夜空の日記
『夜空の日記』といっても天体観測をする日記ではありません。 漫画や小説(ラノベ)やアニメについて色々書いたり書かなかったり。
ミミズクと夜の王
ミミズクと夜の王 ミミズクと夜の王
紅玉 いづき (2007/02)
メディアワークス

この商品の詳細を見る
「ミミズクと夜の王」を読了しました。
(紅玉いづき   イラスト/磯野宏夫)電撃文庫

表紙は、ミミズク。

収録内容は、
プロローグ ―夜の森―
第一章 死にたがりやのミミズクと人間嫌いの夜の王
第二章 幸福への閾値
第三章 煉獄の花
第四章 救出
第五章 やさしい忘却
第六章 夜の王の刻印
第七章 騎士と乙女
第八章 救出Ⅱ
エピローグ ―ミミズクとフクロウ―
あとがき ―祈りの先にあるものは―
解説/有川浩

第13回電撃小説大賞金賞「扉の外」、銀賞「なつき☆フルスイング!」は既に読んだ。
どちらも面白く、前者はシリアスで深い、閉じられた世界での人間関係を描き、後者はギャグタッチでしかし、主人公の暗い過去や周りの面々の奮闘が良く描かれていた。
では、その二作(本当は「世界平和は一家団欒のあとに」が金賞受賞であるはずなのだが……買ってない、読んでない)を越える、大賞の作品とは?
それが本作「ミミズクと夜の王」。

かつて奴隷であった小さな少女は、夜の森の魔物の王の元へと訪れる。
その少女の名は、ミミズク。
ミミズクが夜の王に求めることは、ただ一つ。
「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」
全ての始まりは、そこから。
そこから始まるのは、ミミズクと夜の王の、崩壊、そして再生の物語……。

面白かったです。
最初から中盤までは単調に淡々と物語が進んでいきますが、「やさしい忘却」からは物語が一変。
「騎士と乙女」からは、感動を誘います。
“ミミズク”というキャラクターも味があり、とても良いです。
とても温かい作品で、面白かったです。
大賞受賞、おめでとうございます。

 魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。
 額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖。自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。
 願いはたった、一つだけ。
「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」
 死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。
 全ての始まりは、美しい月夜だった。
 ―それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。
 第13回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作、登場。

(ミミズクと夜の王 表紙折り返しより)
スポンサーサイト




コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)

■ コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

▼この記事へのトラックバック(あれば表示)