夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
2015年上半期に気になった作品
いよいよ2015年も折り返し、残すところ半年ですね。
今回は、2015年が始まってから今日までの間に読んだ作品で、特におもしろかった、あるいは特に紹介しておきたい、と思った作品を、どどーんと紹介しちゃいたいと思います。

というわけで、長々とした前置きはなく、いきなり本題に入ってしまいます。
私が2015年の上半期で気になった作品は、こんな作品たちです。



【急募】賢者一名(勤務時間は応相談) (このライトノベルがすごい!文庫)【急募】賢者一名(勤務時間は応相談) (このライトノベルがすごい!文庫)感想
世界には魔王軍が侵攻してきていて、それを人知れず勇者が倒しているという世界観で描かれる、まったくドキドキもワクワクもしない日常感満載ファンタジー。勇者は強すぎてほとんど棒立ちで敵を倒せたり、デジタル化によってRPGにありがちな様々なシステムも近代チックに表現されていたりと小さなボケが随所にまき散らされていて、読んでいて飽きることが無い。その分ストーリーにはたいした盛り上がりが無いのが玉に傷ではあるものの、作り込まれたツッコミどころの満載さ加減は、ぜひとも皆さんにも読んで堪能してもらいたいくらいです。
読了日:1月2日 著者:加藤雅利

女子高生でありながら勇者として日夜魔王を討伐している……という設定を訊けば多少なりともワクワクさせられる感があるでしょうが、この作品に関していえば、そんなことは一切無く。
あまりにも勇者が強過ぎてほとんど魔王が相手にならない、そして魔王群もどこか抜けており、魔王勇者ものということを忘れさせられるような脱力っぷりが楽しめます。



おいしいサンドイッチの作り方 スタンバイタイム (ファミ通文庫)おいしいサンドイッチの作り方 スタンバイタイム (ファミ通文庫)感想
久しぶりに作品にのめり込んで読んだ感じがしました。世界一美味しいコーヒーを出す喫茶店を舞台にして描かれる、地味でモブキャラ気質な主人公のサンドイッチラブコメ。地味で自分に自信のない少年の揺れ動く恋心が非常にうまく描かれていて、読んでいて心をガクガク揺さぶられた感じがしました。雄馬くんと共に恋をして、嫉妬して、不安になって、と、一緒になって片想いを味わえるくらい、心の描き方がうまいです。サンドイッチを美味しくするための発想もよく、うまく考えて作られた作品。登場人物の男女の誰も彼もが可愛いのも、魅力の一つ。
読了日:1月16日 著者:やのゆい

「わたしと男子と思春期妄想の彼女たち」のやのゆいさんの新作。
「おいしいサンドイッチの作り方」といっても料理ラノベとかではなく、できたばかりの小さなカフェを舞台にした恋模様を描く作品。
わたしと男子と〜でもそうだったのですが心理描写の実力が高くて、読んでいて登場人物と一緒になって泣いたり笑ったり不安になったり嬉しく思ったりすることができました。
終わり方的に考えてもシリーズものだと思うので、早く続刊が出ないかなー、とワクワクしています。



ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)感想
発売直後はどこに行っても売っていなくて、ようやく読めましたわ……。内容はタイトルそのまま、ダンジョンで飯を食うお話。飯と言っても単なる料理ではなく、ダンジョン内に棲息する魔物を調理して、美味しくいただく。まるでグルメ漫画のような魔物食や魔物の生態などのうんちくが描かれているが、当たり前だけれど何もかもが全て創作の世界のものであるというのが、すごい。スライムがどのような生態なのだとか、動く鎧の仕組みだとか、空想上の産物がどれもこれも現実味を帯びてくる。剣と魔法の冒険の世界がよりリアルに感じられる逸品です。
読了日:2月1日 著者:九井諒子


ファンタジー世界でおなじみの、ダンジョンに巣くうようなモンスターを食べてみよう、という異色すぎるグルメ漫画。
モンスター食に関するうんちくが次々と披露されるものの、実際モンスターなんて存在しないので全てが創作。
その『ありそう』なうんちくの発想は細かくてリアリティがあり、その想像力にはひれ伏すばかりです。
誰が、動く鎧を食べようだなんて思いますか……。



独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)感想
小説とは? と、根本的な問いかけをするかのような独創短編集第2弾。おもしろければ、なんだっていいのだ! 好きな作品は、「白い虚塔」「カフェ・ブリュエは元気です」「人妻悦料理」「シンデレラアローズ」「大相撲秋場所フィギュア中継」「建設バブルの闇」「まごのてコレクション」「東京ねこさんぽ」「クウ!」。「白い虚塔」「クウ!」のような、一見よく出来たストーリー系小説に見えなくもないような作品を、あっさりと台無しにしてしまったり根っこからひっくり返してしまったりするような作品は大好きです。 9/10点
読了日:2月15日 著者:野崎まど

野崎まどさんの発想の無駄遣い。バカ小説どころか、小説として成り立ってすらいないものが読みたくば、この作品を読め!
時に笑い、時に困惑させられる、そんな独創的すぎる短編集。読まなきゃこの作品は、分かりません。



絶深海のソラリス (MF文庫J)絶深海のソラリス (MF文庫J)感想
水使いと呼ばれる能力者たちを育てる学院に教官として訪れたミナトと、学院の生徒たちの巻き込まれてしまった大いなる悲劇の物語。このライトノベルがすごいでも大きな反響があったように、とにかく圧倒的なパワーを物語から感じ取りました。読んでいて絶望感がすごかったです。前半に隠れMなクロエや彼氏募集中なアイシュワリンなどの、魅力的なキャラクターたちによる軽妙な学園ストーリーがあるからこそ、後半のスプラッターのインパクトが大きい。あそこまで魅力のある足場を、あんな一瞬でぶち壊せるものなのか。
読了日:2月22日 著者:らきるち


ライトノベル界隈の中でも屈指の悲劇性を持った作品。
序盤から中盤にかけての異世界ファンタジー&学園ストーリーというライトノベルの王道っぽい設定で、実に楽しげにストーリーを進ませておいての、クライマックスでの急激な反転。作者のあんまり過ぎる裏切り。
絶望必至の作品なだけにおいそれと薦められはしないものの……名作です。



ベン・トー〈5〉北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー〈5〉北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
勝利に固執し確実に弁当を狩る犬共・ダンドーと猟犬群。そして佐藤の幼なじみにして売り出し中の妹系アイドル、鬼灯ラン。勝利に固執する山原と、アイドルとしての成功に固執する蘭と、どこか性質の似た二人の人間を半額弁当を取り合う熱きバトルで変えてしまう佐藤の熱量に圧倒されました。戦いという場に身を投じておきながら、勝つことそれのみを目的とするのではない在り方、とても大事だと思いますね。そして蘭を想う佐藤の純真さ、嫌いじゃない。この恋物語は、切なかったです。 ベストイラストは、313頁の佐藤と槍水先輩。9/10点
読了日:2月28日 著者:アサウラ

佐藤たちのクラスに、絶賛売り出し中のアイドル・鬼灯ランがやってきた。
そして描かれるランと佐藤たちの交流の物語……なのですが、しかしこの作品はやはり弁当奪取のバトルが肝。
幼い頃から想い続けていた憧れの人を目の前にし、手が届くところまで来た佐藤。だがしかし佐藤は同時に弁当を欲する狼でもある。
ベン・トーらしいくだらなくも熱いストーリーに、甘くて切ない小さな恋のエッセンスを絡めた、名エピソードです。



のうりん10 (GA文庫)のうりん10 (GA文庫)感想
いよいよ年末を迎えたことにより、次第にこれからの進路を意識する時期になってきた耕作たち。そんな彼らは、インターンシップやオープンキャンパスなどで、自分たちの進むべき進路をたくさんの選択肢の中から考えていく。そんなわけで今回は、これから進むべき道を考え、今ある農業社会の実態を描き出す巻です。一口に働くと言っても単に農家に行くことやJAに就職すること、それに市役所であるとかいろいろ。進学にしても農大国立大と、可能性は様々。それらを目の当たりにしてどのように考えていくべきか。学生に読んでもらいたい作品でしたね。
読了日:3月22日 著者:白鳥士郎


農業高校生の進路の実態。インターンシップやオープンキャンパスを通して、自分の将来を見つめ直すこととなる耕作たち。
のうりんという作品の性質上農業関係の進路が多いのですが、この『自分の将来を考える』という行為を積極的に行う耕作たちの姿勢、そして行く先々で出会う『それぞれの進路に進んだ先輩たち』の言葉。これは現役の高校生たちにはぜひとも触れて欲しい作品だなと想いました。
なにせ、もう高校生なんて時代をとっくに終えている身からしたら、かけがえの無い選択を迫られる彼らの姿には……想うところが、ありますからね。
単なるコメディだけでない、重い現実の言葉を伝えてくれる。すばらしい作品です。



だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)だがしかし 1 (少年サンデーコミックス)感想
駄菓子屋の一人息子とその父親、そしてお菓子メーカー社長令嬢の織りなす駄菓子屋コメディ。おなじみだったり懐かしかったり、あるいは世代が違うのかほとんど知らなかったりする、いろいろな駄菓子をテーマにしたお話が読めるのがポイント。そして、登場人物の九分九厘がアホだというのが、サイコーにおもしろい。ヤングドーナツとこざくら餅は、美味しいよね……。サヤ師がめっちゃ可愛いので、もっと出番をクレメンス。 読んだあとに駄菓子が食いたくなるので、もっとコンビニとかで駄菓子扱ってくれたりしないかな……。 8/10点
読了日:4月1日 著者:コトヤマ


1話完結形式の、駄菓子漫画。ページをめくってもめくっても、ずっとずっと駄菓子駄菓子アン駄菓子。
誰もが子供の頃には口にしていたあの思い出の駄菓子たちが、時を経て今漫画として蘇る。
読んでいて楽しい、そしてお店に足を運んで実際に食べて美味しい。
子供心をくすぐる、駄菓子漫画。サヤ師が可愛いと想います。



中古でも恋がしたい! (GA文庫)中古でも恋がしたい! (GA文庫)感想
泣く子もギャン泣きする札付きの不良が、オタク少年に恋をして大変身してしまう話。不良少女のギャップ萌えが大好きなので、その要素の時点で大勝利確実。その上で『中古』と噂される少女を巡る、その背景が明かされていく流れも楽しく読むことができました。ギャルゲエのそれを彷彿とさせるような熱いオタクが、まあ強いこと。 ちなみに私、尊郷の隠された、新宮によって明かされるある秘密を、口絵の時点で見抜いていたりしました……。次巻も出るとしたら、どう話を広げるのか楽しみな作品ですね。 ベストイラストは、316頁の古都子。
読了日:4月4日 著者:田尾典丈


WEB小説発信サイト「小説家になろう!」にて発表された、泣く子も黙るヤンキーとエロゲーオタクの恋模様。
そもそもの問題として私は実はいいヤツなヤンキーとか、実はいいヤツなギャルとか、そういう近寄りがたいけど実はめっちゃ可愛いというようなタイプのヒロインが大好きなので、この作品に関しては読む前から名作なのは決まりきっていたのです。
そしてその上で、田尾さんらしい決して肉体的に強いとはいえないながらも一本通った意志があるオタク主人公が、ヤンキー女ながら主人公の影響でエロゲーにハマってしまったヒロインに振り回される様は読んでいておもしろかったです。
出落ちまっしぐらなタイトルながらも、今後の展開が楽しみな作品の一つです。



食戟のソーマ 12 (ジャンプコミックス)食戟のソーマ 12 (ジャンプコミックス)感想
秋の選抜大会もいよいよ最終決戦を迎える。最終決戦のテーマは、庶民にも親しみ深いサンマ。決勝進出者達のそれぞれが自身の技を存分に振るえるテーマとあり、最終決戦の舞台は十全に整えられたといえるでしょう。葉山、黒木場の両名はハナから創真を軽んじてお互いのみを敵として見据え、そこになまくら刀を持ち込んで勝負に割り込む創真……この構図が、創真の一撃必殺を想像するとあまりにもワクワクします。さあ。あまりに不利的この状況。どう、ひっくりかえす? 主人公として胸熱すぎますわ。 9/10点
読了日:4月5日 著者:附田祐斗


食戟のソーマの中でも現状最長のエピソードであり、現状出しうる全ての力をソーマら生徒たちが注ぎ込んだ、秋の選抜編の完結間際のエピソード。
いよいよ決勝戦というだけあり、登場する技術は一級品。出てくる料理も一級品。
そして主人公ソーマの、逆境を吹き飛ばすだけのアイディア。この巻ではまだ決着がついていないものの、この時点でもうこれだけ興奮させられているのは異常です。



大斬─オオギリ─ (ジャンプコミックス)大斬─オオギリ─ (ジャンプコミックス)感想
西尾維新が原作を務めた作品を、9人の精鋭の漫画家達が作画。どの作品も作家さん個人の色が西尾維新の特徴的なストーリーとマッチングして、非常におもしろかったです。短編集なのに、もっと読みたい、もっといろいろな西尾維新を味わってみたい、と心から思いました。個人的なお気に入りは、小畑健作画の「RKD-EK9」。眼鏡でしかめ面の血ノ池さん可愛いし、そのブラックなオチも好み。池田晃久さんの「何までなら殺せる?」は、池田さんの表現力が圧倒的過ぎました。衝撃的なオチを、迫力ある作画が魅力を大きく引き上げていました。
読了日:4月5日 著者:西尾維新


9人の漫画家さんが、西尾維新さんの原作を務める作品をそれぞれ漫画化するという作品。
作家陣には「めだかボックス」でコンビを組んでいた暁月あきらを始め、小畑健に池田晶久に河下水希に中村光などなど……豪華な面々。
これらに、西尾維新さんの一風変わった作品群を任せたら、個性と個性が新たな可能性を生み出すという最強のコラボレーション。
是非是非西尾維新ワールドと、それを十全に漫画として発揮するプロフェッショナルたちの技を味わってほしいところです。



虹の歯ブラシ 上木らいち発散 (講談社ノベルス)虹の歯ブラシ 上木らいち発散 (講談社ノベルス)感想
自らの暮らすマンションに日替わりで男を連れ込み援助交際を行っている女子高生、上木らいち。そんな彼女の元に毎週現れる『固定客』たちごとに描かれる短編ミステリ集。様々な立場の人間をお客として扱っているため、ミスリードやトリックの幅が広く、非常におもしろい作品に仕上がっています。なおかつ終盤にはとあるお遊びも仕掛けられており、それによってこの一冊としての魅力が非常に大きなものになっていました。Hなバカミスであったり、あるいはズバッと騙しにかかる本格派だったり、エロさに気を取られはしつつも、ミステリを読んだ感は◎
読了日:4月11日 著者:早坂吝


史上最もHな探偵とも謳われる、援助交際を行う女子高生ながらも名探偵としての推理も一級品な上木らいち。
そんな彼女の謎解きを、彼女の援助交際の固定客を通して描いていきます。
ですが、上木らいち初登場の作品「○○○○○○○○殺人事件」でもそうだった通り、一筋縄にはいかないような真相がてんこもり。
ミステリー業界に波紋を起こすような異色な作品を是非是非ご賞味あれ。



SHIORI EXPERIENCE~ジミなわたしとヘンなおじさん~(1) (ビッグガンガンコミックス)SHIORI EXPERIENCE~ジミなわたしとヘンなおじさん~(1) (ビッグガンガンコミックス)感想
地味な英語教師である紫織に伝説のギタリストであるジミ・ヘンドリックスが取り憑いた。現在27歳の彼女は、28歳までに“伝説”を作らねばならないと宣告され、ジミでヘンな彼女はギターを片手に伝説へと挑むこととなる。 とかく、迫力が凄い。演奏シーンにはただただ圧倒されるばかり。演奏することが大好きなジミヘンと、かつてバンドをやっていた過去を持つ紫織。そんな二人が愛すべきギターを無心にかき鳴らす場面は、どこを切り取っても「素晴らしい」の一言。地味な女教師は、自分の音楽を叩き付けて伝説を作れるのか? 期待。9/10
読了日:4月19日 著者:長田悠幸×町田一八


28歳を迎える誕生日までに伝説を作らなければならない。
27歳になったばかりの地味な女性教師は、ジミ・ヘンドリックスに取り憑かれ、そんな無理難題を突きつけられてしまいます。
そうして始まるのは、地味な女性教師が伝説を作るために、ギターを片手に右往左往する毎日。
音楽が好きだ、ギターが好きだ! という気持ちが大爆発するような場面では大ゴマを使ってインパクト抜群。とにかく魅せられます。
脇目もふらずに何かに打ち込んでいる人は最高だ! そんな感じの作品です。



それでも町は廻っている 14巻 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 14巻 (ヤングキングコミックス)感想
今回のテーマは「似たもの」あるいは「似て非なるもの」。 個人的なお気に入りは「図書館の回し者」「お姉さんといっしょ」「夢幻小説」。特に『夢幻小説』は単なる歩鳥の夢なのかそれとも現実に起こった事象なのかすら曖昧な部分のある、幻想的作品。あの設定だけでもうしばらく読めるのではというくらいおもしろいお話でした。「図書館の回し者」は一人で図書館に行きたいけど行けない紺先輩が非常に可愛かったというお話。「お姉さんといっしょ」、エビちゃん本当にタケルのことが好きなんだなーって微笑ましい感じ。 9/10点
読了日:5月30日 著者:石黒正数


通称・それ町。
いつもよりも幻想的な、現実と想像の境目が曖昧な雰囲気のある作品が多く収録されていた気がします。
「夢幻小説」には一読の価値あり。



徒然チルドレン(3) (講談社コミックス)徒然チルドレン(3) (講談社コミックス)感想
恋する少年少女達のオムニバス4コマ漫画群。どこのカップルもかわいいかわいい、そしてあるところで主人公だったキャラクター達が別の話ではサブキャラとして賑やかし、ある人が好きな人は別の人との恋物語を別に描いていたりと、キャラクター達がそれぞれの道を生きていた結果、このよう中達でそれぞれ交差している感じが出ていて、すごく良いです。今回のお気に入りは「質問してあげる」「沸騰」「罠」「ドライ」。「沸騰」、赤面する七瀬可愛いし、ぼろ泣きする七瀬も可愛いし、先輩に彼氏居るのを知って呆然とする七瀬も最高に可愛いからな。
読了日:6月20日 著者:若林稔弥


インターネット発の恋物語たちが、遂にコミックスに!
どれもこれも若林さんの顔芸も相まって生き生きとしたキャラクターたちが大きな魅力といえるでしょう。
単なる恋物語だけでなくうざい香取先輩やら、モテない男子たちやら、変化球的なキャラクターたちもいるのもおもしろいですね。
ヤンキー&生徒会長の組み合わせは、もうアレで完成系みたいなところもありますが、もっといろいろ観てみたいなあなんて。



ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン (3) ―セカンド・スクワッド・ジャム (下)― (電撃文庫)ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン (3) ―セカンド・スクワッド・ジャム (下)― (電撃文庫)感想
飛び交う銃弾、食らいつく執念。様々な思惑の入り交じるスクワッド・ジャムも、いよいよ決着です。主要人物たちの見せ場と見せ場がそれぞれ交錯していき、最終目標であるレンとピトフーイの大戦の前にも様々な艱難辛苦が立ちはだかるなど、息つく暇もない展開の速さとあまりにも意外なそれぞれのメンバーの動き方も相まって、本当におもしろかったです。レンの目的を知らない人々が思っきり引っ掻き回していった感じが良かったですね。 ベストイラストは、147頁のシャーリー。 8/10点
読了日:6月28日 著者:時雨沢恵一


レンとピトフーイ。二人の思惑、そしてその他の参加者の思惑。
「ソードアート・オンライン」番外編という位置づけでありながらも、時雨沢さんの思い入れが強過ぎて時雨沢さんのオリジナル作品としか見えない、銃のゲームのお話も、大会終盤を迎えて大盛り上がり。
全てのチームが予測不能な行動をとりまくり、最後の最後まで何がどのように終末を迎えるのかが分からない、いい意味でぐちゃぐちゃした作品だったと想います。



とある飛空士への誓約 8 (ガガガ文庫)とある飛空士への誓約 8 (ガガガ文庫)感想
いよいよシリーズ完結編直前となる、第8巻……飛空士の通算で言えば16巻目か。今回は清顕、イリア以外のエリアドールの七人の動向が気になるエピソードが多かったですね。バルタザールについに火を吹くかつてセシルに送ってしまった手紙とか、ニナの悪評を得意げに披露するバルタザールとか、バルタザールだけコミカルなシーンが多かったがなんともまあ……。物語の最後は劇的に話が動きます。まずはミオがすべての想いをフィオに乗せる場面。そして、かぐらとバルタザールの不自然にいつも通りの停戦協定。ほんと、泣くかと思いました。
読了日:6月28日 著者:犬村小六


とある飛空士シリーズは最初からずっと追いかけている大好きなシリーズなのですが、総決算を前にして早くも名場面が続出。
バルタザールが、かぐらが、ミオが……。
エリアドールの七人という絆で繋がりながらもバラバラに引き裂かれた少年少女たち。
辛く苦しい戦乱の中、なおももがき続け希望を探す。
さあ、物語はどう決着する? みんなは、笑えるのだろうか?



以上、2015年上半期の個人的なピックアップでした!
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