夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
愉快な大江戸謎解き草子! 「楓の剣!」

楓の剣! (富士見ミステリー文庫)楓の剣! (富士見ミステリー文庫)
(2006/01/07)
かたやま 和華

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「楓の剣!」富士見ミステリー文庫

著/かたやま和華ツイッター
イラスト/梶山ミカツイッター

※第5回富士見ヤングミステリー大賞 佳作



ストーリー 7/10点
キャラクター 8/10点
筆力 6/10点
恋する 7/10点
なんちゃって時代小説 7/10点
大江戸謎解き草子! 6/10点(謎解き……?)



「富士見ミステリー文庫」から出ているからといって、必ずしもミステリー作品だというわけではないということに今更気づく。
というか、「ROOM No.1301」とか「セカイのスキマ」とか読んでる時に気づくべきだった?

作品の雰囲気を一言で表すなら……大江戸ドタバタ劇……といった感じかしら。
ヒロインの楓に、楓の許嫁の弥比古、そして幼なじみの嘉一と、キャラクター陣が好ましい。
ストーリーとしては、町中で連続して起こっている火事騒ぎの真相を楓たちが探ろうとするというもの。
バトルのシーンは必要最低限に抑えられているため、純粋に物語を楽しむことができた。
ミステリーというよりかは、陰陽道なども出てくるため、ファンタジーやホラーに近いのかな?
ただ、ねえ。私は「しゃばけ」もミステリーだとは思っていないから、人によってはこれもミステリーに入るのかも。
……っていうか、要するに「しゃばけ」みたいなものですわ、これ。ジャンル的には。
ミステリー要素を含んだ(?)ファンタジー時代小説。
時代小説とは言っても、結局はラノベなので、読みやすいなんちゃって時代小説。
時代小説アレルギーの人でも読めます。ちょっと江戸時代的な(あと陰陽道的な)言葉が出てくることに目をつむれば。

火事を起こすことで人の命を奪う筋書きではあったものの、最終的に全ての謎が明かされると、真に悪い人物はいなかったという構成は良かった。

……「楓の剣!」という、このタイトルはどうなんだろうね?
最終的に、“楓の”っていうよりも、“弥比古の”になってましたけど……。

「聖剣の刀鍛冶」のセシリー然り、戦う女子(おなご)は素敵です。

ベストイラストは、125頁の嘉一と羽瑠。



キャラクター好感度。

嘉一>楓>秋葉>(平均値)>弥比古>速水>羽瑠>菊

……男がトップ……!?
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