夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
2012年の読んだ本まとめ
2012年の読書メーター
読んだ本の数:336冊
読んだページ数:83503ページ
ナイス:6368ナイス
感想・レビュー:336件
月間平均冊数:28冊
月間平均ページ:6959ページ

■僕は友達が少ない CONNECT (MF文庫J)
「僕は友達が少ない」の各キャラクターの背景等を語る「繋がりの物語」。ナンバリング巻じゃないから番外編的な扱いなんだろうかとか思ってたら……ド本編じゃねえか! はがないの重要キャラクターたちの大切な背景が多く語られており、ギャグのノリは控えめ。この巻を読むことで見え方が違ってくるような過去のエピソードも多くあり、はがないワールドの奥行きを増した素晴らしい1冊。個人的に“残念”なナンバリング巻よりも好きだったのだが、これらは全部、今までの“残念”なノリがあるからこそ栄えるシリアスな面なのだとおもう。
読了日:12月30日 著者:平坂 読
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■オオカミさんと○人間になりたいピノッキオ (電撃文庫)
今回はピノッキオ、カチカチ山、かぐや姫、ガリバーが元ネタとなる……おバカ回だったり真面目回だったりラブコメ回だったりな1冊。個人的に注目したいのは、やはり宇佐見さんと田貫さんの短編。……なに、してんの! 大好きなコンビだったとはいえさすがに「あいえー!?」となりました。しかしまあ、普通だったらくっつかなかったかもしれない2人が、このトラブルを経てくっつくことができそうになったのは……素直に喜ばしいことですね。百合……だよね? ……あそこでくっついちゃえば良かったのに(ボソッ)。
読了日:12月28日 著者:沖田 雅
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■雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~ (ビッグガンガンコミックス)
「ひぐらしのなく頃に」の原典となる物語。元々が演劇台本だったということもあり、「雛見沢停留所」から舞台が動くことなく話が進行していく様は、ちょっと印象的だったかな。ホラーシーン盛りだくさんで、実に竜騎士さんらしい。ひぐらしに比べると後味の悪さがあったり、ラストの件がどこから繋がっているのかが曖昧だったりする。梨花と魅音の友情には感動したけど、根本的な解決にはなっていないし、単なる逃避でしかないんだよなあ……。
読了日:12月27日 著者:竜騎士07
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■アイドルマスター シンデレラガールズ コミックアンソロジー passion (DNAメディアコミックス)
モバマスアンソロジーラストはパッション編。今回は原田たけひとさんが表紙担当。賑やかで良いにぃ。裏表紙は3巻全てで茜屋さんが担当。見事に眼鏡アイドルコンプリートです。イラスト陣は今回はハズレ無し。HRDさん、カラーイラストだと味があって良いなあ。切符さんは……うん、可愛いな。漫画では「女子力アップ大作戦!(みんな可愛い! 特に巴お嬢!)」「キノコの受難(アイドルいっぱい出てくるのう)」「ハイパーシンデレラ道 ゼロダブルアッパー(ロドニィさん皆勤賞! ユッキネタと城ヶ崎姉妹ネタが特に好き。あと拓海可愛い)」
読了日:12月25日 著者:アンソロジー
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■GOSICKs〈3〉ゴシックエス・秋の花の思い出 (富士見ミステリー文庫)
風邪を引いたヴィクトリカのために、久城くんが花にまつわる物語を語って聞かせる短編集。しかしまあ、シリーズ2度目の風邪っぴきヴィクトリカとは……。よく風邪を引くなあ。 物語自体は、久城の朗読する物語の謎をヴィクトリカが淡々と見抜いていくものであり、長編のような派手さは無いが、短いストーリーの中にしっかり謎の答えが隠されていておもしろい。つかの間の平和だなあ。女性陣たちからいいように扱われる久城くん……。 ベストイラストは、49頁のヴィクトリカ。 6/10点
読了日:12月23日 著者:桜庭 一樹
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■も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)
始まりは、よくあるような部活ハーレム日常系作品。キャラクターは個性豊かで皆可愛く、まさにハーレム系。しかし100頁過ぎたところを境に、世界はガラッと変わる。それまでの平穏な日常は終わりを告げ、主人公に降りかかる“不適切”な状況。その中で足掻く主人公がやがて重要なコトに気付いてからは、どのように話が落ち着くのか気になって、ページを繰る手が止まらなかった。一応1冊の中で一区切りは着いているものの、タイトルからも分かるように続刊がある。
読了日:12月22日 著者:海冬 レイジ
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■のうりん 5 (GA文庫)
今回はおっぱいさん(良田さん)メインの畜産編。さすがに命を奪うこととなる畜産をテーマにしているだけあって、いつもよりもギャグは控えめ。『当たり前のように動物を殺し、その肉を食べている』私たちだからこそ、考えさせられるストーリーになっていた。どうしようも無いけれど、どうしようも無いからといって切り捨てて良い問題ではない。ありがとう。そして、いただきます。 ……と、そうはいっても、やっぱりのうりん。ギャグやらお色気も、控えめとはいえ他に比べたら盛りだくさんな内容。
読了日:12月20日 著者:白鳥 士郎
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■コズミック水 (講談社文庫)
あ、いやー、うん……。いや、まぁ、いわゆる普通のミステリみたいな解決は、もうとっくに諦めてはいましたけどね……。ようやく本格的に推理が始まったことで、上巻よりかはおもしろさを感じはしたものの、やはり練りに練られたジョーカー程ではなかったかなあ、とも……。歴史を巻き込んだ壮大なミステリーには素直に驚嘆するが、結局明かされない謎もいくつかあり、モヤモヤっと……。ていうか4冊通読しておいて今更だけど、ちょっと文章が苦手です。
読了日:12月17日 著者:清涼院 流水
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■インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)
ニートの男が一念発起してインドに旅行に行き、その旅路を綴った作品。ううむ、インド、予想以上にすさまじいところである。基本的に不潔、現地人は旅人を金づるとしか見ておらず息をするように騙すわぼったくるわ。それらの日本からはあまりにもかけ離れたインドの現状にハイテンションでツッコミを入れまくる様はおもしろい。しかしおもしろくするためなのだろうが、やたらに長い比喩表現ばかりを多用しており、文章のバリエーションの少なさはちょっと気になったかな。
読了日:12月16日 著者:さくら 剛
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■ジョーカー涼 (講談社文庫)
長門有希の100冊、35番。推理小説家を次から次へと葬っていった連続殺人事件も、ついに終幕へ。様々な人たちが探偵役を務めて推理を披露し、その度に否定されて新たな真相へと繋がっていく……。どんでん返しがあまりにも多すぎて、終わってみればこの長いストーリーの中にはほとんど無駄に思える箇所が無く、あまりにも隙が無い。ミステリーの真相にはやや「それってどうなの?」と思ってしまうものも多いが、隠された暗号の数々は見事と言えよう。
読了日:12月15日 著者:清涼院 流水
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■JCエッチ (セラフィンコミックス)
師走の翁さん短編集。1つのお話を除き、JCメイン。「HHH」はストーリーらしいストーリーこそ無いのだけれど、ある程度のラインを越えてからはずーっとイチャイチャしているのが良かった。「平成性教育改革」とか「ヌルセン」とかは設定からしてぶっ飛んでるんだけど、そういうのもなんか納得させてしまうような押しの強さがあって良い。「宴」はちゃんと本編も読んでみたいね。というか読むけどね。フルカラーでのハーレム描写は最高です。 7/10点
読了日:12月14日 著者:師走の翁
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■貧乏神が! 12 (ジャンプコミックス)
長編が終了したため、つかの間の日常編。テンションの高い掛け合いやインパクトの大きなボケの数々には非常に楽しませてもらった。ダイエットの話は「これぞギャグ漫画!」といった感じ。ロリ嵐丸超可愛い。 嵐丸と桃央のコンビはけっこういい感じ。ドSとドMだからね! いや、嵐丸がドSかどうかは知らないけれど! 市子と石蕗は……やっぱりここが正カップルなんだろうなあ……。哀れ、嵐丸&撫子……。 そしてそして……新たなる長編へと事態は再び動き出す。綾目ェ……。 8/10点
読了日:12月13日 著者:助野 嘉昭
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■ジョーカー清 (講談社文庫)
長門有希の100冊、35番。「コズミック 流」から。いやー、徹底的なまでに読者を煽ってくるミステリだね。ミステリー作家たちの合宿中に巻き起こる連続殺人事件を描いた作品なのだが、ことあるごとに「君にこの謎が解けるか!?」と作者に挑戦状を叩きつけられているような気分である。やたら大見得を切るだけあって読む者にはいろいろな可能性を示唆しており、何を信じればいいのか分からない状態。というか次々に超常的な事件ばかりが起きており、本当に綺麗に真相が用意されているのか不安に思えてくるレベル。
読了日:12月11日 著者:清涼院 流水
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■コズミック流 (講談社文庫)
密室卿なる人物が次から次へと密室殺人事件を繰り返すお話。1冊の中で実に19の密室殺人……しかも解決する糸口がほとんど見つからないままに。ううむ、延々と殺人事件ばかり見せつけられるのは辛いものがあった。様々な密室に、様々な人々が登場する点は良かったとは思うが。 予告通りに1200個の密室は完成するのか? それともJDCや警察が謎を解くのか? 悔しいが、「これ、どうなっちゃうの!?」という意味ではものすごく引き込まれてしまう作品だったように感じた。 次は一旦、ジョーカーに行きます。 6/10点
読了日:12月8日 著者:清涼院 流水
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■EIGHTH(3) (ガンガンコミックスJOKER)
今回のナオヤが奮闘することになるのは、インフルエンザウイルスにまつわる物語。セルシアのターンは終わったのかと思ってたら、まさかの“あの人”再来。 ……うーむ、ヒカル良くも悪くも大暴れだなあ。人の話はちゃんと最後まで聞きましょうよ、ヒカルさん! あと、パパと仲良いね! セルシアはセルシアで可愛いと思います。あの、ヒカルの荷物を守る場面がね。いや、結果的に守れてはいたけど実は全然守れてないあたりがね。ヒカルとセルシアの友情モノとかに今後期待したいね、とか。トリニティさんは……空回りしすぎです。 7/10点
読了日:12月6日 著者:河内 和泉
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■めだかボックス 18 (ジャンプコミックス)
漆黒の花嫁衣裳編完結。西尾さんの発想とその発想を実際に作品に盛り込めてしまう技術には、すっかり脱帽である……。肌エプロン先輩改め手ブラジーンズ先輩かあ。良いね、手ブラジーンズ。なにそれエロい。江迎ちゃんの恋は終わりを迎えてしまったけれど、泣けるなあ。球磨川の旦那も粋な計らいをしてくれる。 贄波はすっかりネタキャラだね。ちゃっかり新章以降も箱庭学園に居着いているといいね。 次巻からは不知火不知編。今まで名脇役状態にあった不知火に、ようやくスポットライトが当たるか。 8/10点
読了日:12月6日 著者:西尾 維新
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■学校の階段9 (ファミ通文庫)
年が明け、いよいよ突入する部長戦編。引っ張るのかと思いきや、部長戦自体はわりかし呆気なく終了。しかしそれと同時に進行していた井筒の恋物語も一つの決着を見て、なかなかにおもしろいエピソードだったと思う。小躍りするピエロ井筒おもしろい。あと、ホワイトボードに皆が近況を書き込むシーンは良かったなあ。 そして幸宏と刈谷の、今後の展開にも期待。果たして幸宏はこれからどうなる……? ベストイラストは、251頁の三島と御神楽。 7/10点
読了日:12月6日 著者:櫂末 高彰
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■はたらく魔王さま! (電撃文庫)
まず、異世界からやってきた魔王と勇者が、日本でアルバイトをしながら生活することになる……という設定の時点でおもしろい。その上で、敵対しているはずなのになんか流れで馴れ合ってるみたいになってる魔王と勇者がおもしろい&可愛い。ストーリーもコメディ主体ながらシリアスでもおもしろさがあり、良かった。 しかし、かの邪知暴虐の魔王がいい人になってしまった明確な理由付けが無かったのは、少々気になったかも。
読了日:12月4日 著者:和ヶ原 聡司
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■聖☆おにいさん(8) (モーニング KC)
安心と信頼の神コメディ。約1年ぶりの新刊でも、力は衰えず。神にまつわるマニアックなボケが減り、その分うまく状況設定などでバリエーションをつけてきたボケが増えてきた気がする。細かい台詞回しもおもしろいものが多く、今回も楽しめた。お気に入りの台詞は「さようなら敷金」「アルフォートがちょっとお安く買えるだけの店じゃなかったんだ……!?」「小僧にルンバで本堂をそうじされるようなものだよ……」「すごい感じの悪い先輩みたいじゃない!?」「君の甲冑イタリア製かい!?」など。 8/10点
読了日:12月4日 著者:中村 光
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■ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
すごくおもしろかった。1巻2巻のアインクラッドから始まったキリトの旅が、3巻からアルヴヘイムへとステージを移し、4巻でようやくアスナを救出、それと同時に真の意味でのSAOの攻略となった。クライマックスのバトルが少々呆気なさを感じはしたものの(どっちもね)、ストーリー自体は凄く楽しめた。愛する人のために猪突猛進、仲間の力を借りて必死で突き進む姿には燃えた。そして直葉の方も失恋を乗り越えてより強く生きてほしいね。また新しいアインクラッドで、みんなと絆を紡ぎながら。
読了日:12月3日 著者:川原 礫
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■貧乏神が! 泰庵高校連続殺人事件 (JUMP j BOOKS)
漫画「貧乏神が!」の小説版。短編集形式で、ギャグ3本と過去編シリアス1本で構成されている。なぜサブタイトルの付け方は原作(作中台詞の抜粋)を踏襲しなかったのか。 キャラクターたちをうまく活かしたどたばたストーリーで、なかなかおもしろかった。しかしギャグの質やパロディ具合では、やはり原作には一歩劣るかなあ。「連続殺人事件」のイラスト3連発は笑った。過去エピソードは……原作でやれよ(田中さんがストーリー考えて書いたわけ? うまく本編と絡めていて、すげえな)。
読了日:12月2日 著者:田中 創
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■ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
今回も古い書籍にまつわるエピソードをうまく絡めてきた。タヌキとワニと犬が出てくる絵本みたいなのは、本の謎自体そこまでの驚きを伴うものではなかったものの、エピソードそのものには結構感動した。ううむ、やっぱり、こういうのには弱いんだよなあ……。「春と修羅」では、栞子さんの、悪いことをしているわけではないのに、“怖い”と感じてしまうような一面を見てしまった。そして栞子さんの母親にまつわる物語も、徐々に外周が埋められていってる感じ。これは4巻にも期待だな。 8/10点
読了日:12月1日 著者:三上 延
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■アイドルマスター シンデレラガールズ コミックアンソロジー cool (DNAメディアコミックス)
凛奈緒加蓮闇のまわかるわあたりの出番が多かったかしらん。お気に入りは「シューコの時間」「お見舞いに行くよ」「ロックなヤツら」「シンデレラ道'TURBO」「眼鏡はポーカーフェイス」「BLOW IT UP」。キュートの全体的な完成度の高さにはやや劣るものの、それでも十分アイドルへの愛がたくさん詰まっている良質アンソロジーだった。ロドニィさんの描く漫画は好きだなあ。おもしろいし、可愛いなあ。へーべーさんは見事にだりなつネタで期待に応えてくれた。あと個人的に、安倍川さんの参戦が嬉しかったり。
読了日:11月30日 著者:アンソロジー
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■家族どんぶり (姫盗人コミックス)
表題作品他歳上ものをメインにした短編5シリーズ10話収録。個人的には「ネコの恩返し」「隣のお母さん」が好きかなあ。“今”のみたらしさんから比べると若干粗さのあるイラストだが、それでも十分にうまい方の部類に入る絵柄だと思う。……「姉妹といっしょ」はなぜオチをあんな感じにしたんだ……。 8/10点
読了日:11月30日 著者:みたらし 侯成
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■ピスはめ! 下 (セラフィンコミックス)
304頁の大ボリュームでお届けするピスはめ下巻。今回は爆乳ドSチア、及びチア部員たちとの乱交、ロリ娘のエピソード。さらにクライマックスでは、賛否の分かれるたくさんの生徒たちの前での凌辱展開。正直私はあまり凌辱ネタを好まないので、やはり若干引いてしまったものの……致命的なまでの悲観さは無かったため、ギリギリセーフ。カルディナ先輩が凌辱されてしまったのは残念だけど(いや、メインヒロインはみんなされるけど)、初物信者的には最悪の事態だけは回避されたといったところか。個人的には、挿入直前までで抑えて欲しかったが。
読了日:11月30日 著者:師走の翁
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■ピスはめ! 上 (セラフィンコミックス)
憧れの先輩に頼まれてほいほい付いていったら、卒業アルバム特別制作委員に任命されてしまうお話。しかも集めなければならないのは、ハメ撮り写真。無茶苦茶な設定ながらも、序盤はわりと女の子もノリノリなシーンが続いていく。特に道里先輩とのシーンは、カラーページでお届け! その後着エロアイドルとギャルのハメ撮り写真をゲットしたところで上巻終了。いやぁ、ギャルのカルディナ先輩は可愛いなあ! ギャルなのにチャラくなくて最初は恥ずかしがりながらなんだけど、徐々に心を許していっちゃう感じがイイネ!
読了日:11月30日 著者:師走の翁
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■演じられたタイムトラベル (メディアワークス文庫)
私見ではあるが、これまでのメディアワークス文庫における土橋作品は、「殺戮ゲームの館」ではゲーム性を、「生贄のジレンマ」では人間の心の闇を描くことにそれぞれ特化した作品だったように思う。メディアワークス文庫では3作品目となるこの作品では、ゲーム性も心の闇も、つまり土橋さんの得意とする両ジャンルをうまく交えた作品に仕上がっていると思う。突如として押し付けられたゲームを行う中で、人間同士の汚さや疑心暗鬼を描き出す。緊迫感のあるシーンでは、読んでいるこちらも緊張してしまう。
読了日:11月30日 著者:土橋 真二郎
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■貧乏神が! 11 (ジャンプコミックス)
付喪神・牡丹編完結。やっぱり市子と紅葉は最強コンビ! 互いを信頼し協力して、強大な敵に立ち向かうのがすっかりデフォルトになってきましたね。初期の市子どこ行った(と思ったら場外Roundに出てきた)。ついに完全にデレたぞ、市子! かなり重要な立ち位置っぽい敵役も登場したし、盛り上がってきたなあ。 嵐丸のドS女王様台詞(赤面!)、完全に戸松遥さんで再生されました本当にありがとうございました。メイド服も無理して着てます感が見え見えだがそれがいい! 付喪神組の水着姿、良かったなあ。鈴彦姫。
読了日:11月27日 著者:助野 嘉昭
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■貧乏神が! 10 (ジャンプコミックス)
たんぽぽ編以来となる新たなる長編は、市子の前世にまつわる付喪神編。“かんな”なる新しいキーキャラクターも登場し、市子の莫大な幸福エナジーの量の真相に迫りつつある……? 市子のために仲間たちが勢揃いするシーンは、やっぱり熱い。ボビーはぶち壊しだが。 番外編では市子と友人たち、福の神、貧乏神たちに水着エピソードが。紅葉、嵐丸、黒百合、金色姫の水着姿が可愛かったなあ。というか金色姫は普通に可愛いよなあ、純で。たんぽぽの気持ちは分かる。 7/10点
読了日:11月27日 著者:助野 嘉昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24030589

■めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(下) 『水槽管理のツークツワンク』 (JUMP j BOOKS)
球磨川にスポットライトを当てたはずの「グッドルーザー球磨川」であったが、今回はどちらかというと須木奈佐木咲さんの単独行動が多く……というかもう、ほとんど球磨川出てこねえ! しかしながら語り部であり事実上の主人公といってもよさそうな立ち位置を与えられた咲さんが、実に良いキャラクターをしている。後半からは漫画版「グッドルーザー球磨川」で見せた本性も出てきて、自らの思惑のために奔走する姿は読んでて楽しかった。
読了日:11月27日 著者:西尾 維新
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24018698

■ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
古書堂女主人と従業員の、古書にまつわるミステリー。今回は、とある事情を抱えた作品「時計じかけのオレンジ」や、作者が実は……な「名言随筆 サラリーマン」「UTOPIA 最後の世界大戦」と、本そのものにまつわる事情をうまく活かした作品が多く、楽しめた。1巻では栞子さんの鋭すぎる洞察力にちょっと引いてしまったが、今回はあまりその点には違和感を感じなかった。慣れたというのもあるだろうが、やはり“本そのものにまつわる事情”と栞子さんの知識とをうまく絡めた点が、違和感を感じさせなかった理由なのではないかと考える。
読了日:11月26日 著者:三上 延
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■珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
純喫茶タレーランを舞台に描かれる、日常の謎系ミステリー作品。小さな謎の数々を取り扱う短編連作形式の作品であるが、物語の終盤には大きなどんでん返しが待ち受けていた。序盤から中盤にかけて周到に伏線が張り巡らされており、クライマックスを読んでる最中には何度も前半のシーンを読み返してしまった。このどんでん返しこそが、全面的な改稿を行うことで補強したミステリ要素なのだろうか。個人的に前半あたりのミステリには「ちょっとその真相はどうなんでしょう?」と思ってしまうものがいくつかありはしたものの(盤上チェイスと猿珈琲)、
読了日:11月25日 著者:岡崎 琢磨
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■長門有希ちゃんの消失 (5) (カドカワコミックス・エース)
“もう一人の長門ちゃん”編を終えての今巻は、コメディ巻。夏休み突入ということでイベント盛りだくさん、非常に楽しそうな1冊となりました。キョンくんと長門ちゃんが非常にナチュラルにイチャイチャしていて……もう、いいじゃん付き合ってしまえよ素直に想いを伝えちゃえよ状態。恐怖に打ち震えてるみくるちゃんと実演販売に夢中になるみくるちゃんが可愛かった。あと「長門ちゃん」では朝倉が異常な可愛さを発揮しているのが見過ごせないポイント。……まぁ、みくるちゃん程ではないがな!
読了日:11月24日 著者:ぷよ
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■先生と僕 4 ―夏目漱石を囲む人々― (フラッパーコミックス)
文豪・夏目漱石こと夏目金之助の生涯を描いた4コマシリーズも、ついに最終巻。修善寺の大患から夏目先生の御逝去まで。夏目先生の逝ってしまうシーンや、いざ葬式という場面ではついうっかり泣きそうになってしまった。この作品に出逢うまでは単なる数多く存在する文豪の内の1人だった夏目先生が、今となっては愛すべき師になったかのようにも感じられる。物語のラスト、夏目先生と弟子の関係を描いた4コマが印象深い。1人の文豪の人間的な魅力を十二分に伝えてくれる、非常におもしろい作品でした。完結おめでとうございます。 9/10点
読了日:11月23日 著者:香日 ゆら
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■涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (7) (カドカワコミックス・エース)
言われてみれば、確かに暴走っぽい表紙だ……。 涼宮ハルヒシリーズの公式パロディ漫画もついに第7巻。秋、選りすぐりシーン人気投票、キョンの日曜日、お正月、バケッツのお話がおもしろかったかな。特に選りすぐりシーンとバケッツは秀逸だったと思う。ツッコミ不在で突き進むのに読者を置いてきぼりにしてないのが凄いなあ。 ページ数が減ったのが影響したか、展開早すぎたり盛り上がってきたところで終わってしまったりと、なんだかモヤモヤさせられるエピソードが多かったような気がする。……もっとたくさん描いてください!
読了日:11月23日 著者:ぷよ
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■バッカーノ!1711―Whitesmile (電撃文庫)
年数にして300年にも及ぶ「バッカーノ!」シリーズの根幹を描く1700年代がついに完結。後に不死者となる錬金術師たちがどのようにして船に乗り込むことになったのかを描き出す。1700年代をこうして読み終えたことで、明らかにヒューイに対する認識は変わった。エルマーという笑顔中毒者の恐ろしさも伝わってきた。全ての元凶とも言える悪意の塊の人物も……。ここから時を経て、さらに増えることとなる不死者たちのバカ騒ぎがどこに落ち着くことになるのか……気になる! 気になるぞ!
読了日:11月23日 著者:成田 良悟
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■ツンデロ (メガストアコミックスシリーズ No. 200)
武田弘光さんの成年向け作品集。まさに表紙のようなテイストの作品がたっぷり詰まっているため、表紙にグッと来たならアリ。絵柄も綺麗だし。表紙レベルの露出度であるとはいえ着衣状態ばかりだったのが個人的にはやや残念かな。お話的には「あい・すくれーぱー」「アネコン」「ムネ☆ヒメ」「ツンデロ」がお気に入り。あと口絵の全ヒロイン集合イラストと、カバー裏の結花の初夢も良かった。全てが「ヤるためのお話」だった気がするので、エロいけど、エロいだけ……な感はなきにしもあらず。まぁ、実用性重視なら気にならんのでしょうが。
読了日:11月20日 著者:武田 弘光
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■共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 4 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
轟高校図書委員会のメンバーたちの日常を描いた4コマ作品も、いよいよ最終巻(打ち切りではなく、戦略的撤退の模様)。ストーリーもキャラクターも設定も地味だけれど、だからこそ飛び道具無しの地力のおもしろさが光る。ていうか文化系女子たち可愛いよ! 大人たちめいい味を出している。番外編は理事長、猪熊さん、たほいや、等。個人的には、ありえないギャルたちが良かった。たほいやはやってみたいねー。でもウチこーじさんいないんだよなあ。 完結おめでとうございます。 8/10点
読了日:11月19日 著者:D.キッサン
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■貧乏神が! 9 (ジャンプコミックス)
諏訪野宅への訪問と、市子の父親編。この1冊で、市子の“家族”の背景が多く明らかになっていく。連載開始当初のあれだけ性格を歪ませた市子を生み出す元凶となった父親がどれだけひどいヤツなのかと思ったら……まさかのヘタレかい。父親のバンドの愉快なメンバーたちがおもしろい。「ライブは昨日だったことにする」て。(市子は絶対に認めないだろうけど)紅葉のお陰で父親との和解を果たした市子。やっぱり、対話って重要だよなあ。向き合うことから逃げたら、いけない。 そして徐々に明らかになる、市子の異常な量の幸福エナジーの背景。
読了日:11月19日 著者:助野 嘉昭
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■とある魔術の禁書目録(インデックス)〈11〉 (電撃文庫)
今回は学園都市を飛び出してのガッツリ魔術編。舞台はイタリア。序盤は(記憶を失ってからは)初めての海外に戸惑う上条といつもと違って頼られる立場になったインデックスの珍道中が微笑ましい。イタリアでオルソラと再会してからは、毎度お騒がせの狂信的魔術師を止めるために上条さん大奔走。今回は上条のみならず、ルチア、アンジェレネ、オルソラ、建宮、そしてアニェーゼもが誰かを守るために熱く戦っていたのが印象的だった。 五和は……なんていうかその、この巻だけでいうと、何のために出てきたのかよく分からんね……。今後の活躍に期待
読了日:11月19日 著者:鎌池 和馬
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■EIGHTH 2 (ガンガンコミックスJOKER)
研究機関・エイス研究所を舞台に描かれる、様々なおっぱい……違う、様々なドラマ。第2巻では主に植物班のアンジェラの物語。今回はトウモロコシが主題となったわけだが、トウモロコシあるいは植物研究に関する科学の知識がしっかりと差し込まれていて、読んでいておもしろい。アンジェラ博士の植物に対する想いがよく伝わってきたのぅ。……まぁ、「儂ら農家は研究で作物を作っているんじゃないんだ」というのも、農家側にしてみればもっともな言い分ではあるわな……。結果的には丸く収まったので、よかったけれども。
読了日:11月16日 著者:河内 和泉
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■バッカーノ!1932‐Summer―man in the killer (電撃文庫)
1932年のNYを舞台に巻き起こるバカ騒ぎは、『アイスピック・トンプソン』を巡る物語。いつも以上に“世界が反転する”場面が多かった印象があり、まるでジェットコースターに乗っているかのようなおもしろさがあった。グラハムにエルマー、それからシャフトにスミスと……見事なまでに今回のエピソードの主要キャラクターには女の子がいないな! かろうじてマリアがいたくらいか!? 男たちばかりでも男臭さを感じさせない爽快な物語で、とてもおもしろかった! グラハムとエルマーは異常なまでに歯車がうまく噛み合った組み合わせだなあ…
読了日:11月16日 著者:成田 良悟
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■今日のあすかショー 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
ちょっとずれ気味な思考を持つ女の子・あすかちゃんの日常を描く。あすか的には無自覚に普通に生活しているだけなのに、彼女の言動・所作の一つ一つが可愛らしく色っぽい。エピソードごとに、様々なフェティシズムを追求していってる感じ。台風の日に水着で歩き回るエピソードはめっちゃ秀逸。わからないでもないけど、やっぱりねえよ、説得力! 特別ストーリーらしいものは無いエピソードも多いけど、「可愛い」「エロい」で十分成立させられてるよなー。 7/10点
読了日:11月15日 著者:モリ タイシ
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■第七女子会彷徨 (5) リュウコミックス
雑誌の休刊などのピンチを乗り越え、ようやく1年ぶりの新刊が。鋭い着眼点のちょっと不思議なエピソードが満載で、今回も楽しませてもらった。ちょっといつもよりも教訓めいたお話が多かったかな。 お気に入りのお話は「Bコース」「Aコース」「美の秘密?」かな。「Bコース」まさかの展開にビックリしたわ……。まさか、と。『生と死』に踏み込んだ「欲しいものは何ですか?」も良かった。切なくなった。 「未来っぽい?日常」は……なにこの異様な眼鏡率? 可愛く見える眼鏡の用途がおもしろかった。 6/10点
読了日:11月15日 著者:つばな
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■惑星救出計画 (創元推理文庫―ダーコーヴァ年代記)
長門有希の100冊84番。地球から遠く離れた惑星ダーコーヴァでの冒険譚。惑星を脅かす病原菌の抗体を手に入れるために、主人公たち一行は山を登る。おもしろくはあったけれど、最初から最後まで一本調子というか、いまいち盛り上がりが少なかったかなあ、とも。けれど自らの内にある2つの人格に戸惑う主人公の姿には、印象深いものがあった。辛く厳しい冒険の様子をうまく描けており、引き込まれた。読みながらハラハラとさせられた。 ベストイラストは、155頁のジェイスンと長老。 7/10点
読了日:11月14日 著者:マリオン・ジマー・ブラッドリー
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■さよならピアノソナタ―encore pieces (電撃文庫)
4巻で完結した「さよならピアノソナタ」の後日談的なエピソードたちをまとめた短編集。正直、これは本編よりも好きだ。さよならピアノソナタを彩ってきた5人の主要メンバーと、それを影から支えた人物、それぞれに深く踏み込んでいく良い短編集だった。全部好き。全部に泣き所が用意されている。もちろん全部泣ける。中でもお気に入りなのは神楽坂先輩の音楽の基盤となった「最後のインタビュー」、そして「だれも寝てはならぬ」。 さよならピアノソナタは、音楽を通して“恋愛”というものを実に綺麗に描いた名作だった。
読了日:11月13日 著者:杉井 光
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■独創短編シリーズ 野﨑まど劇場 (電撃文庫)
野崎まどさん渾身の短編集。野崎まどさんらしい奇抜な発想で描かれる短編は唯一無二の作風で(というか思い付いても誰もやらなかったであろう作風で)非常におもしろい。正直、ズルいしやり過ぎなんだけど、おもしろいんだからしょうがない。個人的に好きなのは「Gunfight at the Deadman city」「バスジャック」「魔王」「デザインベイベ」「苛烈、ラーメン戦争」「首狩島容疑者十七万人殺人事件」「ライオンガールズ」。
読了日:11月11日 著者:野崎 まど
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■オーデュボンの祈り (新潮文庫)
日本本土から離れたとある閉鎖された島で起きた事件のお話。序盤から中盤にかけては小さな事件や現象が次々に発生し、いまいち全体像が掴みきれないままに物語が進んでいく。しかし終盤になって一気にパズルのピースが埋まっていくように、一つ一つの事件や現象が繋がっていく。伏線の張り方が巧妙で、読みながら何度も「なるほど」と唸らされた。 城山はなんていうか、恐ろしい存在だなあ……。 個性的な登場人物が多く、不思議な雰囲気の作品だった。 8/10点
読了日:11月10日 著者:伊坂 幸太郎
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■貧乏神が! 8 (ジャンプコミックス)
福の神襲来編完結。市子を奪還し全員で福の神たちを倒していく流れは最高に熱い。そして明かされるたんぽぽの過去のエピソード。そりゃあこんなことがあったら、福の神としての人格は歪むよなあ……。そしてたんぽぽを真っ向から否定する市子は、本当に、紅葉たちと関わることで変われたんだなあと。果たしてたんぽぽも、これから金色姫と一緒に変わっていくことはできるのだろうか? エロスのみを機軸にしているにも関わらず、それなりに活躍してしまうボビーがすさまじい。 諏訪野宅への旅行……実に夫婦な2人でしたなあ。宙汰かわいい。
読了日:11月8日 著者:助野 嘉昭
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■GOSICK〈6〉ゴシック・仮面舞踏会の夜 (富士見ミステリー文庫)
〈ベルゼブブの頭蓋〉から脱出した久城とヴィクトリカは、帰りの列車でまたしても事件に遭遇する。この辺、アニメで観た記憶があんまり無いなあ……ちゃんと観たはずなんだが。 それぞれが仮の身分を名乗って旅を共にしていた“仮面舞踏会”が実は……というストーリーが良かった。というか話を聞くに、ヴィクトリカは最初っから犯人が誰なのか知ってたってことじゃないですか……。 ヴィクトリカが久城から蜘蛛を追い払ってやるシーンが可愛い。 ベストイラストは、81頁の久城とヴィクトリカ。 7/10点
読了日:11月7日 著者:桜庭 一樹
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■ココロコネクト アスランダム 上 (ファミ通文庫)
終了宣言をした〈ふうせんかずら〉に代わって現れた〈三番目〉の巻き起こす最後にして最悪の現象に、文研部の7人が挑む。最終巻らしくうまく最悪の状況を作り出し、盛り上げてきた。あとは下巻でどのような決着がつくことになるのか……非常に楽しみである。 いつもとは違った状況であるだけにピリピリした空気がいつもよりも強く、しかも解決が『下巻に続く』なわけだから、ちょっと読むのがしんどかったかも。その分下巻には期待大ですが。しがらみや絆の話はわかる気もするけれど……文研部の家族は、ちょっといい人が多すぎる気もするよね。
読了日:11月6日 著者:庵田 定夏
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■童貞パニック (SANWA COMICS No.)
「えーマジ童貞!? キモーイ! 童貞が許されるのは小学生までだよねー!」の元ネタ「PAY BACK」も収録されている、にったじゅんさんの短編集。とにかく全エピソードが「男の子が経験豊富な女の子に童貞を奪われる」系の作品。1つの例外もなくすべてが同じ構図(女の子のタイプやストーリーは違うとはいえ、ほぼ必ずビッ○の女の子に食われる話)で、まぁそういう作品が好きならいいんでしょうが、ちょっとバリエーション不足な感もありつつ。液体を描くのはそんなに上手くはないかなあ。男女間に愛が無いものが多かったのは残念……。
読了日:11月5日 著者:にった じゅん
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■暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)
一年後に地球を破壊すると予告しているモンスターが学校の先生になって、生徒たちがその先生を暗殺しようとする話。なかなかにぶっ飛んだ設定だが、ストーリーはおもしろい。殺せんせーは生徒たちを嘗めきっていつつも、時たまドジを踏んで勝手にピンチに陥ったりしてるのがおもしろい。そして生徒たちのことを真剣に考え、いろいろなアドバイスを送っており、読ながらこちらもいろいろと考えさせられる。しかし最終的にはどう決着をつけるつもりなのか?
読了日:11月4日 著者:松井 優征
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■合コンに行ったらとんでもないことが起こりました (メディアワークス文庫)
タイトルの通り、合コンに行ったらとんでもないことが起こってしまった話。序盤はラノベテイストの軽い文体で描かれるほのぼのとした物語だったのだが、中盤あたりから一気にホラーテイストに軌道修正。ラノベらしい演出の多彩さを遺憾なく発揮できており、前半とのギャップも相まって、非常に恐ろしさを感じた。様々な歯車が重なりあった結果があの結末だと思うと、「もしあの時……」と、ありもしないifの世界を考えさせられてしまう。あの人、あんなに可愛かったのに、どうしてこんなことに……。
読了日:11月4日 著者:鷲宮 だいじん
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■メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)
時雨沢さんの描く作品の中では珍しくアクが少ない、平凡な学園生活にちょっとしたスパイス的な1冊。今回はラリーが女の子に交際を申し込まれることで巻き起こるちょっとした騒動を描く。先の展開は読みやすくはあったものの、筋立て自体はおもしろい作品だった。ラストはちょっと切なかったなあ〜。しかし読者の中では確実にラリーの株は上がるだろうね、これ。かっこよかったよ、ラリー。 ベストイラストは、230頁のメグとリリア。 7/10点
読了日:11月3日 著者:時雨沢 恵一
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■とある科学の超電磁砲 08―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
本編(禁書目録)で上条さんたちがオリアナと追っかけっこをしていた裏で、同じく大覇星祭を舞台に美琴たちもバトルを繰り広げていた。誘拐される御坂妹、暗躍する食蜂、話がどう繋がっていきどう決着するのか、まるで分からない。おもしろい。ストーリーや頭脳プレーの光るバトルそのもののおもしろさはもちろんのこと、美琴を中心とした、婚后さん、泡浮さん湾内さんらの友情にも胸が熱くなる。ほら、最初はさ、「ケンカどころか怒った経験もないもので」とか言ってた湾内さんたちがさ! 婚后さんのために怒りを露にするシーンが最高に熱い!
読了日:11月1日 著者:鎌池 和馬
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■ぷちます! 4―PETIT IDOLM@STER (電撃コミックス EX 135-4)
祝アニメ化。ぷちますはたぶんアニメになったらかなり破壊力が増すであろうタイプの作品なので、大いに期待。ぷちたちがとても愛らしくて、読んでいてすごく和む。そしてアイドルたちの衣装や髪型も回ごとに違ったりしていて、可愛らしさという点では他の追随を許さない。メガネのエピソードと、ぷちたちの留守番のエピソードがお気に入り。 といかあずささんの迷子スキルが上がりすぎていて、もはやそういう能力者のように見えてきた……。 6/10点
読了日:10月31日 著者:明音
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■学校の階段8 (ファミ通文庫)
vs山神桔梗院編終了。三枝対浅沢、九重対寺城、そして缶バッチ対波佐間の全ての対戦に見応えがあり、おもしろかった。特に山神桔梗院のラスボス・波佐間の抱える事情がようやく明かされ、それらにも綺麗に決着がついたのが良かった。というか……オチよ。せっかくいろんな意味でいい雰囲気だったのに、まさかのあいつらエンドて! そういえば今回はラストまでほとんど出番無かったから、予想してしかるべきだったね! あと缶バッチはいい加減正ヒロインを決めようぜ。1人だけ2回目の表紙を飾る美冬姉さんが正ヒロインなんだろそうなんだろ?
読了日:10月31日 著者:櫂末 高彰
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■人見知り部は健全です (電撃文庫 さ 12-3)
人見知り……というか青春不適合者たちの集まる人見知り部で巻き起こる日常系コメディ。キャラクターには個性があり可愛らしい。特に、攻めるのは大得意だが攻められるのは苦手という乃花さんが普通に可愛かった。倫も案外悪くない。そして青春不適合者とは言いつつも、彼氏彼女ではないとは言うものの……藍人と明のイチャイチャ具合がハンパじゃないな! 肝心のストーリーでは、爆笑こそ無いものの魅力的な会話劇が続き、終盤には唐突ながらもなかなか印象的なシリアスストーリーを交えてくる。
読了日:10月30日 著者:佐野 しなの
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■死神のキョウ 3 (一迅社文庫 か 1-3)
死神の少女とのラブコメアリ、どたばたギャグアリ、そしてついに動き出したシリアスパートもアリ、……と、ようやく話に動きが出てきた第3巻。ラブコメパートはとにかくキョウが可愛い。もう見るからに恭也に行為を抱きまくりなのに、いざとなったら恥ずかしがって恭也を斬っちゃうキョウさんマジ可愛い。 シリアスパートではついにココロちゃんの思惑が明かされ、シリーズの進むべき道先も示されたような感じ。まだまだプロローグ段階のようだが(3巻まできてやっとプロローグ終了て)、これからの展開が実に楽しみになった。
読了日:10月29日 著者:魁
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■ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)
長門有希の100冊、9作品目の下巻(34番)。「ノルウェイの森」以来苦手意識のあった村上春樹だけれど、この作品はそれよりはだいぶ楽しんで読めた(シリーズ物の一部だったようなので、これ単体で読んで十二分に理解できているのかは分かりませんが)。 キキやらユキやらユミヨシさんやら魅力的な女性が多く登場し、楽しかった。ストーリーも不意に世界が大きく切り替わる場面が非常に多く、飽きることなく読み進められた。が、なんだろう……まだ正直、「つまりどういうことなのかが分からない」という印象が強い。
読了日:10月28日 著者:村上 春樹
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■覚えてないけど、キミが好き2 (一迅社文庫)
記憶喪失系ラブコメ第2弾。序盤から中盤にかけてはひたすらギャグとツッコミの応酬ばかりのラブコメパートだったが、終盤にはしっかりとシリアスパート……というか伏線の回収が行われた。比嘉さんお得意のお色気ネタ&下ネタを交えながらの、テンポのよい会話劇はとてもおもしろかった。の、だが……ストーリー面の進みの遅さが気になるなあ……。吉足の記憶に関してはシリアスな要素が入り込むのかと思ったら、まさかのオチで驚愕。
読了日:10月26日 著者:比嘉 智康
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■アイドルマスター シンデレラガールズ コミックアンソロジーcute (IDコミックス/DNAメディアコミックス)
「アイドルマスター シンデレラガールズ」のキュートアイドルたちをメインにしたアンソロジー集。うそねこさん、ハナツカさん、こんがりぱすたさん、へーべーさん、みずみさん、梅干さん、坂野杏梨さん、ロドニィさん、すかまさんあたりの作品がおもしろかった。けれどそれ以外の作品も良かったし、今まで触れてきたコミックアンソロジーの中でも屈指のレベルの高さだったと思う。執筆陣たちのモバマスアイドルたちへの愛がひしひしと伝わってきて、本当におもしろい。
読了日:10月25日 著者:アンソロジー
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■日常 (8) (カドカワコミックス・エース)
日常の127→みおちゃんの何気ない行為のせいで大パニックに……。131→わけがわからないよ。そらこんなん笑うわ。132→みほしはいい妹だと思うよ。抜けてるけど。134&143→麻衣ちゃんクッソ可愛い。「ゆっこ」「ひゃ!」。麻衣ちゃんは不意にめちゃくちゃ可愛くなるから困る。135→ホントにただの木の塊だったんかい。136→金持ちうらやましい!そしていいヤツだ! 世界が徐々に広がったり繋がったりするのがおもしろい。 アンケートはまさかの拡大版。アンケートなのに拡大版て。 囲碁サッカー部が無かったのは残念。
読了日:10月24日 著者:あらゐ けいいち
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■女には向かない職業 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
「探偵オペラ ミルキィホームズ」のコーデリア・グラウカの元ネタキャラであるということで読んでみた。ちょいとくせのあるというか、やたら長い文章に苦戦させられながらも、ストーリーはなかなか良かった。自殺した科学者の息子のその自殺の理由を調べるという、ミステリー的にはそこまで画期的なストーリーというわけではないが、主人公のコーデリアが魅力的で読むのが楽しかった。クライマックスになって、「女には向かない職業」を全うし、自らが勝利したことを知るシーンが好きです。 7/10点
読了日:10月24日 著者:P.D.ジェイムズ
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■恋愛ラボ 3 (まんがタイムコミックス)
実にギャグの切れ味がよく、且つシリアスな面もある良質な4コマ漫画。今回の主な内容としては、VS新聞同好会編といったところか。泣き虫決定戦の流れは良かったなあ。みんなみんな、他人思いで実にいい娘さんばかりです。 「ワイルドの君」を知ってしまったリコのリアクションおもしろいなあ。あの腹立たし可愛さは唯一無二の芸風だなと思った。 「胸が小さいことを気にして恥じらう姿は超可憐で超キュートで超破壊力」! ええ、まさに。 8/10点
読了日:10月22日 著者:宮原 るり
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■マンガで分かる心療内科 7 (ヤングキングコミックス)
「真のプライドを育てるには?」「セックスレスの治療法とは!?」「不安を抱くかは新聞で分かる!?」「ストレスは数値にしてみよう」あたりのエピソードがおもしろかったor興味深かった。私はかなり緊張しやすい人間なので、少し役に立ちそうなものも収録されていて良かった。導入のボケは、アメーバ、下描き、レントゲン撮影あたりが好き。どのエピソードも、初っぱなから笑わせる気満々な姿勢が良いね。着替えてから反応するお色気マンガのヒロイン可愛い。カバー裏のあすなさんが実に良い恥じらいで可愛らしかった。
読了日:10月22日 著者:ゆうき ゆう
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■学校の階段〈7〉 (ファミ通文庫)
生徒会選挙編。圧倒的御神楽有利の状況からじわじわと勢力を拡大していく流れが非常に良かった。特に、行き詰まりかけていた状況を打開するきっかけとなる“筋肉”は最高。幸宏の人柄が、あの土壇場からの逆転を見せた。まさか筋肉との友情ストーリーが見れるとは。正直、水戸野のエピソードは無理矢理入れてしまっているような感は拭えない。もう少しうまい活かし方があったのではないかなあ、とも。けれど生徒会選挙ネタとしては、うまい話のオチの付け方で良かった。 ベストイラストは、173頁の美冬と瀬野さん。 7/10点
読了日:10月21日 著者:櫂末 高彰
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■重力ピエロ (新潮文庫)
出生の背景に哀しい過去を持つ青年と、その兄。そんな2人が、グラフィティアートと連続放火事件に関心を持つことから物語が動き出す。伊坂さん独特のテンポの良い軽い文章や会話で描かれているため、そこそこ重たいテーマを取り扱っていながらも息苦しさの無い作品だった。泉水と春の両親がとても素敵な人たちで、こういう人たちのような家庭を築いてみたいものだなと思った。父親が春に癖の指摘をするシーンでは、胸に熱いものが込み上げてきた。なにこの父親、かっこよすぎる。
読了日:10月20日 著者:伊坂 幸太郎
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■ノ・ゾ・キ・ア・ナ 2 (ビッグコミックス)
意外とストーリーが良いんだよな。
読了日:10月18日 著者:本名 ワコウ
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■STEINS;GATE─シュタインズゲート─ 円環連鎖のウロボロス(1) (富士見ドラゴン・ブック)
原作ゲーム未プレイ。アニメ版のみ視聴済み。偶発的にタイムマシンを開発してしまった厨二大学生(狂気のマッドサイエンティスト)の活躍を描く作品。Dメールの理論は相変わらず文章で読んでも「なるほど、分からん」状態であった。ストーリー中に様々な演出が文章に加えられているのはおもしろい試みであると思いはしたものの、若干読みづらかったかなとも。まだまだおもしろくなっていくのはこれからとはいえ、タイムマシンを開発すべく奮闘するラボメンの姿を見ているのは楽しかった。下巻にも期待。 ヽ(*゜д゜)ノ < カイバー
読了日:10月17日 著者:海羽 超史郎
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■貧乏神が! 7 (ジャンプコミックス)
桜市子とその周辺人物に襲いかかるたんぽぽたちとの戦いを描く『大長編・貧乏神が!』編。紅葉や友人たちとの交流を通して、市子が着実に変わってきたことを再確認できるエピソード。貧乏神らしからぬハードな展開、シリアスなストーリーが続くが、ギャグやパロディも忘れずにしっかりと挟み込むところはやはりこの作品らしい。タマちゃんが市子の望みを遂げようとするシーンから逆襲開始までの流れが大好き。パワーアップバージョンの蘇民将来、前回のラストと何か違う、は、めっちゃおもしろかった。
読了日:10月17日 著者:助野 嘉昭
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■ほうそうぶ2 (ほうそうぶ2シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
タイトルの雰囲気的には日常系、あらすじを見るにはミステリー、しかしてその実態は……なんだろう、単なる悪ふざけかなあ? ミステリー的な観点から見てみると、兎レポーターの真相は「いや、その手法は何年も前にクリスティーがやっていてだね」状態。百歩譲ってそこは見逃したとしても、ラストの全ての元凶である男を推理するシーンは格別に酷い。なんだこれ。ミステリーを侮辱してるのか? というかミステリーでなくとも、作品としてこの強引な話のまとめ方は酷すぎる。徹底的なまでにご都合主義。その場しのぎレベルの世界観。
読了日:10月15日 著者:宮沢 周
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■めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(上)『水槽に蠢く脳だらけ』 (JUMP j BOOKS)
めだかボックス外伝「グッドルーザー球磨川」の小説版。裸エプロン先輩オンステージだね! 裸エプロン先輩ファンにはたまらない、1冊まるまる球磨川ワールド。掴み所のない球磨川は見ていて飽きないし、安心院さんの出す無理難題をぶち破っていく破天荒さも読んでいて楽しい。語り手であり球磨川の相棒としても立ち回る咲ちゃんがなかなか可愛かったね。 さて、球磨川と安心院さんの対立の先には、どんなラストが待っているのやら? 下巻が楽しみである。 個人的には前回の箱庭学園教員シリーズよりも、こっちのが好みかな。
読了日:10月14日 著者:西尾 維新
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■キノの旅 XVI the Beautiful World (電撃文庫)
「昼と夜がある国」とフォトの日々がおもしろかった。特にフォトの日々に関しては、どちらにも温かさの中に切なさが隠れ潜んでおり、好みな作品だった。また、フォトの察しが悪いながらも明るく一生懸命な面が、非常に活きていた両エピソードだったと思った。「残されたもの」は、確かに感情的になって否定したくなる気持ちも分かるが、フォトのように信念を持って「自分のやるべきこと(できること)」をやるってことも大切なことなんだよなあ、と。 あとがきはすげえおもしろかった。「だもんでね」て。
読了日:10月13日 著者:時雨沢 恵一
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■犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫)
強盗により殺された大の読書好きの少年が、「本を読みたい!」という執念から犬の姿で蘇るお話。ひとまずストーリー的には十分おもしろかったし、続きも読んでみたいとは思う。けれどなんていうか、悪い意味でラノベ的というか、ところどころで「おもしろければ細かいことはどーでもいいだろ!」みたいな感じがにじみ出てしまっていたような気がする。なんで夏野はハサミ使ってんの、とか。そもそもなんで春海は生き返って、しかも犬なん、とか。話の流れを止めてしまう用語集、本当にいる?とか。
読了日:10月12日 著者:更伊 俊介
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■ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)
長門有希の100冊34番。 「ノルウェイの森」を読んで以来、村上春樹さんは苦手にしていたが、この作品はノルウェイよりかは楽しんで読むことができた。寄り道しまくりな文章で、サンドイッチを食べつつ女の子と寝たり寝れそうな雰囲気になったりする点は変わらないが、“キキ”という少女を中心に据えた、しっかりとした軸があるストーリーなのが好ましかった。ひとまずあまりの寄り道の多さに辟易はしたが、この後下巻でどのように物語がまとまっていくのか、楽しみである。 7/10点
読了日:10月11日 著者:村上 春樹
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■貧乏神が! 6 (ジャンプコミックス)
プリクラの回は、4人が非常に仲が良さげで良かったです。市子が1人で写っちゃったプリクラは最高に笑えた。 ボビー回は……案外、あの欲を捨てたボビーも嫌いじゃない。いやぁ、完っ全に普段は才能の無駄遣いしてたんですねえ。沢北テイスト(※ボビー)が好きになるとか、タマちゃん良い趣味してます。 水着回は……嵐丸の水着とマーメイド紅葉が良かったかな。ていうか私、「貧」のアレ巻いてない姿の楓の方が好きなんだなあ。 山吹姐さん回は……山吹姐さん可愛い&怒ると怖い。
読了日:10月10日 著者:助野 嘉昭
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■ノゾキアナ 1 (ビッグコミックス)
うん。まあ、エロかったかなって思います(小並感)。それだけでなくストーリーも、将来的におもしろくなりそうな感があり、良かったです。 6/10点
読了日:10月10日 著者:本名 ワコウ
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■球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 06 (ヤングキングコミックス)
2012年、カープはクライマックスシリーズには行けなかったけど、球場ラヴァーズはクライマックスへ! 今回は時系列的には2012年開幕から、8月のまで。実央は球場でアルバイトを始め、新たな一歩を踏み出していく。そしてついに赤い帽子の人の正体が……! 名台詞の数々が心に突き刺さり、気付けば涙を流していた。「あきらめそうな顔をひっぱたいて上げてくれるのは、あきらめてない人たち」「嫌いって言いきれる程野球のそばにいるんだね」「実央ちゃん今だよ、今なのよ、今日勝てよ!!」
読了日:10月9日 著者:石田 敦子
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■オオカミさんとおかしな家の住人たち (電撃文庫)
亮士くんの下宿するおかし荘に住む人々の物語を中心に描いた巻。白鳥さんのお話(みにくいあひるの子)は、裸の王様と似てるなあと思ったら、やっぱりか……。下ネタ全開すぎて、沖田さんちょっと落ち着きなさいと思いました。ヘンゼルさんとグレーテルさんのお話は、グレーテルさんの暴走っぷりがおもしろかったです。まぁ、若干引きましたが。というよりもこのエピソードに関しては、魔女さんがようやく存在感を見せてくれたのが嬉しかったり。よりキャラクターに深みが出てきましたが……メインで魔女さん見たかったなあ、とも。
読了日:10月9日 著者:沖田 雅
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■All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)
ラノベ史上初ハリウッド映画化作品だとか。確かに派手めな戦闘シーンはハリウッド向きかもしれない。 初年兵が初めての戦地での2日間を何度も繰り返すことになるループ物。ループの発生理由や、なぜか正しく対処したはずなのにループが終わらない原因などもしっかりと作り込まれていておもしろかった。シリアスな中にも、どこかコミカルなやりとりや描写が混じっているのが、空気が張り詰めすぎていなくて良かった。ラストは切なさがありつつも、ケイジの今後の未来を予感させる良いラストだったと思う。 ベストイラストは、139頁のリタ。
読了日:10月7日 著者:桜坂 洋
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■名探偵の呪縛 (講談社文庫)
本格推理小説で遊びまくっていた「名探偵の掟」の続編。なんだけど、雰囲気は「掟」とはガラリと変わって、ややシリアス寄り。“本格推理小説”という概念の無い世界と、その正体を描くという点ではなかなかおもしろかった。が……天下一といったらあの「掟」のふざけたノリを期待してしまっていたため、正直、期待はずれ……。「掟」とは別物の作品として読んだ方が良かったんじゃないかなあ。本格推理小説としては、ミステリーの仕掛けもそこまで画期的といえるわけでもなく。
読了日:10月7日 著者:東野 圭吾
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■みなみけ(10) (ヤンマガKCスペシャル)
もちろんDVD「みなみけ おまたせ」がついてる方を買いましたともさ。feel.版アニメ、良かった! 「かぶってる(現役サッカー部の藤岡と同着とか、ヒトミすげえな)」「最高の器(お前にもそう見えるか)」「鬼だもの(鬼だけタッチが違って浮いてた気が)」「さあ名探偵(内田ェ)」「ただいま(なにこの感動回? さては「みなみけ ただいま」の最終回Bパートはこのエピソードだな?)」「もう1回(なんだかんだまだまだ子供っぽい春香姉さま可愛い)」がお気に入り。
読了日:10月6日 著者:桜場 コハル
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■“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)
“文学少女”シリーズ本編完結編下巻。真実と虚構の入り交じった複雑な物語を、ゆっくりゆっくりと読み解いていき、ようやく真相にたどり着いた。叶子さんたちの事件の真相は非常にショックなものだったが、同時に暖かい気持ちになれる結末でよかった。そして……本編の全てが凝縮された集大成、遠子先輩の合格報告の後のやりとりは、本当に泣ける……。 登場人物たちのその後もしっかりと描かれており、誰もが希望に満ち溢れており、素晴らしいラストだった。
読了日:10月5日 著者:野村 美月
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■“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)
“文学少女”シリーズ本編完結編上巻。完結編とあって、ついに遠子さんにまつわる様々な謎が明らかにされていく。しかしここまでに提示された物語の内、どれが真実でどれが虚構なのかがまだまだ曖昧で、実に不気味だ。下巻でどのようにまとめるのか、実に楽しみだ。 心葉くんとななせちゃんのラブラブ空間を邪魔しまくる流人くんが腹立たしかった……。いやまぁ、気持ちは分からないでもないが……なんていうかこう、あんなラブラブスイートタイム見せ付けられちゃった後だとさ! ベストイラストは、119頁の叶子さん。 7/10点
読了日:10月3日 著者:野村 美月
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■中二病でも恋がしたい!
一般の書店ではまずお目にかかれないKAエスマ文庫。アニメ化ということで読んでみたけれど……なんだかなあ。まず文章が洗練されておらず、普通に読む分には問題ないものの、ところどころに『作者が分かってるからみんな分かってる』的な感じの不親切さがあり、何が言いたいのか分かりにくい箇所が多い。また、パロディもマニアックなものでも説明がほとんど無かったり……まったく自分以外の他の読者の存在を意識できておらず、独り善がり気味な作品だと思った。
読了日:10月1日 著者:虎虎
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■貧乏神が! 5 (ジャンプコミックス)
アニメのオマケタイム「撫子が!」に登場していた撫子が本格的にストーリーに関わってくる巻。アニメ同様、原作でも撫子さんは幾度も出てたのね……(2、3ヶ所しか気付かなかった……)。健気で一途だけど、なんかどとかずれてて報われない。そんな撫子の今後の活躍に期待。告白シーン、すごいかっこよかったよ撫子! 黒百合初登場エピソードもすげえおもしろかった。「角度変えて見ると人の顔に見えるんだけど……」て。なんだかんだ、裏紅葉編を乗り越えたことで、市子と紅葉の距離が少し縮まったような感じが、行動の端々から見えたりする。
読了日:9月30日 著者:助野 嘉昭
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■バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)
ラストエピソード突入前の短編集。表紙は美春と……まさかの玉野さんです。密かに注目していたとはいえ、まさか表紙を飾るまでになるとは。可愛いぞ玉野さん! ……まぁ、10巻の優子の敵わないがな! さすがに本編のような“燃え”展開は無かったものの、ギャグに振り切った短編集はおもしろかった。オカマさん人気投票は素晴らしいね。俺がオカマでも(オカマじゃないけど)あいつを1位にするわ。「僕と兄さんと〜」は久保くんの弟の文月学園潜入エピソード。こうして第三者の視点で見ると、ホントにひどいなFクラスは。
読了日:9月30日 著者:井上 堅二
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■BAMBOO BLADE B(5) (ガンガンコミックス)
サリマユのコンビが可愛すぎる件。キャラクターが多いためか、一部のメイン格を除いてキャラクター個々の掘り下げが少なくて残念。しかしBBAよりも熱いストーリーはなかなかおもしろい。 7/10点
読了日:9月29日 著者:土塚 理弘
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■とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)
大覇星祭編後編。結局、上条さんたちがしていたことって……な感じなラストではあったものの、“みんなで大覇星祭を守った”という構図になる決着は好き。それにこの戦いによってオリアナの考え方に少しでも変化が生じさせることができたなら、上条さんの奮闘も決して無意味なんかじゃないはず。身を粉にして戦う上条たちの姿はとても熱く、非常に盛り上がった。はてさて、リドヴィアの方は果たしてどうなったのかしらね……? とりあえず、ステイルはロリコン。ようやく姫神もヒロインの1人として不憫キャラから脱却できた様子。よかったじゃない
読了日:9月29日 著者:鎌池 和馬
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■みそララ 2 (まんがタイムコミックス)
デザイン事務所で働く人たちの姿を描いた4コマ漫画。時には辛くて挫けそうになろうとも、日々楽しく仕事をしている彼女たちの姿が眩しい。やっぱり、一所懸命に頑張っている人は素敵だ。いいなあ、こういう雰囲気の会社なら、自分も成長できるし、楽しんで仕事に邁進できそうだな……。笑えるだけじゃなく、ちゃんとシリアスな部分もあるのが魅力的。父親がデザイナーなのだが、この作品はその職場の雰囲気によく似ている、らしい。 あとなんか今巻は、「恋愛ラボ」ともストーリーがクロスしてたり。 7/10点
読了日:9月27日 著者:宮原 るり
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■電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)
リュウシさん、前川さん、エリオ、丹羽くんのそれぞれの過去エピソード短編集。どれもキャラクターたちの成長や前進、意識の変化、区切りなどを描いたものでうまく“青春”を描けたエピソードが多かったと思う。個人的にエリオのエピソードが好き。小学生らしい文章になりつつも、入間さんらしさの失われていない文体に好印象。この頃のエリオはまだ“全うな”地球人だったんだろうな。シリーズの宇宙人観が揺らがされそうな短編集だったなあ。
読了日:9月27日 著者:入間 人間
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■とある飛空士への誓約 1 (ガガガ文庫)
追憶、恋歌、夜想曲に続く、とある飛空士たちの“誓約”をテーマにした、恋と空戦の物語が幕を開けた。 まだまだプロローグに過ぎないといった印象で、様々な人間関係やそれらの拝見を描くのに徹した、お膳立て段階の1冊だった。しかし飛空士シリーズの醍醐味である凄惨且つ迫力のある空戦シーンは満足させられるレベルのものだった。非常に続きが気になるし、7人の飛空士たちがどのような道を歩んでいくことになるのか非常に楽しみだし、また先がまったく読めないため様々な想像が膨らむ。プロローグとしては上出来な部類だろうと思う。
読了日:9月24日 著者:犬村 小六
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■レンタル・フルムーン〈3〉第三訓 星に願ってはいけません (電撃文庫)
今回のテーマは七夕、そして教訓は「星に願ってはいけません」というもの。主題が自信喪失してしまったクルンを巡るエピソードだっただけに、『観測者』としてのエピソードは少なめで、やや前巻までとは趣が変わったか。しかし登場人物たちの残念さや、彼らの生み出す笑いの数々は健在。なおかつシリアスのストーリーもしっかりしており、教訓等を通してメッセージがきちんと伝わって来るのも良い。今回はフジエル様の活躍が少なかったのが残念。
読了日:9月23日 著者:瀬那 和章
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■男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)
独特の空気感で描かれる男子高校生たちの日常。あぁ、あの頃俺たち(これほどまでではなかったかもだが)阿呆だった……。第1話の扉絵からしてもう、ね……。放課後、文学少女、旅立ちの朝、温泉卓球がおもしろかったかな。序盤はキャラクターがなんだかふわふわしているが(特にモトハル。ヤンキー?)、中盤以降はキャラが固まりうまく動いていた。現実にいたら文学少女は超可愛いと思うんだけど。 8/10点
読了日:9月22日 著者:山内 泰延
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■MiX! お姉様と呼ばないで (角川スニーカー文庫)
女装した男の娘が新体操をする話(合宿編)。新キャラの一年生コンビの扱いが雑すぎ&三枝さんの存在感薄くなりすぎ。一年生コンビが、部で団体戦に出場するための人数合わせ程度の役割しかないのが見え見えだったのが残念。次巻以降でもうちょい掘り下げてほしいのだが、なあ……。蘭が新たな“新体操を続けるための理由”を作る重要なエピソードであるとはいえ、そのあたり以外には取り立てて魅力は無かったかなあ。無くちゃ話が始まらないとはいえ、『勃起ダメ、絶対!』クンの存在が苦手なんだよなあ、このご都合主義っぽいグッズ……。
読了日:9月20日 著者:岩佐 まもる
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■とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉 (電撃文庫)
学園都市全体で催される体育祭、「大覇星祭」を舞台に、上条たちが魔術師相手に奔走する。アニメで一度観たエピソードだったが、自分のペースで読めるこちらの方が、状況はわかりやすい。序盤の平和な大覇星祭と、中盤以降の魔術師絡みの緊迫した雰囲気の対比が良かった。大覇星祭は大覇星祭のお話で、もっと楽しみたかったかなあ、なんて。今回の物語の鍵となる『刺突杭剣』の持つ真の意味が明かされたシーンでは、想像以上のスケールの大きさに驚いた。活躍がやや少なめだったステイルも、数少ない見せ場でかっこよさを見せてくれた。
読了日:9月19日 著者:鎌池 和馬
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■名探偵の掟 (講談社文庫)
読み始めてすぐに虜になった。“天下一探偵シリーズ”なるミステリーシリーズの登場人物である大河原警部や、探偵役の天下一が、ミステリーに対するメタ発言を連発しながら様々な謎に挑んでいくというもの。ミステリーの王道である密室殺人やダイイングメッセージ、果ては二時間ドラマやアンフェアな真相を相手取って、ミステリーをおちょくりまくる。ミステリーの登場人物が作品から一歩引いた立ち位置の顔を覗かせるという発想がまずおもしろいし、ミステリーをおちょくりながらも謎はしっかりとしているし、各エピソードのオチもうまい。
読了日:9月17日 著者:東野 圭吾
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■百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)
長門有希の100冊96番。読了7冊目。視点が様々な人物や時間帯へと次々と移り変わる様は目まぐるしかったが、そうすることで事件の全体像が徐々に浮かび上がってくるという構成は見事。無駄の無い造りになっており、非常に読んでいて楽しい作品だった。百舌の正体が明かされたり、爆発事件の真相が明かされる場面では、あっと驚かされる。まぁ、それにしても……看護婦はとんだとばっちりを受けてしまってるような……。百舌シリーズ、とあるが……この完成された作品のどこを引き継いだシリーズになっているのだろうか? 8/10点
読了日:9月16日 著者:逢坂 剛
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■O/A (2) (角川コミックス・エース 216-5)
おもしろい。キャラクターも魅力的だし、白黒なのにイラストが映えている。若干お下劣ネタの頻度が高いような気はするが……まぁ、定評のあるわたらいさんだしね。続きにも期待。 7/10点
読了日:9月16日 著者:渡会 けいじ
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■学校の階段6 (ファミ通文庫)
幸宏はある日突然階段レースに対して魅力を感じられなくなり、それと同時期に学園に編入してきた生徒に心を乱される日々が続くことになる。 幸宏が階段レースに対して魅力を感じなくなった理由と、その理由に対して“気付く”のが、どうしても一人相撲だったようにしか見えなかった。しかし部屋で1人自覚したシーンはなかなか良かった。新キャラクターの御神楽は……なんかちょっと、苦手なタイプだな。 さて、ついに物語が大きく動き出した感があるが……果たしてどうなる階段部、そして缶バッチ? ベストイラストは81頁の美冬。 6/10点
読了日:9月15日 著者:櫂末 高彰
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■シャイニング娘。 (1) First Shining 改訂版 (セラフィンコミックス)
最近、モバマス同人誌で師走の翁さんファンになったので。ストーリーは悪くはない。元ネタとなっている方々についてはほぼ無知のため、キャラクターが元ネタの人を思い出させるようなことはなかった。ただ、矢内だけは元ネタの人を知っている上に結構好きだったため……結構投影しちゃったかも? そんな思い入れもあってか、矢内が一番好きです。肝心のアレに関しては、まぁ、エロいことにはエロいけれど……といった印象。個人的にね。着衣のままは苦手なんですのよ。ネタの方向性の割に暗い展開じゃなくて良かった。 5/10点
読了日:9月14日 著者:師走の翁
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■ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏 (電撃文庫)
うわー、キツいキツい。全員が全員何かしら背負っていて、しかもその背負ったものを降ろさないままに人と交流してさらに重いものを背負って……と、次から次へと負の連鎖状態。もう一人の万里はもう一人の万里で立派なONRYO化しているし、ちっともプラスに近付く気配がないままドロドロとした空間の中をぐるぐると周り続ける様をじっくりと見せつけられるのは、精神的に来る。明るく振る舞っているギャグパートのシーンですら、なんかみんな心の中に抱えたものを隠して無理をしている風に見えてしまって辛い。
読了日:9月14日 著者:竹宮 ゆゆこ
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■アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)
アニソン好きのアニソン好きによるアニソン好きのためのラノベ。日本のアニソンが大好きな外国人の少女が、日本に来てアニソンバンドを結成するお話。ライブシーンまでに大きな波乱があまり無いなど(小さなトラブルはあるのだが)ストーリー面では爆発力は無いものの、登場人物たちの心境の変化や葛藤などは上手く描かれていた。随所随所に実在するアニソンが登場するためそれらが脳内再生されるのが楽しい。特にライブシーンでの脳内の盛り上がりは最高。
読了日:9月13日 著者:大泉 貴
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■俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)
今回は桐乃と麻奈実、そして京介の“話し合い”エピソード。そして過去編、明かされる桐乃と京介の不仲の真相。1巻の大半を過去エピソードに費やしたことにより、大半の濃いヒロイン連中が登場しなかったため(BLに目覚めるきっかけを与えられたらしき中学生のアイツはいたが)、他の巻よりかはおとなしい感じの印象を受けた。しかし京介が今の性格を手に入れて、桐乃に軽蔑されるまでの道程を描いてくれたのは良かった。そしてその過去のモヤモヤとも、駆け足ではあったがしっかりと決着をつけてくれた。
読了日:9月11日 著者:伏見 つかさ
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■チルドレン (講談社文庫)
我が道を突き進むちょっと変わった男・陣内の周辺人物たちに振りかかるちょっとした騒動の数々を描いたオムニバス作品。どの短編にも小さなミステリーが潜んでおり、楽しく読めた。雰囲気的にはコミカルな感じで、ちょっと噴き出すような場面もいくつか。そしてこの作品の肝といえる部分は、収録作品の全てに登場する陣内という男に集約されるだろう。常にゴーイングマイウェイで自分本位、名言らしき言葉を吐いたかと思えばその舌の根も渇かぬ内に真逆のことをしだす……という破天荒男。
読了日:9月11日 著者:伊坂 幸太郎
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■デート・ア・ライブ 十香デッドエンド (富士見ファンタジア文庫)
異世界から来た、世界に災厄をもたらす少女を、交流を通して“デレさせる”ことを目的とした作品。ひとまずは最初のヒロインと対抗馬の登場、そして伏線をばらまきまくったといった感じで、ストーリー的にはまだまだ序章といったところか。カルマで見せたあの伏線回収力があれば、今後の展開にも期待が持てる。とはいったものの、伏線が回収されてない現状では、あのクライマックスのシーンも「ご都合主義」な感じがしてしまうため、どうか今後の巻き返しをお願いします。
読了日:9月10日 著者:橘 公司
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■ラッシュライフ (新潮文庫)
立場の違う4人の人間が仙台を舞台にそれぞれの人生を生き、それぞれの特別な日を経験するのだが、それらは互いに影響を与えあっている。最初はバラバラだった物語たちが、読み進めていくにつれて登場人物同士の小さな繋がりが次々に見えてきて、実におもしろい。あちらこちらで登場人物たちが交錯している緻密な構成は、実に見事だ。人は生きていく上で、自分以外の誰かのドラマにこっそり関わっていることもあるんだなあ、と感慨深く感じた。まだまだこれらの人物(主に黒澤と豊田)の人生を見ていきたいと思わされた。
読了日:9月9日 著者:伊坂 幸太郎
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■貧乏神が! 4 (ジャンプコミックス)
主に裏紅葉編。貧乏神の能力が消え去りとってもピュアでいい子になった紅葉がこの上ない可愛さだった件。嵐丸もいつも通りカッコよ可愛かったよ。裏紅葉を巡る物語では市子と紅葉の距離がより一層縮まった気がする。いがみ合っているのに、仲良いなあ、あの2人。市子に対して幸せのなんたるかを説いていた裏紅葉が実は……という話の構成がうまい。「いつか名前で呼んで」に関連するあのシーンは名シーンだと思う。めっちゃ泣ける。やっぱりストーリー的には表の紅葉の方がおもしろくなるだろうけど、キャラクター的には裏紅葉の方が可愛くて好き。
読了日:9月8日 著者:助野 嘉昭
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■5656(ゴロゴロ)!―Knights’ Strange Night (電撃文庫)
越佐大橋シリーズ番外編(実質5巻目)。短編集と銘打ちながらもしっかりとエピソード同士がパズルのピースのようにハマって、あたかも長編のような造りになっているのは成田さんらしく実に見事。『眠=死(スヤスヤ)』はなんとも哀しいエピソードだったが、「5656!」というストーリーの中でしっかりと意味を持つ、良いエピソードだったと思った。いつも以上にカップルがカップルっぽく描かれていたり、2匹の犬が実にカッコよかったりと、番外編だからこそなのかいつもとは違った様相も見られたのは良かった。
読了日:9月8日 著者:成田 良悟
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■オオカミさんとスピンオフ―地蔵さんとちょっと変わった日本恋話 (電撃文庫)
オオカミさんシリーズにおいて主人公&ヒロインカップル(なに、カップルじゃないって? 九割方カップルみたいなもんだろ)と双璧を成すニヤニヤを提供してくださるラブカップル・地蔵さんと花咲さんにスポットライトを当てたスピンオフ短編集。地蔵さんの可愛らしさはもちろんのこと、朴念仁ながらも行動は男前な花咲さんとのやりとり、更には2人を囲む友達想いなメンバーが、最高のラブコメを提供してくれた。宇佐見さん株急上昇ですね! 特に最終話は、2人の熱い愛情がぶつかり合う、素晴らしいエピソードだった。
読了日:9月6日 著者:沖田 雅
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■オオカミさんととっても乙女な分福茶釜 (電撃文庫)
今回のオオカミさんは「おおかみさんかわいい!」「宇佐見さんいい人!」「田貫さんいつかいい人見つかるよ!」「乳酸菌!」に尽きるのではないだろうか。 1冊まるまる使った文化祭編は、ラブコメディに大きく振り切ったエピソードが盛りだくさん。特におおかみさんは毛皮がボロボロすぎて可愛い地の部分が見えまくりすぎでたまりませんね。なんていうか、「プレゼント……にゃ」の破壊力……パないの!
読了日:9月5日 著者:沖田 雅
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■めだかボックス 17 (ジャンプコミックス)
生徒会長を辞めためだかちゃんと、生徒会長に就任した善吉くんに、新たな物語が襲いかかる。新たな物語・漆黒宴編は、舞台を学園の外へと移し、めだかちゃんの婚約者たちと相対する。 新章らしく登場する顔ぶれもちょっぴり変わっているが、鰐塚ちゃんだけがなんで中学校戻らずに箱庭学園に残っているのだろうか。名瀬先輩と叶野さんの対戦はツッコミどころ満載でおもしろかったなあ。というか、負かされた婚約者たちが、ノコノコ一緒についてくるのがなんかおもしろい。
読了日:9月4日 著者:西尾 維新
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■楽園島からの脱出II (電撃文庫)
電撃文庫の土橋作品では、ツァラトゥストラ以来、久しぶりに楽しめた作品だった。土橋さんらしい、極限状態で見えてくる人間の薄汚い部分と、それでも浮かび上がる純粋な真実と想いがうまく描かれていた。島から脱出する鍵の正体や、クライマックスの流れるような展開はとてもおもしろかった。非常にブラックなストーリーではあったが、ラストはなんだかコミカルな感じになっていて、明るい読後感だったのは良かった。まぁ、個人的にはああいう形の性行為云々にまで話は及んでは欲しくはなかったかなって。ラノベだし。
読了日:9月4日 著者:土橋 真二郎
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■R-15 裏切り者のさようなら (角川スニーカー文庫)
うーん、この、ラストの台無し感。というか……キャラクターの心情の変化があっさりとしすぎているし、大事なシーンも描写が不足していて、正直何がしたいのかまるでわからなかったのだが。逆境からの打開策も、なんか筋は通っている(のか?)とはいえ、なんだかなあ……。ていうか、あたる先輩に予報してもらったらすぐに終わるじゃん、とか。創も、わざわざ新キャラとして出すほどのキャラクターでもなかったような気がするし。……キャラクターの個性を、活かしきれていないなあ。 ベストイラストは、105頁の来夏。 4/10点
読了日:9月3日 著者:伏見 ひろゆき
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■子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)
4巻に続いて2度目の長編は、冬休みの雪山での物語(夏休みから冬休みの間に1冊しかないのか……)。といったわけでいつもは賑やかな子ひつじも、今回は主要メンバーのみでのお届け。前回の長編はちょっとお話が抽象的な感があってあまり好きではなかったが、今回は具体的な過去の“事件”を取り扱っているため、なかなかおもしろかった。メッセージ性もあり、しっかりとした作品だったと思う。 次回の玩具堂さんの作品は新シリーズのようだけれど……このままフェードアウトしないで、子ひつじの続刊もちゃんと出してもらいたいところです……。
読了日:9月2日 著者:玩具堂
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■貧乏神が! 3 (ジャンプコミックス)
幸福エナジーを巡る、市子と貧乏神の熱きギャグ&シリアスストーリー第3巻。今回もおもしろいシーン、そして泣けるエピソードが盛りだくさん。お気に入りのシーンは、紅葉の代わりに試験を受ける山吹、原哲夫風の変装&伝染、桜市子邸でのお上りさん風熊谷、「葉っぱをくわえるな」、泣く嵐丸と純情派、略して「こ」!!!!! 新キャラの嵐丸くんがとても可愛くて(普段の嵐丸くんも、女の子っぽくなった嵐丸くんも)、ますます作品内が華やかになったなあ。父親とのエピソードは感動的だった。
読了日:9月2日 著者:助野 嘉昭
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■“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)
ホラーテイストで贈る、ちょっと時系列が夏に戻っての特別編。題材は泉鏡花の『夜叉ヶ池』。授業で『高野聖』を読んだことがあり親近感があったため、興味深く読むことができた。特別編ながらもストーリーの質や雰囲気は本編と大きく変わりはない。本編よりかは救いの部分の大きかったエピソードだった。 ラスト近辺では、まさかの……ちょっとエロ……もとい、色っぽいエピソードもあったり。さて、7〜8巻への布石らしきものもあったし、次巻でどういったエピソードが描かれるのか気になる。 ベストイラストは、135頁の心葉、麻貴。
読了日:9月1日 著者:野村 美月
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■僕らはみんな河合荘 3 (ヤングキングコミックス)
残念系下宿ラブコメ第3巻。今回はムカデが出たり彩花さんの旧友が登場したり律先輩に新しい交友関係ができたり……でもやっぱりいつもの通りに残念な空気が漂う作品でしたとさ。麻弓さんは普段のだらけたバージョン(眼鏡装備)の方が色っぽくて好きですよ。 ぼっち先輩の交友関係に関しましては、私自身もぼっち先輩に似た部分があるので、いろいろと感じるものがあったり。彩花さんの黒歴史はおもしろすぎるね。ああいうキャラはああいうキャラで好きなんだが、果たして素顔はどういったお方なのかしらん? 8/10点
読了日:8月31日 著者:宮原 るり
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■R-15 初めまして三角関係! (角川スニーカー文庫)
蘭お姉さまが表紙なのに蘭お姉さまほとんど出てこねえじゃねえか。 今回は魔王に拐われた謡江を救出すべく、丈途らパーティーが旅に出る……というRPG編。正直、世界観どうなった、という感じ。あたる先輩は可愛いけれど、才能が若干チート気味で……「結局あたる先輩に頼って解決かよ……」的な空気になってしまっているのが残念。ていうかコレ、3巻目にしてやるようなエピソードじゃなかったような気がするんだけれど。 うーん、前巻前々巻が良かっただけに、この落差は残念だったなあ……。 ベストイラストは、53頁の吹音とあたる先輩。
読了日:8月31日 著者:伏見 ひろゆき
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■とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)
科学サイドの物語で、黒子大活躍な第8巻。主人公の上条さん他インデックス美琴一方通行といった主要メンバーがストーリー上では補助的立ち位置になるという珍しいエピソード。しかしながら普段は主人公格として大活躍しまくっているだけに、それぞれが数少ない出番の中でかっこよさを見せつけた(インなんとかさんは知らん)。もちろん黒子も熱くてかっこよかった。超電磁砲で美琴にセクハラしてるイメージが強かったけど(実際してるけど)、こんなに美琴のことを想っていて、そして熱くてカッコいいヤツだったのか!
読了日:8月29日 著者:鎌池 和馬
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■2 (メディアワークス文庫)
おいおいおいおい、野崎まど作品の集大成じゃねえか。 まず物語は、とある役者の青年が、有名劇団に入団が決まるところから始まる。そこから実に野崎まどさんらしい演出の活きるプロローグを経て、物語が始まる。まず、このプロローグがおもしろい。そこには前作までの作品に見られた、小気味良いボケとツッコミの応酬はない。いたって普遍的に、ライトな語り口で物語が展開されている。しかし……そこは野崎まど。要所でしっかりと演出で魅せる。小説に於いて、この方以上に惹き込まれる演出をする方を私は知らない。
読了日:8月27日 著者:野崎 まど
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■GA -芸術科アートデザインクラス- (5) (まんがタイムKRコミックス)
夏の終わりに、最高の夏真っ盛りの贈り物。彩井高校が夏休みに入ったことにより(あれ? この作品ってサザエさん現象発現タイプじゃなかったかしら?)、夏らしい日々を送るキサラギちゃんたちの姿が目一杯楽しめる。野球観戦、虫取り、花火、縁日、夕立……ううん、水着回が無いのは(水着自体はあったが)残念。 ネタとしては、劇団ノダミキの独演、猫好きの友人、パノラマ、ビスケットにカメオ装飾、あたりかな。 そして、噂に聞くナミコさんのお姉さんも初登場。び、美人だ……破天荒美人だ!
読了日:8月27日 著者:きゆづき さとこ
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■デュラララ!!×7 (電撃文庫)
臨也が刺された翌日の池袋の様子を描いた短編集。「逢い引きボレロ」は狂った波江さんを存分に楽しめて良かったです。 「はぐれ者コンチェルト」は……あの人とあの人が、そう繋がるか!といった感じ。 「取り立てラプソディー」は今回一番好きなエピソード。ヴァローナ可愛い。そしてデュラララヒロインズ、みんな強いな! 「お惚気チャカポコ」は……普通に新羅セルティ夫妻のお惚気を読まされただけだったよ! 「入院ポルカ」は、4巻みたいにまた取り残されて寂しい臨也が見れたら良かったのに……(願望)。
読了日:8月25日 著者:成田 良悟
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■みそララ 1 (まんがタイムコミックス)
この人の描く漫画は、本当におもしろいね。 勤めていた会社が倒産したことにより、デザイン会社に転職を決めた麦田美苑の奮闘を描く。美苑を筆頭に、米原さん粟屋さんと魅力的なキャラクターがいっぱいで読んでいて楽しい。またそれだけでなく仕事の厳しさであったりとか、それでも続けたいと思える楽しみなども描けており、非常におもしろかった。 キャラクターでは、米原さんが可愛すぎる。
読了日:8月25日 著者:宮原 るり
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■となりの801ちゃん~胎動編~
コミックマーケット82 2日目「となりのチベくん」にて頒布。この度めでたく3620gのお子さんをご出生なされた801ちゃんさんの妊娠記録本。 子育て大変!っていう本は世の中に溢れているけれど、妊娠大変!っていう本は珍しい気が。いろいろと妊婦の苦しみや悩みなどが書かれており、「妊婦」って思ってる以上に大変なんだな、と……。やっぱり人の意識とか制度とか、ちゃんと変えていかないと、少子化に歯止めなんか利かんよなー、とか。 ゲスト寄稿では、べにたまさんがいい文章を書いてた。この人の文章、引き込まれるわー。 7/1
読了日:8月24日 著者:となりのチベくん
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■信長協奏曲 7 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
森さん……うわぁ……森さん……。マジ森さん漢である。そして次巻以降での森ブラザーズの活躍に期待したいところ。 年始のシーンでサブローとミッチーが入れ替わっていたことに関して、何か今後伏線として活かされることはあるのだろうか? 意外と短編の野球漫画も好きである。この人の描く主人公は、基本、サブローみたいなタイプなのね……。 7/10点
読了日:8月24日 著者:石井 あゆみ
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■スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))
野球を中心にボクシング、スカッシュ、ボートなどから取材した、スポーツノンフィクション短編集。「江夏の21球」などは、名前は知っていたのだが今まで読む機会が無かった。いやはや、みんないろんな立場なあって、いろんなことを考えているのね……。 やはりスポーツはドラマを生むなあ、と感心しきり。しかし「江夏の21球」などのようにきれいにドラマとしてまとまっているものはやはり少なかったかな……。がっつり“物語”を読みたい人間にとっては、やや肩透かしでもあったかなって。 7/10点
読了日:8月23日 著者:山際 淳司
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■のうりん 4 (GA文庫)
ぶっ飛びすぎててツッコミが追いつかない農業ラブコメ第4巻。今回は耕作と農の帰省に林檎がついてくるという形式で、田舎の農業の実情を描く。そういった農業面でのメッセージ性が強く、感動的なシーンもあるがために、ギャグシーンが大きく際立ちますな!(「ぼくの翼だ」について言っています) そしてゆかたんの田舎暮らし日記はすげえおもしろかった。なんだよ、あの豚の化物……! ……みのぽよかな? パロディがすごい分かりやすいのに、なんか元ネタを知らないことが多いのが残念なんだよな……。
読了日:8月17日 著者:白鳥 士郎
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■天地明察(下) (角川文庫)
明察。畏れ入った。これはおもしろい。 下巻に入って、ようやく改歴へと挑む春海の挑戦が描かれていく。事業に没頭する内に、春海を置いて次々に改歴事業に関わってきた重要人物たちが亡くなっていくのを、哀しい思いで読んでいた。挫折を乗り越え、様々な人々に励まされ力添えをもらい、そうして一大事業をやり遂げた春海の姿には、目頭が熱くなった。なんというか……ここまでやらなければ、成し遂げられなかった事業だったんだなあ。そしてそれは逆に、ここまでやればこれだけのことも成し遂げることができるということであり、勇気をもらった。
読了日:8月15日 著者:冲方 丁
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■天地明察(上) (角川文庫)
詳しいコメントは下巻にて。ひとまず上巻では改歴云々というお話よりも、数術に打ち込む春海の姿が印象的だった。むしろ数術物語という路線でもいけそうなくらい(作品の性質上、いけるわけがないのだが)、数術というものが物語をおもしろくしている。ここからどのような道をたどって改歴という大仕事を成し遂げるのか、気になります。 (以下、ややネタバレ) 春海とえんとの関係がかなり気になっていたため、えんが嫁入りしてしまったことが明かされるシーンは非常にショックだった。
読了日:8月14日 著者:冲方 丁
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■侵略!イカ娘 12 (少年チャンピオン・コミックス)
カラーページが巨乳祭?だったわけだが、パッと見外国産シンディーがあの3人の中では一番小さいようにも見えたのだがいかがなものか? なお、胸とか関係なく清美は可愛い模様。 今回は、「人外なら普通にしゃべれる」鮎美さんがおもしろかったなあ。鮎美さんもようやく変人パラダイスイカ娘ワールドに馴染んできたようである。それに関連して、普通になりたい千鶴さんとか。貧乳に限らず、何かを気にしている女の子は可愛らしいというコトを千鶴さんが証明した。 7/10点
読了日:8月9日 著者:安部 真弘
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■竜と勇者と可愛げのない私〈2〉 (電撃文庫)
なんだろう、シリーズとしてのストーリーがますますRPG染みてきたなあ。ラスボスまでにいろいろ遠回りさせられる感じが。空中移籍に行くために、まずは天体観測所に向かうのじゃ。完結まで長くなりそう&いくらでも長引かせられそうだね……。 2巻はアホタレの幼なじみが登場し、アンジュとアホタレ自身の心境や関係に大きな変化が生まれたエピソード。哀しくも優しいエピソードで、感動した。 ベストイラストは、119頁のアンジュとウェルチ。 7/10点
読了日:8月9日 著者:志村 一矢
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■電波女と青春男 3 (電撃文庫 い 9-12)
なんという神秘的なラストだろう……。 夏休みに突入した3巻目は、早朝野球に天体観測、リュウシさんのバスケの試合を観に行って夏祭り、と青春しまくり! エリオかリュウシさんか前川さんか女々さんか誰か一人分けろ! 前川さんがいいな! クライマックスには1巻2巻に負けず劣らずの大盛り上がりなシーンが入り、いやぁ、今回もおもしろかった。そして今巻はそれだけでは終わらない。
読了日:8月6日 著者:入間 人間
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21088260

■恋愛ラボ 2 (まんがタイムコミックス)
改めて再スタートとなった生徒会でも、やっぱり恋愛研究にいそしむ日々。マキ主導というのは変わっていないのだけれど、対立するエノとすかしたサヨが加わることで、更におもしろ味が増した。リコのツッコミも非常にバリエーション豊かで、読んでいて本当におもしろい。 更にストーリーも一般生徒からの恋愛相談や、あるいは学外の男子が登場したりと世界観が広がっていった感じ。個人的には女子校の中だけで女子だけの妄想で突っ切って欲しかったけれど、まぁ、これはこれで。 サヨの彼氏とやらが、かなり気になるんだが。 8/10点
読了日:8月4日 著者:宮原 るり
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■共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 3 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
図書委員会のメンバーの日常を描く文化系4コマ。本が好きでオタクの気のあるインドア派には伝わるあるあるが満載で、読んでて楽しいねえ。女子連中に色気が無くて(善場先生除く)、むしろそこが良い。猪熊さんが地味に良い味を出していて可愛い。 番外編はモモさん、クドー先生、善場先生、の大人組エピソード。クドー先生のはなかなかおもしろかったなあ。ていうかクドー先生のお姉さん、胸、でか……! 善場先生のエピソードも神秘的でおもしろかった。 7/10点
読了日:8月3日 著者:D.キッサン
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■クロノ×セクス×コンプレックス〈3〉 (電撃文庫)
作者の壁井ユカコさんのブログによると、売上の関係で続きを出すのが難しい状況だとかなんとかで、このまま未完のまま終了の可能性が非常に高い。えええええ!? いやいやいや、超おもしろいのに!? しかも、これからってところで!? 朔太郎のいた世界から何故かいなくなってしまった小町の小さな手がかりを巡る3巻では、前巻とは異なり再び女子のターン。時間ネタとしては定番なことを1巻2巻でやったからどうするのかと思ったら、今回もうまく時間ネタを絡めてきています。
読了日:8月3日 著者:壁井 ユカコ
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■それでも町は廻っている 10 (ヤングキングコミックス)
「アネの日記」「フタバ・デッドエンド」「巣」「Detective girls 2」がおもしろかった。というか今回は比較的おもしろいエピソードが多く、凄く楽しめた。あさがおの観察日記の「何があったのー!?」はすげえ笑った。あと、信じられないアホを見る顔。紺先輩の入試で真剣に祈る姿を見ると、歩鳥がみんなから愛されている理由が分かるような気がするなあ。その歩鳥の他にもクリーニング屋夫妻や謎の円盤といった、何気ない優しさがたくさん描かれており、心がほっこりした。
読了日:7月31日 著者:石黒 正数
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■僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
漢字が無くなり萌えの発達した未来を舞台にした、新しい文学を巡る物語……なんだろうか。文章も稚拙で、ストーリーも軸がぶれすぎで主題が分からない。漢字の無い文章で書かれる萌え作品が文壇の正統派になっている世界が舞台になっているだけに、文学や文化というものに対する皮肉や問いかけがあるのは良いのだが、肝心の主人公の立場があまりにもぶれすぎ。一方では「衣(時代に合った味付け)だけで別物と判断するのか」とか言っておきながら、いざ自分たちの過ごしてきた世界の文化が無くなればそれは嫌だとか言い出す。
読了日:7月30日 著者:かじい たかし
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■デュラララ!!×6 (電撃文庫)
5巻から続く上下巻エピソードが完結。相変わらず凄まじい人物たちが交錯しまくるエピソードだった。いつもよりもきな臭さが増していたかなあ? 臨也の悪意が生み出した物語だったわけだが、今回の事件を経て新たなスタートラインに立つことになってしまった人物が1人……。今回は高みの見物を決め込んでいた臨也も、ラストにまさかの展開が待ち受けていた。ダラーズは、今後どうなってしまうのか……? ベストイラストは、326-327頁の杏里。 7/10点
読了日:7月29日 著者:成田 良悟
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■“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)
1巻からその存在が心葉の心を縛り付け苦しめていた、美羽がいよいよ登場。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をテーマに、哀しい喪失の物語を描き出す。狂気にまみれた、実に苦々しいエピソードだった。美羽という人間の背景が描かれるにつれ、なぜあのような凶行に及んだのかが明かされていく。 けれど最後は遠子先輩の語りによって、読者としてもハッとされられるものがあった。美羽との関係が一段落してやっと落ち着いたなと思ったら……またしても気になる引きが! ベストイラストは、125頁の心葉と遠子先輩。 8/10点
読了日:7月26日 著者:野村 美月
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■となりの関くん 3 (フラッパー)
なんていうかもう、表紙からして楽しげで良いよね。3巻目に突入しても関くんの内職はとどまるところを知らず、ますますパワーアップ。パラパラ漫画、消しゴムハンコ、運転免許のエピソードがお気に入り。特にパラパラ漫画はオチが素晴らしい。美術の授業では横井さん不在という、今までとはまた一味変わったエピソードが登場。後藤さんの妄想力は素晴らしいなあ。 チェスと将棋のエピソードでは、オチの横井さんが可愛らしかった。 7/10点
読了日:7月26日 著者:森繁 拓真
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■わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か? (ファミ通文庫)
いやぁ、おもしろかったなあ。思春期男子の妄想から生まれた少女たち(脳内嫁的な)が見えるようになった少女が主人公の、どたばたラブコメ。キャラクターの数は多いが個性豊かで、それぞれがしっかりと自分の役割を持っていたのがよかった。あすみの口調が安定しないのに違和感を感じたが、ちゃんと理由があってびっくり。恋する乙女の心の揺れ動く様が非常に上手く描けており、気に入った。クライマックスのあすみはかっこよかったなあ。利沙と仲直りするシーンも、青春っぽくて良い。なんだ利沙、ちゃんといいやつじゃんか。
読了日:7月23日 著者:やのゆい
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■殺し屋さん (3) (アクションコミックス)
よくこんなしょーもないこと思い付いたなあ、と感心するネタが多数。実にくだらなくて、おもしろいと思います。 7/10点
読了日:7月23日 著者:タマちく.
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■貧乏神が! 2 (ジャンプコミックス)
ギャグのパワフルさはもちろんのこと、シリアスに突入してもしっかりおもしろい。作品としてのバランスが非常に良い。 テニスの話は単純にギャグ漫画としておもしろかった。なんだあのソフトテニス部のおもしろキャラは。性悪女の市子だけど、諏訪野関係ではすごくいい子になるのが良いね。 石蕗の家族愛みたいなものが、今後の市子にどう影響を与えていくのかが見ものである。 キャラクターファイルの海棠要は、海棠初登場エピソードの前に入れちゃいかんでしょ。ネタバレ含んでたし……。 8/10点
読了日:7月22日 著者:助野 嘉昭
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■くたばれPTA (新潮文庫)
ブラックユーモア満載な筒井康隆のショートショート24編。「癌」「美女」「レモンのような二人」「20000トンの精液」はおもしろかった。皮肉であったり問題提起がなかなかに上手い作品が多かった。けれどバッドエンドなものであったり意図の伝わりにくいものもいくつかあり、短編集としては個人的にはあまりはまらなかったかなあ。しかしこれらが昭和40年代に書かれたんだと思うと、それは素直に、すげえなあ、と思います。 5/10点
読了日:7月22日 著者:筒井 康隆
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■伝説の勇者の伝説〈1〉昼寝王国の野望 (富士見ファンタジア文庫)
1冊まるまる使ってのプロローグに過ぎなかった。プロローグなもんで、大きな物語が起きたような起きなかったような……っていう、不思議な感じ。ていうかラストの方になっていきなり『伝説の勇者』とかいう今まで無かった要素が語られてビックリ。どういうことなの……。1冊の中でストーリーの軸と言えるものが感じられないまま進んでいき、正直、プロローグとして独立させるよりも、2巻以降に回想的な形で差し込んでいった方が話が締まったんじゃないかな。
読了日:7月21日 著者:鏡 貴也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20708039

■最上の明医〜ザ・キング・ オブ・ニート〜 5 (少年サンデーコミックス)
命医のオールスター(命、危、真中、瀬名……)が一挙再登場。命もどうやら助かっていたらしく……いやぁ、良かった良かった。それにしてもこの漫画に出てくるお医者さんたちは、みんなすげえかっこいいなあ……! 大谷先生のあまりのかっこよさに鳥肌が立った。そしてこの一連の大谷先生の事件を振り返って、いろいろと考えさせられる義明。このストーリーのメッセージ性の深さは凄いなあ。おもしろいなあ。 「最上の眼医」の医療監修が目良先生で笑った。 8/10点
読了日:7月19日 著者:橋口 たかし
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■フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生? (富士見ファンタジア文庫)
長編シリーズ終了後のテッサのエピソードを含めた、フルメタ短編集第9巻。凄く久々に、ドンパチやってるんだけど平和な物語を読むことができて楽しかった。こういうひたすらに馬鹿みたいなノリのエピソードを読むのも、嫌いじゃなかった。 テッサの後日談では数名のミスリル関係者のその後が垣間見ることができ、なんだかホッとした。彼女たちの“これから”の平和で幸せな日常もまた、覗いてみたい気がするなあ。騒がしいんだろうなあ、きっと。ファンディスクみたいな感じで楽しむことができて、良かったです。
読了日:7月19日 著者:賀東 招二
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■とある魔術の禁書目録(インデックス)〈7〉 (電撃文庫)
驚異の魔道書とその解読法を知るシスター・オルソラを巡る、イギリス清教、ローマ正教、天草式、学園都市(上条)入り乱れたストーリー。魔術編のため、美琴らの出番は皆無だが、魔術側組は大活躍、特に新キャラにシスターが2人も登場。 1冊の本の中で物語が二転三転していき、おもしろかった。クライマックスにすべての勢力が一ヶ所に集結するシーンは非常に盛り上がったし、熱かった。18歳だったらしいことが明かされた神裂ねーちんも、出番こそ少なかったが、かわいかったなあ。 ベストイラストは、260-261頁のオールスター。
読了日:7月18日 著者:鎌池 和馬
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■生徒会役員共(7) (講談社コミックス)
よく考えたらハーレム状態なんだけどまったくそうであることを感じさせない、下ネタ満載なギャグ4コマ第7巻。 下ネタをやるだけでなく、タカトシへ向けた恋心を覗かせるなど、乙女らしい「可愛らしさ」を描けているのも好印象。 「メインとその他」「ラスボス」「H」「こわい」「無表情」が個人的に好きだったネタ。 巻末には人気投票の結果もあったけれど、三葉の順位が意外と低くてびっくりしましたわ。 8/10点
読了日:7月17日 著者:氏家 ト全
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20616278

■神のみぞ知るセカイ 2 (少年サンデーコミックス)
アイドル・中川かのん回、及び、文学少女・汐宮栞回。 かのん回はヤンデレ一歩手前の透明化スキルを持ったヒロインという、攻略3人目にして早くもヤバイのが出てきたな。桂馬の言葉はかのんに向けたものだったが、読者的にも感じ入るものがあった。 栞は個人的に本のお話をしてみたいと思った。ただ、攻略の結末というか、どうしてあれでうまくいったのかが、よく分かんなかったなあー。 相変わらず演出がうまいというか、児玉先生のキャラデザとかおもしろ言動がすぎるだろ。 7/10点
読了日:7月16日 著者:若木 民喜
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■オオカミさんと洗濯中の天女の羽衣 (電撃文庫)
今回は馬鹿回とラブコメ回が中心で、シリアス分は薄め。 個人的にはわらしべ長者のお話が好み。けれどせっかく色んな御伽銀行行員の素顔を描き出すチャンスだったのだから、もっとじっくり描いてもよかったのになあ〜、とは思った。魔女さん可愛いけど、一体何者なんですか。さるかに合戦に関しては、おっぱい星人としては「あれ、良いよね!」なπ/が登場して凄く楽しかったけど……こいつらマジで馬鹿だなって思った。でも男ってこんなもんなんだぜ! そう、亮士くんがあんな感じになっちゃうくらいには、みんなお馬鹿なんだぜ!
読了日:7月16日 著者:沖田 雅
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20593746

■最上の明医〜ザ・キング・ オブ・ニート〜 4 (少年サンデーコミックス)
義明たちは無事に卒業して大学に入学、法医学の教授と知り合いになる。法医学のエピソードは医療ネタとは若干違うような気もしたが、これはこれでなかなかおもしろかった。 そして命医でも散々命たちを振り回してきた医局制度が、またしても医師たちの前に立ちふさがる。大事な医療の現場であってもああいう権力闘争が当然のように行われていると思うと、なんか残念に思えてくるね。果たして義明たちの反乱はどのような結果になるのか……続きが気になるな! 8/10点
読了日:7月16日 著者:橋口 たかし
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20576293

■ビスケット・フランケンシュタイン (メガミ文庫)
初メガミ文庫。奇妙な病に侵された少女たちの身体を繋ぎ合わせて生まれた少女の、ダークファンタジー。日日日さんの作品の中でいちばん好きかもしれない。心理学や生物学等の専門用語を交えながらのストーリーは非常に奇妙で興味深かった。またストーリー自体も物悲しい雰囲気が終始あり、非常に引き込まれた。人間ではない“フランケンシュタイン”という怪物の苦悩という、伝わりにくいテーマながらも実に上手く描かれていたと思う。 「はつ恋あげは蝶」の、持ち上げてから突き落とすラストは、非常に印象的だった。
読了日:7月15日 著者:日日日
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■貧乏神が! 1 (ジャンプコミックス)
アニメ観て一目で虜になって、翌日書店に直行した。幸運の塊・桜市子と、人間界幸運のバランスを整えに来た貧乏神・紅葉が巻き起こすどたばたコメディ。ギャグのキレがよく非常に引き込まれるし、要所要所でシリアスでしっかりと魅せるのが好印象。大事なシーンでの、顔芸一歩手前の、迫力あるキャラクターの表情もなかなか好きです。キャラクターが非常に生き生きしており、本当に読んでて楽しいなあ! メイン格の2人が性悪ということで若干空気がアレな感じだけれど、読み進めていけばそんなに悪いヤツじゃない、と思えてくる……? 8/10点
読了日:7月12日 著者:助野 嘉昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20488260

■マリア様がみてる ステップ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
ストーリー云々というよりも、律さんと佳月さんの正体というか仕掛けに気付いた瞬間の興奮具合といったら。いつも一緒の文章なのでプロローグは読み飛ばしていたけど……ちゃんと読んでおかないと見落としてしまうんだねえ。 百合というほどあからさまではない物語と、恋愛というにはちょっと視点がずれているような感じの、不思議な物語だった。おもしろかった。徳さんとヨシナガサユリの再会のシーンが、なんか好きなんだよなあ。 ベストイラストは、35頁の律さんと佳月さん。 7/10点
読了日:7月12日 著者:今野 緒雪
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■おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (富士見ファンタジア文庫)
ヒロインは逆「俺妹」。オタク趣味を嫌悪する今時のギャルだが、好きな人の趣味を理解するためにオタクを学ぼうとする。設定は「とらドラ!」。主人公とヒロインが、互いの恋路を成功させるべく共同戦線を張る。そんなふうに「どこかで見たような」キャラクターと設定だったのだが……これがなかなかおもしろい。特別意外性のあるストーリーではないのだが、リア充になろうと努力をしつつも空回りをしてしまう主人公や、なかなか理解できなくともオタク趣味に手を出そうとするヒロインのやりとりが、読んでいて引き込まれる。
読了日:7月11日 著者:村上 凛
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■ほうかご百物語〈2〉 (電撃文庫)
なんだろう……キャラクターは可愛いのだけれど、ストーリーがゆるすぎるような気が……。1巻でもそうだったから、「この作品はそういうモン」と思うしか無いのだろうけれど。新キャラとしてぼくっ娘委員長の滝沢さんとその使い魔ライカが登場。しかし初登場シーンでこそ目立ったものの、その後あまり本編で重要な役割を果たさぬまま終わってしまい、正直「なぜ出てきた?」状態に。更に巻末のエピソードでは一応伏線を張ってあったとはいえ、まさかのイタチさん達と関係ないヤツがラスボスを倒してしまうという、呆気ないラスト。
読了日:7月9日 著者:峰守 ひろかず
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■織田信奈の野望 (GA文庫)
アニメ化直前に滑り込みで読了。“なぜか”何名かの武将が女体化している戦国時代にタイムスリップを果たした少年が、“サル”として、主君“織田信奈”に仕える話。 ストーリーは悪くない。史実を基にしつつもしっかりとアレンジを加えてオリジナリティを出せているのが良い。戦国物としては珍しく死者を出さない主義なのか(その割りには木下のおっさんすぐ死んだけど)、何名か普通ならば退場してしまうはずの面子が生き残っているのも、今後の展開に影響がありそうで楽しみだ。武将女性化ということで、どのキャラクターも魅力は抜群。
読了日:7月7日 著者:春日 みかげ
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■蒼穹のカルマ8 (富士見ファンタジア文庫)
愛する姪っ子の在紗のために駆け抜け続けた鷹崎駆真の物語「蒼穹のカルマ」シリーズも、遂に完結。今回はシリーズ第1巻と同様に“在紗の授業参観に間に合わせるために全ての厄介事を片付ける”という話の流れながら、1巻以上に厄介な障害が次々と発生する。やや駆け足ながらもシリーズ全ての伏線を回収し、またオールスター勢揃いで突き進む最終巻は、読んでいて楽しかった。登場人物の誰もが笑っている幸せなラストで、非常にカルマらしい楽しい1冊だった。今巻初登場の神無が実におもしろ可愛かった。
読了日:7月6日 著者:橘 公司
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■楽園島からの脱出 (電撃文庫)
電撃文庫では久しぶりな気がする、極限状態で行われるゲームの中で露呈する人間の暗黒面を描き出す、実に土橋さんらしい作品。まずは状況説明と、最初の小康状態の崩壊がメインだったため動きは少なかったが、十分に土橋さんらしさを堪能できた。登場人物が多い上、キャラクターの顔がみんな同じに見えて難儀した。 ここからどのようなゲームの展開を辿るのか……実に気になるね。 それにしても土橋作品ではよくよく“男は理性的で女は感情的”的な論が登場するね……。 ベストイラストは、265頁の梨央。 7/10点
読了日:7月6日 著者:土橋 真二郎
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■めだかボックス 16 (ジャンプコミックス)
まるでシリーズ最終回かと見紛うばかりの盛り上がりと伏線回収を見せた『後継者編』完結編!体育祭、オリエンテーション、文化祭、聖夜祭(生徒会選挙)と一冊で早々と時間が過ぎていったが、どれも濃厚なストーリーで、一度も休む暇無く楽しむことができた。 全体的に“その他大勢”枠で懐かしい顔を多く見たなあ。第2回オリエンテーションではボケの連打で、非常におもしろかった。文化祭ではまさかの役どころで再登場を果たした須木奈佐木咲。何かしら波乱を起こすのかとハラハラしていたが、本当に意識の高いアイドルやってた。
読了日:7月4日 著者:西尾 維新
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■オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫 (電撃文庫)
今回はいつもよりもシリアス多めなオオカミさんですよ〜。 1話目だけは、インターネットに書き込まれたオオカミさんを愛でる言葉から始まる、ラブでコメってる物語。まぁ、このお話に関しては、りんごさんマジ策士&いい性格(褒めてない)ってコトで。 後半は御伽銀行に襲いかかる鬼ヶ島高校の物語。アリスさんと頭取さんの過去話はもちろんのこと、アニキな猫さんにも注目したい。鬼ヶ島高校との対決後、オオカミさんとの短いやり取りをした猫さんを見ていたら、なんか感動してしまった。
読了日:7月2日 著者:沖田 雅
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■竜と勇者と可愛げのない私 (電撃文庫)
王道異世界ファンタジー。というかRPG? 平民出身のために貴族たちから疎まれている王宮魔術士と、ヘタレの勇者が、魔王を倒すために旅に出るお話。文章は読みやすく、登場人物たちの背景もしっかりしていておもしろい。が、この巻に関してはクライマックスでの盛り上がりがイマイチ。魔王の娘との戦いはどこか流れ作業的な描写で、主人公のアンジュも単なる傍観者になってしまっていたし……。 ここから何やらドラゴンボール的な展開へと突入していくっぽいので、アンジュの成長と活躍に期待したいところ。
読了日:7月1日 著者:志村 一矢
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■ココロコネクト ステップタイム (ファミ通文庫)
最終巻を目前にしての、短編集2冊目。今回は文研部二年生メンバーの出会いの物語、稲葉んと伊織の友情秘話、トリプルデート、藤島と文研部一年生の“リア充”を目指す物語、を収録。収録作の半分が時系列的に過去エピソードのためか、ところどころ懐かしい設定を顔を見せていたり。文研部出会いのエピソードは、もう少し明確な仲良くなるキッカケがあった方が良かった気がするのだがなあ。トリプルデートのエピソードも、実にニヤニヤできる感じではあったのだけれど……3組とも、読んでいて予想出来てしまうような決着になってしまったのが……。
読了日:7月1日 著者:庵田 定夏
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■Let it BEE! (電撃文庫)
ラノベとしては珍しいスポ根……しかもフェンシングというマイナーなスポーツを取り扱った作品。正直、フェンシングは、ルールもよく分からないスポーツなのだが、作中で分かりやすく順を追って解説してくれるため、楽しく読むことができた。 フェンシング初心者でしかも先端恐怖症というダメダメな主人公をどう活躍させるのかと思ったが、なかなかうまく作られていた。あっと驚きがあるようなストーリー展開ではないにしろ、王道的とも言える熱いスポ根は、やはり読んでいて楽しい。そして気分が盛り上がる。
読了日:6月29日 著者:末羽 瑛
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■オオカミさんと毒りんごが効かない白雪姫 (電撃文庫)
今回はストリーキングを美女に変えるバカなようなシリアスなようなな回と、エロスを追い求める男たちの熱き戦いを描いたバカ回と、りんごさんの過去エピソード絡みのシリアス回……という、相も変わらずシリアスとギャグが共存するカオスな1冊。 特にジャックと豆の木のエピソードは、バカみたいなお話のはずなのに、エロスを追い求める男たちの熱さにやられて、つい目頭が熱くなってしまった……。りんごさんと白雪さんのエピソードも、なかなか良かった。けれどラストのストーリー展開にちょっとひねりがなかったかなあ?とも。
読了日:6月28日 著者:沖田 雅
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■マンガで分かる心療内科 6 (ヤングキングコミックス)
笑いながら心の病気を学べる漫画、第6巻。ギャグ漫画としてもかなりのキレを維持しつつ、ちゃんとメンタルの解説をしてる(今回は普段よりもちょっとだけちゃんと解説してる話が多いですよ、ちょっとだけ)のが良い。 今回はパーソナリティ障害とうつになりやすい人の話、そしてハインツのジレンマ(モラル)、モーニング・ワークの話がなかなか参考になった。特にハインツのジレンマに関しては、ちょっと考えさせられる。 さすがにネタ切れか毎巻のように登場していた新キャラ(特に官越家の人々)は打ち止め。
読了日:6月26日 著者:ゆうき ゆう
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■ふたりの距離の概算 (角川文庫)
待ちに待った文庫化、古典部シリーズ第5巻。奉太郎たちが2年生に進級した今回の謎は、古典部唯一の新入部員が、土壇場で入部を撤回した理由は何なのか、というもの。奉太郎がマラソン大会をこなしながら過去を少しずつ思い出していくというスタイルで、小さな謎解きの一つ一つが、更に最終的に新入部員・大日向の入部しない理由に繋がっているという構成は素晴らしい。というか奉太郎の記憶力と洞察力推理力が凄まじすぎる。 読後の印象は、後味が悪い、といった感じだった。
読了日:6月26日 著者:米澤 穂信
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20078953

■僕は友達が少ない 8 (MF文庫J)
さすがに前回の引きは「え? なんだって?」程度じゃ流せなかったのか、今回はややシリアス要素を多めにしてお送りするはがないです。けれど今回いちばん気に入ったエピソードは、シリアス回ではなくギャグ回の「友達つくりゲーム」でした。どうしてそうなった。 今回は後輩組である幸村、そして理科のかっこいいところが見られて良かった。特に幸村は……すげえかっこよかった。コレは惚れるわあ。一方理科もかっこよくはあったけど、相変わらず作品の世界観をよくわからなくしてしまうヤツである。
読了日:6月24日 著者:平坂 読
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20030201

■“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)
今回は「オペラ座の怪人」をモチーフにとった、ななせメインの物語。またしても重たく哀しいストーリーではあったが、救いもあった。“天使”は、もう一度歌を歌う決意をすることはできるのだろうか。遠子先輩のメッセージを受けとることで、前向きになれればいいと思う。 今回はさすがにようやくななせにスポットライトが当たるだけあって、いつものツンデレななせだけでなく(そもそものツンデレななせの破壊力が凄まじい)、弱気なところや、親友や心葉を想う気持ちも描かれた。 次回、ようやく美羽登場……?
読了日:6月23日 著者:野村 美月
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20004867

■キューティクル探偵因幡 2 (Gファンタジーコミックス)
洋の弟さん、遥が初登場。更には洋や遥の周辺人物の続々登場。切れ味鋭いギャグの応酬の間にも、しっかりとシリアスなストーリーも見られるのが魅力的。しかしヴァレンティーノにはシリアスな場面は似合わないであろー……。 外伝として、優太くんや圭が洋さんと出会う物語も。外伝やストーリー展開を通して、徐々に因幡探偵事務所関係者たちの背景が明かされていき、いろいろ納得できたり。 7/10点
読了日:6月23日 著者:もち
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19991937

■ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (下) (星海社文庫)
原作やらアニメやら漫画やらを経て、もはや何周目かも分からなくなってきたひぐらし世界。改めて真実を知った上でこうして読んでいくと、真相を知っているからこそ気づくことも多い。そして思うのは、やっぱり鬼隠し編のみで全ての謎を看破するのは、ぶっちゃけ至難の技ですね! せめて出題編全部読むくらいじゃないと……。 ひぐらしの本領発揮は解答編からであるとはいえ、出題編にも名シーンは多く、非常に引き込まれる。あと、梨花ちゃま影薄い……。 ベストイラストは、119頁のレナと圭一。 7/10点
読了日:6月20日 著者:竜騎士07
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19933427

■零崎軋識の人間ノック (講談社文庫)
零崎一賊を中心に据えた人間シリーズ第2巻。零崎としての軋識の物語が前半、零崎ではない軋識の物語が後半に納められている。タイトルに名が載っている割には……なんとも活躍シーンの少ない軋識さんでした。特に後半、完全に請負人に全てを持っていかれてしまっていた。竹取山決戦は非常に少年漫画チックな燃えバトル展開で(もちろん一筋縄にはいかない対決ばかり)、非常に楽しめた。久々に子荻ちゃんや玉藻の活躍を見られたのも良い。あと女子中学生大好きな双識さんは実に変態紳士で素晴らしかった。 ベストイラストは、445頁の潤と憑依。
読了日:6月19日 著者:西尾 維新
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19905281

■私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(1) (ガンガンコミックスONLINE)
あまりの痛々しさに、読むのが辛くなるなど……。基本的にはおもしろい作品である。極度の喪女である智子がリア充に憧れたり(心の中で)毒を吐いたり、といった内容。しかし痛々しさが笑いとして昇華しきれずに終わってしまっているものも多く、読む者に少なくないダメージを与えることに。しかもまた、若干読んでる身としても「これ、あるわ……」みたいなものがあったり……。誉め言葉なのかどうかよくわからないが、2巻に手を出すのを躊躇うレベルの後味の悪さだった。 ていうか絵柄も読者にダメージを与えるのに一役買ってるような。
読了日:6月16日 著者:谷川 ニコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19804829

■フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)
12年に渡って描かれた、血と硝煙の臭いの立ち込めるライトノベルの完結編。宗介、テッサ、マデューカス、マオ、クルーゾー、そしてかなめ。一冊まるまるを使って描かれる、最後まで息を抜くことのできない最終決戦は、どれもとても素晴らしいものだった。特に宗介とカリーニンが対峙するシーンは、本当に良かった! カリーニンが最後に告げる言葉には、ここまでシリーズを読んできたからこそ伝わる重みがあったように感じた。
読了日:6月16日 著者:賀東 招二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19803804

■フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)
ついに最終決戦突入へ。嫌でも高まってくる緊張感。ミスリルやアマルガルが誕生した背景も、ここでようやく明かされる。けれど合間合間に挟まってくるコミカルなシーン(DVDを手放したくないクルーゾーやら、テッサの挨拶やら)が入ることで、堅くなりすぎていなくてよかった。そして……なんだ。ネタバレになるから名前は伏せておくけど、アイツ本当に間の悪いやつだな! でも良かったよ! そしてプロローグの陣代高校の面々の様子を見てると、あまり意識していなかった時間の経過を感じるなあ……。さあ、次でいよいよ長編完結!
読了日:6月15日 著者:賀東 招二
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■ゴールデンタイム 外伝 二次元くんスペシャル (電撃文庫 た 20-20)
三次元を捨て、二次元の世界を生きることを決意した二次元くん(本名・佐藤隆哉)にスポットライトを当てた、ゴールデンタイム外伝。本編同様、読んでいると心が血だらけになって息苦しくなる。けれど苦しいだけでなくて二次元くんの成長や気付きを垣間見ることができたり、救いもある。江別という異種属とのやり取りの中で、二次元くんからの一方通行での傍観に終わらず、しっかりと江別側の主張も組み込んでいるのが印象的だった。そして物語のラスト、血を流しながら叫ぶ二次元くんは……情けなくて、超カッコよかったよ。
読了日:6月13日 著者:竹宮 ゆゆこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19742160

■電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)
女々さん40歳になる。今回はメインとなる真に加え、リュウシさん、前川さん、女々さんの視点も交えたストーリー展開となっている。話が進んでいくにつれて徐々に話の全貌が明かされていき、人物同士の横の繋がりが見えてくる様子は楽しい。そしてクライマックスには、1巻の「アイキャントフライ」同様、盛り上がる展開が待っていた。というか、けっこう、グッと来るものがあった。女々さんの独特の語りで引き込まれていたからこそ、余計に。ペットボトルロケットを打ち上げたくなるねえ。 ひねくれた文章は読み手を選ぶものの、ストーリーは良い
読了日:6月10日 著者:入間 人間
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19675876

■じょしらく(4) (ワイドKC)
アニメ放送間近な落語楽屋雑談系ギャグ漫画第4巻。いやあ、相変わらず可愛らしさと毒とが同居している不思議な漫画ですわ。今回は「台無屋」「狩るなら今」「びっくり集中」「逆切れガール」あたりがおもしろかったかな。ガンちゃんがスク水の中に人入れたり、全裸になったり、男装の麗人になったり、なんか個人的に株の上がるようなことばっかりしていたなあ、なんて。ガンちゃん、おっぱい大きいよね! そういえば今回はマスクの人の出番が少なめだったなあ……。 出張落語では手寅が可愛かったなあ。 8/10点
読了日:6月9日 著者:久米田 康治
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■キューティクル探偵因幡 1 (Gファンタジーコミックス)
おいコレのどこが探偵なんだこの野郎って言いたくなるくらいに探偵してないであろー。ていうか探偵物じゃなくて、不条理ギャグ漫画であろー。ギャグ漫画としてはテンポがよく言葉選びのセンスも抜群で、かなりの高品質であろー。普通にヤギやふくろが敵役として登場したり、主人公の因幡が狼男であったりと、いろいろと設定が特殊であるにも関わらず、それらの説明があまり突っ込んでなされていないのがモヤモヤしたであろー。ヴァレンティーノの口調はハマるであろー。荻さんは家庭に恵まれすぎであろー。 7/10点
読了日:6月8日 著者:もち
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19617887

■殺し屋さん 2 (アクションコミックス)
基本的にだじゃれのオンパレードて。
読了日:6月8日 著者:タマちく.
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■小説版 めだかボックス (下) 朳理知戯のおしとやかな面従または椋枝閾の杯盤狼藉マニフェスト (JUMP j BOOKS)
本編第1巻以前の物語を補完する形の、小説版めだかボックス下巻。 箱庭学園教師陣がメインとなって描かれており(表紙のおっさん率!)、善吉他生徒会メンバーはほぼ登場せずに終了。会話劇が主体であり、西尾さんらしい人を食ったような軽妙なやり取りが多かった。普通に終わってしまうのかと思いきや、ラストになって本編へ繋がりを作る見事なオチが付いていてよかった。 しかしまあ、こうして教師側の視点から見ると、やはり手に負えないレベルの厄介な生徒だったんだな、めだかちゃんは……。 ベストイラストは、164頁の不知火と椋枝。
読了日:6月8日 著者:西尾 維新
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19598965

■オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女 (電撃文庫)
今回はシリアスなストーリーは無く、ただひたすらショートコメディが続いていた印象。いやあ、やはり楽しいね。特に我慢大会のエピソードは好き。宇佐見さんが実はいい人、みたいな感じになっていてなんかニヤニヤ。その辺しっかり描いた短編に期待したい。野球のエピソードではアリスさんが可愛かった。監督みたいなことができてうれしいアリスさん萌え。まぁ、こういうエピソードで振り逃げが使われるのは定番だよねえ……。マッチ売りのエピソードは、ちょっとだけ素直になったおおかみさん可愛い。話のまとめ方がご都合主義だったのがやや残念。
読了日:6月6日 著者:沖田 雅
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■ロザリオとバンパイア season2 11 (ジャンプコミックス)
萌香救出作戦。次々と現れる刺客の手にかかり、バラバラになってしまう月音たち。それぞれのバトルシーンは非常にカッコよく、惹き付けられる。敵である御伽の国(フェアリーテイル)にも様々な立場の妖がいるらしく、物語はどんどん複雑になってきた。おもしろい。 紫ちゃんと芳芳のタッグがお気に入りだが、果たして2人は、そして西龍と露蝶はどうなってしまったのか? まさか本当に……? 更にシリーズ序盤に登場していたあの懐かしのキャラクターも再登場。は、いいのだけれど登場が唐突すぎて当て馬感がすごい。
読了日:6月5日 著者:池田 晃久
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■社会的には死んでも君を! (MF文庫J)
ちょっと無駄が多すぎるんじゃないか? 「1日に2度、ラブコメ的なハプニングに見舞われる現象」という設定と「幽霊少女」という設定の2つを1つの物語に詰め込んだことにより、話にまとまりが無くなっている。最終的にラブコメ現象の方の印象が薄くなってしまっているし。ヒロインも人数が多い割りにはあまり活かせていないし、佳乃に至っては出した理由すらよく分からない。 ストーリーも2つの設定、ヒロインともに活かしきれておらず、山もなく谷もない文章がひたすら続く。
読了日:6月4日 著者:壱日 千次
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■エバーグリーン 1 (電撃コミックス)
竹宮さんが原作を務める、ラブコメ漫画。竹宮さんのラブコメにしては珍しく多角関係ではなく、主人公とヒロインが真っ当にラブコメしている印象。けれどストーリーはなかなかに複雑な展開が予想される。冴えないまんが部部長・穂高が密かに憧れていた、水泳部のエース・仁希。一見関係性の感じられない2人だが、どうやら仁希は穂高に対し、何かしらの興味を抱いている様子……。穂高の家庭環境に、何かしら仁希との繋がりがあったりしそう? そして期待を裏切らない、強さを持ったヒロイン。
読了日:6月4日 著者:竹宮 ゆゆこ
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■バッカーノ!1710―Crack Flag (電撃文庫)
うわあ、なんてこったい……。衝撃的にはシリーズ中でも屈指の出来。すでに未来のストーリーが確定してしまっている以上、ある程度は想定の範囲内の出来事ではあるのだが……一度希望を持たせてのあのラストはキツい。 1900年代編に比べてヒューイが実にクールなのに内に熱を秘めた主人公気質なため、読んでいて楽しい。そんなヒューイとモニカのやり取りは、恋物語としてもなかなかの完成度だった。それだけに、やるせないあのラスト……。全ての元凶たるアイツめ、絶対に許さない……! ベストイラストは、151頁のヒューイとモニカ。
読了日:6月4日 著者:成田 良悟
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■オオカミさんと“傘”地蔵さんの恋 (電撃文庫)
なんてこったい、魔女さんはおろか、おおかみさんりんごさん亮士くん以外の御伽銀行メンバーの出番が皆無やて……!? 今回は豚田3兄弟をめぐるバカ話に、おおかみさんとりんごさんの過去エピソード、地蔵さんと花咲さんの変人ラブコメ、そしてかわいくなっちゃったおおかみさんと……いつも以上にごちゃごちゃしまくりな1冊だった。 とりあえず今回は、嘘の皮を被ったおおかみさんの本性がほんの少し(いや、けっこう、かなり?)見られたのが良かったかなって。
読了日:6月3日 著者:沖田 雅
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■球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 05 (ヤングキングコミックス)
これはただの野球漫画ではない。確かに題材は野球だが、安心しろ、その中身は人生、そして青春を描いた作品だ。時期的には、後半戦開始から広島優勝消滅、ドラフト、そして2012年のオープン戦まで。 現実世界の野球をモチーフに描かれるこの作品、連載当時はタイムリーな内容だったのだろうが漫画としてまとめられるのは微妙に時間がかかるため、「あぁ! あったあった!」なシーンもいくつか。ちなみに今回最大の「あったあった」は、石井引退試合でのマエケンノーノー未遂。……単行本にまとまるまでの間に、ちゃんと達成したんだぜ!
読了日:6月1日 著者:石田 敦子
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■蒼穹のカルマ7     (富士見ファンタジア文庫)
もうやめて! とっくに槙奈のライフはゼロよ! 今回は表紙が物語っているように、槙奈羞恥プレイの巻。暗黒の学生時代に生み出したアイタタ小説を出版することになる槙奈の示す反応が、いちいちおもしろい。ネットの忌憚無い評価が特にすごい。……しかしインパクト的には記憶喪失駆真がとんでもないことをやらかしまくっていたため……暗黒史をぶちまけた割には、結局いいとこは駆真に持っていかれてしまった感があったり。私は、そんな報わない槙奈さんが大好きです。
読了日:6月1日 著者:橘 公司
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■R-15 こんにちは、ぼくの初恋 (角川スニーカー文庫)
タイトルとあらすじから単なる微エロ系学園物かと侮るなかれ。なかなかにストーリーがしっかりしていて、引き込ませる。今回は生徒たちの大切なモノを人質にとっての才能テストの物語。自分の得意分野とは異なる才能テストを受けさせられることで、生徒たちは四苦八苦。慣れない状況に心身ともに疲れはてた丈途が、吹音とすれ違い、けれど努力を続ける吹音の姿を見ることで再びやる気を取り戻す流れは非常に読んでいて好ましかった。序盤から中盤はギャグがなかなか印象的であったが、終盤にはしっかりとシリアスで魅せてくれた。
読了日:5月30日 著者:伏見 ひろゆき
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■はぢがーる (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
赤面する女の子は素晴らしく可愛い! 愛の神様との契約により、恋愛関係の数々の課題に挑むことになった少女が主人公の、恥ずかしがり系ラブコメ。ツンデレ、黒髪ロング、眼鏡、巨乳、純粋、黒タイツ……と萌え要素の塊のようなヒロインが、異性とのハグや間接キスといった数々の課題に大いに恥ずかしがりながらも挑んでいく姿は……グッと来る! もちろんラブコメとしての完成度も非常に高く、「もうお前ら付き合っちゃえよ」な空気を四方八方に撒き散らしまくりな2人には、とにかくニヤニヤさせられっぱなし。
読了日:5月29日 著者:みやび あきの
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■クロノ×セクス×コンプレックス〈2〉 (電撃文庫)
魔法学校を舞台に巻き起こる、TSネタ&時間ネタのドキドキワクワクファンタジー第二弾。女子だらけだった1巻とは違い、今回は男子側の主人公も登場しての、2人主人公体制。新キャラバーニーの視点から見ることで、改めて三村の魅力を再発見することになるなど。 ストーリーは1巻とはまた違った時間ネタを扱ったもので、なかなかおもしろかった。けれど三村とオリンピアの確執が解消されてなかったり、バーニーの兄の謎も未だ解けぬままと……この巻単体でみると消化不良な感もある。
読了日:5月28日 著者:壁井 ユカコ
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■不思議系上司の攻略法 (メディアワークス文庫)
メイドカフェで会った美人のメイドさんが、後日自分の会社の上司になっちゃう系社会人ラブコメ。別にコメディじゃないけど。 ストーリーとしてはうまく一冊の中で起承転結があって、まとまりがあっておもしろいと思う。けれど、そこから得られるもの(感動であるとか)があまり無かったのがやや残念。あと実質1週間休暇無しで働き詰めとか、気持ちは分かるが倒れるだろそれ。社会人の描写がどこまでリアルなのかはよく分からないけれど、SEも大変なんだな。とりあえずメイドさんは可愛い。 6/10点
読了日:5月27日 著者:水沢 あきと
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■ヴぁんぷ!〈2〉 (電撃文庫)
ちょ、上下巻かよっっっ! 超良いところで、これから盛り上がるってとこで終わっちゃったよ! 超続きが気になるよ! 様々な観光客が集う祭りを控えた吸血鬼の住む島に、様々な思惑の吸血鬼や食鬼人たちが集う。本格的な激突を前にしてさっそくいくつかの小競り合いがあり、下巻でどのような展開になるのかすごく楽しみ。特にヴァルとセリムの2人に関しては、物語の鍵になりそう……期待。フェレット大好きなミヒャエルは凄くカッコよかった。そして……巻末付近で明かされる衝撃の事実は……本当に成田さんは読者を引き込むのが上手いな!
読了日:5月26日 著者:成田 良悟
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■涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (角川コミックス・エース)
日本で最も有名なラノベの初漫画化作品にして黒歴史(公式的には無かったことにされてます)。画力的には連載初期のツガノガクさんとどっこいどっこいなレベルではあるものの、キャラクターの可愛らしさの面は評価できる。ちびキャラが可愛い。あとみくるちゃん可愛いけど……ハルヒが胸を揉むシーン、軟らかさが全然感じられない……。しかしキャラクター以外……特に背景が残念すぎやしないか。 ストーリーが「憂鬱」のみくる(大)登場までをやった後、笹の葉、退屈を経由するという謎構成。
読了日:5月24日 著者:谷川 流
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■よめせんっ! (電撃文庫 ま 7-11)
嫁が1000人出てくる系ラノベ……? けれど1000人出てくるような気配はほとんど感じられなかった。よめひゃくにしとけ。 神様が氏子である主人公に嫁を1000人授けようとする話。良くも悪くもラノベ丸出し。軽い文体に、可愛らしいキャラクターたちがたくさん出てくるのが魅力。……しかしストーリー面がやや物足りない。中盤まではほとんど動きがないし、やっと描かれるストーリーも完全に予定調和の範囲内。キャラクターに関しても個性豊かなメンバーが登場するのはいいが、不必要にキャラクターが多いような印象も。
読了日:5月24日 著者:マサト 真希
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■お釈迦様もみてる スクール フェスティバルズ (コバルト文庫)
スピンオフ作品である釈迦みて、ついに原作マリみての第1巻の時間軸にまで追いつく。こうして読んでいくと、祐麒は祐巳よりよっぽど濃密な1年生の半年を送っていたのだなと(まぁ、文化祭以後の祐巳はもっと濃密な1年半を送るわけだが)。 リリアンの薔薇様を迎えての花寺文化祭と、柏木が単身乗り込むリリアン文化祭のエピソードを収録。花寺では初代薔薇様トリオが久々登場。そしてリリアンでのエピソードはところどころマリみて1巻に登場したシーンも多かった。柏木の騒動は、視点を変えて改めて読んでみると新鮮でいい。
読了日:5月23日 著者:今野 緒雪
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■せまるニック・オブ・タイム―フルメタル・パニック! 10(富士見ファンタジア文庫)
最終巻へ向けて、いよいよ物語もクライマックスへ。テッサたち『ささやかれた者(ウィスパード)』が生まれた背景、ASが生まれた背景、など、ストーリーの根幹に関わるような謎が次々に明かされていき、パズルのピースがハマっていくようなイメージを受けた。更にはかなめの特異な存在意義までもが……! そしてこの巻に関しては、クルツにも触れねばならない。軍事物としてはある種最大級のフラグを立てていたクルツ……。かっこよかったよ。いくらクライマックスとはいえ、今まで読んできたからこそ、これはちょっとキツいなあ。
読了日:5月20日 著者:賀東 招二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19134347

■パパムパ 1 (ステンシルコミックス)
動物保安隊関東支部に所属するパパムパ(全長12センチ)と、彼に協力させられている直子さん、友人の桜さんなどによるギャグ漫画。なかなか強烈なギャグが目白押しでおもしろかった。破壊力はすごいけど、超常だったり(まぁ、パパムパの存在からして、ね……)不条理なネタも多かったりしたけどね。基本的にがさつ&暴力的な直子さんが、たまに女性っぽさを見せたりするところが良い。ていうか直子さん表紙では満面の笑みだけど、本編ではここまでの笑顔は無かった!
読了日:5月19日 著者:もち
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■ギロチンマシン中村奈々子―学級崩壊編 (徳間デュアル文庫)
人間病、妊娠、子育て、学級崩壊と……やたら騒がしい1冊だったなあ。人間とロボットの間で揺れる自らのアイデンティティー……という一見我々には理解しにくいようなものの悩みであってもしっかりと読者に伝えてくれるのは見事。ストーリー展開的にはワクワクしたし、いい感じで伏線張りつつな「次に続く」だったんだけど……これ、次巻どうなるんだろうかね? ベストイラストは、77頁の赤ずきん、ロリエ、山田。 7/10点
読了日:5月19日 著者:日日日
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■ハヤテのごとく! 第0巻 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
表紙の破壊力が凄まじすぎて、この1枚のためだけでも買って良かったなって思います。中身は単行本未収録のWEBサンデー掲載の4コマや、幻のプロトタイプ「ハヤテの如く」などを収録。WEBサンデー分は本にまとまって地味に嬉しかったり。千桜さんの出番やや多めでありがたい。ケバブ×グーグルアースがお気に入り。今度やってダメージ受けてみます。「ハヤテのごとく!りみてっど」はやたらサービスカット満載だ。「ハヤテの如く」は連載版と読み比べてみてもおもしろい。マリアさんの性格が若干違うね。
読了日:5月19日 著者:畑 健二郎
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■ハヤテのごとく! 32 (少年サンデーコミックス)
タイトルロゴ、裏表紙デザイン、もくじデザイン、カバー裏等様々な部分でマイナーチェンジを果たした、シリーズ32巻。前回ナギとルカの漫画対決第1ラウンドで大いに盛り上げてくれたが、今回はその反動か1話完結のギャグエピソードが多めか。また映画化関連で初登場したカユラも本格的に本編に突入。ヒナさんとはまた違った視点からの“クリエーターに大切なことを”教えてくれました。
読了日:5月19日 著者:畑 健二郎
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■共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 (2) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
どろ高ついに実写化!(帯だけ! ……蝶子かな?) そして「共鳴せよ!」ってそういう意味だったんだ、と今さらのように。 個性豊かな轟高校の図書委員会メンバーの日常系コメディ。けっこう細部まで書き込みがあり、読み応えがある。勢いがあっておもしろい。そしてインドア派女子たちは素晴らしいと改めて実感させてくれる。基本的には4コマ漫画なのだが、時折番外編として挿入されるストーリーパートも良いアクセント。部長がしっかりするエピソードとクイズ大会のエピソードが好き。 新キャラでいうと猪熊校務員が良いキャラしてる。
読了日:5月19日 著者:D.キッサン
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■恋愛ラボ 1 (まんがタイムコミックス)
お嬢様中学の生徒会長とその友人が、こっそり恋愛関係の研究を行うというストーリー……が、なんと実は1巻まるまる使っての序章に過ぎなかったという驚きの構成。エノとサヨが出てきたあたりからやや失速した感があったのだが、最後には納得してしまった。次巻以降に本格的な“恋愛ラボ”に突入することに期待したい。ギャグの精度が素晴らしく、おもしろかった。またストーリー面でも終盤にしっかりと魅せてくれた。そしてキャラクター陣が女性ばかり(女子校だからね)というのも、目の保養的に良かった。
読了日:5月17日 著者:宮原 るり
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■さよなら絶望先生(29) (講談社コミックス)
バイロケーション、グダグダにして勝つ、風呂敷をたたむ、のエピソードがおもしろかったかな。最終巻間近にして急速に高まってるおしまいムード。ちょいちょい挟み込まれるシリアス要素、なんだこれ? この強引にちりばめられた伏線もどきたちは、回収する気があるのか無いのか……。 第二ボタンのエピソードでのメルメルが可愛かったのとカエレの出番が若干増えてたのは良かったが、加賀ちゃんの出番やや減りが残念かなって。 6/10点
読了日:5月17日 著者:久米田 康治
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■真剣で私に恋しなさい! (1) (角川コミックス・エース 302-1)
原作未プレイ。アニメがよくわからなかったため、漫画版で追いかけることに。とりあえず作画担当の犬江さんは同人誌も持っているほど好きな作家さんのため、その点は非常に楽しく読めた。絵がうまいだけでなく、パロディギャグなども上手いこと扱えている。この作品で特筆すべき点と言えばキャラクターのすさまじい多さなのだろうが、一人一人の個性を上手く描けている&見せ場等もしっかり振り分けられており、非常に好印象。うん、まゆっちかわいいよまゆっち。俺が友達になってあげよう!
読了日:5月17日 著者:みなとそふと
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■くつしたをかくせ!
角川スニーカー文庫でタッグを組んでいた、乙一さんと羽住都さんによる絵本。サンタクロースが来るから靴下を隠せ、という、ちょっぴり変わった物語。切なさというよりかは、優しい物語でした。白乙一をよりシンプルにして子供向けにした感じ。 ……とりあえずあとがきと作者プロフィールは完全に大人向けですよね。大人の立場からすると楽しいけど(あとがき楽しく読んだし)……ちょっぴりアンバランスな気がしないでもない? 6/10点
読了日:5月17日 著者:乙一
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■蒼穹のカルマ6 (富士見ファンタジア文庫)
序盤から中盤にかけては、もう楽しすぎてニヤニヤが止まらなかった。いや、たぶん本人ら的にはかなり大真面目にやっているのだろう(特に在紗は)けれど……なんていうか、すべてを駆真がぶち壊しまくり(いい意味で!)! 駆真が死んでしまう、という前回の衝撃的な引きから、見事に物語を繋いでいる。ストーリー展開上、似たようなやり取りをなぞりつつも徐々にストーリーは変わっていき、その都度様々なパターンの在紗が楽しめるのも、良い。
読了日:5月15日 著者:橘 公司
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■電波女と青春男 (電撃文庫)
蒲団にくるまって電波的な発言をしまくる少女・エリオと、青春ポイントのことを考えながら日々を生きる少年・真の物語。 入間さん独特の情報量の多い文章には、慣れていないと難儀するかも。ストーリーはなんだかんだひねくれつつも、ガッツリ青春してんじゃねえか、といった印象。やはりクライマックスの「アイ・キャン・ト・フライ」のシーンは爽快。その後のエリオとのやり取りや、リュウシさんとのやり取りはなかなか印象深かった。
読了日:5月15日 著者:入間 人間
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■神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)
2億円という大金を持って、失踪した父親を探してほしいとニート探偵に依頼をするタイ生まれの少女、メオの物語。1巻に続き、またしてもラノベらしからぬテーマを絡めてきましたね……。今回は鳴海がいろいろと自己嫌悪したりしながらも、最後には詐欺師として覚醒。1巻ではエンジェル・フィックスを飲むやら、2巻では盃交わしたり詐欺師にジョブチェンジしたりするやら……主人公らしく無茶をしまくるなあ。そして最後には、唐突とも思えるタイミングで彼女の復活の報せが。……果たして次巻、どうなるやら?
読了日:5月13日 著者:杉井 光
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■ぷちます! 3―PETIT IDOLM@STER (電撃コミックス EX 135-3)
ううむ……アイドルたちやぷちたちは可愛い! そりゃあもう……言葉にできないレベルで可愛い! ……のだけれど、ストーリー面があまり、なあ……。ちょっとマンネリ化してきた部分もあるかなあ……かわいいんだけれどね。 こあみこまみ対ぴよぴよ、みうらさん捜索やよ、千早亜美真美ゲーム対決、響事務員、CD販促、のお話はおもしろかったかな。 あと、くまぐるみを着せられると動けなくなるあふぅがおもしろい。 5/10点
読了日:5月13日 著者:明音
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■藤村くんメイツ 2 (ガンガンコミックス)
なぜかヒロインが続々増えてきて、えりの言うようなハーレムエンドも見えてきた? 正妻はえりじゃないのか、藤村くん? とりあえず新キャラのすばるが可愛いけど……不良時代の方もかなり可愛いとか思ってしまった不思議な感性……。 ギャグ漫画としてはなかなかクオリティが高いものの、ストーリー面や演出でちょいと遅れを取ってる感じかなあ(余計なこと挟み込みすぎで話がなかなか前に進まない&大コマ使いすぎで全体的に大味な感じ)。とはいってもギャグの破壊力はなかなかのものなので、おもしろい作品だとは思います。 6/10点
読了日:5月13日 著者:敷 誠一
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■つどうメイク・マイ・デイ―フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫)
一度は崩壊し、散り散りになってしまったミスリルの面々。しかし宗介が、テッサが、そしてアルがこの巻でついに集結する。ついにミスリル側の反撃開始とばかりに、戦闘に突入してからはかっこいいシーンが続く。まずはマオ&クルツとの合流、そしてアルとの再会……! さらに、なんといっても宗介とかなめのクライマックスのやり取りは素晴らしかった。果たして2人は、これからどうなるのか!? 今回はあとがきにも書かれていたけれど、コートニー氏がなかなか良かった。 ベストイラストは、57頁のテッサ。 7/10点
読了日:5月13日 著者:賀東 招二
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■オブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)
ノーパンで性格ブスないずなたん可愛いよいずなたん。ゾンビ物映画等の知識が盛りだくさんで作られた1冊。離れ小島に突如現れたゾンビたちと、たまたま島に来ていた学生たちの生き残りを賭けた物語。ゾンビ物とはいってもメインはゾンビというよりかは、教室内カーストを描き出したもの。シーンとシーンとの繋ぎが粗かったりと細かい点で目につく部分も多いが、クライマックスにはしっかりと盛り上げてくれるし、おもしろい作品。
読了日:5月11日 著者:大樹 連司
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■お釈迦様もみてる 自分応援団 (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
今回の釈迦みては、体育祭のエピソード。なんというかまあ、女子校のリリアンに比べて、男子高の花寺は結構息苦しそうな感じだなあ。縦社会って点はリリアンも一緒なのに? 前回の合宿編では祐麒と高田の友情を描いた感があったが、今回は表紙からも分かる通りに祐麒と小林がメイン。 体育祭なのになぜだか妙な居心地の悪さを感じる祐麒が、なんとか気分を盛り上げようと頑張ったり。 まぁ、とりあえずこの巻を総括する言葉はこれに尽きるだろう。……アンドレ先輩、マジツンデレ! ベストイラストは、23頁の祐麒とアンドレ先輩。 7/10点
読了日:5月9日 著者:今野 緒雪
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■GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― (富士見ミステリー文庫)
ゴシック短編集2冊目は、学園が夏休みの間、2人きりで過ごすこととなる一弥とヴィクトリカを中心としつつ、様々なサブキャラクターたちの物語を描く。アニメでは飛ばされていた(ミステリー部分を削ぎ落とされてアニメ化された)エピソードだったため、アニメ視聴者でも楽しんで読むことができた。お気に入りはセシル先生と寮母さんの友情物語かな。抜け目無いセシル先生がかわいかったけど……肝心のメイドの制服はどこで手に入れたのかしらん? それから書き下ろしのグレヴィールの物語も味わい深い。
読了日:5月8日 著者:桜庭 一樹
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■C3‐シーキューブ〈5〉 (電撃文庫)
今回のシーキューブは文化祭編。フィアやこのは、錐霞といった面々のナースコスチュームが見られます。ていうか裏表紙、まんまメン○ームじゃねえか……! 文化祭の喧騒に紛れて、春亮勢、研究室長国勢、そして家族会残党勢の三つ巴の戦いが描かれる。三つの集団が一度に動くだけあって、中盤は群像劇のようなおもしろさがあった。ラストには迫力と驚きのあるバトルシーン、そしてしっかりとした決着を描いてくれており、楽しめた。今回のメインヒロインは、やはりいんちょーさんだろうか。
読了日:5月7日 著者:水瀬 葉月
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■“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)
心葉くんの同級生である芥川くんにスポットライトを当てた物語。テーマは武者小路実篤の「友情」。“文学少女”を読んだあとには、テーマになった作家さんの作品を実際に読んでみたくなる。 物語の中盤では、非常に重たいエピソードが続く。心葉や芥川くんの過去のトラウマが絡み、流血沙汰にまで発展。しかしクライマックスには我らが遠子先輩の見事な機転により、素晴らしいハッピーエンドを迎えることとなった。そして気になるのは……芥川くんの手紙の宛先の人物。まだまだ“文学少女”、この先に波乱が待ち受けていそうだ。
読了日:5月5日 著者:野村 美月
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■小説版めだかボックス(上)久々原滅私の腑抜けた君臨または啝ノ浦さなぎの足蹴による投票 (JUMP j BOOKS)
漫画「めだかボックス」の前日譚である、めだかちゃんが生徒会長に立候補するまでのお話。本編とは異なり教師陣がメインの話となっており(いたのか、教師)、凡人とも言うべき教師としての立場から、めだかちゃんや十三組連中の異常性を描き出す。上巻だからということなのかどうなのか、おとなしめな印象を受けた。ほとんど会話が主体であり、ストーリー云々というよりかは、弁論に重きが置かれていたように感じられる。本編のようなどんでん返しの連続、というような作りでは無いものの、コレはコレで西尾さんの持ち味を活かした作品なのだよね。
読了日:5月4日 著者:西尾 維新
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■問題児たちが異世界から来るそうですよ?YES! ウサギが呼びました! (角川スニーカー文庫)
異世界に呼び出された問題児たちの物語。まずはギフトと呼ばれるものを賭けて争うというこの世界観や設定を思いついた時点で、半分くらい勝利と言っていいだろう。しかし問題児たち……特に十六夜の俺TUEEEE感がハンパじゃない。完全にチートというか……結局その規格外なまでの十六夜の強さのせいで、ドキドキワクワクがあまり得られなかったのが残念。また十六夜本人の、鼻持ちならない態度がやや気になる。設定がうまく作られている分、今後の展開に期待したいところ。 ベストイラストは、177頁の飛鳥と耀。 7/10点
読了日:5月4日 著者:竜ノ湖 太郎
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■長門有希ちゃんの消失 (4) (カドカワコミックスAエース)
ラブコメ成分多めとなった、長門ちゃん第4巻。登場人物が長門ちゃん、キョンくん、朝倉のみに限定され、切ない恋物語を描き出す。事故により長門ちゃんの人格が原作寄りとなった点は、「なるほどそう来たか」と。まぁ、ぷよさんテイストで、こちらも見事な萌えキャラになりましたが。たった1巻分の恋物語だったが、最後の最後でまたしても爆弾投下。いやぁ、もう、ぷよさんはよくもまあコレだけニヤニヤできるようなキャラクター&ストーリーに仕立てあげたものである。 8/10点
読了日:5月4日 著者:ぷよ
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■追想五断章 (集英社文庫)
亡くなった父が生前書き残したという、五つのリドルストーリー(結末のない物語)を探して欲しいと依頼される古書店員の物語。終盤に入って、パズルのピースがハマっていくように物語の全貌が見えてくるのは見事。けれどぼやかして描かれている部分が多かったため、なんだかモヤモヤしたまま終わってしまった印象でもある。米澤さんの過去作品である「ボトルネック」程ではないにせよ、少々読後の後味が悪かったかなあ。何にせよ1人の男が書き残した物語を追い求めた結果は、なんとも重たい感覚が残ってしまったなあ。 7/10点
読了日:4月30日 著者:米澤 穂信
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■子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき (角川スニーカー文庫)
みんな大好き文化祭のエピソードは、ここまでの子ひつじシリーズに登場したメンバー(生徒会他、相談者等も含む)総出演でお送りする、実にお祭りな感じがして楽しい一冊だった。やはり子ひつじは従来の短編形式の方が据わりがいい。『々人事件』は個人的に好み。 お祭りムードで和気あいあいとした空気の中、しっかりと子ひつじの会へと話の流れを持っていき、そこからなるたまお得意のお節介に突入し、一気に解決する流れは良かった。というか、会長w
読了日:4月29日 著者:玩具堂
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■名探偵コナン (Volume6) (少年サンデーコミックス)
再読。殺人事件3件。著者近影は轣殺。名探偵図鑑は金田一耕助。鍵穴は吉田歩美。初登場は工藤優作、工藤有希子、横溝参悟。
読了日:4月29日 著者:青山 剛昌
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18553030

■名探偵コナン (Volume5) (少年サンデーコミックス)
再読。殺人事件2件、誘拐事件?1件。著者近影は水殺。名探偵図鑑はジュール・メグレ。鍵穴は阿笠博士。初登場は鈴木園子、ナイトバロン。
読了日:4月29日 著者:青山 剛昌
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18552942

■名探偵コナン (Volume4) (少年サンデーコミックス)
再読。殺人事件1件、爆破未遂事件1件、強盗事件1件。著者近影は焼殺。名探偵図鑑はアルセーヌ・ルパン。鍵穴は目暮十三。初登場なし。
読了日:4月29日 著者:青山 剛昌
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18552792

■涼宮ハルヒの憂鬱 (16) (カドカワコミックスAエース)
「ワンダリング・シャドウ」及び「分裂」の導入。佐々木、なかなか可愛いけれど……まぁ、漫画だから、さすがにミスリードは無しと。 6/10点
読了日:4月29日 著者:谷川 流
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■マリア様がみてる フェアウェル ブーケ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
祐巳ちゃん3年生編は、「リトルホラーズ」に続いて、またしても短編集。今回は「先生」をキーワードにした短編5編に、書き下ろし2編、そしてのりしろという構成。短編的には「おっぱいクッキー」と「昨日の敵」「卒業式まで」がなかなかおもしろかった。「おっぱいクッキー」は、一つの事象が、見る人によってまるで異なったエピソードに仕上がってしまう様子がおもしろかった。「昨日の敵」はなんというか……聖徳太子さんを「厩戸君」とか呼び出したあたりで、笑ってしまった。妄想力が強い人々にとっては、有効な勉強方法ですね。
読了日:4月29日 著者:今野 緒雪
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■もやしもん(6) (イブニングKC)
今回は一冊まるまるを使っての、遥奪還のフランス編。「いいえ。私はメキシコ人です」がおもしろすぎた。ここまでは菌のエピソード、とりわけ日本酒の蘊蓄の多かったもやしもんだが、今回はフランスが舞台であるということでワインのエピソードのオンパレード。一口にワインといっても様々なものがあるんだなと。新キャラであるマリーを中心にした酒蔵のエピソードは、なかなかおもしろかった。遥奪還とフランス酒蔵の物語がうまく同時進行していて、どちらもとてもおもしろかった。そして沢木を殴る蛍かわいいな。 7/10点
読了日:4月28日 著者:石川 雅之
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■覚えてないけど、キミが好き (一迅社文庫)
まずはこうして比嘉智康さんの新作を読めることを嬉しく思いたい。今回の内容は、記憶喪失により過去の記憶を持たない主人公と、他者の運を吸わなければ生きていけない主人公の妹、そして探偵の娘であり主人公の元恋人を自称する少女、3人による三角関係がメインとして描かれている。小気味良いボケとツッコミの応酬があり、クライマックスにはしっかりと読者を惹き付ける。比嘉さんマニアならばどうしても期待してしまう超展開は、まだその片鱗すら見せない(失われた記憶が関係しそう?)。
読了日:4月28日 著者:比嘉 智康
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■最上の明医〜ザ・キング・ オブ・ニート〜 2 (少年サンデーコミックス)
大事なエピソード以外は、割合簡単に飛ばしてしまう点は気になるものの、医療漫画としてはかなりおもしろい部類。 7/10点
読了日:4月26日 著者:橋口 たかし
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■予知夢 (文春文庫)
ガリレオシリーズ第2巻。1巻ほど科学ミステリー的な印象は強くなく、「探偵ガリレオ」とはまた違った趣の作品に感じられた。1巻の「(知識が無いから)推理はできないけど、そういう条件下ではこういう現状が起こるのか〜!」という驚きが無くなってしまったのが残念。小話でしか無かったけど、電流を通すガラスの話はおもしろかったが。「別にそれ物理学者のガリレオ先生じゃなくてもいいんじゃね?」なトリックも混じっているのはご愛敬。「予知る」のオチにゾッとしたり……。 7/10点
読了日:4月26日 著者:東野 圭吾
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■僕は友達が少ない 5 (MFコミックス アライブシリーズ)
表紙の理科が可愛いんですけどどうしてくれるんですか。ただ、なぜこの娘は表紙を飾る際には眼鏡を顔にかけてないんですか? 今回は夏休み前半のエピソードを収録。いつもの通りの残念な日常をお届け。水着回が挟まれているはずなのに全然エロくない(胸を隠す幸村はエロい)なはどうしたことかしら。 そして、圧倒的なまでの肉! 9ページに渡って肉の乱舞を見事に描ききったいたちさんは評価したい。 6/10点
読了日:4月25日 著者:平坂 読
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■最上の明医〜ザ・キング・オブ・ニート〜 3 (少年サンデーコミックス)
義明と伊達の医学部受験編。ここに来て釈も医学部組に合流するなど、今後の物語で実に幅が広がりそうな展開に。橋口作品の女の子は実に可愛い。試験中にまさかのトラブルに見舞われはしたものの、義明たちは持ち前の正義感と行動力をしっかりと見せてくれた。さらに受験の後には、医療漫画なのに麻雀をやったり子育てをしたりとやりたい放題な展開ではあったが、大事な部分ではしっかりと医療を絡めてドラマを見せてくれる。淀のエピソードは、淀がとても可愛らしいし、淀の台詞はとても胸に突き刺さるし、まさに淀のためのエピソード。
読了日:4月25日 著者:橋口 たかし
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■蒼海ガールズ!3 (GA文庫)
海をかける少女たちの物語、遂に完結。コメディに海戦と、どちらもしっかりと描ききった印象。爆発力こそ薄いが、総合的にバランスが良かった点は評価したい。しかし最後の海戦シーンには迫力があり、ハラハラさせられっぱなしだった。そしてやっぱり主演女優は格が違うな! 最後にはハーレム物にしては珍しく、恋愛的決着をつけてくれたため(まぁ……若干反則的オチな気もしたが……ずるずる決着がつかなかいよりはマシだろう)、しっかりと作品を締めてくれた印象。そういえばセネカが皇子を連れずに出国してしまった理由はなんだったのか……?
読了日:4月23日 著者:白鳥 士郎
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■クロノ×セクス×コンプレックス 1 (電撃文庫 か 10-17)
女の子と中身が入れ替わっちゃって、しかも異世界の時間を操る魔法学校に入学することになっちゃって……という、「いやいや、設定盛りすぎ盛りすぎ!」な作品ながら、しっかりとバランスよく作り込まれていた。キーリや鳥籠荘のようなどこか暗めな印象は拭い去られた、正統派とも言うべき「ドキドキワクワク」を描いた作品で、非常におもしろかった。女の子になったら途端にモテだす、であるとか、隠された才能発揮、等、読者の期待にしっかり応えてくれる王道的なストーリーが魅力。もちろんそれだけでなく後半にはあっと驚く展開も待ち構えている
読了日:4月23日 著者:壁井 ユカコ
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■少女には向かない職業 (創元推理文庫)
桜庭さんらしい、少女の思春期のゆらぎみたいなものを描いた作品。読んでいる間中ずっと心がぞわぞわし続けていた。とにもかくにも読んでいると少女たちの内に秘めた痛々しさが伝わってきて、つらい作品だった。主人公の少女の、軽い一人称で描かれているだけに、見事なまでにダイレクトに伝わってくる。 決してミステリーとして完成度が高いとは言えないが、作品としての質は高いと思う。あのラストの後には、どんな展開が2人を待っているのだろうか……。 9/10点
読了日:4月21日 著者:桜庭 一樹
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■のうりん 3 (GA文庫)
今、ラノベ界で最も勢いに乗っている、農業高校ギャグラノベ第3巻。今回は今までよりも農業ラノベらしいネタを扱っている場面が多め。しかし一方で、あまりにも残念すぎるやり過ぎ感あふれるギャグもパワーアップしているため、印象は今まで通りのパワフルなギャグののうりん。 今回は40代で独身のベッキーが神がかっていた。もうダメだよこの人……。30代ゆりちゃん(とらドラ)にはどこか微笑ましさも感じられたのに、40代ベッキーには引いてしまう。コレは興味深い結果ですね。
読了日:4月20日 著者:白鳥 士郎
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■魔界探偵冥王星O―ウォーキングのW (電撃文庫)
謎の覆面作家・越前魔太郎による冥王星Oシリーズの、Vと同時刊行の1冊目。とりあえずVの方から読み始めたから、Wは2冊目になったわけだけど、一応どちらから読み始めてもよくなってる模様。正体は入間人間さんだとか言われているけれど、入間作品に特有の文章のクセが抜けており、読みやすかった。作品に仕込まれていたミスリードにも見事なまでに引っ掛かったし、中の人が変わってもなかなかおもしろかった。シナリオ書いてる人は入間さんなのかどうなのか?
読了日:4月20日 著者:越前 魔太郎
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■O/A (1) (角川コミックス・エース 216-4)
定評のあることに定評のある渡会さんによる、ラジオギャグ漫画。新ラジオ番組が初っぱなからトラブルに見舞われることで始まる、女性アイドルと女性芸人、2人の物語。1巻までで綺麗に2人の物語の始まりが描かれており、読みやすい導入だった。 シリアスもそれなりにはあるものの、大事な場面で下ネタを中心としたギャグが全てをぶち壊しにかかる。失禁するわ、アノ日発言するわ……生々しいネタを用いていながらも、受ける印象は割合あっさりとしていて良い。 7/10点
読了日:4月19日 著者:渡会 けいじ
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■極北からの声―フルメタル・パニック!サイドアームズ〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)
ライトノベルなのにオッサン成分強すぎやろ。8割くらいオッサンしか出てこないで。 カリーニン視点から描かれる宗介の過去、マデューカス視点から描かれるテッサの過去、と、オッサン2編はどちらも重厚な内容。フルメタをここまで読んでこられた猛者共ならば、「渋い! かっけえ!」となること請け合い。宗介の過去が思っていた以上に凄惨で、なんだか泣けてきた。 ラストは短編ではお馴染みのバカコメディ。前2編との落差がひどいと感じると同時、平和な世界に生きるかなめと宗介を見て感慨深くなるなど。
読了日:4月17日 著者:賀東 招二
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■神のみぞ知るセカイ―神と悪魔と天使 (ガガガ文庫 あ 4-1)
現実世界で女の子を攻略する、若木民喜さんのラブコメ漫画「神のみぞ知るセカイ」のノベライズ版。個人的には、地味に初の有沢さん。 神のみ世界をうまく小説という形で再現できており、神のみファンとしては好印象。しかしコテコテの漫画表現までも再現せずとも、とはちょっと思った。ストーリーはシリーズ初の同時攻略ながら、最終的にそれぞれ別個で攻略していくのなら、わざわざ同時進行させる必要なかったのでは?とも。 あとなんていうか、透の攻略、すげえあっさり。
読了日:4月16日 著者:有沢 まみず
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■学校の階段 5 (ファミ通文庫)
まさに「ビバ青春の無駄足!」。階段部の連中があまりにも青春しすぎてて、生きるのが辛くなる。 今回は階段部メンバー個別回ラストとなる(たぶん)井筒編。シリーズ初の対外試合(最終的にはただのタイマンになったけど)。勘違いから発生した井筒と凪原との関係も、一応の決着をみた。友情というものがテーマとして組み込まれており、読んでてハッとさせられるようなことも。個別回が一回りしたということで、新展開への伏線かと感じられるものもいくつか。
読了日:4月15日 著者:櫂末 高彰
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■ゴミ箱から失礼いたします (MF文庫J)
ゴミ箱に入る妖怪になってしまった高校生と、彼を手助けする少女を描く作品。設定の割には、ちょっと薄味な感は否めない。ギャグはノリは良いものの破壊力がそんなには無く、シリアスは存在感がある割りに引き込まれない。設定が奇抜でぶっ飛んでいる割には、どこか設定以外で思い切りが足りないような気がしてならない。かといってリアリティがあるわけでもなく。ストーリー性のあるギャグラノベは嫌いじゃないのだけれど……うまく作品として全体のバランスを取ろうとして、逆に全体の水準が下がってしまっている印象を受けた。
読了日:4月14日 著者:岩波 零
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■俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉 (電撃文庫)
京介が一人暮らしをしながら受験勉強に打ち込む巻。そして全力であやせのターン。 桐乃の表の友人と裏の友人が一同に会するという、なんとも珍しい巻。そして京介争奪戦の全貌が見えた巻でもあった。京介がモテる理屈は分かるけれど、それにしたって異常なモテ方である。個人的に加奈子に対して「コイツ可愛いじゃねえか」とか思ってしまったことに自己嫌悪。これじゃ、まるで俺がドMみたいじゃないか……! でも可愛いな加奈子くっそ! 実際に作者である伏見つかささんの身にふりかかった災難を元にしたと推測される展開もあり。
読了日:4月12日 著者:伏見 つかさ
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■Another(下) (角川スニーカー文庫)
一見ただのホラー作品のような設定で、ストーリーもホラー作品のように進んでいく。しかしクライマックスになって、死者が明かされる場面は見事なまでにミステリーになっていた。お見事。 ……それにしても、アニメでは赤沢さんは優遇されていたんだなあ、と。結局出番は二度ほど、それも憎まれ役。「空き缶ぶつけた〜」の件も無く。多佳子等、モブキャラはアニメ版で上手く調理されていたんだねえ。 これはこれですごくおもしろかったし満足しているのだけれど、結局現象そのものが解決されぬまま終わってしまったのが……。
読了日:4月11日 著者:綾辻 行人
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■Another(上) (角川スニーカー文庫)
アニメも終わったところで、改めて原作で2周目。序盤は分からないことだらけで何が何やら、といった感じではあったものの、アニメに比べて状況説明が分かりやすく(アニメもそれなりに分かりやすく仕上げてはあったが、どうしても情報の細かさには劣る)、楽しく読めた。“見崎鳴”という人間に対して、存在を疑ってしまうように描いた技術はお見事。 しかし、館モノでお馴染みのホラーミステリー作家・綾辻行人さんであっても、ライトノベルになってもそんなに違和感無いんだなあ。アニメとの差異は少ない。
読了日:4月9日 著者:綾辻 行人
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■スケッチブック 5 (BLADE COMICS)
美術部所属の生徒たちによる、日常系4コマ漫画。ほのぼのしつつもいろいろな要素(昆虫や植物を筆頭にした自然ネタ、猫ネタ、あるある等。もちろん美術ネタも……)が詰め込んであり、楽しく読むことができる。キャラクターが大勢出てくるわりに、混同しないところも良い(空閑さんと栗ちゃんが好きです)。 今回からは4コマだけでなく、猫メインのストーリー漫画も収録されるようになったが……ううん、個人的にはこっちはあまりハマらなかったかなあ。 大庭さんは髪上げてる方がいいね、やっぱり。そして絶妙且つ独特な世界観を持つ涼風コンビ
読了日:4月8日 著者:小箱 とたん
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■らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)
本当におもしろかった! 今までとは異なる短編集の形式で描かれた化学実験部&アルミたちの日常エピソードなのだけれど、これがスポーツチャンバラ編や生徒会選挙編に負けず劣らずなぶっ飛んだお話ばかり! どんだけ騒がしい日常を送っとるんだこいつらは!? パロディをふんだんに盛り込んだギャグは冴え渡り、非常に楽しく読むことができる。細かい部分まで手を抜くことはなく、校内で発生した食中毒を巡る一連の騒動を戦記風に綴ったエピソードには、思わず唸らされた。
読了日:4月8日 著者:白鳥 士郎
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■やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)
ある日突然、邪神に認定されてしまった高校生の物語。ボケの小技のオンパレードといった感じの印象を受ける作品。とにかく最初から最後まで徹底的に笑いを誘うネタが詰め込まれている。邪神マニュアル等のマニュアルを用いたネタにも、様々なバリエーションがあった。邪神である大沼がまったくテンション上げることなく、淡々としているのもおもしろさのひとつ。……しかしながら、いかんせんストーリーが薄いのが気になるところ。笑えるとはいえ、小手先ギャグばかりで派手さが無い分、ストーリー面で補って欲しかったのだが……。
読了日:4月7日 著者:川岸 殴魚
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■木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)
毎回わずか2ページで完結する、半野良猫のフルットと、無職のお姉さん鯨井先輩の日常を描いた作品。 毎回何らかの趣向が凝らされたネタを扱っており、飽きることなく読むことができる。また、欄外の「〜ですが、この作品はフィクションであり〜」も健在。新キャラのマリアがいい味を出していた。怪我をしたマリアの話のフルットは男前。鯨井先輩と白川先生の関係が、男女関係ではないのだろうが、割りと深い関係になりつつあるのが良いね。 個人的に気に入ったのは、怖いウォータースライダーの話、となりの市からフルットを倒しに来た猫の話、
読了日:4月6日 著者:石黒 正数
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■めだかボックス 15 (ジャンプコミックス)
ずっとめだかちゃんの味方だった善吉が、遂にめだかちゃんと敵対関係となることを選択。そうして自覚する、「めだかちゃんに勝つ」ということの意味と、自らの想い。……というわけで、3巻からずっと続いていたバトル漫画はおしまいで、ラブコメ編がスタート!? しかし本編はどちらかというと裸エプロン同盟の暗躍の方にウエイトが占められていた(「グッドルーザー球磨川」も収録されていたし……)。バトル展開でないトランプゲームでもしっかりと読者を引き込み、騙してくるあたりは本当におもしろい。
読了日:4月5日 著者:西尾 維新
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■ベイビー、グッドモーニング (角川スニーカー文庫)
1人の死神っぽくない死神が関わった、4つの濁った魂の物語を収録した短編集。どれも死を間近にした者たちによる、切なくて胸に迫る物語ばかり。けれどそれは“死”というもので誤魔化された哀しさではなくて、しっかりと物語の登場人物たちが紡ぎだした感動であると思う。 まだまだ続けられそうな造りではあったけれど、どうやら河野さん本人はもう続けるつもりは無い様子。けれどプロローグを含めてこの作品は一冊できれいにまとまっている短編集なので、確かにこれに続編をつけたら、蛇足になってしまうかもしれないなあ。
読了日:4月5日 著者:河野 裕
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■サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA (角川スニーカー文庫)
7巻に渡って描かれてきた物語が、遂に完結。 今までにケイに関わってきた全ての能力が合わさることにより、一見不可能にも思えた浦地との交渉を見事に進めていくケイの姿は素晴らしかった。シリーズ7冊の全てが「サクラダリセット」という作品が成立するためのパーツであり、ここまでまるで無駄なく描ききったのは素晴らしいことだと思う。最後までこの作品についていき、春埼の変化を追っていくことができたのはよかった。 今巻でいちばん好きなシーンは、ケイが4年ぶりに咲良田の街を出ていき、ある場所へと赴くところかな。
読了日:4月3日 著者:河野 裕
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17929073

■ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)
コレはおもしろい&巧い。日本神話を題材としてうまく設定の中に組み込んでおり、楽しく読むことができた。物語中の様々な事象が、それぞれ日本神話との整合性の取れた設定となっており、それらが明かされていく過程はとても楽しんで読むことができた。全体を通してなかなかの完成度を誇る作品だが、特に第2部「ヤマタノオロチ」はギャグのキレが良く、笑わされた。それだけでなく、最後にはホロリと来るものもあった。 ベストイラストは、116-117頁の邪神3姉妹。 8/10点
読了日:4月2日 著者:日日日
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17901387

■私立!三十三間堂学院 (2) (電撃文庫 (1171))
女子生徒しかいない学校に転入する羽目になってしまった男子高校生の日常。第2巻では、なかなかクラスに溶け込むことのできない法行が、友達を作ろうと決意する。今巻では、恋人が108人いるというとんだ新キャラが初登場し、法行争奪戦に名乗りを上げる。新キャラである須美の、ポジティブ思考というか自己中心的すぎる言動に苛立ちを感じはしたものの、ストーリーとしてはよかった。しかし全体を通して法行対須美対他大勢という構図になってしまっており、1巻ほど群像劇の良さを活かせてはいなかったかなと。
読了日:4月2日 著者:佐藤 ケイ
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■BAMBOO BLADE B 4 (ガンガンコミックス)
4巻目にしてようやく本格的な稽古に突入か……。しかし先生のキャラの変わりようが凄い。それでいて表情はほとんど変わっていないのが……! 剣道日本一の姉弟も登場したが、こちらは顔見せ程度であり、本格的に話に関わってくるのはまだまだ先、か? そして川上先輩のプライベートのエピソードが、なかなかおもしろかった。 ラストにはレンジとジンの因縁の相手が登場し、ますますおもしろくなっていく印象。いやぁ、熱い物語で、非常に良い! 7/10点
読了日:3月30日 著者:土塚 理弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17835106

■マンガで分かる心療内科 5 (ヤングキングコミックス)
心理学とギャグのどっちがメインなのか時々分からなくなりそうですが、少なくともおもしろい作品ではあります。新キャラがかわいいですね。 8/10点
読了日:3月29日 著者:ゆうき ゆう
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17810642

■豚は飛んでもただの豚?2 (MF文庫J)
2巻目にして、早くもタイトルが内容と関係なくなる。なんというか……青春小説としてはなかなか良い雰囲気を醸し出している部類に入るのだが、話にほとんど進展がない&大した盛り上がりがないまま問題解決、と、ストーリー面での内容の薄さが気になった。特に前半、一章120頁を費やしながら、遂に何も起こらず、ただただ主人公たちがテスト勉強をするだけだったのが辛い。“頑張る”という主人公の決意は素晴らしいし、メッセージ性もあり、青春というものを綺麗に描き出せているだけに、ストーリー面に魅力が無いのが非常に惜しい。
読了日:3月29日 著者:涼木 行
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17807772

■15×24 link four Riders of the Mark City (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-4)
今回は伊澄と歩乃果が共犯となり、ノブたちが遭難し、陶子さんの暗黒面が露出し、マーチがどんどん株を下げ、笹浦たちは野球をし……いや、もう徳永の自殺どころの騒ぎじゃない。大量の伏線がばらまかれ、いくつかの伏線は回収されても、しかし話がまとまる気配はまったく無い。もう折り返しだというのに、こんなにもバラバラなことになっていて、ホントに6巻で終わるのか……!? しかしバラバラな展開なりに、意外なところで繋がっていたりする部分も多くあり、全貌の把握はなかなか困難ではあるが、良質な群像劇。
読了日:3月28日 著者:新城 カズマ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17774100

■殺し屋さん(1) (アクションコミックス)
おお、くだらない……くだらなくておもしろい。日本一の殺し屋である男を中心としたギャグ漫画なのだが、この殺し屋さんが仕事の腕前は素晴らしいのだが、変に律儀だったり妙なことを気にしたりと、とにかく間抜けすぎる。ネタの傾向的にはダジャレのネタが豊富であり、そのあまりにもくだらないダジャレのオチには病み付きになる。また、少々お色気方面のネタの印象も強い(ほぼ父の仇女さんのせいだが)。 絵柄も安定しており、キャラクターの再登場率が高いため(使い回しじゃないよ?)、好きなあのキャラが何度も出てきてくれるのが嬉しい。
読了日:3月25日 著者:タマちく.
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17696318

■オオカミさんとおつう先輩の恩返し (電撃文庫)
「〜七人の仲間たち」から2年半ぶりに続きを読んだのだけれど、なんかおもしろかった。キャラクターたちがいちいち魅力的で、彼ら彼女らの繰り広げる軽妙なやり取りがクセになる。恩返しマニアおつう先輩、きび団子桃ちゃん先輩、予想外の出来事に弱いアリスさん等、脇を固めるサブキャラ女子の可愛らしさよ。だがそんな個性的女性陣に囲まれようとも、正ヒロインとしての抜群の存在感を見せるおおかみさん。粗野な性格ながら実は……という、言ってしまえばありがちな人物像は、ありがちではあれどいちいち胸をくすぐってくる。
読了日:3月25日 著者:沖田 雅
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■蒼穹のカルマ5 (富士見ファンタジア文庫)
うわあ、こりゃあおもしれえわ。蒼穹のカルマ5巻は和解編。前半は、駆真と在紗の中身が入れ替わってしまうという、超常現象なんだけどカルマ的には許されちゃうような展開で巻き起こるコメディ。特に駆真の外見をした在紗と、槙奈たちのやり取りはニヤニヤしながら読んでしまった。中盤も、魔法少女になって敵と戦う幼女駆真(表紙)という、シリアスなのに笑っちゃうような展開になる。そして驚くべきは後半である。駆真の熱いバトルや、在紗への想いはもちろんのこと、ここまでのカルマシリーズの全てを伏線にしてしまう展開に見事に持っていった
読了日:3月24日 著者:橘 公司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17666874

■BAMBOO BLADE B 3 (ガンガンコミックス)
剣道部の練習場所である体育館の使用権を巡り、政文中学との戦いを迎える飛鈴中学の面々。そして明かされる持田先生の過去と、倒れるジン……。ここまで散々おもしろくなりそうな雰囲気をバンバン発しながらもスローペースで進んできたBBB。あまりの展開の遅さに辟易しつつあったわけだが、ようやく本格的に物語が動き出す。そうなってくれば、さすがにおもしろい。持田先生の過去のトラウマ、そしてジンの家庭事情は、非常に胸に迫るものがあった。 8/10点
読了日:3月23日 著者:土塚 理弘
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■死想図書館のリヴル・ブランシェ (電撃文庫)
図書擬人化系ライトノベル……というと、ちょっと語弊が生じるかな? 死想図書館から逃げ出した“死書”を追いかける、主人公とその下僕の物語。 自らをイツキの下僕と自称するリヴルを始め、キャラクター陣は魅力的。しかし、イツキによる一人称視点の描写がやや読みにくさを感じさせる。ちょっと、イツキの思考が地の文に侵食しすぎていて、雑多な感じなんだよなあ。それからノイズ等の表現も、凝っているつもりなのかは分からないが、余計に読みにくさを助長してしまっている。 ストーリーに関しては、なかなかよくできており、好印象。
読了日:3月23日 著者:折口 良乃
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■のうりん 2 (GA文庫)
農業高校ラブコメ第2巻。はがない並の残念さは未だ健在。ポイントごとにはおもしろいのだが、1冊にまとまっちゃうと、あまりにも方向性がバラバラすぎてなあ。今回初登場の四天農など、キャラクターのインパクトこそ凄まじいものの、正直半分くらいは「出す意味ありますか?」と思ってしまった。これは、冷静になってしまったら楽しめない作品だと思いました。ノリと勢いが大切みたいです。 しかしシリアスに農業を語るシーンは、なかなか印象深いんだよなあ。
読了日:3月21日 著者:白鳥 士郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17602464

■ふたつのスピカ 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
おもしろいところで「次巻へ続く……」。うわあ、この先の展開が気になるわあ〜。生徒だけでなく先生陣にもいいキャラクターがいるので、今後の展開にも深みが出そう。読み切りという形で過去のエピソードが入ってくるのがいいね。 7/10点
読了日:3月21日 著者:柳沼 行
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■学校の階段4 (ファミ通文庫)
中村が表紙だけど中村はほとんど出てこない第4巻は、天才ラインメーカー・三枝の過去エピソードを交えた内乱編。若者らしき悩みを抱えた三枝の物語ではあったが、なんとかうまいこと元の鞘に収まった様子。三枝と見城とのやり取りが青春しすぎてて、読むのが非常に辛いといいますか。 ……というかこの作品、校長の存在感がでかすぎる。この校長がいるからこそ、作品として成り立っているのでは、というくらいの……。そして暗躍しまくりの遊佐の真意や如何に? ベストイラストは、245頁の見城。 7/10点
読了日:3月20日 著者:櫂末 高彰
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17561090

■JSが俺を取り合って大変なことになっています (一迅社文庫)
一つ言い訳させてほしいのは、俺は断じてロリコンではないということだ。こんな本に手を出しておいて何を、と言われるかもしれないが、しかし私は断固ロリコンではない。なぜなら、どたぷーん派だからだ(ならばどたぷーんなロリは可なのかとか込み入ったお話は割愛)。では何に惹かれて手を出したのかというと……シチュエーション、である。私は、女の子を様々な場面でほとんど羞恥心も感じさせないレベルで脱がせるというシチュエーションに関して興味を持っているのである。というか「五年二組の吸血鬼」のそーゆーとこに惹かれた。
読了日:3月18日 著者:糸緒 思惟
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■僕は友達が少ない 4 (MFコミックス アライブシリーズ)
原作の良いところは忠実に再現し、且ついたちさんのオリジナルな演出も光る、素晴らしいコミカライズ作品。ロマンシング佐賀、リレー小説など、原作でも異彩を放っていたあのエピソードたちは、ビジュアル化してさらに破壊力を増した。 7/10点
読了日:3月18日 著者:平坂 読
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■最上の明医〜ザ・キング・ オブ・ニート〜 1 (少年サンデーコミックス)
最上の命医シリーズ第2部。2部に入ってからなんとなく疎遠になっていたのだけれど、ちょっと後悔。2部もおもしろかった。医療漫画としては1部よりも正統派っぽくなくなり、むしろ方向性としてはかなり異端。不良高校生(ニート気味)が、底辺から医者になることを目指す物語。一人前とは言えないような主人公ではあるものの、彼の言葉はとても熱く、読む者に強い印象を残した。 序盤はともかく、中盤からは医療関係のネタがほとんど出てこない……(まぁ、2巻からまた医療ネタが復活するみたいだけれど)。 8/10点
読了日:3月18日 著者:橋口たかし
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■15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫)
15人の大晦日の24時間を描く、大群像劇もいよいよ折り返し地点へ。3巻目になっても未だ物語はとどまるところを知らず、自由気ままに拡大を続けている。 3巻目は初っぱなからグンと引き込まれた印象。えぇ、もうこの時点でみんながみんなハッピーエンドっていうラストは失われてしまったじゃないですか……。この出来事を境に、亜希穂がどう変わるのかに注目したい。一方でファブリの関わっている問題もどんどん広がりを見せ……もう大半の連中が、徳永の自殺を追うどころじゃ無くなってやしませんかね!?
読了日:3月18日 著者:新城 カズマ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17495572

■共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
私立高校の図書委員メンバーを中心にした日常系ギャグ漫画。図書委員会やらオタクにまつわるネタが非常に多く、そういうのが好きな人ならば思いっきりハマるであろう作品。 ヒロインズがかわいすぎて辛い。眼鏡に、ゲーマーに、腐女子て。うああみんなかわいいなあああ。けれどこのヒロインズにここまで惹かれまくる俺は少数派なんじゃねえのかなあ、とも思う。キャラクター造型の面としては、見てすぐに伝わるような個性は少ないのだが(教職員除く)、じっくりと読んでいくと、しっかりと中身のあるキャラクターに仕上がっていることがわかる。
読了日:3月16日 著者:D.キッサン
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■ゴールデンタイム〈4〉裏腹なるdon’t look back (電撃文庫)
流血沙汰だよ。血だらけだよ。キャラクターたちも、読者も。もしかしたら書いている竹宮さん自身も。 今回は万里香子リンダの関係に、一つの区切りがついた。少なくとも、形の上では。関係者それぞれが抱え込んでいるものがどれも重たすぎて、200頁ちょっとやや薄めな巻であったが、読み応えはすごかった。特に万里が時折見せる、記憶喪失絡みの寂しさの描写にはすさまじいものがある。 この後どのような展開を辿ろうとも、少なくとも誰かしらは泣くことになってしまいそうで非常に辛い。 ベストイラストは、167頁のリンダとNANA先輩。
読了日:3月16日 著者:竹宮 ゆゆこ
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■藤村くんメイツ 1 (ガンガンコミックスONLINE)
これはおもしろい。藤村くんという不良と、その周辺人物たる委員長やら生徒会長によるギャグ漫画。最初っから最後まで徹底的にギャグ漫画なのだが、そのクオリティが非常に高い。ボケの破壊力はもちろんのこと、ツッコミにも気を使ってあり、とてもおもしろかった。出オチすぎる委員長(鎧)やら、ケチョスやら、落とし穴やら、世界観どーなってんのとツッコミたくなるような粗い面もありはするものの、総じてクオリティの高い作品だった。まぁ、アレよね。えりかわいいよね。藤村くんに惚れている理由がいまいち分かんないけど。
読了日:3月15日 著者:敷 誠一
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■ふうらい姉妹 第1巻 (ビームコミックス)
くだらなさもここまで極めてしまえば、まさに芸術。おかしな姉妹を主人公とした、独特の空気感が魅力のギャグ漫画。このおもしろさは言葉で表現するのがとても難しく……「いいから、読め! 読めば分かる!」というタイプの作品。表紙のようなやり取りが1巻まるまる続く。とにかくまともな登場人物がほとんどおらず、皆が皆、どこかしらがずれている。言葉選びのセンスも良く、笑わされた。 いちばん好きなツッコミは、「がいじんがーみーんなボブだとおもうなよー」。 9/10点
読了日:3月14日 著者:長崎 ライチ
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■Drc2 (1)
危険な妄想(俗に言う中二病)が現実に具現化してしまうという物語。日本国内の若人の多くが罹患する中二病をテーマに扱っているわけだが、その末路はことごとく悲劇的。中二病が現実に、というギャグみたいな設定で、見事にシリアスを描いている。 特に「愛される男」は胸に来るものがあった。気軽に「○○は俺の嫁」と言うのを躊躇わせるくらいのインパクトはあった。……しかしそれでも俺は愛故に言うぞ! 朝比奈みくるは俺の嫁! 主人公の出番が少ないため、どういう立ち位置が未だによく分からず、その点で物語に入り込みにくい感はあった。
読了日:3月13日 著者:伊藤 仁
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■らじかるエレメンツ 2 (GA文庫)
化学実験部がメインメンバーなのに、化学実験をしないどころかスポーツチャンバラしかしなかった1巻。それに続く2巻もまた、化学実験などすることなく、生徒会長選挙がメイン。1巻にて不遇の立場にあったアルミにスポットライトが当てられており、非常に可愛らしい幼なじみ分を大量摂取することができた。ただその分、正ヒロイン羽卵の出番が極端に減ってしまい脇役クラスの立ち位置にまで下がってしまっていたのが……ちょっとバランスが悪いというか。さりげなく、しかしコアなパロディが随所に散りばめられており、非常におもしろい。
読了日:3月13日 著者:白鳥 士郎
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■がるぐる!〈下〉―Dancing Beast Night (電撃文庫)
越佐大橋シリーズ完結編(完結編とか言いながら、巻末で番外編「5656!」の宣伝してまんがな)。越佐大橋シリーズのオールスター総出演による、圧巻のクライマックスだった。あれだけの人数が一ヶ所に集まってそれぞれ好き勝手動いていても、しっかりとついていけるあたり、キャラクターの書き分けがめちゃくちゃ上手いってことなんだろうなあ。それだけでなく、キャラクターごとに目的であるとか行動がはっきりしていて、それらを一つのストーリーとしてまとめる構成力にも長けている。 金島銀河の登場シーンがあまりにも予想外すぎた。
読了日:3月10日 著者:成田 良悟
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■がるぐる!〈上〉 (電撃文庫)
越佐大橋シリーズ完結編は上下巻構成。上巻は下巻のための準備期間といった感じで、徐々に雰囲気が張りつめていく感じ。殺人鬼と探偵姉弟の恋愛模様に、犬と猫と都市伝説と島が複雑に絡み合う。果たして下巻でどのような展開を辿り、どのような完結を見るのか? とりあえず、間を置かずに下巻へ突入。 ベストイラストは、51頁のシャルとシャーロック。 7/10点
読了日:3月8日 著者:成田 良悟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17234731

■デュラララ!!×5 (電撃文庫)
シリーズ初上下巻。「これからおもしろくなるぜ〜」ってところで終わった。 新キャラクターや、前巻から登場していたキャラクターたちが本格的に動き出した。ここからダラーズが、そして帝人やセルティがどのように動き、どのような事態へと進んでいくのか。非常に楽しみだ。 そしてすべては一人鍋こと臨也の元に収束する、と。……サイモン、静雄、どっちでもいいからコイツ殴れ。 ベストイラストは、270頁のシズちゃん。いや、165頁のヴァローナも、211頁の胸チラ杏里も、263頁の割り箸くわえた波江さんも素敵なんだけど……
読了日:3月7日 著者:成田 良悟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17194507

■ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫)
今まで一枚岩となって〈ふうせんかずら〉の巻き起こす現象に対抗してきた文研部2年生が、遂に決裂してしまう。 今までは青春よりな作風であったココロコだが、今巻では今まで以上に「現実」というものを意識させられるエピソードだった。中盤あたりの不安定な心情は相変わらず読むのが辛くなるが、それらをすべて乗り越えることのできるほど、心に直接訴えかけるようなメッセージは健在。前巻……ニセランダムにおける1年生ズとの対比も良かった。そして恋愛面においても、大きな大きな進展が……。 とりあえず、藤島完全復活は喜ばしいことだ。
読了日:3月5日 著者:庵田 定夏
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■めだかボックス 14 (ジャンプコミックス)
楽しいお話から一気にどん底に突き落とされた前巻ラスト。そしてそこから始まる新展開は、またしても素晴らしい物語。善吉vsめだか……vs裸エプロン先輩! 今までいちばん主人公っぽかった人(めだかちゃん)がいちばん主人公っぽくなくなり、今までいちばん主人公っぽくなかった人(球磨川。ただし敵対してた時期な)がいちばん主人公っぽくなってきた。裸エプロン先輩、マジ主人公。俺だって裸エプロン勢力につくわ。……そして、そんな中で未だに主人公っぽさの感じられない善吉くん。たぶん、バトル漫画化する前までは主人公だったと思う。
読了日:3月3日 著者:西尾 維新
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■GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)
突如学園からいなくなってしまったヴィクトリカ。そんな彼女を探し求め、久城が〈ベルゼブブの頭蓋〉と呼ばれる修道院まで迎えに行く話。なぜヴィクトリカが〈ベルゼブブの頭蓋〉に連れていかれたのかが分からず、序盤はちょっとモヤモヤ。更に、どうしてそこから簡単に連れ帰ってきていいのかも分からず、更にモヤモヤ。つまりベルゼブブでの役割を果たさない(あるいは果たすべき時期が終わった)から、もう帰っていいよってことなのか? 小さな謎はいくつも転がっていたが、今までの長編らしい大きな謎が無かったのがやや残念。
読了日:3月3日 著者:桜庭 一樹
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■MiX! オトコの娘はじめました (角川スニーカー文庫)
初恋の女の子に「男らしくない」という理由でフラれた主人公が、男らしくなるために空手部に入部しようとしたら、手違いで女子新体操部に入部しちゃうお話。男の娘モノはそんなに好きでもないけど、これはなかなか良作。主人公の視点で描かれる文章は、軽い文体で読みやすい。軽いノリでサクサク進んでいくため、あまり浮き沈みの無い序盤のストーリーも楽しく読めた。そして中盤以降は主人公の初恋の女の子が新体操部に入部してくるなどおもしろい展開に突入し、そこから最後までは見事に引き込まれた。
読了日:3月1日 著者:岩佐 まもる
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■容疑者Xの献身 (文春文庫)
映画版を2回観た上での、原作ポロロッカ。やはりおもしろい。映像だけでは表現することのできなかった細かい部分や心理描写などがしっかりと伝わってきて、ようやく容疑者Xの世界を全て理解できたかなといった感じ。「探偵ガリレオ」での事件の真相は、湯川によって暴かれる物理学ミステリーといった感じで、驚きというよりも「そうなのかあ」という感嘆の気持ちが強い。しかし同じガリレオシリーズでもこの作品はしっかりとミステリーをしていて、その真相には驚かされるばかり。
読了日:3月1日 著者:東野 圭吾
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■GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)
GOSICKシリーズ初の短編集。しかし短編集と言いながらも話は繋がっているため、話が分割されてるだけな長編と言えなくもない。まぁ、短編らしくライトな雰囲気であり、こういうものも悪くないと思える。時系列的には長編1巻のエピソードより以前の、一弥がヴィクトリカと出会うお話と、それよりさらに前の一弥と出会う前のヴィクトリカのお話。 ミステリーとしての出来は、長編のそれに比べると、ややいまいちな感もあった。しかし細かい部分に伏線があったりと、作り込まれた作品であることは確か。
読了日:2月27日 著者:桜庭 一樹
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■狂乱家族日記 参さつめ (ファミ通文庫)
乱崎家の大黒柱・凰火と、その妻・凶華と凰火の元恋人・死神三番とが形成する、三角関係の物語。凶華様とはいったいどういう存在であるのかということが、遂に明らかに。凶華様と死神三番のエピソードであるが故に、他の狂乱家族の出番は少なめ(特に雹霞)。しかし三角関係の三人だけでも、物語の勢いはまったく衰えず。凶華様の正体も気にはなるが、今回特に注目したいのは、やはり死神三番であろう。般若の面をかぶって素顔を隠し続ける、暗い過去を背負った彼女であるが、最後は報われたようでよかった。
読了日:2月26日 著者:日日日
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■さよなら絶望先生(28) (講談社コミックス)
「唯ぼんやりとしてるから不安」「善いサマリア人ね。善いサマリア人は善いね。」「一割の労苦」「悲しき絶対」「似勢物語」「曽根崎心中未遂」が好き。「何にでも、理由があると思うな!!」「日本には無いからな、『善きサマリア人の法が』」「ネタバレにも時効を作ってほしいものですね」など、思わず共感を示してしまうようなテーマも多数あり、今回も楽しめた。絶対芸術というか絶対漫画は……不思議と笑えるなあ。なんだか全体的に終わりをにおわすネタが増えてきたねえ。果たして、どうなることやら。
読了日:2月24日 著者:久米田 康治
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■15×24 link two 大人はわかっちゃくれない (15×24 シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
1人の自殺志願者の少年を止めるため、大晦日の東京を様々な人間が走り回る群像劇第2巻。12:51〜16:42まで。お昼を過ぎて、事態は更に混沌とした状況になってきた。徳永を筆頭に15人がメインキャラクター(=語り手)なわけだが、関係者がガンガン増えていって、すごいことになってきた。公園のシーンなんて、視点がぐるぐる&メンバー入り乱れまくりですごいことに。しかしキャラクターごとに特徴がハッキリしているためか、世の中いろんなことを考えている連中がいるんだなあ……と思考パターンの多様性に思いを馳せる。
読了日:2月23日 著者:新城 カズマ
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■お釈迦様もみてる ウェット or ドライ (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
祐麒ら花寺学院の生徒会助っ人1年生4人組の、夏合宿を描く。夏合宿といったら、マリみてにて祐巳が祥子さまとの避暑に向かった先で遭遇したエピソード(子羊たちの休暇)を思い出したのだが、よく考えたらあれは2年生だった。1年生の今年は、花寺学院生徒会室に泊まり込み、各部のお手伝いに駆り出されることに。祐麒と鉄の、互いが互いの持っているモノを羨んでいた姿は、なかなかに印象深い。けっこううまく男同士の青春というやつをやっていて楽しめた。また合宿特有の楽しそうな描写もあり、おもしろかった。
読了日:2月22日 著者:今野 緒雪
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■鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈2〉 (電撃文庫)
よく考えたら表紙に女の子がいない鳥籠荘第2巻は、相変わらずな少女漫画空間。今回は、キズナを慕う後輩のエピソード、有生&由起の過去エピソード、キズナ有生由起の三角関係エピソードの三本立て。ユウとユキのエピソードがお気に入り。まさかのショタBLネタになってしまいましたが、これはこれで嫌いじゃない。むしろもっと読ませろ。しかしそういう有生と由起をそういう関係にするならば、幼少有生をもう少し可愛らしいルックスに描いてほしかったなと。そして双子のお母さんの不気味さよ……。
読了日:2月20日 著者:壁井 ユカコ
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■GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)
アニメではこのあたりから、世界観の把握が困難になってくる。しかし一度アニメで観たためか文章での説明が分かりやすいためか、今回はしっかりと理解しながら読み進められた。 学院の時計塔の中で発生した謎の殺人事件に、錬金術師リヴァイアサンからの挑戦を受けたヴィクトリカが挑む。かなり壮大な真相には、なかなか驚かされる。ミステリーとしても十分楽しめたが、今回はアブリルとヴィクトリカのやりとりがあったり、髪型がとんがっていないグレヴィールが見られたりと、本筋とはちょっと離れた点で良かった部分も。アブリルはホント乙女。
読了日:2月18日 著者:桜庭 一樹
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■フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)
かなめと離ればなれとなり、ミスリルも壊滅状態。1人だけになってもかなめの奪還を目論む宗介は、東南アジアへ向かい、孤独な戦場に身を置く。 なんとかなめがほとんど出てこず、新キャラを除けばメインキャラクターは宗介しか登場しません。おお……なんとも辛い……前回も相当なものではあったが、今回は状況そのものがすべて辛い。今まで以上に不利な状況な立たされながらも、驚異的な技術と精神力で困難な状況を打破していく宗介はやはりカッコいい。
読了日:2月15日 著者:賀東 招二
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■EIGHTH 1 (ガンガンコミックスJOKER)
絵がきれいな人の漫画っていうのは、それだけで楽しくなれると思います。女の子がかわいいのなら、なおさら。そして圧倒的なまでの胸の存在感(セキレイ程ではないが。まぁ、ナチュラルなんでこっちのが好み)。もちろん絵柄のみならず、ストーリーも良かった。研究所の保安警備隊員が研究情報やら女の子やらを守って戦う話なのだが、一つ一つのエピソードの背景がしっかりしており、楽しめた。特に、ヒカルの話とかねー。バトルシーンにも迫力があり良かった。というか一冊読んだだけなのだが、けっこう読みごたえがあったなあ。 7/10点
読了日:2月14日 著者:河内 和泉
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■私立!三十三間堂学院 (電撃文庫)
まさか群像劇とは思わんかった……。三十三間堂学院という元女子高に、まさかの学院唯一の男子として入学することとなった法行(イケメン)を巡る学院中を巻き込んだ大騒動を描く。初っぱなから登場人物が多すぎ&インパクトの薄いキャラクターもそこそこいるせいで、キャラクターの把握にはとにかく苦労した。同じ群像劇を扱った成田良悟さんの「バッカーノ!」や「デュラララ!!」に比べれば見劣りするという点は否めない。ただ、女の子がめっちゃ多いという点に関しては評価したい。
読了日:2月14日 著者:佐藤 ケイ
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■信長協奏曲 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
信長の天下取りを描く作品。金ヶ崎の退却戦後の、岐阜への帰還、そして浅井との全面対決となる姉川の戦いを収録。なんと浅井との対立関係が解決しないままで7巻へ続く。わりかし進むのが早いこの作品にしては、じっくりと描いている印象があった。それだけ重要なエピソードであるということか。新しい織田家家臣がいつも唐突に登場する印象はぬぐえないものの、皆それなりに特徴的に描き分けられている。上杉の忍であるおゆきも、物語上で重要な役割が与えられている様子。ここから物語がどう転んでいくのか? それから森ブラザーズも気になる。
読了日:2月13日 著者:石井 あゆみ
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■武士道エイティーン (文春文庫)
まったく違うタイプの2人の剣道少女による青春ストーリー、ついに高校3年生! 高校最後のインターハイ、香織と早苗の最終決戦、そしてそれぞれの進路と……今回も心行くまで武士道と青春を楽しませてもらいました。なんですかあの香織と早苗の対戦は。まさに武士道、そしてカッコよすぎる友情。更に更に香織とレナの決勝戦も最高だった。熱すぎる展開に、完全に引き込まれた。やっぱり剣道って素晴らしいね、と思わざるを得ない。互いが互いを支えあっている、素晴らしい関係。そんな2人を繋ぎ止めているものこそが、『武士道』なわけですね。
読了日:2月12日 著者:誉田 哲也
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■薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)
地下空間に隠されたお宝を入手するために、マリアローズら6人が秘境を探検する話。リアルSAOみたいな。異世界ファンタジー苦手なのに、なんで読んじゃったかな……。あぁ、十文字さんの第九シリーズが好きだったからなんですけれど。 広大すぎる世界観の説明が不十分なままに物語が進んでいき、つまりどういうことなのかがよく分からなかった。長編シリーズの4巻目くらいをいきなり読まされた感じ。もっといろいろな背景を描いてからのエピソードでしょ、これ?
読了日:2月11日 著者:十文字 青
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■友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)
宇宙人に地球上での愛の存在を確かめさせるため、ただの小学校教師が小学生時代に戻って、友達を100人作る物語。1巻では1話1人形式で6人目まで(1人は元々友人)。友情モノが大好きな人間にとっては、ハマらないはずがないわけで。いろんな友情の成立の仕方や形があって、非常におもしろい。そして「あぁ、小学生ってこんなんだよね……」という微妙なむず痒さも味わえる。世代と違うので80年代ネタは分かんないけど。 導入部分での宇宙人の登場シーンがシュールで笑った。まったく驚かない主人公。
読了日:2月11日 著者:とよ田 みのる
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■GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫)
ヴィクトリカが風邪でダウンしてしまったため、今回の冒険は一弥のみ。いつものような2人の小気味良いやり取りは無かったが、代わりにグレヴィールとの名(迷)コンビが誕生したので良しとする。電話越しでなら強気で出られる一弥くん。なんてヘタレ。 毎度だがアブリルの語るオカルト話を、うまくミステリーとして繋げ、成立させていると思う。今回はグレヴィールの過去が語られており、ブロワ兄妹の因縁が印象的だった。「わたしを絶望させたいなら〜」というやり取りは特に印象深かった。
読了日:2月9日 著者:桜庭 一樹
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■キーリ―死者たちは荒野に眠る (電撃文庫)
荒廃した世界観で描かれる、少女と青年とラジオの旅の物語。キノの旅に似ているという噂を聞いて読んでみたが、確かに似た要素は多い。けれど物語の軸となる部分が異なるからか、似てはいてもキノとは受ける印象は違った。前半はハーヴェイの雰囲気のせいか気だるい印象を受けたが、物語の後半になってくると話が動き出してなかなかおもしろい。最後はやや呆気なかったが、キーリたちの絆を見ることができて良かったと思う。 ベストイラストは、267頁のキーリ、ハーヴェイ。 7/10点
読了日:2月6日 著者:壁井 ユカコ
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■アイドライジング! (電撃文庫)
これは個人的には、けっこう好き。アイドルが特殊な技術を用いて開発されたバトルドレスを身に纏って戦う、アクションストーリー。 主人公がアイドルになる経緯も動機もちょっとお粗末かなあ……とは思ったけれど、努力が正統に評価されて結果が伴ってくるという展開は、読んでいてとても清々しく、楽しかった。シャトルトレインの中でのモモとサイの会話には、ちょっと涙ぐんでしまった。バトルのアクションシーンにそこまでの迫力は無いのだが、どちらかというと発想での勝利が多かったため、そこはあまり気にならなかったかな。
読了日:2月3日 著者:広沢 サカキ
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■のうりん (GA文庫)
白鳥士郎さんが遂にリミッターを外してしまったようだ。デビュー作「らじかるエレメンツ」からその取り扱うネタのマニアックさには定評のあった白鳥さんだが、今回のテーマは農業高校。もやしもん的なテーマを、はがないのテンションで突っ走ったような感じ。あまりにも多すぎるパロディ、3ページに1回の頻度でフォント変更、イラストも本文に組み込まれる、下ネタ多い……など好きな人は大好きだが、嫌いな人は大嫌いそうな作品ではあった。私は好きです。是非はともかく何度も笑わされたのは事実だし。
読了日:2月2日 著者:白鳥 士郎
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■バッカーノ!1931 臨時急行編―Another Junk Railroad (電撃文庫)
1930年代のほぼオールスターが登場するという内容のためか、どこかシリーズ内のボーナストラック染みた感じ。けれどここまでバッカーノを楽しく読んできたからこそ、おもしろく読める一冊だった。いつものようなクライマックスでの物語が収束していく強烈な疾走感は感じられなかったが、元々バッカーノの中でも特に1931が好きだったため、その後の面々の動向が知れたのはよかった。特にレイチェルとかね。シャーネが素敵な仲間や恋人に巡り会えたことが、自分のことのように嬉しく感じられる。
読了日:2月1日 著者:成田 良悟
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■彼女日和 (バンブーコミックス DOKI SELECT)
キャラクターがかわいくてよかったと思います。短編集だからある程度は仕方ないとはいえ、もう少しストーリーに厚みがほしい。
読了日:2月1日 著者:ぽんこつわーくす
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■僕らはみんな河合荘 2 (ヤングキングコミックス)
相変わらずの素晴らしき表紙詐欺。麗しい表紙とは対称的な、残念な人たちばかりが出てくる下宿ギャグ漫画。ギャグセンスが高すぎて、すごく笑えるし、もはや感心してしまうレベル。律ちゃんがとにかく可愛くて可愛くて。時折見せる恥ずかしげな表情とか嬉しそうな表情とか、宇佐くんじゃなくても悶えるわ! しかも性格も純情で、宇佐くんが惚れるのも分かる。ラブコメしやがって! 和カフェの話では、律ちゃんかっこよかったなあ。そしてその後の、ばっ、ぬり、の流れも好き。 水鉄砲の回では巻中カラーで麻弓さんの濡れ透け(上下揃ってない)!
読了日:1月31日 著者:宮原 るり
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■棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (3) (まんがタイムKRコミックス)
4年半ぶりの新刊。ハルヒよりも長いって、どういうことなの……。 ダークファンタジーという言葉がぴったりな、ちょっと怖くて、だけど優しくて切ない旅の物語。4コマ漫画なのにすさまじい読み応え。カラーページも豊富であり、話だけでなく絵も高クオリティ。鏡の話、雪の話、ニジュクとサンジュ誕生の話、引き換えの話がお気に入り。引き換えの話は、かなりメッセージ性があって、読んだ後、ちょっと考えてしまうような内容だった。クロ、セン、ニジュクとサンジュそれぞれがそれぞれに、大きな謎を抱えている。
読了日:1月31日 著者:きゆづき さとこ
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■GOSICK〈2〉ゴシック・その罪は名もなき (富士見ミステリー文庫)
GOSICK2巻は、ヴィクトリカの母親であるコルデリアの故郷の物語。夏至祭の間に起こる事件と、20年前のコルデリアの冤罪。二つの事件を取り扱ったミステリーだったが、今回もなかなかおもしろかった。序盤の何気ない会話や、蚤の市での出来事が物語の後半になって活かされる、上手い構成。ミステリーはアニメよりも原作の方が、しっかり真相を説明してくれて分かりやすいね。一弥とヴィクトリカの互いを想い合っている信頼関係がより一層強固になってきた感じ。 それにしても、一弥があまりにも唐変木過ぎて……アブリルカワイソス。
読了日:1月30日 著者:桜庭 一樹
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■ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
本が大好きなビブリア古書堂の女主人・栞子さんが、様々な古書にまつわる謎を解き明かす日常ミステリー。確かにおもしろかったが、ここまで絶賛されるほどかな……と、ちょっと思ってしまった。入院中のために主人公からの伝聞から謎を解いていく、安楽椅子探偵的なお話なのだけれど、「いくらなんでも、その話からそこまでは分からんやろ……」と言いたくなるほどの、鋭すぎる洞察力がちょっと気になった。そこを除けば、おもしろいミステリーではあったけれど。
読了日:1月27日 著者:三上 延
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■ふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
おもしろかった。まず第1話のアスミとお父さんのやり取りで一気に引き込まれて、そこからの試験のエピソードもすごくおもしろかった。巻末の「2015年の打ち上げ花火」及び「アスミ」も良かった……あぁ、なんてことだ全部がおもしろかった。本編は、これから先のアスミの奮闘が楽しみだ。万里香や鈴木など、なにやら事情を抱えていそうな面々もいるし、続きが気になる。巻末の読み切り(でも世界観は一緒?)はどちらも泣ける話。特に「アスミ」の方がお気に入り。こういう話には弱いんだ。 9/10点
読了日:1月26日 著者:柳沼 行
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■僕らはみんな河合荘 1 (ヤングキングコミックス)
河合荘という下宿先で一人暮らしをすることになったら、同じ下宿先に同じ学校の先輩がいたよ! ……という設定のただのラブコメかと思いきや、その実態は良質な変態漫画。河合荘に住む面々は誰もが残念な性格の持ち主で、主人公の宇佐は彼らの巻き起こす騒動に巻き込まれてしまう。素で変態的なシロさんや、男運の悪い麻弓さん、場をかき乱す悪女といった個性豊かすぎる面々のギャグ、その中で唯一まともな文学少女律の時折見せる可愛らしさがクセになる。キャラクター同士のやり取りがテンポ良く、しかも言い回しとかもおもしろい。
読了日:1月26日 著者:宮原 るり
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■ささめきこと 9 (MFコミックス アライブシリーズ)
全9巻に渡る、純夏と汐の恋物語。ハッピーエンドにて、堂々完結! 甘くて切なくて胸に響く物語だった。思えば、百合ネタを扱っている作品で、ここまでガッツリ恋愛として描ききった作品は初めて読んだかも。空気読めない女キョリちゃんだけれど、連載最初期から二人を友人として支えてきた人物なだけに、蛇足の52、そしてその裏のちびキャラ三人組は感動した。前巻の引きから、多少駆け足で物語が過ぎていった感はあるが、描くべき部分や描いて欲しかった部分にはたくさんのページ数を費やしてじっくり描いているため、十分満足のいく内容だった
読了日:1月24日 著者:いけだ たかし
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■先生と僕 3 ―夏目漱石を囲む人々― (MFコミックス フラッパーシリーズ)
夏目漱石とその周辺人物について、残された資料を元に描いていく文豪四コマ。この巻からはコミックフラッパーに掲載されたもの。再スタートという形なので前巻以前で既に触れたネタもありつつも、異なる切り口から描かれていたため、あまり気にならなかった。 しかし漱石さん……いつ死ぬかわからないような結核患者に、「なんとなく死にたい」は無いわ……。まぁ、それだけ子規に心を許していたということではあったんだろうが……。とりあえず子規・是公といった古い友人との交流が多く描かれており、よかった。 8/10点
読了日:1月24日 著者:香日 ゆら
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■おとなの1ページ心理学 (ヤングキングコミックス)
心理学をテーマにした漫画とはいえ、メインはギャグ。なので「心理学」を求めて読むと転けるかも。ていうか心理学全然出てこない話も多いし。声を出して笑えるレベルであるということを考えれば、良質な漫画であると思う。合間合間に入るコラム的心理学は……まぁ、少しは役に立つ? 7/10点
読了日:1月22日 著者:ゆうき ゆう
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■魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)
謎の覆面作家・越前魔太郎が、複数レーベルに渡って描き出すホラーミステリー小説。 Vの正体は乙一? そんなふうに意識して読むと、確かにそうっぽいかも。段落内に文章がたくさん詰まってはいるが、それでも不思議と読みやすさを感じた。全体を包み込むのはホラーな雰囲気とグロテスクな描写。そんな一方で、キャラクター同士のちょっと気の抜けたやり取りも魅力的。「魔界探偵」とは言いつつも、別にそんなにミステリー要素はなかったかな。 後半はストーリーが一気に動き出して、すごく引き込まれた。
読了日:1月21日 著者:越前 魔太郎
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■外天楼 (KCデラックス)
エロ本が読みたい中学生、宇宙刑事、ロボット。序盤はミステリーやSFを取り扱った、独立したエピソードの短編が続く。しかし途中からストーリーは長編ミステリーへと姿を変え、最終的には序盤の短編のエピソードをも巻き込み、結果として一冊の超大作SFミステリーが完成していた。前半は、石黒作品によく見られるミステリーやSFの要素を、コメディ仕立てで軽快に進めていく形式で、軽妙でおもしろい。まさかこんなところでミルダ様に会えるとは思わなんだ。ダイイングメッセージのエピソードでは、よくぞこんなに解釈が出てくるなと感心。
読了日:1月17日 著者:石黒 正数
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■狂乱家族日記弐さつめ (ファミ通文庫)
狂乱家族のドタバタ新婚旅行を描く第2巻。今回も自己中心的に好き勝手動きまくり家族(というか凰火)を混乱させまくる凶華様であるが、いざ家族の危機とあれば誰よりも早く動き出す姿には好感が持てる。前回は優歌・千花の過去に関わるお話であったが、今回は雹霞の過去に触れている。博士は最後の最後になって、やっと幸せを手にすることができて良かったと思う。優歌はさっぱり良い娘さんだよ。 ベストイラストは、251頁の優歌と雹霞。 8/10点
読了日:1月15日 著者:日日日
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■弥勒の掌 (文春文庫)
一人の女性の失踪と、一人の女性の殺人。それぞれ別々に起こった事件だが、どうやら二つの事件の背景には、とある宗教団体が関わっているらしく……。 単なる新興宗教団体による組織犯罪の話かと思いきや、最後の最後に二つの事件の真相が明かされ、あっと驚く。ややモヤモヤしたラストではあったが、この「なるほど、そうか!」という驚きを体験できたのはよかった。なんだか久しぶりに、騙されたことによる酩酊感に酔える、良いミステリーに巡り会えた気がする。 8/10点
読了日:1月13日 著者:我孫子 武丸
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■ぷちます!(2) (電撃コミックス EX)
アイマスキャラクターたちと、ちっちゃくなっちゃったアイマスキャラクターたち(ぷちどる)の、心暖まる(?)ほのぼのコメディ。何はともあれ、かわいい。かわいすぎる。ぷちどるたちも、765プロのアイドルたちも、小鳥さんも。ギャグ二次創作のためデフォルメされまくったキャラクターたちは個性豊かで、見ていてとても楽しい。温泉旅行、あずささん写真撮影、ゆきぽの1日がおもしろかった。
読了日:1月12日 著者:明音
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15744730

■ギロチンマシン中村奈々子―義務教育編 (徳間デュアル文庫)
自我を持つロボットと人間が戦争をする時代。ロボットたちが集まる島に単身で乗り込む羽目になった主人公が、一癖も二癖もあるようなロボットたちと協力して陰謀に立ち向かう、ロボットSF学園モノ。そんな感じかしら。 とりあえず「義務教育編」は、プロローグといった感じ。“中村奈々子”を中心にした陰謀の存在をほのめかしてはいるが、細かいことは続刊へ。この巻単体には導入程度の印象しか持てなかったが、エピローグを読んで、次巻以降への期待が高まった。 ギロチンマシン・赤ずきんの○○が一緒だってのは、まぁ、いいんだけど。
読了日:1月10日 著者:日日日
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■○×△べーす (1)ねっとりぐちゃぐちゃセルロイド (ファミ通文庫)
おもしろかった。近頃のラノベにしては珍しくしっかりと野球をやる(まぁ、多少ラノベ的誇張表現の多いプレーは目立つが)、スポ根作品。廃部の危機にある野球部を存続させるため、急拵えのチームで甲子園常連校との試合に望む……という、スポ根としてはまあまあありがちなストーリー。しかし、圧倒的才能を目の当たりにして野球から遠ざかっていた主人公が再び野球に向き合うエピソードはすごく良かった。……しかし、作品としては穴が多いのも事実。中盤以降のおもしろさとはまったく別物にすら見えるほど、序盤は残念。
読了日:1月10日 著者:月本 一
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■楓の剣! (富士見ミステリー文庫)
大江戸ドタバタ劇……といった感じかしら。ヒロインの楓に、楓の許嫁の弥比古、そして幼なじみの嘉一と、キャラクター陣が好ましい。ストーリーとしては、町中で連続して起こっている火事騒ぎの真相を楓たちが探ろうとするというもの。ミステリーというよりかは、陰陽道なども出てくるため、ファンタジーやホラーに近いのかな? バトルのシーンは必要最低限に抑えられているため、純粋に物語を楽しむことができた。
読了日:1月9日 著者:かたやま 和華
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■テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)
まさかの長編展開&次巻へ続く。この作品の肝の一つである、「日本で学んだ技術を持ち帰ったルシウスが、ローマでそれを再現する」という点が失われた(次巻以降描かれるのでしょうが)のは残念。ストーリー展開になったら、笑いどころがちょっと減ってしまったなあ。そろそろ限界ですか? 日本人のヒロインが出てきたのはよかった。 5/10点
読了日:1月8日 著者:ヤマザキ マリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15644064

■六枚のとんかつ (講談社文庫)
「占星術殺人事件」を読んでいないのに、「六枚のとんかつ」を読んでしまった……。 とりあえず読んでみた感想としては、「おバカなミステリー」としか言いようがない。パロディ満載、「なんじゃそりゃ!」とツッコみたくなる事件の真相、ちょっと下品な描写も多め……。特に最初の「音の気がかり」と「桂男爵の舞踏会」の推理と真相が酷いものだったために、出足からつまずいてしまった感はある。しかし、「しおかぜ17号四十九分の壁」のような騙された感が半端ないものや、「丸ノ内線七十秒の壁」のような普通に上質なミステリもあり。
読了日:1月8日 著者:蘇部 健一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15642404

■侵略!イカ娘 11 (少年チャンピオン・コミックス)
かわいいだけじゃなくおもしろい、それがイカ娘。今回は笑える話が多かった気がする。母ちゃん、九官鳥、カカシ、ダルマ、風鈴の話が好き。相変わらずの千鶴無双っぷり。悟郎の母ちゃんのインパクトは絶大。妙にリアルなイラッとくる感覚。奇人変人の多いイカ娘ワールドの中、清美は良質な清涼剤として働いている。イカ娘と清美の友情は美しすぎて、眩しく感じる。 九官鳥のエピソードにて、泣きながらからあげを食べようとする鮎美ちゃんがかわいかった。そしてラムネのエピソードにて、ラムネを飲む清美がやけに色っぽい。
読了日:1月7日 著者:安部 真弘
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■Mew mew!―Crazy cat’s night (電撃文庫 (0962))
越佐大橋シリーズ第2巻。男祭り状態だった1巻とは変わって、今回は女の子が主人公。しかし成田作品の女の子……それも主人公が普通の人間はなく。主人公の潤はエンジン音を愛し、チェーンソーを持ち歩く少女。 成田作品らしい登場人物が入り乱れる群像劇で、物語が動き出してからは一気に読んでしまった。真相が何重にも張り巡らされており、次から次へと状況がひっくり返り、予想外の展開が続いていくのがよかった。ただ、そのわりに最後はちょっとあっさりしてたようにも。 不幸少女美咲かわいい。潤と美咲の友情は、美しいねー。
読了日:1月6日 著者:成田 良悟
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■電撃スマイル文庫 つなげよう希望の絆
東日本復興応援のために、電撃作家・絵師が想いを込めて伝える一冊。「笑顔」「絆」「希望」がテーマなだけに、明るく前向きな掌編やイラストばかりで構成されており、楽しく読めた。「キノの旅」「ブギーポップは笑わない」「吐息雪色」「ガーデン・ロスト」「私立!三十三間堂学院」「人見知り部は健全です」「合コンに行ったらとんでもないことが起こりました」「白奈さん、おいしくいただいちゃいます」「空ろの箱と零のマリア」がお気に入り。「扉の外」は、まさかこんなところでトゥルーエンドが読めるとは……。
読了日:1月4日 著者:電撃文庫編集部編
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■おき×びき!
久米田康治のアシスタントでお馴染みの前田君(MAEDAX)の、置き引き本。夏にバッグの置き引きに遭った(「さよなら絶望先生 第27集 紙ブログ」参照)経験を元に描かれた作品。警察官とのやりとりは興味深かった。調書って罫線まで全部手書きなのね。日本の警察は、動き出すと早いんだなあ。「事件に大きいも小さいも、ないんですよ」ってやたらカッコいいよ刑事さん。 うろぺんがいたりウォーリーがいたりと、小ネタも満載。巻末には某作家さんへのインタビュー記事もあり、十分満足な内容だった。
読了日:1月4日 著者:MAEDAX
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■それが声優!
浅野真澄さん原作、畑健二郎さん作画の、声優あるある四コマ漫画。声優界の知られざる実態を描く。やはり芸能界らしく、先輩への挨拶回りは重要な様子。声優と言えば憧れの世界だけれど、やっぱり大変な部分も多そう。作品としては、声優あるある以外にもわりとネタが多岐にわたり、4コマだけでなくストーリーパートもある。おしごとメモなど、様々な要素が詰め込まれて楽しめる。キャラクター的には双葉が好き。 なんとまさかの続刊も予定されているようで……期待して夏を待とう。
読了日:1月4日 著者:はじめまして。
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■儚物語 ひびきシーサー
混沌レディースタジオのDITさん原作、Axelrodiaの金魚さん作画。アイドルマスター×化物語同人誌第4弾。怪異に取り付かれただけの響の話かと思っていたら、まさかのオチに唖然。響というキャラクターの特性、“シーサー”、すべてがピッタリと話にハマっていた。
読了日:1月4日 著者:AxelLady
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■電撃ジャック!!
書(描)いてる作品を自らが「ジャック」した、電撃文庫オールスターによる海賊本。キノがゴスロリを着たり、バッカーノのメンバーが映画スターの衣装を着たりと、ファンにとって楽しい一冊。はたらく魔王さま、可愛げのない私、シロクロネクロ、渋沢、AW、SAO、神メモ、数秘術師、シースルー、あたりがお気に入りかな。ゴールデンタイムについては、鼻血が出るかと思うくらいの衝撃であった。竹宮さん、これはズルいぜ。知らない作品についても新たに興味を持つ入口になるため、非常に楽しんで読める一冊だった。
読了日:1月3日 著者:電撃文庫
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▼2012年に読んだ本まとめ
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