夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
女芸人飲み会 その1
(某居酒屋、2階宴会場にて)

一条「皆さん。本日はお忙しい中……」

全員「……」

一条「……それほどお忙しくもないかもしれないけれど、集まってくれてありがとうございまーす!」

全員「わあああああい!」

一条「今日は楽しく飲み明かしましょう! ……と、その前に。今日はいろんなところに声をかけて女芸人集めたから、知らない人同士がいるかもしれないし、一応自己紹介でもしておこうかなと思います」

全員「わあああああい!」

一条「……大丈夫? みんな、まだお酒飲んでないわよね?」

全員「わあああああい! わあああああい! ばとるろわあああああい!」

一条「いないわよ!? その人たち、今日はいないわよ!?」

全員「わあああああい!」

一条「えっ、なに!? あなたたちもう日本語頭からすっぽぬけちゃった系女子なの!?」

四谷「いいから自己紹介入れ! いい加減おさまらなくなってきたから!」

一条「そ、そうね……。じゃあ、ええとあたしたちが第七女子会です。今回の女子会の幹事を務めさせていただきます、リーダーの一条春香です!」

二階「二階小梅っす!」

三田「……三田夏奈」

四谷「四谷千秋だ」

五島「五島冬馬です、よろしくどうぞ」

一条「まぁ、みんなに声かけたのあたしらだから基本みんな知ってると思うけど……今日は楽しくやりましょう!」

全員「わあああああい!」

一条「続いてはあ……XENOGLOSSIA!」

寛子「はいはいは~いっ! XENOGLOSSIAの七瀬寛子だお~☆」

歌姫「XENOGLOSSIAの六川歌姫ですわ……って、逆! 寛子さん、名乗りの順番が逆ですわ!」

寛子「ま、いいじゃんよ。お仕事と違うんだし、気にしなくても」

歌姫「そ、そうですけれど……」

寛子「えっとぉ、寛子らはぁ、七女とおんなし396(ミクロ)プロに所属してゲーニンやってまぁす。でも普段はSEとかOLとか、シャバの仕事もしてるかんねー」

歌姫「シャバって、もう少し言い方があったんじゃありませんの……?」

寛子「あ、この人はですわ口調でお嬢気取ってるけどぉ、単なる没落貴族だから気にすることないかんねぇ」

歌姫「没落貴族って……!」

寛子「なんかお金持ちの実家勘当されたんだってぇ。マジうけんべ」

歌姫「わたくしのそれなりに重大な過去を、親戚の失敗談みたいなテンションで話さないでくださいまし!」

寛子「というわけでぇ、今日はよろしくお願いしまーす。ぶいぶい、びーむ☆」

全員「わあああああい!」

一条「はい、歌姫さんに寛子ちゃんありがとう。じゃあ次は……えっとそうね。理系文系!」

文「ええと、皆さんこんばんは! 理系文系の社文です!」

理「理系文系の理数です」

文「普段は666プロで漫才とかコントしてます!」

理「普段は666ラボで実験とか開発とかしてます」

文「相方さんの持ってくる不思議グッズの出自がこんなところで分かりました!? な、何、名前的に事務所の近くっぽいトコにラボ作っちゃってるんですか!?」

理「そこに部屋があるから?」

文「登山家みたいな理由でラボを!? ていうか、疑問符つけちゃってますよ!? 自分でも納得してないじゃないですか!」

理「そういえばこの前、ラボでトランプのクローバーのマークみたいな何かを培養してたら、培養液が階下に漏れちゃって、ダイヤのマークみたいな形に固まっちゃってたことが……」

文「ありましたよ、そんなことが! 今年の春頃! アレ、相方さんのラボからだったんですね!? てことは事務所の上にラボあったんですね!? ていうかクローバーのマークみたいな“何か”て!」

理「というわけで今日は楽しくやりましょう」

文「ずっと頭上にあったことが判明したラボが気になって楽しくやりにくいですケド、よろしくです!」

全員「わあああああい!」

一条「はい。じゃあ次は、羽舎麻巴亜亭茶虎ちゃん」

虎「はい。理系文系と同じく666プロに籍を置いております。羽舎麻巴亜亭一門の、羽舎麻巴亜亭茶虎です」

四谷「羽舎麻巴亜亭一門って……他に羽舎麻巴亜亭ってヤツいんのか?」

虎「はい、6人くらい」

四谷「お前んとこの事務所、6好きすぎだろ!」

虎「そんなことないですよー(てれてれ)」

四谷「なんで笑って謙遜してんだよ!? 謙遜するようなことじゃねえし、そんなことあるし!」

虎「鉄板ネタは『まんじゅう(ひわい)』です」

四谷「感想が『お後がよろしくねえよ!』で埋め尽くされてたやつだ!」

虎「というわけで今日はよろしくお願いしまーす」

一条「はい、よろしくー。じゃ、続いては……ごはんはごはん!」

天野「こんばんはです!」

大島子玉山子苫米地子「こんばんは!」

天野「ええっと、まだまだ若手なんですけど、今日は皆さんと一緒に楽しみたいかなって……」

四谷「おおおお!? ちょ、待て待て待て待て! な、何サラッと流してんだ!?」

天野「え? あ、す、すいません……。つい飛ばしちゃって」

四谷「いや、別にそんなマジになって謝られても……」

天野「まだまだ小さな事務所ですけど、ちゃんと言います。東洋エンターテイメント所属の、ごはんはごはんです! よろしくお願いします!」

大島子玉山子苫米地子「よろしくお願いしまーす!」

四谷「そっちじゃねえよ!?」

天野「え、所属事務所があまり大手ではないからと隠してしまったことがご不満なのでは!?」

四谷「どうでもいいよ! ウチだって超弩級の弱小プロだよ!」

天野「では、いったい何が……」

四谷「こいつらーーーー!(大島子玉山子苫米地子を指さす)」

大島子玉山子苫米地子(一斉に後ろを振り向く)

四谷「いや、おめーらだよ! なに、古典的なギャグぶちかましてんだよ! 揃いも揃ってカープの投手陣みてえな名前しやがって……腰なんとかーずかオメエらは!?」

大島子玉山子苫米地子「……?」

四谷「あ、すまん。全然知名度無い奴等を引き合いに出してしまった……。昔、そういうユニットがいたんだよ。篠田と天谷ってヤツらがさ……」

一条「今もいるわよ」

四谷「とにかく、だ。天野は、まぁ、いいわ。女だもんな。だが、そっちの大島玉山苫米地」

大島子玉山子苫米地子「おう」

四谷「お前らは、男だろが!?」

大島子玉山子苫米地子「何を言いますか! 我々はれっきとした女性ですぞ!?」

四谷「声を揃えて戯言をぬかすんじゃねえ! オメーらが女だった時なんか、同性愛即興短文の時しかねえだろうが! この会は女性限定、女装はNGだ! 投獄すんぞ、オラッ!?」

天野「投獄♪ 投獄♪」

大島子玉山子苫米地子「あんた楽しそうだね! 我々が追い出されそうになっているというのに!」

天野「だって私は女子だから」

大島子玉山子苫米地子「でしたね!!!」

一条「ごめんなさいね。最近は女性芸人がけっこう出てきてるけど、やっぱりまだまだ数は少ないから。この会は女性芸人が親睦を深める会なのよ。だから、ね? その似合わない女装もやめて……」

玉山「ならば仕方ない」

四谷(あ、カツラ取った……)

二階(ウィッグって言うんすよ)

玉山「我々は我々で、事務所の後輩のササキに願いを呼びつけて飲むとするさ」

四谷「様をつけろよ」

二階「ていうか後輩だったんすね……」

一条「さ、女装組が退散したところで……お次は清澄白河さん!」

清澄「よろしくお願いしますですわ」

白河「よろしくお願いしまーす。オフィスユカス(オフィス北野調で)所属の、清澄白河でーす」

清澄「(株)清澄コーポレーション社長令嬢であるこの私は、普段はもっと上流階級の催し物に参加するのですけれど……今日は私を招待してくださったということで、特別に参列させていただいたんですの」

白河「ごめんなさいね、基本上から目線な子で。皆さん、悪気は無いんですよ?」

寛子「歌姫ちゃん、歌姫ちゃん」

歌姫「……なんでわたくしを呼ぶんですのよ」

寛子「いや、あの清澄って人、ライバルじゃん。歌姫ちゃんの」

歌姫「別にライバルだなんて。今の今まで、意識すらしてませんでしたわよ」

清澄「あーら。下座の方から似非セレブの方が何やらさえずっていらっしゃるようですわね」

歌姫「(むっ)……誰が似非セレブですって?」

清澄「あらー? 聞こえちゃいましたかしら? 一般庶民は耳ざとくって嫌ですわ」

歌姫「貴女ねえ……黙って聞いていればなんなんですの!? 言いたいことがあるなら、正面から言ってきたらどうですの!?」

清澄「あら、言いたいことなんて。ご家族から勘当なされて大変でしたわねえ、としかかける言葉もありませんわ」

歌姫「ふんっ。親の築いた城の中でのうのうと選民気取ってる、自分だけで外も歩いたことも無いような箱入り娘にかけてもらう、薄っぺらな言葉なんてありませんでしてよ」

清澄「む。九州の田舎者のくせに、おっしゃいますわね」

歌姫「あら、九州の素晴らしさをご存知無い? 狭い見識ですこと。さぁすぅがぁはぁ、箱入り娘ですわね」

清澄「ぐぬぬ」

歌姫「ぐぬぬ」

寛子「どうでもいいけど、あんたら口調似すぎでオリジナリティが感じられない。4371点」

歌姫・清澄「何点中ですの!?」

白河「まあその。よろしくお願いしまーす」

一条「はぁい、よろしくー。それじゃあお次は……暗黒天国!」

ハナ「どうも、エフラム芸能所属、暗黒天国のエロ担当、ハナちゃんです!」

夏海「どうも、同じく暗黒天国の腐女子担当、夏海ちゃんです!」

四谷「おお……こいつら言い切りやがった……!」

二階「女前っすね……!」

ハナ「ふふふ、今日はお酒の力を借りて、猥談に花咲かせようかと思ってるんでよろしく!」

四谷「酒の力を借りなくても猥談しかしてねえくせに!」

夏海「今日はお酒の力を借りて、某ネタ番組で優勝した漫才師や、某漫才大会で優勝した漫才師たちの受け攻めを考えたいと思います!」

四谷「部屋飲みしながらやってろ!」

ハナ・夏海「というわけで、よろしくお願いしまーす!」

一条「はぁい、よろしく! さてさて続いては……ヘテロ失楽園のイヴちゃん!」

イヴ「どうも、ヘテロ失楽園です」

四谷「相方不在なのに、堂々とユニット名名乗りやがった!?」

イヴ「サイバトのチャンピオン大会出場決まりました」

四谷「うるへ! あたしら(第七女子会)はチャンピオン大会どころか出場停止なんだから、ちったぁ気ぃつかえ!」

イヴ「あまり余所の事務所の方々と飲む機会が無いので、今日はよろしくお願いします」

一条「はいよろしくー! じゃあ……」

山本「どうも~、放浪鴎の山本で~す!」

全員「!?」

一条「……なんであんたいんのかしら?」

山本「高橋と、それから優しい朝の光に包まれてもいるぞ?」

(宴会場の入り口からこっそり覗いてる、高橋さん、優しい朝の光に包まれてのお二方)

一条「うわほんと!?」

山本「いやあ、なんかたまたま飲み屋が被ったらしいな。俺らもずっと語り合ってたんだよ。優しい朝の光に包まれての素晴らしさについて」

一条「一方的に褒めてるだけの会!?」

五島「と、ちょっと待ってください……! 優しい朝の光に包まれてさんがいらっしゃるということは……」

五島・文・ハナ「もしかしてユウくん(ユウきゅん)も来てます!!!!?」

高橋「いや……来てるわけ無いだろ。いくら同じ事務所だからって……。さすがに飲み屋には連れ込めんよ」

五島「なんだ」

文「はしゃいで損しました」

ハナ「帰れ」

高橋「ひどい言われようだね僕たち!?」

一条「まぁ、その……今日は一応、女子会ということになってるのね? だから、男子諸君はできれば帰って……」

山本「さあ、乾杯しようか(にこにこ)」

一条「……」

(第七女子会の面々、山本を持ち上げて、出入り口付近まで運んで、外へ放り出す)

第七女子会「そぉい!!!!!」

山本「痛ぇ!」

(戸を閉める)

一条「……と、邪魔も入りましたが、そろそろ乾杯と参りましょうか!」

全員「わあああああい!」

(第二部に続く
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