夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。

2 (メディアワークス文庫)2 (メディアワークス文庫)
(2012/08/25)
野崎 まど

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おいおいおいおい、野崎まど作品の集大成じゃねえか。

物語は、とある役者の青年が、有名劇団に入団が決まるところから始まる。
そこから実に野崎まどさんらしい演出の活きるプロローグを経て、物語が始まる。

まず、このプロローグがおもしろい。
そこには前作までの作品に見られた、小気味良いボケとツッコミの応酬はない。
いたって普遍的に、ライトな語り口で物語が展開されている。
しかし……そこは野崎まど。要所でしっかりと演出で魅せる。
小説に於いて、この方以上に惹き込まれる演出をする方を私は知らない。

そしてプロローグが終わってからは、野崎まどのデビュー作から前作(5作目のパーフェクトフレンド)に至るまでの全ての作品から登場人物たちが再登場を果たし、物語を彩っていく。
どの再登場キャラクターたちも物語に無くてはならない役割を再び与えられており、まさに“これまでの野崎まどさんの作品を全て読んできたからこそ”おもしろい!と断じることのできる作品に仕上がっていたと思う。
もちろん、今回初めて野崎まど作品に触れたという人でもおもしろいだろうが。

物語は野崎まどさんらしいオカルトミステリーで、ラストには衝撃的な真相が待ち受けていた。
ここまで野崎まどさんのファンでいて、本当に良かった。そう、心から思えた作品であった。

この感動と衝撃を味わうためにも、ぜひともみなさんにも過去作品を網羅してから、この「2」を楽しんでもらいたいと思う。


[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)
(2009/12/16)
野崎 まど

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舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)
(2010/04/24)
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死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)
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小説家の作り方 (メディアワークス文庫)小説家の作り方 (メディアワークス文庫)
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パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)
(2011/08/25)
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