「夏と花火と私の死体」を読了しました。
(乙一)集英社文庫
表紙は、なんか階段。あと、お宮。
収録内容は、
夏と花火と私の死体
優子
解説 小野不由美
乙一氏のデビュー作。執筆時期は16歳、デビュー時17歳。
ワープロの練習のために書いた小説がほめられて小説家になったらしい。
んなアホな。どんな鬼才だ。
「夏と花火と私の死体」
……確かに17歳でこれを書けたら凄く上手いと思う。
そうは思うけれども、ストーリーが面白いかと言われれば、それはまた別の話。
ホラー作品らしいが特に怖くはなく、込められたメッセージがあるわけでもなく、黒乙一の売りも無いし白乙一の売りも無く。
しかし構成やストーリー展開、次々に訪れる危機の表現、そして最後のとんでもない終末は素晴らしかったです。
どちらかというと、読んで楽しい、という系統の作品でした。
今までに素晴らしい乙一作品を読みすぎて、麻痺ってるのか。
「優子」
こちらもどちらかというと、読んで楽しい、作品。
余程ミステリ作品ですが。
とは言いましたが、やはり面白かったです。

九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく――。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか? 死体をどこへ隠せばいいのか? 恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。
(夏と花火と私の死体 裏表紙より)
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