおもしろくもあり(星奈)、かわいくもあり(小鳩)、普通に残念なこともあり(理科)。理科……言動はかわいいのに……ルックスがコロコロ変わりすぎててついていけねえよ
読了日:05月24日 著者:平坂読
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■僕は友達が少ない2 (MFコミックス アライブシリーズ)
原作1巻のラストまで収録ということで、残念ながらマリア、理科の登場はお預け。幸村も若干控えめ。その代わり小鳩がようやく登場。 キャラクターたちが表情豊かで、生き生きと描かれている。演出の工夫が凝っているために、原作読者でも楽しんで読めるのがいい。 今回一番の衝撃は「聖剣のブラックスター」じゃないかなと。なんつーか、刀鍛冶ほぼそのまんまだし! 問題のエロシーンも見事にビジュアル化に成功! グッジョブ! そしてエロシーンに照れる夜空かわいいわ~。 8/10点
読了日:05月24日 著者:いたち
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■バッカーノ!1934 娑婆編―Alice In Jails (電撃文庫)
「獄中編」のアルカトラズでの出来事と同時期に、シカゴの街で起こった事件の顛末を描く。そして「獄中編」「裟婆編」二つの物語は、「完結編」へと続いていく。 一筋縄にいかない連中が集まりすぎてて、あまりにも予測不能。「完結編」で無事に話がまとまるのか、ただただ続きが気になる。アイザックとミリアの掛け合いはなかったが、代わりに今回から登場するDD新聞社副社長とキャロルのやり取りが気に入った。なにこの二人。素敵。
読了日:05月23日 著者:成田 良悟
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■マリア様がみてる 薔薇の花かんむり (コバルト文庫 こ 7-55)
「三年生を送る会」及び「薔薇さまお別れ会」のお話。祐巳と瞳子が遂に姉妹に。もう心はすっかり繋がっていた二人だけれど、ロザリオの授受を果たすことでやっと一区切り。姉妹になったばかりだというのに、もうすっかり互いを信頼しあって、ずっしりしてるなあ。 山百合会は行事なんかで忙しくしている時でも、それでも楽しそうに作業しているのが良い。久しぶりに登場した三奈子さまには、やっぱりイラッとした。リリアンかわら版のことを大切にしてるだけなんだけどね。最後のダンスのシーンも美しくて楽しそうで、よかったなあ。
読了日:05月21日 著者:今野 緒雪
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■ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
やっぱり感想を書くのが難しいというか……とりとめもないような作品だったなあ。とりあえず読了後の喪失感がすごい。 ワタナベトオルを中心にした登場人物たちは、それぞれ大なり小なり自分の考えを持ちながら生きている。苦しみながら、迷いながらも、生きている。 しかし個人的にはあまり好きな作品ではなかった。そして読む前に想像していたものよりも、よっぽど俗っぽい内容でもあった。 7/10点
読了日:05月21日 著者:村上 春樹
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■オニデレ 11 (少年サンデーコミックス)
祝!オニデレ完結! オールスター登場・正とサヤの大きすぎる愛情でいっぱいの、素晴らしい最終巻。 シリアスなシーンにはとても感動したし、しっかりと挟まれるギャグもおもしろい。いきなり出てきて全国の県王、カオスすぎだろ。しかし山形王はかわいい。ここまで読んできたからこそ、正とサヤを見守ってきたことを知っているからこそ、モモの言葉にはすごくすごく感動した。オニデレ史に残る名シーンだった。モモ超かわいい!
読了日:05月19日 著者:クリスタルな 洋介
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■オニデレ 10 (少年サンデーコミックス)
サヤとサキの正争奪戦線も遂に佳境へ。更にはサヤの従姉妹のアンヘリッテにより鬼頭衆が幼女にされてしまったりと……相も変わらず予想の斜め上を行く超展開。 幼女祭開催のお知らせ。ユナ、モモかわいすぎだろ~。小ちゃいユナさん、破壊力抜群すぎるというか……無邪気な感じがいつもと違って素直にかわいく思えるのです。 もちろんいつもの正&サヤのラブラブ展開もあり。でも今回はサヤとサキとの一件が印象的。いやあ、正少年は本当に想われているなあ。 いよいよ次巻で完結。最終巻は……この巻と同時発売! 7/10点
読了日:05月19日 著者:クリスタルな 洋介
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■ハヤテのごとく! 28 (少年サンデーコミックス)
同人誌即売会での一件により、ナギお嬢様のやる気はひとまず戻った。一方アパート入居者も順調に増え、またまた波乱の展開の予感? ナギのライバルになるかもしれない存在・ルカの正体も、遂に明かされた。ある意味立場のまるで違う二人であるが、今後彼女らの運命がどのように交わっていくのか見物である。ナギの漫画道と平行して進んでいるアパート生活では、訳アリ幼女と生徒会長が入居。
読了日:05月18日 著者:畑 健二郎
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■ラノベ部 (MF文庫J)
ライトノベルを読むだけの部活・軽小説部(ラノベ部)に所属する個性豊かなキャラクターたちが織りなす日常コメディ。 ラノベ初心者のためのラノベの入り口という感じで、平坂さんのラノベ愛が詰まっている。台詞が主体のため文章のテンポがよく、まさに普段読書をしない人が読書を始めるための一冊といえるだろう。ただ、ラノベ初心者用なのにディープなネタも扱っているあたりは、自己矛盾をはらんでいる気がしないでもない。……まぁ、私自身のようにどっぷりラノベの道に浸かってしまった者にとっては、ちょっとぬるすぎる感もあった。
読了日:05月17日 著者:平坂 読
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■大正二十九年の乙女たち (メディアワークス文庫)
大正二十九年の逢坂にて、ある猟奇的な事件が次々に発生する。そんな事件に、逢坂女子美術専門学校に通う四人の乙女たちが巻き込まれてしまう話。 大正二十九年・逢坂、という設定は、幻の時代の幻の大阪の物語、ということみたい。四人の乙女それぞれの視点で描かれる物語は、彼女ら一人一人の内に秘める想いが伝わってきた。事件の真相はやや荒唐無稽な感じがあったが、ミステリは主題ではないので、これでいいのだろう。この物語の真髄は、猟奇的事件を通じて乙女たちが得たものの凝縮されたラストにこそあると思う。
読了日:05月16日 著者:牧野 修
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■アトリウムの恋人 (電撃文庫)
東京と重なるようにして存在する、データで構成された仮想世界「東京スフィア」を舞台にした物語。今までの土橋作品とは違ってゲーム的な要素は無く、ブラックな要素もセクハラ要素も控えめ。土橋さんらしさは残っているとはいえ、今までの土橋作品のファンが読むとちょっと肩透かしを食らうかも。 物語の設定……主人公たちの背景などが明かされるタイミングが少々遅く、物語の全体像を把握するのが難しかった。マドカ以外の捕獲計画に参加したストライカーたちの扱いも雑に感じた。 ベストイラストは、183頁の悠羽美。 5/10点
読了日:05月15日 著者:土橋 真二郎
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■高校球児 ザワさん 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
高校野球部の唯一の女子部員、都澤理紗(ザワさん)の日常を描く。 しかしこの作品の本質的なテーマは、野球そのものにはない。この作品は、男子に混じって野球をするザワさんの姿に、フェティシズムを感じる漫画である。野球に関しては真面目で隙の無いザワさんだが、それ以外の日常生活では割りと隙だらけ。そんなザワさんの隙が可愛い。それからザワさんだけでなく、ザワさんと仲のいい男子たちも意外とかわいい。笑えるギャグがあるわけでも、緻密な構成のストーリーであるわけでもない地味な作品だが、読めば見事に魅せられる。 6/10点
読了日:05月13日 著者:三島 衛里子
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■俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈8〉 (電撃文庫)
京介と黒猫が恋人同士となり、青春を謳歌する話。そして京介の土下座祭。この一冊だけで、女の子相手に(しかも大半が年下)幾度土下座をしたことか……。 予てより黒猫エンド否定派(本命麻奈実、対抗桐乃、大穴あやせ)としてここまで読んできたのだが、落としどころとしてはいいところに落ち着けた感じ。今回は京介が妹のために突っ走ってガーッ!と状況をひっくり返すいつものパターンとは違ったのでラスト付近の疾走感はあまり感じられなかったが……しかし桐乃対黒猫闘争はなかなか。京介の妹がこんなに可愛いわけがない。
読了日:05月12日 著者:伏見 つかさ
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■図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
前回よりもラブコメ成分を大幅に増してお届けする図書館内乱。もちろん恋愛だけでなく、本を守るための図書隊の戦いも良い。敵対する相手から不条理なことで攻撃されるシーンなどは、読んでいるこちらも腹が立つ。それだけに、その後にだいたい挟まれる郁&堂上コンビのやり取りには、ニヤニヤ&癒されるな~。「戦争」でも郁の懸念していた両親襲来問題の件では、父親の姿が印象的。こういうパターンでは、大概父親がカッコよく描かれるよね。 そして「内乱」のラストでは、郁と堂上の関係が変わってきそうな展開も。次回も楽しみだ。 7/10点
読了日:05月11日 著者:有川 浩
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■本気になれない二死満塁?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
フルメタ短編集第二弾。やっぱり俺はこっちの方が好きだな~、と。戦争バカの相良宗介が平和な日本の世界で暮らしているというだけで、ここまでの騒動がいくつもいくつも発生してしまうのだからすごいものだ。短編集であり全編コメディなので、アクションシーンすらも笑いながら楽しめるのがいいね。今回お気に入りのエピソードは、ラグビー部の話。これはとにかくぶっ飛んでいる。「一途な~」は純粋な恋愛ストーリー。フルメタでこういうのをやられると、逆に困る。 ベストイラストは、163頁のラグビー部員と宗介とかなめ。 7/10点
読了日:05月08日 著者:賀東 招二
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■マリア様がみてる フレームオブマインド (コバルト文庫)
マリみてシリーズ30冊目の節目の巻にて、初めて蔦子さんが表紙を飾ってくれました。今回は三度目の短編集であり、収録作品数はなんと9作品。のりしろ部分である「フレーム オブ マインド」とあとがきも入れると、驚愕の20作品収録。もくじがすごいことに……。 個人的に気になった作品は「四月のデジャブ」「不器用姫」「温室の妖精」。それから「フレーム オブ マインド」も。特に不器用姫はすごく印象的。とても胸を締め付けられる哀しい物語。救いのある話の多いマリみてでは珍しい、リアルに息苦しくなるタイプの話だった。
読了日:05月08日 著者:今野 緒雪
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■サクラダリセット5 ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)
短編集を一冊挟んで、後半がスタート。前半が相麻を生き返らせるための物語とするならば、後半は相麻が生き返ってでも成し遂げたかった、ある目的のための物語……といったところか。とりあえず今巻は、ケイと春埼が相麻を咲良田の街から出しても大丈夫なのかという実験をするため、ある能力者の生み出した「夢の世界」へと赴くお話。物語の本編である、ミチルのことよりも印象的だったのは、春埼のこと。夢の世界で自分自身と向き合わされた結果、やっと辿り着くことができた結論も、リセットの影響により無かったことに。
読了日:05月07日 著者:河野 裕
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■羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)
日本から独立し自らの国を建国しようと考える羽月莉音が、幼なじみたちを巻き込んで資金稼ぎをする話。建国のためにはまずは資金が必要なため、まだしばらくは資金繰りの話っぽい。タイトル通りの“帝国”が具体性を帯び始めるのは、もう少し先の話になりそう? ライトノベルには珍しい企業だの株式だのといったものを扱い、出てくる金額の単位もかなりのもの。しかし物事がすべてトントン拍子に進んでいくあたりが気になるし、現実的なテーマに対して、キャラクターがほとんど現実味がなさすぎる。莉音はともかく、沙織(美貌)と柚(頭脳)が……
読了日:05月04日 著者:至道 流星
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■侵略!イカ娘 9 (少年チャンピオン・コミックス)
穴の話、焼肉の話、寒い話、がお気に入り。かなり楽しんで読んでいるんだけれど、振り返ってみると取り立てておもしろい話ってそのくらいなんだよな。不思議。とりあえず穴の話の3バカのリアクションはすごくおもしろかった。そして161頁の汗だくのシンディーがなんかエロくて素敵。そして8頁の照れるシンディーがとてもかわいくて素敵。あれあれ、なんかシンディーがどんどんかわいく思えてくるよ? そういえば前回栄子は英語のTシャツを破ってしまったのに、なぜか元に戻っているなあ。 6/10点
読了日:05月02日 著者:安部 真弘
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■めだかボックス 10 (ジャンプコミックス)
生徒会戦挙、会計戦及び副会長戦。会計戦は怒江ちゃん。めだかボックスにしては珍しいハートフルな展開。こういう話大好きです。怒江ちゃんかわいいよ、ヤンデレだけど。副会長戦は蛾々丸くん。副会長戦に現生徒会側から誰が出てくるのかと思いきや……お前かい。そしてついに括弧つけずに喋りだした球磨川。徐々にキャラクターが崩れていき、ついに本音を語りだした球磨川。括弧つけてた頃とはまた違った意味で不気味な球磨川だが……会長戦に出馬するのは球磨川ではなく不知火ではないか。え、どうなんの? そしてカバー裏がお気に入り。
読了日:05月02日 著者:暁月 あきら
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■蒼海ガールズ! (GA文庫)
男子禁制の船の中で、唯一の男が周囲にバレないように女装して船員として暮らしていく……要するに男の娘モノ。男の娘モノにありがちなドタバタお色気騒動をしっかりと押さえつつも、物語本編もしっかり厚みのある内容だった。まぁ、少々……恋愛的な要素を安売りしすぎな感はあるが。船がキーポイントとなる作品だけあって、船同士の戦闘シーンはなかなか読み応えがあった。それにしても……なぜキャラクター紹介欄にロビンがいないのだっ! ベストイラストは、103頁のシューフェンとラヤ。 6/10点
読了日:05月01日 著者:白鳥 士郎
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■先輩とぼく (電撃文庫)
宇宙人のちょっとした手違いにより、身体と中身の入れ替わってしまった先輩とぼくの日常を描くコメディ。 こんなん……おもしろいに決まってるじゃねえか! 男女入れ替わりものというのは、記憶喪失と並んで使い古された手法と言えるであろう。しかしこの作品では、男女入れ替わりの利点を120%引き出している。主にはじめ君の功績で。物語は全体的にまとまりがなく、やりたい放題やっている印象があったが……最後にそれまでの出来事が一つにまとまっていくことで、見事に物語が引き締まった。
読了日:04月30日 著者:沖田 雅
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■ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
なんというか、感想を言葉で表現するのが難しい感じ。んー、とりあえず下巻を読んでからでないと、まとめられないな。 話のメインは“僕”と直子の二人の物語になるのであろうが、その脇を固めるレイコさんやら突撃隊やら永沢さんやら小林緑やらといった人物たちが、それぞれ端役にも厚みがあって好印象。人生を生きているのは“僕”と直子だけではないのだ、という感じ。彼らとは交わったり交わらなかったりしながら、“僕”は生きている。そしてその“僕”の中心に……直子がいる。つまり、そんな感じかしらと。 7/10点
読了日:04月29日 著者:村上 春樹
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■図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)
待ちに待った図書館戦争の文庫化。『メディア良化法』の成立により、行き過ぎた検閲が書籍に対して行われるようになった日本。そんなメディア良化法の魔の手から書籍を守るように存在する組織・図書隊に入隊した一人の女の物語。 この作品が描かれたのは2006年だが、時が流れて文庫化となった現在では現実に某都条例が世間を騒がせていたりと、まるで時事ネタ小説を読んでいるかのよう。読書の自由が奪われる辛さや悔しさ、憤りがとにかくよく伝わってくる。
読了日:04月26日 著者:有川 浩
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■先生と僕② ―夏目漱石を囲む人々― (MFコミックス フラッパーシリーズ)
文豪・夏目漱石こと夏目金之助の人となりを、史実に基づいて紹介する四コマ漫画。前巻では、“夏目漱石を囲む人々”を扱ったネタも多かったが、今回は1巻まるごとほぼ夏目漱石のみ。五高時代、倫敦(ロンドン)留学時代、帰朝後『吾輩は猫である』を書き、朝日新聞と契約するまでを時系列に沿って描く。やはり漱石のエピソードを語る上で、親友である子規の存在は大きいなと感じる。 弟子たちに心から愛され、そして弟子たちを心から愛した漱石の、一人の人間としての魅力が伝わってくる。
読了日:04月26日 著者:香日 ゆら
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■テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
古代ローマの浴場技師・ルシウスの、ローマと日本を繋ぐ風呂コメディ第3巻。今回は温泉街をテーマにしたりと、スケールもますます大きくなっていった。さすがに街一つ分のカルチャーショックがあるだけに、ルシウスの反応も常より激しい。特に食べ物関連へのリアクションは素晴らしい。そして注目すべきは、ついにルシウスが古代ローマの風呂文化を、現代日本へと伝えたこと。日本の文化を真似るだけでなく、キチンと自らの発想力も持ってたんだね、ルシウス。ローマ文化が伝わっていたことを知ったルシウスが、心の底から嬉しそうで微笑ましい。
読了日:04月25日 著者:ヤマザキマリ
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■ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)
こんなの絶対おかしいよ。 狂者の書いたミステリというだけあり(状況設定)、なかなかに一筋縄にはいかない作品だった。……一筋縄どころか、つかみ所すら無い。すごかったな。徐々に明らかにされる真相、そして明らかにされては覆されていく事実。いつの間にやら頭の中がこんがらがってきてしまい、前後不覚に陥ってしまう感覚。 それにしても読むのに大分時間がかかってしまったなあ。それでも、上巻よりも読みやすさはあった。 8/10点
読了日:04月24日 著者:夢野 久作
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■うみねこのなく頃に散 Episode5:End of the golden witch(1) (ガンガンコミックスJOKER)
うみねこの世界もいよいよ解答編に突入。……が、原作未プレイ、アニメ未視聴、うみねこはコミックスのみの私にとっては、ちょっと理解が追いつかない感じ。なんだあのベアトは!? Episode4で、一体何があったというのだ!? とりあえず夏妃かわいいよ夏妃。でもなんか蔵臼もかわいいよ。朱志香一家全員かわいくね!? ……それにしても、また盤上に新たな駒が増えてしまった。これは今までのエピソードとはまた違った展開が巻き起こりそう? 6/10点
読了日:04月24日 著者:竜騎士07
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■うみねこのなく頃に Episode4:Alliance of the golden witch(4) (ガンガンコミックスONLINE)
なんだかよくわからなくなってきた。いや、最初からあまりよくわからなかったんだけど、更にわけがわからなくなったというか。もうキャラクター増えすぎてて、魔女側の連中は個別に識別できなくなってきたというか。とりあえずわかるのは、魔女は自分勝手な人たちばかりだね。Ep1~3に比べれば進歩してきているとはいえ、まだまだ魔女を倒すには到れない。つーかガァプとの戦闘中の譲治がイケメンすぎた。 ……てか、縁寿全然出てこねえ。 6/10点
読了日:04月23日 著者:竜騎士07
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■うみねこのなく頃に Episode3:Banquet of the golden witch(4) (ガンガンコミックスJOKER)
ベアトリーチェの改心と成長の、がんばり物語。感動的なシーンが多く、楽しめた。一方で残酷なシーンも数多くありはしたが、ひどい時に比べれば、まぁ……。残酷なシーンでの惨さは、ひぐらしの比ではないな。そういうシーンがあるからこそ、美しいシーンが映えるんだなあ。 そして似非魔女と戦人の戦いの結末や如何に……? もはや予測すら不可能な領域に入りつつあるが、これでまだ魔女に屈服しない戦人すげーな。 8/10点
読了日:04月23日 著者:竜騎士07
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■侵略!イカ娘 8 (少年チャンピオン・コミックス)
南風のおっさんの家に行く話、男装の話、英語の話がおもしろかったな。南風のおっさんは基本的にハズレがない。鮎美ちゃんもかわいいし。あれ、南風意外と高スペック? トナカイ早苗、メインメンバーの浴衣姿、男装渚ちゃん、私服姿のシンディー(眼鏡!)などなど、見て楽しいものも盛りだくさん。漫画と漫画の間の1コマだけのオマケもけっこう好き。結局お面を買ったらしい早苗とか“一応”渚ちゃんとか。 7/10点
読了日:04月23日 著者:安部 真弘
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■ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編(7) (ガンガンコミックスJOKER)
48時間作戦も佳境に突入し、物語は裏山決戦へと進む。名シーンのオンパレードともいえる祭囃し編であるが、この巻には、鷹野の富竹尋問、沙都子対雲雀13、散弾銃の辰、イリーのメイド談義、詩音と悟史の再会、封鎖戦突破……などなど見所満載。特にクールな雲雀13は、余すところなく堪能できました。そして詩音と悟史の再会のシーンは、やはり感動的。いいなあ、この時の詩音の表情、好きだなあ。素晴らしいよ。もちろん迫力満点な辰由もかっこよかったね。いや、むしろ怖かったね。 8/10点
読了日:04月22日 著者:竜騎士07
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■侵略!イカ娘 7 (少年チャンピオン・コミックス)
間違い探しの話、清美を家につれてく話、壊れないゲームの話、がお気に入り。 イカちゃんの初めての対等なお友達、清美が初登場。とてもかわいくて、いいキャラクターなので、もっとイカちゃんと一緒に遊んであげてほしいでゲソ。40頁の栄子は、あれはあれでかわいいけど……やはり普段の栄子の方が良いなあ。そして清美の相沢家来訪の話は……なんとも後味の悪い話になってしまった……。気持ちは分かるが、なぜあんな怖い顔になった千鶴。でも今巻でいちばん笑ったのは、末期なマーティン。 8/10点
読了日:04月21日 著者:安部 真弘
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■海がきこえる (徳間文庫)
長門有希の100冊、遠し番号99番。どうやらジブリでアニメ化されたらしいぞ、と購入後にググって判明。 残念ながらおもしろさが伝わらず。ストーリーらしいストーリーがなくて盛り上がりに欠けたのと、個人的に“雰囲気で魅せる”タイプの作品が苦手だったためかと思われ。なんだろう、狭い視野の中で必死に生きていた思春期の高校生たちの、振り返ってみるとわけのわからなかった生態を描きたかった、のかな。 高知を舞台にしているため台詞がなまっており、序盤は読むのに苦労した。すぐに慣れた。 ベストイラストは、240頁の拓と知沙。
読了日:04月17日 著者:氷室 冴子
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■プロメテウスの乙女 (角川文庫 (5882))
軍国主義一色となった日本で、体内に爆弾を埋めた三人の女性テロリストが首相を狙う話。 ……で?っていう。軍国主義を描いた作品ということで、それに対して感じるものはいくらかあったが、物語としては微妙。結局女性教師は、最後までいてもいなくても良かったような立ち位置だったし。それから、人が死にすぎというか。最終的にどうしようもないバッドエンドというか。 5/10点
読了日:04月16日 著者:赤川 次郎
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■生徒会役員共(5) (少年マガジンコミックス)
相変わらずな生徒会役員共。基本下ネタ、時々普通ネタ。スズに時々癒される。 ネタもおもしろいし、絵もかわいらしい。下ネタ漫画なので読み手を選ぶとはいえ、なかなかレベルの高い作品。 たまに出てくるコトミの厨二設定が好き。「もしや、もう一人の『私』が何か?」 新キャラは他校の生徒会長、魚見さん。若干畑さんとキャラが被っていて(主に表情が)、他校の生徒という立ち位置からも、今後の活躍は……? しかしシノと仲良くなったことで、いろいろ展開がありそう。 8/10点
読了日:04月15日 著者:氏家 卜全
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■さよなら絶望先生(25) (少年マガジンコミックス)
七五三の話、焼き芋屋を追いかける話、悪平等の話、さ部の話、七草の話、がおもしろかった。今回はなかなか楽しめた作品が多かった。 「無病息災少女 なな☆くさ!」は良いね。ちゃんと萌えキャラ。 カバー裏のネタは……切ね。 そして今回の紙ブログは……3.11について。久米田論では東京は大丈夫らしい。 遅くなりましたが、250回おめでとうございます。 7/10点
読了日:04月15日 著者:久米田 康治
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■ぷりるん。―特殊相対性幸福論序説 (一迅社文庫)
最初はあまりおもしろくないというか、主体性の無い主人公にやたら自分勝手な登場人物ばかりが出てきて楽しめずにいたのだが……後半は一気に引き込まれた。平穏な日常を送っていた主人公の、どこからか周囲との歯車が噛み合わなくなってしまったことによる絶望への転落と、そこからの再生がうまく描かれている。最後は、あまり出番のなかった“ぷりるん”にやっとスポットライトが当てられて、良い形でまとまった。非常に完成度の高い作品。おもしろい。 ベストイラストは、269頁のぷりるん。 9/10点
読了日:04月14日 著者:十文字 青
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■疾るワン・ナイト・スタンド―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
《ミスリル》の美少女艦長テッサがメインとなるお話。今回は舞台が東京ということもあり、前回よりかは幾分かスケールが小さく見えてしまう、かも。逃走劇を期待していたのだが、逃走自体は物語半ばで終わってしまい、少し残念。とはいえハードアクションなストーリーの魅力は素晴らしいし、時折挟まれるコメディ部分もおもしろい(というかコメディ部分のがおもしろい?)。人質引き渡しシーンでの宗介の選択について、もう少しかなめとテッサの心理を細かく描いて欲しかったような。 ベストイラストは、93頁のテッサ。 6/10点
読了日:04月13日 著者:賀東 招二
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■マリア様がみてる−あなたを探しに (コバルト文庫)
宝探し大会の優勝者三名に贈られた賞品である、次期薔薇さまたちの半日デートを描いた一冊。 長きに渡った瞳子との妹問題も遂に解決。とはいえ、ここまで引っ張ったのに、最後は割合あっさりしているなあ、とも。瞳子の境遇に関しては、既に前巻以前に語られているわけだけど。もちろん紅薔薇だけでなく、やっぱり黄薔薇も良かった。由乃とちさとさんの関係性とか、今回のデートとか、けっこう良かった。デートとは関係ないけど、由乃キラーな菜々も良かった。 ベストイラストは、21頁の真美さん。つーか表紙の瞳子の目が死んでる。 6/10点
読了日:04月12日 著者:今野 緒雪
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■ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)
時間をテーマにした、SFボーイミーツガール短編集。 個人的には、「おおきくなあれ」「出席番号0番」「むかし、爆弾がおちてきて」が好み。表題作の「ある日、爆弾がおちてきて」は会話主体でテンポよく進む。最後には切ないラストが待っていて、良かった。「おおきくなあれ」はコミカルなお話で、おもしろかった。全体的になかなか楽しんで読むことができたが、短編集だからか一編ごとの掘り下げが浅かったのが、少々気になったかな。その分、多く話が読めた点は良かった。 ベストイラストは、233頁の原ミチ。 7/10点
読了日:04月11日 著者:古橋 秀之
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■キノの旅 14―the Beautiful World (電撃文庫 し 8-33)
「開運の国」「亡国の国」「差別をする国」がお気に入り。今回はいつもの通りの皮肉な作品に加えて、「呟きの国」や「規制の国」のような時事ネタもあったり。ただ、呟きの国は“呟き”である必要はあったのかなとは思った。わずか数ページで終わってしまう話もいくつかあり、読みやすい。そして今回のあとがきは……さすがにちょっとこれは迷走しているとしか思えない。あとがき作家も大変だなあ。 ベストイラストは、64-65頁の「開運の国」。 7/10点
読了日:04月10日 著者:時雨沢 恵一
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■ROOM NO.1301〈3〉同居人はロマンティック? (富士見ミステリー文庫)
この作品ってエピローグ以外ほとんどいらないんじゃないの? ってくらいに本編の中身はスカスカで、しかしエピローグがとてもおもしろい。これだから続きを読んでしまうんだよな。……というか、あの流れで次は窪塚姉妹編ですか。本編の進む速度が恐ろしくゆっくりで、且つ色んなヒロインとのストーリーを同時に進めてしまうものだから、一つ一つの出来事のインパクトが薄い。せっかく海に行っても、特に何かイベントが起きたわけでもなかったしなあ。……全体的に何もかもが薄っぺら。しかしそんな中で、唯一蛍子関連の話だけは惹かれた。
読了日:04月09日 著者:新井 輝
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■赤×ピンク (角川文庫)
檻の中に閉じ込められ、ただ目の前の相手と戦い続ける。非合法キャットファイトで働く、心に傷を抱えた少女たちの青春の物語。 これは素晴らしい作品。檻の中で助けを待つ少女、自分のやりたいことがわからない少女、そして女嫌いの少女。“少女”と“大人の女”との境目の微妙な時期を、ただひたすら不器用に戦いながら生きる彼女たちの生々しさが克明に伝わってきた。それぞれが心に抱えた傷を乗り越えて生きていこうとする姿には、感動した。一般的に青春小説と謳われる作品よりもずっと生々しいけれど、読み終えた後はすっきりする作品だった。
読了日:04月07日 著者:桜庭 一樹
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■ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
「狂人の書いた推理小説」とは、そういうことか。 序盤は良かったが、中盤から奇妙な感じになってくる。「キチガイ地獄外道祭文」のあたりは読みにくさを感じたが、それ以外は特別読みにくいとは思わなかった。これは下巻を読まないと、なんとも言えないなあ。 後半の脳髄の話などは、読んでいるうちにうっかり真実かと思ってしまいそうなリアリティがあった。 とりあえず今のところは、精神に異常はきたしていない。 6/10点
読了日:04月06日 著者:夢野 久作
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■心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)
死者の魂を見ることのできる斉藤八雲が、彼と同じ学校に通う小沢晴香の持ち込んでくる厄介事を解決していく話。 「心霊探偵」と題されてはいるが、ミステリ部分はしっかりしているため、楽しんで読めた。かといって心霊部分がおざなりなわけではなく、両者の共存がうまくいっている。登場人物の性格などのおもしろさもあるが、人物同士のやり取りもおもしろく、楽しめた。なかなか良かった。これは続刊も読みたい。 それにしても晴香は、トラブルメーカー体質というか…… 8/10点
読了日:04月04日 著者:神永 学
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■プシュケの涙 (電撃文庫)
夏休みに自殺した、一人の少女を巡る物語。 この構成はズルい。反則だ。哀しさで胸がものすごく締め付けられたような感じがして、とても息苦しい。とてつもないやりきれなさに包まれた。暗い絶望のトンネルの中にいた少女は、やっと明るい世界へ足を踏み出せそうになったところで、落とし穴に墜ちたのだ。 前半は単純なミステリに過ぎなかったのが、後半の物語のクライマックスで、一気に引き込まれた。この作品ばかりは、多くを語るよりも実際に読んでもらいたい。読めば分かる。
読了日:04月03日 著者:柴村 仁
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■放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)? (富士見ファンタジア文庫―フルメタル・パニック!)
紛争地帯で育った戦争バカの相良宗介が、平和な日本の学園で繰り広げるドタバタラブコメディ。 シリアスな本編とのギャップが……。個人的には「恋人はスペシャリスト」がおもしろかった。ロシアの民謡を歌いだしたり、プリクラを拳銃に貼ったり……徹底しているなあ。宗介本人は大真面目にやっているのに、ギャグになってしまう……。「テルマエ・ロマエ」のルシウスに通じるものがあるな。 こういうシリアスとギャグとの二面性がある作品は、おもしろい。 ベストイラストは、85頁のかなめと瑞樹。
読了日:04月03日 著者:賀東 招二
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■マリア様がみてる クリスクロス (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
バレンタインデーに開催された『次期薔薇さまのお宝探し大会』のお話。メインはもちろん宝探しの方なのだけれど、各姉妹のそれぞれのバレンタインのやり取りも描かれており、いろいろな姉妹がいるのねと感心した。それにしても乃梨子が物語の裏方として大活躍。そして最後の最後でとんでもないお預けが……。紅薔薇姉妹問題も、次でいよいよ決着……か? そういえばアニメ4期主題歌「地図散歩」は、この巻のお話のことを歌っていたのね。 ベストイラストは、153頁の瞳子。 7/10点
読了日:04月02日 著者:今野 緒雪
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■僕と先輩のマジカル・ライフ (角川文庫)
大学生になり一人暮らしの新生活を始めた井上快人が、先輩・長曽我部慎太郎や幼なじみ・川村春奈と共に不思議な事件に挑むミステリ作品。 最初表紙を見たときは、右の人が先輩なのかと思ったよ。読んだ印象としては、メディアワークス文庫を読んだような気分(大人のライトノベル)。軽快な語り口で描かれるため、読みやすくておもしろい。また、快人が解き明かした真相を、更に長曽我部先輩が訂正して真実を導き出すという構成もなかなかおもしろかった。長曽我部先輩の言動にイライラさせられることもあるが、総じて良いミステリ小説だった。
読了日:04月01日 著者:はやみね かおる
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■先生と僕① (―夏目漱石を囲む人々―)
夏目漱石とその周辺の人々にスポットライトを当てた文豪四コマ。残された書簡などを元にして、いろいろなテーマにそって(「漱石と正岡子規」とか、「学生時代の漱石」とか)漱石という人物の顔を描いていく。四コマのネタ一つ一つに解説がついており、非常に読み応えがある。漱石のことももちろんそうであるが、その周辺の人々のことも多く描かれているため、文学史的な知識もつく。笑いだけではなく、もちろん胸に迫る内容もある。個人的には、芥川と久米に宛てた手紙が印象的だった。
読了日:03月30日 著者:香日ゆら
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■レンタル・フルムーン〈1〉第1訓 恋愛は読みものです (電撃文庫)
これはおもしろいなあ、と素直に言える作品。ギャグ混じりにテンポよく進んでいき、シリアスな場面ではしっかりと読ませる。合間合間に挟み込まれるギャグはとても自然で、物語の邪魔をしていない。キャラクターも全体的にちょっと“残念”な人たちばかりで、おもしろいし微笑ましい。ちょっと腹のたつキャラクターが何人かいたのだけれど……ストーリーが進むにつれてそれぞれの悪い印象も解消された。いちばんかわいいのはクルンで、気に入ったのは藤崎かな。みんな残念だけど。すまきさんのイラストも可愛いし……あれ、完璧じゃないか。
読了日:03月29日 著者:瀬那 和章
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■小説家の作り方 (メディアワークス文庫)
駆け出しの小説家が、「この世で一番面白い小説」のアイデアがあるという女性に小説執筆指南をする話。 今回はそんなに驚く程の二段オチは無いのかしら……と思っていたら、やはり最後はやられたなあ。全体に散りばめられた小ネタが非常におもしろく、最後まで楽しんで読めた。いろいろと現実を超越しまくっているだけに正統派ミステリとはいえないけど、かなり上質な作品だと思う。 デビュー作から変わらぬスタイルを貫いてきているわけで、“野崎まど”が好きな人は安心して読める逸作。 9/10点
読了日:03月28日 著者:野崎 まど
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■神明解ろーどぐらす5 (MF文庫J)
急激な方向転換の末、ハッピーエンドで無事に完結。全体的に粗削りで雑な感じは否めないし、最終的には収拾のついていないハーレムエンドで終わったりと、やや不満は残るものの、物語としては非常によく出来ていたと思う。 東神楽という狂気の存在は、なかなかおもしろいものを感じた。何から何まで全てが東神楽が悪かったわけなんだけど……東神楽は自分をそういう性質に作ってしまった神様を怨んでもいいと思う。 とりあえず、下校・フォーエバー!
読了日:03月27日 著者:比嘉 智康
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■涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)
驚愕に備えて、四年越しの再読。 新学期を迎え今年度もあいかわらずのSOS団だったが、キョンの中学時代の同級生である佐々木の登場により、事態は一変する。 α、βとそれぞれ分裂した物語は、「驚愕」でどのように収束するのだろうか。αは新たな新入生の、そしてβは佐々木の物語といったところだろうか。おもしろい展開を辿っているのはもちろんβなのだが、SOS団の今後の在り方にも関わるαも気になるところ。新キャラ(異世界人?)の入団は、あるのか? ベストイラストは、143頁のみくるちゃん。 7/10点
読了日:03月26日 著者:谷川 流
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■ぱにぽに 1 (Gファンタジーコミックス)
これはなんというか……節操がないというか……波乱万丈? ネタのパターンや方向性が多種多様であり、あらゆる趣味の人にも対応できるギャグ漫画。個人的には、おもしろかったネタが半分と、ちょっと意味がよくわからないネタが半分と、といった印象。 キャラクターの数が半端なく多く、しかも紹介も特にないため、インパクトのあるキャラクター以外はなかなか覚えられない。まだあんまり定着してない出始めの時期から、髪型いじったりされたらドンドンこんがらがっていくわ……。
読了日:03月25日 著者:氷川 へきる
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■日常 (6) (角川コミックス・エース 181-7)
アニメ化でブレイク間近な予感の「日常」第6巻。今回の表紙はおとなしめかしら? 奨励賞受賞の話と射的の話と麻衣ちゃんが東雲研究所に行く話が好き。同じパターンの踏襲と新パターンの開拓の度合いが絶妙な具合。全体的にリアクションの表情が豊かで、かわいかったりおもしろかったりと、飽きない。そして中村先生がかわいすぎてたまらん。それから安中。こういう作品では仕方ないともいえるが、お気に入りキャラクターの出番がなかなか無かったりするのがちょっと残念。阪本さんもっと見たかったなあ。 7/10点
読了日:03月25日 著者:あらゐ けいいち
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■しゃばけ (新潮文庫)
体の弱い若だんなと、彼の周囲の妖怪たちによる大江戸人情推理帖。 “推理”とか言うもんだからてっきりミステリー作品なのかと思っていたのだが……どちらかというと、ファンタジーだなあ。いや、まぁ、確かに「日本ファンタジーノベル大賞優秀賞」とも書いてあるけど。物語も文章も、全体的に単調。妖怪を中心に、登場人物などのおもしろさはあったのだが、物語の展開自体は最後の下手人との対決以外は、あまり……。あっさりしています。 5/10点
読了日:03月23日 著者:畠中 恵
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■バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails (電撃文庫)
脱獄不可能といわれるアルカトラズ刑務所に収監された、訳ありの者たちの巻き起こすバカ騒ぎ。 今すぐ娑婆編が読みたくなるおもしろさ。分厚さを感じさせないテンポの良さや、ストーリーのおもしろさは一級品。刑務所に入れられたことで離ればなれになってしまったアイザックとミリアがいちばん印象的だった。この二人の過去がとにかく気になる。一方でシャーネがかわいかったよ。 とにかく何よりもまず娑婆編を読まなければ話にならない。早く手に入れなければ。 ベストイラストは、175頁のミリアとジャグジー。 9/10点
読了日:03月21日 著者:成田 良悟
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■ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))
複数の視点から描くことにより、徐々に物語の本質が見えてくる構成。人数が多い上に人物が交錯したりするものだから、登場人物を覚えるのが大変だった。しかし物語そのものはなかなかおもしろかった。 ……だが、ううん。タイトルになるほどにブギーポップの存在は重要だったのだろうか。構成の巧さであるとか物語そのもののおもしろさは認めるが、あとひとつ押しが足りない感じ。メッセージ性の薄さが、そう思わせるのかもしれない。世間で騒がれるほどの過ごさはあまり感じられなかった。 ベストイラストは、178頁の直子と田中。 6/10点
読了日:03月20日 著者:上遠野 浩平
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■ROOM NO.1301〈2〉同居人は×××ホリック? (富士見ミステリー文庫)
今回は隣に男性がいないと落ち着かないという体質の少女・冴子がヒロイン。の、わりに表紙には冴子の姿はないけれど。なんだろう、まだ全貌が見えてこないだけに、すごくエキセントリックな物語構成になってるんじゃなかろうかと感じる。 あとがきによれば三巻も冴子のエピソードのようだが……ならばなぜエピローグに蛍子の話を入れたのだろう? この蛍子のエピソード自体はかなり良いものなので、後々の展開でこのエピソードを生かしたストーリーになったら、おもしろくなると思う。
読了日:03月19日 著者:新井 輝
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■空をサカナが泳ぐ頃 (メディアワークス文庫)
ある日突然空を泳ぐサカナが見えるようになった中津藍が、それを消すために同じ境遇の人たちと交流し、奮闘する話。それだけ聞くとただのどたばたコメディにしか感じられず、実際この作品もどたばたコメディとしての要素が多分に含まれている。しかし藍が仲間と交流していくうちに気付いたものや、気付かせたことは、なかなか印象的だった。主人公と同じ年代の、若い人にオススメ。おもしろく軽快な文章で読者を惹き付け、読ませる部分はしっかりと読ませる作品。ただ、おもしろさを重視したような文章のため、若干の読みにくさや無理も感じられた。
読了日:03月17日 著者:浅葉 なつ
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■サバキの時間―地獄の斧と亡者の鎌 (角川スニーカー文庫)
遂にオルフェウスとの戦いも終わり、きれいに完結。とはいえその肝心のオルフェウスとの対決が……なんというか……大した手応えもなく、あっさり終わってしまったような。なんなら1巻の敵の方が強かったんじゃないのか、ってくらい。ラスボスらしく一度くらいはサバキを追い詰めるくらいはしてほしかったかなと。しかしクライマックスの法廷の場面は盛り上がったため、そこは良かった。もう少し綾香の不運要素をうまく話に盛り込めなかったのか? ベストイラストは、280-281頁のサバキと琴子。 6/10点
読了日:03月16日 著者:本保 智
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■マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
マリみてシリーズ初・祐巳視点のないお話。そして半分は瞳子視点で描かれており、彼女の重大な秘密もついに明かされた。紅薔薇……というか祐巳と瞳子にとってはかなり重要な一冊。 最後の最後、ただでさえ胸にグッと迫る展開だったのに加えて、「キャラが勝手に動いちゃって」作者の思惑を超えてしまった乃梨子に完全にやられてしまったよ。これで次巻以降どうなっていくのか、ますます気になってしまった。つーか山百合会の人たち、友情が厚すぎるだろー! ベストイラストは、187頁の瞳子。 8/10点
読了日:03月15日 著者:今野 緒雪
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■さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫)
前巻までが真冬の物語なら、今巻は直巳の物語。鈍感すぎる直巳が鈍感なりに自分と真冬の関係というものを見つめ直す話。 今回は合唱コンクールに体育祭、文化祭と楽しげな行事が盛りだくさん。しかもそれらの行事での出来事が全てつながって一冊の本として完成されているのだから、素晴らしい。相変わらず音楽関連の用語の登場は多くあるものの、解説がしっかりとされているため、音楽に疎くても楽しく読むことができた。 ベストイラストは、277頁の真冬。 8/10点
読了日:03月14日 著者:杉井 光
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■侵略!イカ娘 6 (少年チャンピオンコミックス)
カラーページ終わっていきなりジャックバウアーで笑った。感情移入してしまったてるてる坊主で笑った。3バカトリオが改造したラジコンで笑った。メイクしてもらったイカ娘で笑った。ラスボスに笑った。看板娘に笑った。そして全体的にイカちゃんと栄子がかわいい。なんか、元気をもらいました。おもしろかったです。 メイクの話と人形の話は、アニメの方が良かったかな。 7/10点
読了日:03月13日 著者:安部 真弘
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■大正野球娘。 5 (リュウコミックス)
鏖。 全編桜花会対朝霞中の野球の試合。桜花会メンバー全員にちゃんと見せ場があり、素晴らしい一冊だった。今までが今までである分、先の展開もまるで読めず、原作読者でも楽しく最後まで読むことができた。素晴らしい最後だった。戦略重視の、腹の探りあいのような野球は、読んでいて非常に楽しかった。もちろん随所には伊藤伸平さんらしいギャグやパロディネタも盛り込まれていた。 本当に素晴らしい漫画だったなあ。アーミナ女学院との対戦も描いてほしかったなあ。 10/10点
読了日:03月13日 著者:神楽坂 淳,伊藤 伸平
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■神様家族 (MF文庫J)
父親が神様で、時期神様候補として溺愛されて育った佐間太郎が、初めての恋に奮闘する話。 序盤から中盤にかけて、パパさんママさん美佐さんにひたすら腹が立った。ひとまずその不快感から、あまり良い印象は受けられなかった。終盤には盛り上がりがあり、少なくともつまらなくはなかったのだが……あまりに展開が早すぎて、正直、何が何やらよくわからない。最後の展開をもう少しじっくりとわかりやすく描いてくれれば、評価はまた変わったのだが。 私はあまり気にはならなかったが、文章にもクセがあり、人によっては苦手かもしれない。
読了日:03月12日 著者:桑島 由一
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■ゴールデンタイム2 答えはYES (電撃文庫)
やっぱり竹宮ゆゆこさんは素晴らしいね。大学生という時間と、お馴染みのドロドロなラブコメの融合を見事に描いている。お得意のパロディネタや、あとがきでの自虐ネタも健在。竹宮さん絶好調。不器用な登場人物たちが、無様に、それでも懸命にもがき苦しみながら生きている様は、読んでて胸に迫るものがある。物語は最後に一つだけ進展があったものの、リンダや過去の万里の面では大きな進展はなく。次回からは、万里、香子、リンダの関係はどう変化していくのか? ベストイラストは、49頁の香子。 9/10点
読了日:03月12日 著者:竹宮ゆゆこ
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■ラブこみっ!めざせ!冬コミ一年生!! (ファミ通文庫)
沖縄県に引っ越してきた仁科つばさが、転入先の学校でコミック研究会に入部し、冬コミで同人誌を出そうとする話。 同人誌を出そうとする少女たちの奮闘を描きたかったのか、同人誌を通しての人間関係を描きたかったのかが不明瞭。単純に一冊の本として、詰めが甘い。「漫画好きな女の子たちが同人誌を作って売る」ただそれだけの話。特に大きな波乱もなく、普通に展開して普通に終わった印象。息抜きに読むにしても、内容がスカスカすぎる。もっと同人誌界をリアルに描いてみるとか、同人誌を描いての青春を表現するとか、やろうと思えばもっ
読了日:03月10日 著者:日暮 茶坊
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■夢見る彼女の奇妙な愛情 (メディアワークス文庫)
未来が見える少女、幽霊になった少女、殺されていた少女。変わった存在である少女たちの不思議な物語。 ……なんだろうか。要素ばかりを詰め込みまくって、その結果頭でっかちになってしまい、うまく収拾をつけられないまま、それっぽく終わらせてしまった感じ。物語としては一応終わってはいるんだけど、結局何がやりたかったのかが伝わってこなかった。描こうとしたテーマが壮大すぎたのかもしれません。それぞれ個々に歩んでいた人物たちの物語が一つに収束するところは良かったが、その過程にもあまり面白味を感じられなかった。
読了日:03月09日 著者:他嶋 晋也
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■ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! addon シルバーブレット2 (ファミ通文庫)
ギャルゲヱ外伝第2巻。外伝の方がシリアスで、より物語の核心に迫る内容とかどういうことよ。今回は本編のストーリーとも交錯し、今後ますますおもしろくなっていきそうな雰囲気。 熱血というか、想いの強さで突っ走る武紀も良いが、主人公としては想いの強さも実力も兼ね備えた秀之の方が好きかもしれない。 そしてやっぱり高橋さんは可愛い。暎那の前ではより可愛いね。 ベストイラストは、279頁の高橋と暎那。 6/10点
読了日:03月07日 著者:田尾 典丈
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■C3‐シーキューブ〈3〉 (電撃文庫)
今回は、まぁ、可もなく不可もなく、といった印象。よく言えば、安定してます。今回はいんちょーさんこと錐霞の出番が多めであり、今まで名前だけが語られていた黒絵もついに登場したとあって、このはの出番がやや少なめだったのが残念。ただ、それでもしっかりと存在感があるのはさすが。 ストーリー的には、今回はちょっと型にはまってしまった感があったかなと。ただ、錐霞が春亮の仲間でいたいと決意するシーンは良かった。 ベストイラストは、99頁のこのは。 6/10点
読了日:03月07日 著者:水瀬 葉月
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■CD付き みなみけ8巻 限定版 (ヤングマガジンコミックス)
南家三姉妹とその周囲の人々の日常を、たんたんと描いた作品。たんたんと描かれているだけあって単調な印象は受けるが、けれどしっかりおもしろいのが魅力。「ウソでした」「旬のもの」「変」「こう!」が好き。保坂とチアキのやり取りは、鉄板ネタ。また交流してもらいたいなあ、この二人には。そして今回もハルカ姉さまはかわいかった。そうめんを食べるハルカ姉さまが、お気に入り。
読了日:03月05日 著者:桜場 コハル
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■めだかボックス 9 (ジャンプコミックス)
生徒会戦挙書記戦及び会計編。相変わらず一冊読むだけでかなり疲れるが、やはりおもしろい。今回は表紙を飾っている名瀬ちゃんことくじらさんがメインか。前からそうだったけど、やっぱり名瀬ちゃん好きだ。性格が。悪ぶってるのに基本いい子なところが。そして……努力家なとことか、ね。 それにしても……安心院とやらは何者なのか? 生徒会戦挙編が終わったら、ちゃんとまた出てくるんだろうな? つーかこれ、また生徒会戦挙編が終わる頃に人吉死ぬってこと? 8/10点
読了日:03月04日 著者:暁月 あきら
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■夏期限定 トロピカルパフェ事件(後)(完) (Gファンタジーコミックス)
三夜通りまつりの日、小佐内さんが誘拐された。しばらくして小佐内さんから届いたメールを手がかりに、小鳩くんが犯人を追う。 後編も無事終了。小佐内さん誘拐事件から、一気に話が進んでいき、最後まで楽しんで読むことができた。原作を読んでいても十分楽しめた。後半はほぼ二人の会話だけだったのに……よく漫画にできましたね。そして……ビジュアル化した夏期限定トロピカルパフェ、でけえ。 巻末に告知は無かったけど、秋期限定はやるのかなあ? 7/10点
読了日:03月04日 著者:米澤 穂信
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■そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)
人と目を合わせるとその人の未来が見えてしまう少女と、他人がウソを言うとウソだとすぐわかってしまう少女。ちょっと変わった能力を持つ二人が交差するとき、物語は始まる。 やっと出た桜場さんの新作。今回はコメディタッチながらストーリー要素も盛り込まれており、「みなみけ」などとはまた少し違ったおもしろさがあった。変化球ラブコメって感じかな? 桜場節の、キャラクター同士のおもしろいやり取りも健在。おもしろかった。……しかし、2巻が出るのは果たしていつになるのか……。 8/10点
読了日:03月04日 著者:桜場 コハル
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■終末のフール (集英社文庫)
三年後に小惑星落下による人類滅亡を控えた地球。かつては混乱状態にあった人々の心も小康状態に入り、その中で描かれる様々な人間模様。 「太陽のシール」「鋼鉄のウール」「演劇のオール」が好き。作品ごとの登場人物がリンクしており、他の編の主人公が別の編でも端役で出てくるのがおもしろい。 三年後に死が迫っているという状況で、それでも平和に生きようと、生にしがみつく姿に感動した。本当に世界の滅亡が三年後に控えていたら……私なら、何をして過ごすだろう? 「太陽のシール」や「深海のポール」みたいに生きられたらいいな。
読了日:03月04日 著者:伊坂 幸太郎
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■ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
今回は過去編、及び短編集。いわゆる一般人レベルの中層プレイヤーの視点から描かれる、キリトの四つの物語。どの話も温かいストーリーで、楽しく読むことができた。「心の温度」は切なくて温かいお話で、とても気に入った。「赤鼻のトナカイ」はキリトの、例のパーティーを全滅させてしまった話。この話はすごく良かった。失意の中で迎えた最後の展開が、とても印象的で、感動した。 それにしても色んな女の子を攻略……もとい、惑わせるキリトは罪な男ですね! ベストイラストは、131頁のキリトとリズベット。 9/10点
読了日:03月02日 著者:川原 礫
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■サバキの時間―SLEEPLESS SHEEP’S JUDGE (角川スニーカー文庫)
ひどく運の悪い少女・伊吹綾香が、輪廻転生を司る地獄の裁判官・サバキと出会い、死者たちの陰謀を食い止めるお話。 思ったよりは悪くはなかったのだが……重要なシーンである、ツバメが飛び込んでくるシーンはちょっと時間的に無理があるような気が。それ以外は特に大きな問題はなかったかな。全体的に悪くはなかったとはいえ、コレといった印象に残るようなものも少なかった。ミキの件に関する真相も、予想がついたし。 ベストイラストは、18-19のサバキと綾香。 6/10点
読了日:02月28日 著者:本保 智
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■とある科学の超電磁砲 6―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
本編主人公の上条さんも登場し、妹達編もいよいよクライマックスに突入。序盤は御坂視点で原作3巻をなぞるという形で、本編で描かれなかった御坂の苦悩が分かりやすく表現されており、良かった。一つの物語を二つの視点で描いて全貌を見せる形式は好きなので、楽しんで読むことができた。……しかし後半、特に一方通行との対戦が始まってしまうと、原作やコミックス・アニメでなぞられた部分をもう一度同じように描く形が主となってしまい、それはちょっと残念だったかな。実験初期段階の一方通行の様子とかもあったけど。
読了日:02月26日 著者:鎌池 和馬
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■ささめきこと 8 (MFコミックス アライブシリーズ)
生徒会選挙編終了、そして……突然提示された、別れ。生徒会選挙編は思わぬ形での幕切れ。 いよいよクライマックスも近づいてきたようで、切なさ全開。純夏の涙腺も崩壊。 全体的に大切なシーンの描写が雰囲気重視で描かれている感があり、それはもちろん作風としては良いんだけれど、しかしもうちょっとハッキリ描いてくれてもいいよなあ、とも思う。しかしそれを差し置いても、やはりこの空気は好きだ。 砧さん……かわいいな。 7/10点
読了日:02月26日 著者:いけだ たかし
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■涼宮ハルヒの憂鬱 (13) (角川コミックス・エース 115-15)
編集長一直線~涼宮ハルヒの陰謀導入まで。 表紙がみくるちゃんなんで、とりあえず嬉しかった。長門とみくるちゃんの小説もしっかり再現されており、良かった。「編集長★一直線!」にはミヨキチが登場するわけだけれど……しっかりと顔も描かれていました。みくるちゃん似のかわいらしい女の子でした。……キョンの妹と同級生とは思えない。 オリジナルストーリーは、ミヨキチとの廃虚探検のお話。ミヨキチがかわいかった。 7/10点
読了日:02月26日 著者:ツガノ ガク
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■マリア様がみてる イラストコレクション (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
「マリア様がみてる」シリーズおよそ8年分のイラストの総決算。ひびき玲音さんのコメント付き文庫カバー集や、雑誌Cnbaltに使用されたイラストなどを収録。その他、漫画や小説もちゃんと入っており、とてもお得な内容。こうして見てみると、ひびきさんのイラストも初期の頃から大分変わっているのですねえ。原作未読者で、アニメだけとか漫画だけ読んだという人でも、十分楽しめる。 それにしても……蔦子さんは仕方ないとはいえ、令ちゃんのイラストも少ないなあ~! ベストイラストは、88-89頁の蔦子さん、真美さん、日出実さん。
読了日:02月26日 著者:ひびき 玲音,今野 緒雪
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■シアター! (メディアワークス文庫)
簡単に言ってしまえば、劇団の負債額を立て替える代わりに、二年で収益を挙げられなければ劇団を潰せという課題を突き付けられた、小劇団「シアターフラッグ」の再建物語。ある意味分かりやすい設定であり、物語の展開もスムーズで、とても楽しんで読むことができた。基本的に人間的にいい人ばかりが登場し、見ていてあまり不快な気分にならない。登場人物の多さがネックになるかと思われたが、個々の印象が強いため、最後まで全ての人物が混同しなかった。有川さんの確かな実力を、まざまざと見せられた感じ。いやぁ、おもしろい。そして悔しい!
読了日:02月25日 著者:有川 浩
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■R.O.D 1 (集英社スーパーダッシュ文庫)
本が好きでたまらない読子が、紙を使って超能力バトルをするお話。 ん……まぁ、良くも悪くも普通、という印象。とりあえず、「本が好き」と宣っていたわりには、本を破ったりすることには抵抗が無いのね。そこがちょっと引っかかった。バトルのラストも、読子の言うように、ハッピーエンドにしてはありふれています。その後のねねねの言葉は、その「ありふれたハッピーエンド」をうまく補ってはいますが。 同じ「本好き」が主人公の話なら、「“文学少女”」の方が好きかな。作品のジャンルがまるで違うけど。
読了日:02月24日 著者:倉田 英之,スタジオオルフェ
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■東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)
愉快痛快。性格以外はパーフェクトな女性キャリア警察官が、薄汚い権力者をバッタバッタとなぎ倒していくお話。庶民にとっては、ストレス解消に良い。「怪奇事件簿」との名が示す通りに、怪奇な謎を描く。ミステリではないので、本当にミノタウロスとかゴルゴンのような怪奇な存在が出てきます。「事件簿」にミステリ的な要素を求めていると、あまり楽しめないかも。悪代官(権力者)がやられていく様を楽しむ作品です、これは。 ベストイラストは、167頁の涼子、由紀子、泉田、岸本。 6/10点
読了日:02月23日 著者:田中 芳樹
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■サクラサク上等。 (MF文庫J)
『上等。シリーズ』完結。最後の最後まで熱く自らの信念を貫き通した五十嵐鉄平という男の生きざまを、しっかりと見させてもらった。最後はしっかりとハッピーエンドでまとまって、読後に爽快感のある、良いシリーズだった。やはり熱血主人公は見ていて楽しいものだ。 五寸釘にしても紫姉妹にしても、立ち止まった後から、また正しい道を歩んでいけるようにがんばってもらいたいと思う。 最後はオールスターで締め……という感じではあったものの、曜子だけは蚊帳の外な感じはあった。仕方ないこととはいえ、曜子ももう少し出番があったら良かった
読了日:02月22日 著者:三浦 勇雄
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■マリア様がみてる 仮面のアクトレス (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫 (こ7-49))
二度目の生徒会選挙編。昨年の祐巳は見守るだけだったけれど、今年は自らが戦う番。普段ならば山百合会メンバーの信任投票となるのだが、昨年の静さまの一件に引き続き、今年も生徒会選挙で一波乱。 まだまだ祐巳と瞳子ちゃんの溝は埋まらず。果たして瞳子ちゃんの真意は? 瞳子と乃梨子のやり取りはなかなか好きだけれど。ううむ……しかしスローペースな作品である。なかなか前に進まないもどかしさ。祥子さまの卒業を目前にして焦りつつも、しかしゆっくりゆっくり時は進んでいく。 ベストイラストは、113頁の志摩子さん。 5/10点
読了日:02月21日 著者:今野 緒雪
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■サディスティック88 (ガガガ文庫)
父親の再婚相手が女王様で、彼女とその娘たちと一緒に住むことになった哲太が毎日てんやわんやする、というお話。 SMというハードなネタを扱っている割には、内容の薄い作品だった。そんなにSM要素も強くないし。特に序盤の内容の薄いこと……。後半はややおもしろい展開にはなったが……話の収束のさせ方も微妙な感じ。ご都合主義というか、SM都合主義というか? 魅力的なキャラクターは多く、個々のキャラクターの印象も強かったため、その点は良かった。個人的には結と舞が好き。 ベストイラストは、35頁の紫、結、楓。 3/10点
読了日:02月20日 著者:大泉 りか
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■マリア様がみてる くもりガラスの向こう側 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
どんな作品でも、合宿回はおもしろいものだ。というわけで一年ぶりに帰ってきた、小笠原家の新年会。今年はみんなの聖さまはいないけど、男子禁制で女の子の参加者が増え、前回よりもワイワイと楽しげな様子が伝わってきた。やっぱりお祭り騒ぎなマリみてっておもしろい。前回の引きはシリアスだったけど、一度楽しげなお話を挟むことで、気力回復。次回からは祐巳と瞳子の関係は、どうなる? ……それにしても、人間双六なんて楽しそうなことができるのは……さすがに小笠原邸だけ? ベストイラストは、71頁の令さまと由乃。 7/10点
読了日:02月19日 著者:今野 緒雪
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■キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)
特出しておもしろい話は無かったが、さりとて悪い話も無かった。「違法な国」「必要な国」がおもしろかった。「違法な国」は、某都条例を彷彿とさせる。「いろいろな話」はあまりおもしろくないなあ、と思っていたのだけれど、ラスト2頁で一気に引き込まれた。すげえ。 今回のあとがきは普通な感じですが(まぁ、一般的な作家のあとがきに比べれば、十分奇抜な方なんですけどね)、時雨沢さんの人となりが知れて良かった。 ベストイラストは、130-131頁の「必要な国」表紙。 6/10点
読了日:02月19日 著者:時雨沢 恵一
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■ハヤテのごとく! 27 (少年サンデーコミックス)
千桜がかわいすぎて生きるのが辛い。こんなにたくさん千桜が見られるなんて、嬉しすぎる。ストーリーそのものは、自らの漫画人生で、はじめて壁にぶつかったナギがメイン。自分は“その他大勢”でしかないということに気付かされるシーンは、同じワナビの立場から、かなり胸に迫るものがある。是非ナギには大きな壁をぶち壊してもらいたいものだ。……それにしても、即売会での小ネタの多さといったら! 即売会で千桜の語った、オタクの誇り・プライドは良い言葉だなあ。 9/10点
読了日:02月18日 著者:畑 健二郎
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■オニデレ 9 (少年サンデーコミックス)
おもしろいけどね。粗が多いというか、ギャグ漫画にしても違和感バリバリな点がいくつかあったり。しかしボケの爆発力と、ヒロインたち(主にサヤとユナ)のかわいさに比べれば、些末なものですね。前半は正やサヤのお母さんが大活躍。後半はサヤの婿候補のバトルロイヤル。ニヤニヤできる要素は若干減ってしまったが、ギャグとしての勢いが良かった。それにしてもこのシリーズは……キャラが次々出てくる割りに、なかなか定着はしない……。 7/10点
読了日:02月18日 著者:クリスタルな 洋介
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■國崎出雲の事情 1 (少年サンデーコミックス)
歌舞伎の女形役者が主人公の物語。……というだけあって、主人公はカワイイ男の子。特に男の娘属性は無いものの、ストーリー自体がなかなかおもしろいので良かった。男とはいえルックスは良いわけで、眼福には変わりない。作品のテーマ的にも、学校で歌舞伎を習ったことがあり、興味が惹かれるものだった。ライバル的な立ち位置の紗英は最初は苦手だったが、「鳴神」以降は好きになってきた。頭の悪いイケメンって素敵。 あまり関係ないけど、ひらかわさんの絵の雰囲気は矢吹健太朗さんっぽい? ちびキャラもかわいいよ。 7/10点
読了日:02月17日 著者:ひらかわ あや
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■さよなら絶望先生(24) (少年マガジンコミックス)
安定してる。小ネタが満載で、今回もおもしろかった。というかエピソード的にも、良い感じの話が多かったな。機会損失、一生通らない道、の話がお気に入り。すっかり食べ物キャラとして昇華した奈美ちゃんは、同じ普通ちゃんキャラである西沢さん(アニメ版)と同じ路を歩んでいるような。今回はカエレちゃんがかわいかったね。 7/10点
読了日:02月17日 著者:久米田 康治
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■子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき (角川スニーカー文庫)
1巻でパターンを認識し、「ミステリーかな?」という余計な先入観無しで読めたのが良かったのか、今回は純粋におもしろいと思った。小さなミステリの謎解きは、それはそれでおもしろいし。謎解き後のフォローもしっかりしているし。相談者が学外の人間になったり、急に野球をやりだしたりと、節操なくはちゃめちゃに何でもかんでもやりまくる感じは、素直に好感が持てた。シリーズとして長くなればなるほど、味が出るタイプの作品ではないだろうか。そして新ジャンル・ツンダラかわいいよ。
読了日:02月17日 著者:玩具堂
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■サクラ上等。 (MF文庫J)
記憶を失ってしまったゆかりと、もう一度関係の修復を図る鉄平。一度は諦めてしまいそうになったものの、後輩たちから励まされてもう一度奮起するところでは、興奮のあまり鳥肌が立った。鉄平と同じく、こちらまで泣きそうになってしまった。そして一度火が点いてしまえば、二度と止まらないのが鉄平。このシリーズを読んでて良かった、と思える一冊だった。それだけに、構成上仕方ないとはいえ、最後で物語が槍ヶ岳らの方へ移ってしまったのが、肩透かしを食らった感があり、ちょっと残念。ただ、ラストの結果オーライな展開は好き。
読了日:02月15日 著者:三浦 勇雄
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■変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)
ん……ちょっと期待しすぎたか、個人的にはあまりハマらなかった感じ。主人公がすがすがしいまでに変態で、常にくだらないことやエロいことを考え、時には口に出し、いろんな人たちから引かれまくる様はおもしろかった。シリアスな展開も悪くはなかったのだけれど、そもそもの作品のテーマである「本音と建前」というものが、しっかりと明確には描けていないような気がして、伝わらなかった。ギャグ作品としてはなかなかおもしろかったのだが、シリアスの面でやや粗が感じられた。 ベストイラストは、277頁の筒隠と鋼鉄の王。 7/10点
読了日:02月14日 著者:さがら総
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■侵略!イカ娘 5 (少年チャンピオン・コミックス)
まだまだかわいいイカ娘。今回からはいよいよ3バカも登場。あの3人ではハリスが好き。今回は悟郎と千鶴のちょっといい感じのお話があって良かった。デートの話は……ちょっとよく分からなかったけど。それから爆笑する千鶴も、なんかシチュエーションだけでおもしろい。 早苗の部屋がイカちゃん一色になってて……ある意味青春してんなと思った。早苗は黙ってたらかわいいよ、うん。 6/10点
読了日:02月14日 著者:安部 真弘
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■はっぴぃマニフェスト ドキドキ学園選挙 (二次元ドリーム文庫)
初二次元ドリーム文庫。ストーリーはしっかりしているし、絵もかわいらしいので、なかなか良かった。最終的にはうまいこと収まっており、いい感じに仕上がっている。まぁ……このレーベル作品のメインの要素についても、良かった。ちょっと唐突だったりもしたけど。挿絵の主人公の顔を、もうちょいまともに描くか、それが方針とかで無理なのなら、いっそ描かないくらいのことはしても良かったのではないかと思う。 ベストイラストは、133頁のまどか。 7/10点
読了日:02月14日 著者:筆祭競介,雪月竹馬
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■マリア様がみてる 未来の白地図 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
クリスマスパーティー編。和やかで楽しげな雰囲気の中、紅薔薇、黄薔薇だけはちょっと暗雲立ち込める場面も。先代薔薇様方が卒業してから、もうすぐ1年。祥子と令の進路についても言及され、2人の卒業も間近か。しかし瞳子の動向は気がかり。祐巳にはへこたれないでもらいたいし、瞳子とも歩み寄れるといいね。 つーか可南子ちゃんはすっかり憑き物が落ちたみたいで。安心しました。 ベストイラストは、29頁の瞳子ちゃん。 5/10点
読了日:02月12日 著者:今野 緒雪
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■ROOM NO.1301―おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫)
何これ? どうやら続き物らしく、1巻では話がまとまらずに終わってしまい、正直何がしたいのかがまったく伝わってこない。そして露骨に入ってくるエロス。ラノベにしては珍しく本番があり(しかも序盤に)つつも、あまりに露骨すぎて逆にそんなにエロくはない。その分生々しさが無くなっており、そういう展開に対しては嫌悪感を感じることはなかった。 全体的に見るとまとまりの無い一冊だが、エピソードごとの主人公の心理などは、うまく描けていると思う。
読了日:02月12日 著者:新井 輝
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■さよならピアノソナタ〈2〉 (電撃文庫)
話はおもしろいけれど……チームワークを乱しまくるわがまま真冬にいらだってしまい、素直に物語を楽しむことができなかった。もどかしい、という感覚も。言葉では伝わらないものもある、とはいえ、伝わっていなさすぎるだろう、君たち。 音楽に関する用語が数多く出てくるのだが、その方面の知識に疎いため、うまくイメージが湧かなかった。 全体としては、きれいな青春物語という印象。スポーツや恋愛だけじゃなく、音楽に打ち込む青春もいい。や、ちょっと恋愛もあるがね。 ベストイラストは、173頁の先輩。 6/10点
読了日:02月11日 著者:杉井 光
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■侵略!イカ娘 4 (少年チャンピオン・コミックス)
いや~、イカちゃんかわいい。和む。シンディーが早苗と同じ方向の変態に育ってきた。しかし本家の超越した変態っぷりには、さすがに敵わない……。そして遂に開眼した千鶴。確かにかわいいと思うが、俺は敢えて眼鏡をかけてみることを推奨しようと思う。イカ娘の千鶴への恐怖心は、完全に心の奥深くに刻まれている。泣くイカちゃんかわいいな。子供と遊ぶイカ娘はよく見られるシチュエーションだが、タケルの友達たちと遊ぶ際の気の使われようが……。 6/10点
読了日:02月10日 著者:安部 真弘
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■ヒャッコ ⑥ (フレックスコミックス)
ついに虎子クラスの全生徒が揃った。「スクールランブル」もそうだけど、クラスのサブキャラの設定がちゃんと定まっている漫画って素敵。ちゃんと全キャラ照合もできました。オタクで腐女子な三浦さんが好き。レギュラーキャラではやっぱり冬馬と潮! 前半は体育祭のサバゲー、中盤に歩巳の過去話と歩巳の友人の話、そして後半が文化祭の準備期間。バトル、シリアス、そしてギャグとバランスもよく、お祭り騒ぎな1冊となっている。
読了日:02月10日 著者:カトウ ハルアキ
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■信長協奏曲 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
信長の暢気な天下取り物語・上洛編。やはり何も考えていないだけなのに、勝手に周囲が深読みして威厳を感じる様は見ていて楽しい。いよいよ上洛して美濃を飛び出してきたわけだが、まだまだ天下は遠い。将軍との関係が悪化することで、どんな影響が信長に襲いかかるのか? そしてうまいこと教科書は葬り去られ、信長が「本能寺の変」と「明智光秀」を結びつけることは……おそらく無さそう。それにしても義昭の小物っぽさがやべえ。ちゃんと前将軍の弟らしく、顔も似てるし。 8/10点
読了日:02月10日 著者:石井 あゆみ
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■フェスティバル上等。 (MF文庫J)
新章突入。 やっぱり槍ヶ岳がいないと、ちょっと淋しい。……今回は、いつものような万事解決のハッピーエンドとはいかずに、続きが気になる引きとなったわけだけれども。ううん、全体的にごちゃごちゃしてて……あまり物語に引き込まれなかった。視点がコロコロ変わる上に、物語自体そんなにおもしろくなかったという。上等シリーズのウリである熱さもラブコメ分も、ちょっと薄めだったし。まぁ、今回は新章への導入ということで、状況説明も多かったため、次回に期待します。 ベストイラストは、27頁の文七と柚子。 4/10点
読了日:02月08日 著者:三浦 勇雄
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■バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ (電撃文庫)
今までの事件の中でも最大数の人間が動き回り、最大の頁数で描かれる物語。チックとマリアの物語という意味ではとりあえず完結となったが、「バッカーノ!」というか1930年代編としては、やっと物語が動き始めたところ……という印象。いやぁ、今後どういう展開になるのか、ワクワクするね。 相変わらずの『葡萄酒』無双。メインだったはずのマリアのバトルを凌駕するインパクト。 今回は今までと比べると、物語終了後の爽快感が、ちょっと少ないかな。まぁ、余章とかがあって、終わるや否や次の展開に入ったからかもだけど。
読了日:02月07日 著者:成田 良悟
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■侵略!イカ娘 3 (少年チャンピオン・コミックス)
かわいい&おもしろい侵略コメディ。イカちゃんがおばかかわいいのと、予想外なボケを繰り広げる様は、見ていて飽きない。イカちゃんと栄子はいいコンビだな。そして千鶴無双も絶好調。今巻からはイカちゃんを唯一怖がる渚ちゃんも物語に加わり、リアクション的な意味で広がりが生まれた。62頁の千鶴のモノマネをするイカ娘がおもしろすぎた。巻末には冬のイカ娘も収録。内容的にはあまり変わらないけど。 8/10点
読了日:02月06日 著者:安部 真弘
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■バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ (電撃文庫)
それぞれの集団が個々に動き回った結果、遂に物語が交わるところは、やっぱりおもしろいなあ。やはりバッカーノの良さは、こういう予測不可能な息つく暇もないストーリー運び。とはいえまだまだ上巻なので、登場人物も増えてますます混沌とした内容になるであろう下巻にも期待したい。そして最高のハッピーエンドを! このシリーズに登場する女性キャラクターは、みんなかっこいいなあ! みんな惚れる! ベストイラストは、145頁のジャグジーたち。 7/10点
読了日:02月05日 著者:成田 良悟
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■鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)
悩んだ挙句、「ラブ・レター」派。いや、やっぱり「角筈にて」派。いちばん良かった作品を選ぶのが難しいほどに、粒ぞろいの短編集。どの作品にもやさしい奇跡が詰まっていて、涙を誘うものばかり。表題作「鉄道員」は仕事に生きた鉄道員(ぽっぽや)の一日を描いており、女の子との交流に胸温まる。舞台設定上仕方ないのだが、台詞のなまりがきついのが少し読みにくさを感じた。「ラブ・レター」は切ないというか、胸をえぐられたような感じ。
読了日:02月04日 著者:浅田 次郎
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■ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)
アニメ化ということで、放送前に読んでみた。この世にあるべきでない物事を書きおさめた幻書を巡る、ダークファンタジー小説。雰囲気としては、キノの旅に近いものがある。短編形式なので、読みやすい。しかも一編一編の完成度が高く、とてもおもしろかった。というか初っぱなのお話から「これ、アニメ化できんの?」という感じだった。「血統書」「叡智の書」がお気に入り。「叡智の書」の皮肉の利いたオチは、なかなか秀逸。最後のお話「焚書官」は、ダリアンたちとはどう関わっていくのか? ベストイラストは、139頁のカミラ。 7/10点
読了日:02月03日 著者:三雲 岳斗
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■おとめ妖怪ざくろ 5 (バーズコミックス)
遂に明かされるざくろの母の話。ざくろの母の歩んだ恋路は、あまりに切なく哀しい末路であった。そしてその結果産まれたざくろ……。 姉の心妹知らずというか、橙橙があまりにピエロ状態で……果たして橙橙は今後どう動くのか。そしてすっかり影が薄くなってしまった、丸竜と鬼灯&雪洞組。 シリアスな展開になっているため、すっかりラブコメな雰囲気は失われてしまったわけですが。個人的には、あれが好きだったんだけどなあ。 5/10点
読了日:02月02日 著者:星野リリィ
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■ココロコネクト ミチランダム (ファミ通文庫)
今回の事象は、なぜ今までここを避けてきたのか、というくらい根元的で強烈な『感情伝導』。つーか、『過去退行』とかする前にやっぱりココは通るべき道だよなー。そして今回は一冊まるまるを使って伊織の話。一人の少女の物語の終結と再出発、という非常に重要でおもしろい一冊だった。そしてその物語の影で……稲葉ん。 つーか藤島が、巻を重ねるごとに高次元のキャラクターになっていく……。〈ふうせんかずら〉以上に謎だよ。 果たして〈ふうせんかずら〉の言葉の真意は?
読了日:02月01日 著者:庵田 定夏
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■マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ (コバルト文庫)
短編集というわけではないけれど、3つの姉妹の3つのストーリーを収録。 黄薔薇姉妹は、やっぱり好きだなあ。のんびりとは縁遠い、いつも何かしらのトラブルを抱えている感がいい。そして由乃以上のおてんば娘、有馬菜々の今後に期待。白薔薇姉妹は本人らの言う通り、やっぱり平和な一編。笑う志摩子さんは、やっぱり乃梨子と出会って確実に変わった。紅薔薇姉妹は……紅薔薇姉妹よりも、すっかりお馴染みの柏木さんの方が印象が強かったり。マリみてらしく、姉妹愛に満ちた一冊。 ベストイラストは、19頁の由乃と菜々。 7/10点
読了日:01月31日 著者:今野 緒雪
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■バカとテストと召喚獣9 (ファミ通文庫)
久々におもしろい一冊だった。今回は試召戦争がメインだったため、Cクラスの思惑や、異分子的存在となった明久の暗躍など、熱い展開ばかりで、非常に楽しかった。最近マンネリ気味だったネタ(女装ネタ、同性愛ネタ)は一時的に鳴りを潜めて、笑いという意味でも新鮮で、おもしろかった。……しかし台詞の応酬のシーンなどは、勢いは良くても誰の台詞なんだかわかりにくいことが若干。それからリンネ君の登場シーンも、やや唐突な気がする。次巻以降で何らかのフォローは入るのだろうが?
読了日:01月30日 著者:井上 堅二
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■子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)
ミステリなのかしらと思っていたら、案外そうでもなかった。いや、ミステリではあるんだけれど、メインとなる部分は他にあるというか。ミステリかと期待していると、若干肩透かしを喰らう。 ストーリー一つ一つの印象は薄いが、個々のクオリティ自体は高いと思う。2巻以降に物語がどう展開していくか――1巻のパターンを維持していくのか、何か変化を加えていくのか――がポイントだと思う。視点がちょくちょく変わるのは、作品の性質上仕方ないかもしれないのだが、個人的には苦手です。 ベストイラストは、127頁の仙波、成田、佐々原。
読了日:01月30日 著者:玩具堂
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■エトセトラ上等。 (MF文庫J)
上等。シリーズ初の短編集。今回のメインは鉄平とゆかりではなく、鉄平の周囲の人たち。その分、いつもよりも熱さや恥ずかしいくらいのラブラブっぷりは控えめ。 曜子の話はなかなかおもしろかった。曜子の言葉には重みがあり、伝わってきた。文七の話は、ちょっとオチが解せない感じ。でも内界人がいるわけだから、これでもいいのかな? ゆかりと大目玉の話がいちばん好き。笑える展開だったし、最後はおなじみの熱さで魅せ、清々しかった。全話が同時期に展開するという構成も、おもしろかった。 ベストイラストは、23頁のゆかり。7/10点
読了日:01月28日 著者:三浦 勇雄
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■C3‐シーキューブ〈2〉 (電撃文庫)
1巻よりかはグロ描写や重い展開は控えめ。そして急激に恋愛的展開が盛り上がってきた感じ。ちなみに私はこのはが大好きです。サヴェレンティのトリックはなかなかおもしろかったのだが、それが明かされる前に3巻の口絵イラストを見てしまいネタバレしてしまったため、驚きはあまり……。ううむ、不覚だった。新キャラはどれも魅力的だが、秘書がいいな。いや、いちばん好きなのはやっぱりこのはなんだが。全体に無意味に漂うお色気要素は、もう個性なんだなと受け入れることにします。 ベストイラストは、153頁のこのは。 6/10点
読了日:01月28日 著者:水瀬 葉月
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■隠の王(14) (Gファンタジーコミックス)
6年とちょっとの連載も、これにて完結。紆余曲折の果てになんとか物語は収束し、ハッピーエンド。最後の最後でカラーページが登場して、非常に印象的だった。やはりこの物語は壬晴と宵風の物語だったんだな、と。壬晴にとっても宵風にとっても、そして森羅万象や世界にとっても良い形で終わったのではないでしょうか。 しかし今更なんだけど、この漫画は人の動きがわかりにくいよね……。 最後に4コマがなくて残念。最後はほんわかした4コマで終われたらいいな、と思っていたのだけれど。 6/10点
読了日:01月27日 著者:鎌谷 悠希
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■とらドラ! 4 (電撃コミックス)
相変わらず原作の良さを活かし、かつオリジナリティを感じさせる素晴らしいコミカライズ作品。ただ、原作の印象的なシーンをやや誇張的に描く向きがあり、そこは原作ファンとしてちょっと萎えるな。「arl」とか。タイガーの胸の大きさはあまりに不自然なので、もう少し自然な大きさの方が、竜児の裁縫技術が感じられたと思う。クライマックス近辺ではやや展開が早めに感じられたので、もう少しじっくり描いてほしかったな。各キャラクターの心理とかは、やはり原作のがわかりやすい。 それにしても、表紙のやっちゃん……う、美しい……!
読了日:01月27日 著者:竹宮 ゆゆこ
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■神明解ろーどぐらす4 (MF文庫 J ひ 3-10)
物語はこれまでの日常系パートから一転して、一気にシリアスへと姿を変える。この物語はどのような結末を迎えるのか? シリアス展開とはいえ、小さなギャグもあって、楽しめた。現時点ではまだまだ枠の中に収まった感じではあるので、最終巻では前作・ギャルゴ以上の仰天の展開を期待したい。 ……そんな感じで、物語は別にいいんだけれど、露骨な下ネタ表現が……ちょっと、ね。狂った雰囲気は伝わりますが。 そしてなんか定まらないすばちさんの画風。器用ではなく、ぶれてます。 ベストイラストは、253頁の下校仲間。 6/10点
読了日:01月26日 著者:比嘉 智康
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■マリア様がみてる ―妹(スール)オーディション (コバルト文庫)
ここにきてキャラクター間での新たな姉妹が数多く成立。ただし茶話会のメインだった人たちは……やや複雑な感じ。今回は懐かしい顔が何人か再登場したりと、マリみてシリーズの重厚さを感じた。蔦子さんと笙子の関係は好きだなあ。短編でもいいから、あの二人のお話をもっと読みたい。由乃の問題はひとまず決着。可南子との関係も一段落し……さぁ、後は祐巳と瞳子の関係を残すのみ。果たしてどうなる? ベストイラストは49頁の瞳子。 6/10点
読了日:01月25日 著者:今野 緒雪
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■マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)
笑って楽しく学べる(ただし下ネタ多め)心療内科漫画。絵が上手くてキャラがかわいく、笑える内容なので、心療内科に興味がないという人にもオススメ。2巻にはあすなの姉も新たに登場。あすながまともに見えるくらいにとんでもな性格のお姉さん。お姉さんの登場で、あすなの非常識な感じがやや薄れて、よりかわいくなったかも? というか露出症や窃盗視症に遭遇して狼狽えるあすなかわいいな。 今回は、色の心理テスト、睡眠障害、後悔、がテーマの回が興味深い内容でした。 9/10点
読了日:01月24日 著者:ゆうき ゆう,ソウ
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■とある飛空士への恋歌 5 (ガガガ文庫)
たくさんの犠牲も出てしまったけれど、しかしその上で手に入った経験は、かけがえのないものばかりだった。苦しみぬいた末に見つけた世界の真実、そして空の果て。そしてそれだけでは話は終わらず、恋の歌をいつまでも歌うために戦い続けた少年の姿と、彼のために恋の歌を歌うことを止めた少女の姿が印象的だった。すばらしい作品だった。ここまで読んできて、本当に良かったな、と思った。シリーズを振り返ってみると、戦闘シーンでの凄惨さ、カルエルとクレアの恋の切なさ、学園での日常の楽しさ、すべてが印象的だった。
読了日:01月23日 著者:犬村 小六
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■おとめ妖怪ざくろ 4 (バーズコミックス)
この作品、どのキャラクターも使い捨てにしてないのがすごいな。再登場率が高い。 いよいよ物語が本格的に動き出して、続きが気になるところで終わってしまった。果たしてざくろの運命は? 一方のざくろと総角の関係も気になる。迷路のシーンでは一気に近づいたような感じではあったが。 最初の櫛松とのお話も、いい感じだったなあ。 7/10点
読了日:01月22日 著者:星野 リリィ
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■おとめ妖怪ざくろ 3 (バーズコミックス)
今回は全体的に、だいぶシリアスよりな展開だったかな。ざくろという少女の背景がいよいよ重要な鍵となりつつあるが、本質的な部分までは、未だに語られず。新たな敵、百緑、橙橙もどうやら訳アリのようで、まだまだこの作品からは目が離せないな。 そして今回もちゃんとイチャイチャ(?)分はしっかりと。あと、113頁の桶持って立たされる鬼灯と雪洞がかわいかった。番外編がなかったのが残念。 6/10点
読了日:01月22日 著者:星野 リリィ
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■聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)〈2〉 (MF文庫J)
セシリーの男勝りな熱さと、女の子らしい恥じらいを楽しむ作品。徐々に物語の本質が明らかになっていく過程は楽しめるが、進展があまりにもゆっくりなのが、少し気になるところ。ヴァルバニル討伐に向けて、徐々に盛り上がっていくことを期待。ただ、この巻も最後の方はなかなか楽しかったり。啖呵切ったり、今さら死にたくなったり。 今回は表紙にもあるように、セシリーのコスプレが良かったな。 ベストイラストは、175頁のセシリー、ルーク、リサ。 6/10点
読了日:01月22日 著者:三浦 勇雄
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■おとめ妖怪ざくろ 2 (バーズコミックス)
相変わらずおもしろい。話の構成とか、進ませ方がうまい。作品の全体を包み込んでいるのは、ほのぼのとしていて朗らかな雰囲気だけど、時折暗い展開もあり、惹き付けられる。ギャグ、シリアス、そしてラブコメ展開。欲しいところをちゃんと抑えている。いやぁ、おもしろいなあ。五英のお話が好み。 7/10点
読了日:01月21日 著者:星野 リリィ
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■おとめ妖怪ざくろ 1 (バーズコミックス)
おもしろい。妖人と人間が、いろいろな出来事を経て絆を深めていく過程が、とてもおもしろい。個々のキャラクターも魅力的な人物が多く、薄蛍と利劔のコンビは特に素晴らしかった。もちろん主人公の西王母桃と総角のやりとりも、見ていて楽しいものだった。絵も上手く、話もおもしろい。キャラクターも魅力的。うん、完璧じゃないのかな? アニメ観ておけば良かったな。番外編の三扇・三升・三葉杏がなんか好き。 8/10点
読了日:01月21日 著者:星野 リリィ
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■このライトノベルがすごい!2005
6年前のデータ。過去の名作を漁るという意味で、BOOK・OFFにて購入。2011にて完全制覇を成し遂げる「とある魔術の禁書目録」がこの時既刊3巻で、22位。それ以外にも並んでいる作品に時代を感じます。しかし今でも活躍している作品や作家さんも多く。この時はまだ「ラノベ?」と首を傾げたくなるような作品も、平然とラノベとして扱われています。発行レーベルも、今と比べると断然少ない。ラノベ界の急激な成長を感じました。
読了日:01月17日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9309945

■魔天楼 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)
大人向けのライトノベル、といった印象。完全無欠だけど性悪な警視・薬師寺涼子の部下である泉田くんの一人称視点で物語は進み、文体も軽い。ミステリなのかしらと思っていたら、どうやらタイトルに偽り無く、“怪奇事件”を描いた作品であった。おもしろくはあったが、総合的に見て楽しめたかどうかというと微妙な感じ。個人的には好きなノリなので、続刊も読みたい。 薬師寺涼子の破天荒な言動が見ていておもしろく、警察のお偉方に対する批判の精神に満ちていて、庶民としてはそんなところもおもしろかったり。
読了日:01月15日 著者:田中 芳樹
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■バッカーノ!2001―The Children Of Bottle (電撃文庫)
今までとは違って、様々な人々の行動が交錯していき……というタイプの物語構成ではなく、登場人物もやや少なめで、視点も不死者たちとフィル(表紙の子)だけに限定されている。少しばかり今までとは違うが、やはりおもしろさは健在。錬金術師たちの新キャラが増えたが、どの人物も魅力的で、今回も楽しませてもらった。絶世の美女であるシルヴィが好きだが、不死者になる前の、田舎者っぽい小娘の頃のシルヴィも好き。例の事件以来ずっと胸にモヤモヤを抱えていたチェスも、ようやく吹っ切れることができたようで何よりだ。
読了日:01月14日 著者:成田 良悟
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■貧乏姫ですが、何か? ② (フレックスコミックス)
万年二番手こと美佳子がいい子すぎて微笑ましい。あの二人は表面上ぎすぎすしてるけど(美佳子が一方的に)、他者から見たら「仲いいんじゃない?」という関係がいい。新キャラの麗美はあんまり魅力はないんだけど、八重子がすっかり良い天然キャラクターに成長していた。美咲をいじめていた頃のあの嫌味な笑顔は、どこへ消えた。 内容としては、愛菜の胸へのコンプレックスがおもしろかった。この漫画における唯一の鉄板ネタ。というかこの漫画、美咲以外巨乳か貧乳かしかいない。
読了日:01月12日 著者:鬼塚 たくと
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■ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
おもしろいですねえ。オンラインゲームの中に閉じ込められてしまった少年と少女のラブストーリーだったり冒険譚だったり。素直に胸に迫る物語展開で、読んでいて非常に楽しかった。この一冊で一つの物語として完成されているのだが、果たして2巻以降ではどのような話が展開していくのか? そしてストーリーもさることながら、ヒロインのアスナがかわいい。近頃は逆に珍しくなってしまった正統派ヒロインで、キリトとのやりとりが微笑ましたかった。近年まれに見るラブカップルに嫉妬の嵐。
読了日:01月11日 著者:川原 礫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9219793

■じょしらく(2) (ワイドKC)
元々は「女の子のかわいさをお楽しみいただくため邪魔にならない程度の会話をお楽しみいただく」漫画だったはずだけど、だんだんとふきだし係の久米田さんの色が濃くなってきた印象。そしてそれに順応するヤスさん。 とりあえず今回は、手寅がかわいい一冊。あと木胡桃もかわいかった。この二人は私服もかわいくて、とにかく良かった。マリーさんは……かわいいっていうか、ね。いじられキャラだしね。 話としては、「真田小ZOO」「楽屋調べ」がお気に入り。 8/10点
読了日:01月10日 著者:ヤス
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9203995

■空色パンデミック3 (ファミ通文庫)
これは完全にやられた。“空想病”という設定を存分に生かし、そして2巻までの伏線も全て回収。使える要素なら、作品そのものまで作品の要素の一部にしてしまう。「もうここまで来たら騙されないぞ!」と意気込んだ読者を、またまた見事に騙してくれた。いやはやおそろしいな、空想病は。 綿密に練られたストーリー構成は、読んでいて圧巻。作品の性質上、曖昧模糊ではあるが、「セカイを敵にまわす」想いが伝わってきて良かった。というか今回もやっぱり森崎かっこいい&心音ちゃんかわいいな! ベストイラストは、31頁の景と青井。9/10点
読了日:01月08日 著者:本田 誠
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9163817

■メグとセロン〈3〉ウレリックスの憂鬱 (電撃文庫)
アリソンシリーズとしては久々の、一冊完結のエピソード。1~2巻の時点で既に硝煙や血生臭さからは遠ざかった印象だったが、今回は更にそれらから離れて、もはやすっかり学園ラブコメといったテイストの仕上がりとなった。こういう小さな事件や依頼に携わる形式の作品は好きなので、メグセロにはこの路線を突っ走っていってもらいたい。無自覚なメグの言動に一喜一憂するセロンくんが良かった。これだからイケメンなのに憎めない。 ベストイラストは、79頁のメグとソフィア。 7/10点
読了日:01月07日 著者:時雨沢 恵一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9149376

■19―ナインティーン (メディアワークス文庫)
メディアワークス文庫創刊一周年記念アンソロジー。綾崎さん、紅玉さん、橋本さんと、好きな作家さんが揃っていたので購入。 19歳という、大人でもない子供でもない微妙な時期の心の揺れ具合を、各人それぞれ独自の切り口で描いている。 「19歳だった」は、まぁ、入間さんらしいといえば入間さんらしい作品。おもしろい文章に、ニヤニヤ見れるカップルのラブラブな様子は良かった。 「×××さんの場合」は嫌いではないのだが、「19歳?」という感じ。ちょっと全体的に作者の意図が掴みきれなかった。
読了日:01月06日 著者:綾崎 隼,紅玉 いづき,柴村 仁,橋本 紡,入間 人間
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■生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫)
安心と信頼の土橋三部作。 クライマックスは一気に読んでしまった。ここまで来ると、篠原以外のメインキャラクターたちにも焦点が当てられ、ゲームに翻弄されながらも様々なことを思い、本当のことに触れた彼らの姿に感動した。土橋作品ではずっとそうなのだけれど、エピローグがなんだかモヤモヤしてしまう。明かされないことも多く、必要最低限以下の情報でエピローグが終わってしまう感じ。物語としての締めにやや不満は残りつつも、中身の質の良さは手放しで評価できるし、作者のメッセージも伝わってきた。 9/10点
読了日:01月05日 著者:土橋 真二郎
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■惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)
突如現れたトカゲに「地球の危機を守れ」と言われた大学生の青年が、拒否ったり奔走したりしてしまう話。 よくわからない、というのが正直なところの感想。しかしいつの間にか作品の空気に取り込まれていた。よくわからないなりにも恐ろしいシーンには恐ろしさを感じ、良いシーンには感動した。どうだろう、このモヤモヤした感じは最後まで続くのか、それとも晴れるのか? 主人公とヒロインがちょうどよくどこか狂っていて、魅力的。キャラクター的には朝日奈先生が好き……なんだが……この漫画、美人がいねーなー。 7/10点
読了日:01月03日 著者:水上 悟志
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■君と僕のアシアト~タイムトラベル春日研究所~ 1 (ジャンプコミックスデラックス)
なかなかおもしろいタイムトラベル作品。脳内で過去に戻るだけで現実には影響がないという設定なので、タイムパラドックスのようなことには発展せず、タイムトラベルものながら分かりやすい話の構成が良かった。一つ一つの話の質がすごく高い。それだけでなく、作品の軸となるストーリーも同時展開し、そちらも先の気になる内容だった。果たして所長の“存在”の正体とは? そして東京を襲った災害の真相は? 個々のストーリーでは、森井さんのタイムトラベルがいちばん好き。 9/10点
読了日:01月03日 著者:よしづき くみち
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■僕と彼女とギャルゲーな戦い (メディアワークス文庫)
小説家になるという夢を諦めた青年が、かつての先輩と共にギャルゲーを創ることになる話。あらすじだけを見るとなんてことない話なのだけれど、シナリオライターという仕事であるとか、社会というものの厳しさや素晴らしさを描いていて、とても読み応えがあった。社会には辛いことも多いけれど、良かったことが一つあっただけで全てが報われる。そんなメッセージが伝わってきた。また、登場人物の言葉にも、胸に迫るものが多かった。 8/10点
読了日:01月02日 著者:西村 悠
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■侵略!イカ娘 2 (少年チャンピオン・コミックス)
原作は栄子がかわいいことに気付いた。相沢家侵略(?)の話と数学の勉強の話と看板の話が好き。特にイカ娘が相沢家への立ち入りを許されることにより、今後の物語展開に大きな広がりが生まれるであろうことに期待。新キャラのシンディは……出始めの頃は、強引すぎる性格から、やっぱりあんまり好印象が持てないな。 アニメでは描かれなかった話や(OPでちょっと出ていた)、アニメでは展開が違った話もあり、アニメ視聴者でも十分楽しめる。 あと、一家に一匹ミニイカ娘ほしい。(8/10点)
読了日:01月01日 著者:安部 真弘
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▼2011年に読んだ本まとめ
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