夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
御伽銀行は今日も大忙し 「オオカミさんとおつう先輩の恩返し」

オオカミさんとおつう先輩の恩返し (電撃文庫)オオカミさんとおつう先輩の恩返し (電撃文庫)
(2006/12)
沖田 雅

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「オオカミさんとおつう先輩の恩返し」電撃文庫

著/沖田雅
イラスト/うなじ



ストーリー 7/10点
キャラクター 9/10点
筆力 7/10点
かわいい 9/10点
シリアス 7/10点
世界観 8/10点



「~七人の仲間たち」から2年半ぶりに続きを読んだのだけれど、なんかおもしろかった。

キャラクターたちがいちいち魅力的で、彼ら彼女らの繰り広げる軽妙なやり取りがクセになる。
恩返しマニアおつう先輩、きび団子桃ちゃん先輩、予想外の出来事に弱いアリスさん等、脇を固めるサブキャラ女子の可愛らしさよ。
だがそんな個性的女性陣に囲まれようとも、正ヒロインとしての抜群の存在感を見せるおおかみさん。
粗野な性格ながら実は……という、言ってしまえばありがちな人物像は、ありがちではあれどいちいち胸をくすぐってくる。
かっこいいおおかみさんも乙女なおおかみさんも、どっちも魅力的!
亮士くんとの付かず離れずな関係性も、変にハラハラすることなく微笑ましく見ることができるのがいいね。
しかし今回は魔女さんの出番だけが極端に少なかったのが残念。
「こいつ何ヨー」とかグルグルキャンディーとか可愛かったけども。

そんな魅力的なキャラクターたちが狂喜乱舞する本編は、基本的にコメディ仕立てながらも締めるべきところはしっかりとシリアスで締めており、メリハリがついていて良い。
個人的には、最後までほのぼの風味でも良かったかなとは思うのだけれど、最後は鬼ヶ島高校のトップという立場の存在が現れ、何やら不穏な空気に……。
こちらのドシリアスな展開にも、期待していきたい。

ちょっとふざけた感じの地の文に若干の違和感は感じるが(上級者になると、新井里美さんの声で再生されます?)、基本的には真面目な文章で構成されているため、慣れればあまり問題なし。

ベストイラストは、216頁のおおかみさんと亮士くん。
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